山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。

「秋風の狂詩曲」と「ポーリュシカ・ポーレ」

2015-05-12 21:38:05 | 音楽
私がriceを初めて知ったのは、昨年の秋で、それは2012年11月1日に歌われた「秋風の狂詩曲」をyou tubeで偶然見たのが始まりだ。
それ以来、櫻井有紀さんの声のとりこになっている。そして、毎日のようにいろんな歌を聴いているのだけど、やはり原点に帰って「秋風の狂詩曲」を聴くことも多い。

Akikaze no Rhapsody Live Raphael 01 11 2012


この映像を初めて見たときの印象は、「声がきれいで、歌がすごくうまい人だが、見たこともない人だ」と思い、この歌は「新しいのか古いのかわからない」ものだった。

そして、そのときのイメージとして、なぜか浮かんだのは、私が子供のころにヒットした仲雅美の「ポーリュシカシカポーレ」だったのだ。いくらなんでもそんなに古い時代の歌であるわけはないが、「なんか雰囲気が似てる」と思った。

今日、ふとyou tubeで「ポーリュシカシカポーレ」を探したら出てきたので聴いてみた。

仲雅美  ポーリュシカ・ポーレ


ああ、そうか。
共通点は、馬の走るリズムだ。
「ポーリュシカポーレ」はロシアの歌で、馬が草原を走っているような情景だ。
一方、「秋風の狂詩曲」はヨーロッパ(イギリス・フランス・イタリア等)という感じで、後半の間奏部分は馬車のリズムだと感じる。
それから、どちらも短調である。何短調だかわかんないけど、音階的に似た部分があるのかもしれない。速度は「ポーリュシカポーレ」のほうがちょっと速い。仲雅美さんの声も、有紀さんほどではないが、きれいなほうである。

今聴くと、仲雅美さんの歌い方とか曲のアレンジとか、古めかしくて癖があり、けっこうびっくりする。元は1934年に作られた交響曲で、その一部が軍歌になったらしいが、この歌も、後半はちょっと軍歌っぽい。最後のほうなんか変なコーラスが入っていて、ものものしい。使ってる楽器も、アコーディオンとかで、全然違うし、全体的にはリズムも違う。共通点よりも相違点の方が多い。

ポーリュシカ・ポーレ wiki.

「ポーリュシカポーレ」は後に、ドラマ「青の時代」(堂本剛主演)のオープニングテーマ曲になったそうだが、そのときのアレンジは仲雅美の時と全然違って馬の走る感じはなかった。

「秋風の狂詩曲」は華月さんが作ったそうだが、どんな音楽の影響を受けているのだろう。華月さんの曲は、古風な感じのものも多いようだ。
でも、仲雅美のポーリュシカポーレは知らないだろうなあ。華月さんや有紀さんの親の世代が私と同じなので、ご両親は子どものころに仲雅美のポーリュシカポーレを聴いているとは思うけど、関係ないよね。

仲雅美の「ポーリュシカポーレ」を聴いていたら、歌詞に「勿忘草」が出てきた。

♪ わすれな草 胸に抱きしめて
別れを惜しんだあなた優しく抱きしめたっうい~ ♪



ロシアの春 男バージョン 愛の歌だった。


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