今朝、朝ご飯を食べようとしているときに、急にテレビやその他の電気製品の電源が落ちてしまった。天井の電気も消えた。
これは、ブレーカーが落ちたんだとすぐにわかった。
主な原因は、夫が電子レンジとオーブントースターを同時に使ったことだと思う。
これらは2つ並んで、食器戸棚についているコンセントを一緒に使っているのである。
それから、テーブルの上では、私が電気ケトルでお湯を沸かしていたのだ。
こちらは別のコンセントだが同じ部屋にあり、テレビも同じである。
なんでまた、電子レンジとオーブントースターを一緒に使ったりするのだろう。本当にバカな男である。夫は、パンを焼きながら牛乳を温めたのだった。
それで「ブレーカーが落ちたから見てこい」と言ったら、夫が見に行って「ブレーカーは落ちていなかった」というのである。
そんなわけなかろう。
夫は電化製品のスイッチを入れようとしたりしているがもちろんつくわけがない。
私が廊下のブレーカーを見に行くと、やっぱり1つ落ちているではないか。いったい何を見てるんだ、この男は。
それで、私がブレーカーを上げると、当然のことながら電気は復帰したのであった。
・・・
そういえば、このあいだ実家に帰ったときもブレーカーが落ちた。
ブレーカーが落ちるなんて、何年に1度もあることじゃないのに、今年はたて続けだ。
その時は、居間で炬燵と電気ケトルとテレビがついており、台所で電子レンジをつけたらブレーカーが落ちた。
台所と居間は別の部屋なのでおかしいと思って居間の配線状態を調べていると、母が電子レンジとオーブントースターを一緒につけたらダメだと言い、母は絶対に同時に使わないようにしているのだという。
まるで私がそれらを一緒に使ったかのような言いぐさなのだが、オーブントースターは使っていないのに、隣の居間までブレーカーが落ちているのだ。
色々調べてみると、実家のオーブントースターはガスコンロのそばのコンセントから電気を取っており、電子レンジは別の壁から取っているのだった。
そして、ガスコンロのほうのコンセントは、家を増築して台所を広げたときに延長した壁にできているので、全く別の電線なのである。だから、オーブントースターと電子レンジを同時に使っても実は何ら問題はなかったのだった。
そして、実際に問題なのは、電子レンジのある壁と隣の居間の壁は同じものであり、部屋は違えど電流は同じものだということが判明した。
しかし、それを言っても実家の母は一向に理解せず、別の部屋だから関係ないの一点張り。
「いや、実際に台所の電子レンジと、居間のテレビと電気ケトルと炬燵が消えたじゃないか、これが現実なんだよ」と何度も説得。「壁の表と裏で同じ電気を使ってるってことなんだよ」と何度も説明。
それでもわかったんだかわからないんだか、「わたしゃあ、電子レンジとオブーントースターは一緒には絶対使わないんだよ」と繰り返す母。
「だからあ、電子レンジとオーブントースターは一緒に使っても大丈夫なんだってば。居間のものと電子レンジを一緒に使っちゃダメなんだってば」
ああ、今朝は、自宅のブレーカーで、実家での出来事まで思い出したのだった。
電気ケトルと電子レンジの同時使用もやばいかも。