山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。

シャガール展

2010-07-08 22:23:23 | 美術・美術館


今日は、仕事を休んで、上野の東京藝術大学美術館にシャガール展を見に行った。
正しく言うと、「シャガール展」ではなく、「シャガール ロシア・アヴァンギャルドとの出会い」という名前であり、シャガールと交流のあった同時代のロシア人画家の作品も展示され、シャガールの作品は思ったよりも少なかった。
それが、ちょっと残念だったが、シャガール自身は、自分をそれらの作家の一員ととらえてもらいたかったらしい。
このようなくくりでの、展覧会は今までなかったので、シャーガールの意思を反映した形での展覧会の初めての実現となったそうだ。
シャガールは、もともとロシアに生まれ、ドイツ・フランス・アメリカなどにも移住したようだ。彼はユダヤ人であり、その故郷の情景が、初期から晩年までを通して作品に描かれていた。1888年から1985年まで、97年もの長い生涯を送ったひとであることを知った。どこかで聞いたことがあるが、画家は長生きする人が多いそうだ。
最初の妻とは死別したが、後に再婚もし、人生全体としては、幸福な生涯を送ったと言えるのではないだろうか。



これは、買ってきた絵はがきの一部を並べて撮影したもの。

シャガールの絵には、重力がなくて宙に舞い上がっているようなものが多くある。また、亡くなった妻や家族が描かれているものもあるため、彼には霊が見えていたんじゃないかと思えるほどだ。ちょっと不気味な物もあるが、色彩はきれいだ。絵の中に、ヤギ・馬・鶏が居ることも多い。

私としては、久しぶりの絵画鑑賞だった。
シャガールは、私にとっては特別好きな画家と言うわけでもないが、友人が好きなので行くことになった。休日は会場が混みあうため、平日に行くことにした。

絵を見た後、同じ館内のレストランで食事をし、そのあと、上野駅のそばでお茶を飲んで夕方までしゃべって帰って来た。



なんか、アタマの整理がつかず、肉体も疲れた。

昨日は娘たちが来ていて、ブログをさぼってしまったのだが、今日までサボるわけにもいかないので、頑張って書くことにした。

明日は、また仕事だ。あと1日、今週も働かなくては・・・。