山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。
と思っていたけど、もうそんな年齢じゃなくなってきた。

胃のレントゲン検査中、台から落下

2015-05-10 13:07:19 | 日記
5月8日、群馬県沼田市で、胃のレントゲン検査中に、台から落下し58歳の女性が死亡するという事故が起きてしまった。この人はブラジル国籍のアルバイト社員で、会社の健康診断を受けていた。レントゲン検査の可動式の台の上で、うつぶせで頭が下になる体勢のときに滑り落ち、頭が台と壁の間に挟まれ亡くなってしまったそうだ。

胃のレントゲン検査、つまりバリウムを飲んだ状態で、可動式の台の上で身体を回転させたり角度を変えたりして胃や食道の状態を撮影する方法だが、これがかなり危ないものであり、過酷なものだというのは、経験者の誰もが感じていると思う。

私は昨年五十肩(肩関節周囲炎)を患っていたので、とてもではないが、レントゲン撮影の台が斜めになったときに、自分の腕で身体を支えることが困難であると判断し、胃のレントゲン検査を辞退させてもらった。

五十肩でなくとも、あの台から滑り落ちないようにつかまって耐えるのはかなり苦しい。
しかし、レントゲン検査の前に、「腕力が必要です」というような注意を聞いたこともない。初めて受ける人は予想することもできないかもしれない。

今回亡くなられた方は、この検査が初めてだったのかもしれないし、ブラジル国籍ということで、日本語がよく理解できず、台が大きく傾くことや、しっかりつかまるようにという検査員の言葉が理解できなかった可能性もある。

普通の日本人にしても、高齢の人や体力のない人では、あの台の傾きに対処しきれるのだろうかという心配は消えない。

私も、来月また胃のレントゲン検査が予定されている。五十肩はおおかた治ったものの、バリウムを飲んだ後の下剤のせいで、数日間下痢が続き、痔になってしまうのが常である。
人によっては、下剤がきかず、バリウムが腸内で固まって激しい腹痛を起こす人もいる。

バリウムという重金属を体内に入れることは、害は無いと言われているものの、それもかなり不自然なことであり、また排泄された便が重いので、水洗トイレに流れにくいということもある。X線検査では、放射線をかなり浴びることにもなる。

あの検査で、早期の胃がんが見つかると言うメリットはあるだろうが、デメリットも多い検査ではないかと思う。
集団健診ということで、費用があまりかからずに実施できることで採用されているのかと思うが、様々なリスクを考えると、問題点があるのではないかと、改めて思った。
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