山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。

不動産動向

2009-01-18 01:58:09 | 日記
といっても、賃貸住宅の状況のことだが、
不動産屋さんの話によると、今年は物件数が少ないそうである。
1月から3月くらいは、普通は住み替える人が多く、賃貸住宅は1ヶ月前に解約予告があるはずなので、2月に引越す家の物件はすでに情報が出てくる時期である。だから例年は貸家の物件情報がいっぱいでてくる。しかし、今年は例年と違って物件数が少ない、とのこと。

なぜならば、今年は、賃貸住宅に住んでいる人が引越しをせずに、契約更新をするケースが多いのだという。
普通、引越す人というのは、就職や転勤など必要に迫られて引越す場合以外では、今住んでいるところより更に良いものを求めて住み替える場合が多い。しかし、今年は不況のため、そういうケースが少ないらしい。
引っ越す場合は、契約時に敷金・礼金・仲介料などまとまった費用がかかり、引越し費用もかかるので、かなりの予算が必要だ。今年は、人々がそのようなよけいな出費をせず、抑える傾向となっているようだ。

とは言っても、大学などが近くにある地域では卒業する学生がいるので、景気に左右されず空き家はでるようである。一方、会社員など社会人の一人暮らしなどが多い地域では空き家が出にくいとのことだ。

このような状況なので、いい物件は取り合いになって早く決まるが、そうではない物件は大家さんが家賃を下げたりして、賃借人の事情を考慮してくれるところも出てきているようである。少し建物が古くなったりすると余計に値を下げるようだ。
家主さんも、家賃を高く設定して賃借人がおらず、空き家になっているよりは、家賃を下げたり管理費をなくしたりしてでも、入居者を確保したほうが得策と考えるようである。

しかし、あまりに値を下げると、かえって何か重要な欠陥があるのではないかと誤解される場合もあるので、この辺は難しい。良心的な計らいがかえって裏目にでてしまう。
逆に高くして、よい物件であるからと主張することもできるが、本当にそうなのかもよくわからない。単に大家さんがけちなのか強気なのかもしれない。大家さんがお金に困っていないような余裕のある人の場合は、値段もあまり高くしないようである。
しかし、値下げ物件については、大家さんが良心的だからなのか、物件に欠陥があるからなのかを判断するのは結構むずかしいことである。


コメントを投稿