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山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

引っ越し先は
https://ask0065.hatenablog.com/です

1 コニカミノルタ(エコプロダクツ2015)

2015-12-13 11:24:18 | 産業・技術


「コニカミノルタ」のブースは、東4ホールの会場の入り口に入ったすぐ左にあり、通りすがりについ見てしまったというものでした。

東4ホールは、事務機器の分野のスペースらしいですが、「ミノルタ」といえば「カメラ」を連想するので、カメラに関連したような製品が並んでいるのかな?と的外れなことを思いつつブースに入っていきました。

後でわかったことですが、コニカミノルタは2007年に、カメラ・フォト事業を終了しておりました。全然知りませんでした。

今では、複合機・プリント・光学製品・測定機などを扱う会社となっています。それらに関するいろいろな展示があって、説明も分かりやすく予想外に興味深いものでした。

写真に撮ってきたもの。
再生PCと再生PETを混合した材料で作った複合機の外装部品。



ウォーターサーバーのガロンボトルから再生PC(ポリカーボネート)を作り、



ペットボトルから再生PET(ポリエチレンテレフタレート)を作り、



コニカミノルタ独自のケミカルプロセッシング技術により2つの樹脂(PCとPET)を混合。



再生PETだけではできない、強度と難燃性などの耐久性能をもった「再生PC/PET」。

複合機の外装部品に。




測定機では、

「葉緑素測定機」

(現物で測定してみましたが、写真を撮ってこなかったのでパンフレットで。)


葉の葉緑素を測定することによって、適切な肥料の時期を決定する。
会場での見本は「麦」でしたが、「米」に多く使われているそうです。肥料は常にたくさんやればよいというものではなく、効果的なタイミングがあるそうで、それは、科学的データが出ており、葉緑素の測定結果で時期を判定できるとのこと。

感想:そうなると人間の感が衰えてしまうのでは?測定器がないと作物が作れないようになったらどうする?とちょっと心配になりましたが、天候や日照の違いによって作物の状況は変わるので、毎年、同じ日程で肥料をやるのは意味がないし、人の目で植物を見て判断するだけよりも、やはり科学的な測定データの活用も必要なんだろうなあ~と思った次第です。

「照度測定機」



明るすぎず、必要充分な照度にすることによって、電気量などの無駄が防げる。

・・・・・

コニカミノルタは、日経第18回「環境経営度調査」で製造業総合ランキング1位だそうです。
製品のみならず、社内でも、照度や温度などを的確に管理調節することによる、照明や空調の社内の省エネ。
Web会議などにより、打ち合わせなどの度に、無駄な交通移動や時間をかけずに済む省エネと効率化。紙を使わない等の資源節約等。

展示ブースでは、タブレットをパネルにかざすと説明がタブレット画面に表示されるというもので、各所にタブレットが置かれていました。
最初は、いちいちタブレットを持ちあげて見るのが面倒だと思いましたが、タブレットの画像が変化する速さに合わせて、遅れないように説明を読まないと消えてしまうので、その分、頑張って説明を読むため、漠然とパネルに視線を向けているよりも、きちんと情報を読むことができるという効果もあることがわかりました。
まあ、タブレットだと電気も必要だし、タブレット自体何台も使用するには経費が高そうではあるのですが、最新技術の展示という意味もあるのかと思います。

なんとなく立ちよった割には、かなりの収穫がったブースでした。

最後に
アンケートに答えて、オリジナルポケットタオルいただきました。



従来の捺染工程に比べ、エネルギーや資源の消費を大幅に低減したコニカミノルタのインクジェットテキスタイルプリンター「ナッセンジャー」でプリントしたものだそうです。

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エコプロダクツ2015

2015-12-12 21:35:04 | 産業・技術


今年も行ってきました。
“エコプロダクツ”
この頃は、私に欠かせない、年に1度の大イベントになっています。

入り口の看板。

あれっ?  というデザイン。
なんか、つまんない。
よくみると、地球がうっすらデザインされているようですが、
今写真を見て初めて気が付きました。

今回は、本当に疲れました。
というのも、今年は初めて、講演でも聴いてみようと思って、事前に15時半からの池上彰さんの講演を申し込んであったのです。
楽しみにしていたのに、なんと、会場を間違えて大失敗でした。もうやだ~~~。



そもそも、展示会場に行く前に、この表示を見て、ああ、講演会場はこっちなのか、と勘違いしてしまったのが、運の尽きでした。
会議棟で開催されると思い込んでしまい、展示会場から、長い距離をわざわざ戻ってきてしまい、何もやってないので、あわてて戻り、インフォメーションの人に聞きまくって、やっと展示会場内の端にある「ビジネスステージ」を発見。しかし、すでに遅刻5分で、座るところなし。
しばらく、立ち見で聴いていたのですが、もう疲れてしまって、何も頭に入らないし、池上彰さん本人が前で話されているのですが、結局は高いところにあるスクリーンに映っている池上さんを見て聴いているので、これだったら、テレビを見ているのと同じだし、もう立ってるのも限界だと思って出て来てしまいました。

何やってるんだ、もう・・・。

あ、最初からつまらない内容ですみません。

展示は、しっかり見てきました。

1 コニカミノルタ
2 セイコーエプソン
3 リコー
4 旭硝子
5 YKK ap
6 リンテック
7 クラレ
(昼食)
8 マツダ
9 トヨタ
10 スバル
11 ホンダ
12 水素社会
13 地熱発電
14 三菱自動車
15 ブリヂストン
16 新日鉄住金
(池上彰 講演)
17 資生堂
 (花王)
(イオン)
(空港ブース)
18 NGP日本自動車リサイクル事業協同組合
(コスモ石油)
19 関東電気保安協会
20 デロリアン
21 日本テクノ
22 日本郵政グループ
23 日清
24 ヤマザキ

ああ、本当に疲れた。
年々、年老いて行くので、体力がもたない。

現在やっと家に着き、夕飯をすませましたが、
頭痛で、アタマガンガンです。

詳細はあらためて。
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YS11

2015-11-14 21:51:09 | 産業・技術


今、話題になっている国産初のジェット旅客機MRJのことがあって、以前日本にあった国産旅客機YS11のことに興味を持ち、調べてみた。

YS11は、自宅付近では、所沢の航空公園に展示されている。3年前に撮影した画像も一緒に載せたいと思う。



この画像は、零戦の展示のとき(2012年12月)に航空公園に行って撮ったものである。



YS11展示機のところに記載されている説明。



「YS11は日本の航空工業界が総力をあげて開発した唯一の本格的な近距離用のターボブロップ中型航空機です。
1962年(昭和37年)8月に初飛行し、182機が製造され、国産需要だけでなく、世界各国に輸出されました。
展示のJA8732機は、1969年(昭和47年)に製造された第101号機で、全日本空輸(株)及びエアーニッポン(株)のご好意により寄贈を受けたものです。
1997年(平成9年)4月13日の大島―東京便を最後に総飛行時間52991時間、総飛行回数58253回で、現役を引退しました。」

改めて読むと感慨深いものがある。ちゃんと、何機目に作られたものとか、飛行距離・飛行回数まで記録されているものなのだな~。



さて、それで、インターネットのサイトなどで、YS11について色々読んでみたところ、自分にとって新たに分かったことがあったので記載しておく。

第二次世界大戦後、戦争に負けた日本は、航空機の研究・開発・運用が禁止されてしまった。 ←そうだったのか!

その後、1952年サンフランシスコ講和条約で、ようやく独立を取り戻し、航空機についての禁止が解けたそうだ。

しかし、この間に、ジェット機の開発は世界に立ち遅れてしまっていた。

YS11はターボブロップエンジンでプロペラを回して飛ぶものである。




1955年から日本産旅客機を作ろうと、官民の出資で「日本航空機製造」が創立され、YS11が作られた。
1962年8月30日に初飛行し、1965年4月に運用が開始された。
しかし、1971年には、赤字になって、生産が打ち切られた。
そして、1983年には会社が解散してしまった。

それ以来、日本では国産の旅客機が作られていなかった。

YS11は、優秀な飛行機だと私は以前夫から聞いていたが、なぜ失敗だったのか?
今回読んで分かったこと。
それは、もともと軍用機としての発想から機体が作られていたことが原因なのだそうだ。
たとえば、配線では長さに余裕がなく、1か所が切れたらすぐには直せない。軍用機だったら整備工場に持っていって直せばよいが、旅客機だと次に飛び立つまでの短時間の間に修復する必要がある。旅客機の場合は、線を長くしておき、すぐに補修できるようにする必要があった。
また、水抜きなども不便であり、やはり整備工場にいちいち持っていかなくてはならず、空港の屋外ではできないなど不便だったそうだ。
軍用機の発想なので、客室としての快適さがなかった。
また、他国に売る場合、各国向けの整備マニュアルなどが整っていなかった。部品の供給なども円滑に進まなかった。
そのようなことから、空を飛ぶ機体以外の必要性への対応ができていなかったのだそうだ。

これを読むと、今の日本の電化製品などとはずいぶん違うなあ~という印象を受ける。今現在の日本製品は、利用者の便利を考えた、すごく気のきいた親切な製品が多いと感じる。

それで、今回の三菱航空機の製造する「MRJ」は、YS11の反省を踏まえ、顧客を第一に考えて作られているそうだ。販売やメンテナンスの体制も完璧にしているそうである。

YS11は、旅客機の使用が無くなったあとも、自衛隊の軍用機としては使われていたようである。

旅客機としては失敗作で、赤字になってしまった飛行機ではあるが、日本にとっては戦後の貴重な国産機であることに変わりはなく、この飛行機に愛着を持ち続けたいと思う。

このたび「MRJ」が製造されたことで、かえって「YS11」が着目されたともいえる。




いつしか「MRJ」もこの「YS11」のように、お勤めを終えて展示される時が来るんだろうか?その時には、私もすでにこの世にはいないだろうね。

「YS11」から50年後に作られた「MRJ」は、美しい機体だな~と思った。
これが、運航したら、羽田空港にでも撮影に行こうと思う。楽しみだ。
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東洋ゴム 免震装置改ざん事件 追記

2015-03-16 23:19:45 | 産業・技術
夜のニュースで放送されたことを追加しておきます。

建物の耐震構造には
耐震  頑丈な構造で壊れないようにする。
制震  振り子などをつかって地震のエネルギーを吸収させ、揺れを抑える。
免震  地盤と建物の基礎の間にゴムなどの装置を挟み、地面の揺れを逃して直接受けないようにする。
の3種類があります。

この種の免震装置では、ブリジストンが国内のシェア50%を占めており、東洋ゴムはわずか3~4%だそうです。それを見ると少ないですが、今回わかっているだけでも55棟あり、それらが県庁舎・消防署・国立病院など地震の時などに最も安全が必要とされる公共施設の建物であることが多く、また大型マンションなど、住んでいる人が多いので、影響が少ないとはいえません。

免震ゴムは、縦方向には固く、水平方向には柔らかくできています。
想定される変形は、基準値プラスマイナス20%の範囲で認められているものですが、今回問題となっている免震ゴムはマイナス50%のものがありました。
免震装置を使った建物では、基礎の周囲に、ゴムが動くことを想定して回りを壁で囲っていますが、動く距離が想定よりも大きいと、周囲の固い壁にぶつかって、建物が破損してしまうおそれがあります。

どうして、基準を満たさない製品になってしまったのか?配合を間違えたか、プロセスを失敗したのか、今のところわかっていません。
国に出したデータは基準を満たしていたが、実際の製品は基準を満たしていなかったということがあり、また、そもそも技術的根拠がなかったとも言われています。

東洋ゴム工業では、主に自動車のタイヤを作っている会社であり、免震ゴムは全製品のうちの0.2%以下です。タイヤは、安全を最も重視する製品であるので、そのようなものを作っている会社ならば、免震装置にも安全性が重視されるはずなのに残念なことです。

原因は、1人の担当者に任せていて、その人が製品開発と評価の両方をしていたとのことで、1人では負担が大きすぎたのかもしれません。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ざっと以上のようなことが取り上げられていました。

技術者は、なんとしても、他社に劣らない製品を開発し売りだして実績を作らないといけない、というような境地に追いやられていたのかもしれません。
なぜ、このような間違いを犯してしまったのか、担当者の事情なども知りたいと思います。

また、新しい担当者によって発覚したそうですが、新しい担当者がこの事実を知った時のショック、そして報告に至るまでには、ジレンマがあったかもしれないと思います。

会社から国への報告は、それから1年以上も経ってからだし、その間にも現在建設中の建物があるということは不正がわかっていながらも製品を販売していたのでしょうか。
それは、あまりにも対応が遅いと思いますが、地震で被害が起きてしまってからではなかったのが、せめてもの救いでした。

東洋ゴム工業サイトでは「建築用免震積層ゴムの一部製品に関するお詫びとお知らせ」を載せています。
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東洋ゴム 免震装置改ざん事件

2015-03-16 19:04:00 | 産業・技術
残念な事件が起きてしまいました。何年か前の構造計算書偽装の姉歯事件を思い出しました。日本の製品は、確かな技術と性能を誇っていますが、こういうことがあると、信頼が崩れ落ちてしまいます。それに、実際に大地震が来て、耐震を発揮できず、建物が倒れたりしたらどうするのでしょう。なんでこんな偽装が行われてしまったのか、知りたいところです。
放送大学で「技術者倫理」という科目を勉強しましたが、この会社の技術者には倫理がなかったということですね。そして「法令順守(コンプライアンス)」意識の欠如きわまりなく、なさけないありさまです。

以下、毎日新聞の記事を元にわかったことを書いてみます。

【事件の概要】
3月13日(金)、東洋ゴムは、同社が製造販売した免新装置に、国の認定基準を満たさない製品があり、18都道府県のマンションや病院など55カ所に使われていたと発表した。

国土交通省は建築基準法に違反しているとして、3製品の認定を取り消し、建物の安全性の調査と、装置の交換や改修などの対策を取るよう指示した。

東洋ゴム社内では2014年2月に発覚しており、国交省への報告まで1年もかかっていることも問題である。

【免震装置とは】
ゴムなどで製造されていて、建物と地面の間に入れることで、揺れを吸収し、建物に伝わりにくくするもの。

【国の認定】
揺れを抑える性能について、東洋ゴムの申告に基づき、国がデータを検証して認定。
製造過程でバラツキがでるので、申告時の基準値より一定程度低い製品でも使用は許される。

【認定された装置の実態】
東洋ゴムの担当者が、2004~2015年の間、最大で基準値より50%も低いような、使用できないレベルの製品に対しても、数値を操作し、性能を満たしていると見せかけていた。
その結果、震度6強~7の地震があった場合、10%の性能低下では1階部分が約27センチ動くのに対して、50%の性能低下では34センチ動くという試算になる。

【改ざんの実行犯】
子会社の東洋ゴム加工品(東京都)明石工場に勤務する免震ゴム担当者。

【発覚のきっかけ】
2014年2月に、明石工場の免震ゴム開発設計の担当者が交代した時点で発覚した。

【過去の不正と対策】
東洋ゴムでは、2007年に、建材用断熱パネルの性能を改ざんし、社長が引責辞任する事態があったばかり。
その後、社長直属の監査室を新設し、担当者を定期的に交代させて不正を生まない体制作りを進めてきた。

【対策効果がなかった原因】
担当者は免震ゴムの開発設計担当を10年間も代わっていなかった。
高い専門性が必要で交代が難しく、また、上司も専門性がなかったので、事実上チェックできなかった。

【今後の対応】
・13日に相談窓口を開設した。
・55物件を造った建設会社等を通して居住者らへの連絡。
・今後1カ月間ですべてに建物の調査を終え、問題があれば部材交換するなど、1年以内の改修を目指す。
・一時的に居住者の退去が必要な場合は、仮住居の確保や補償をする。

・改ざんの理由や組織上の問題の検証。
・不正行為が行われた原因の徹底究明。
・再発防止への取り組み。

【事業状況】
2014年12月期の売上高は3937億円で、免震ゴム事業は7億円。
全体に対する規模としては少ないが、消費者や取引先に大きな不信感を与えてしまった。

・・・・・・・・・・・・・・・・

「東洋ゴム」というと、私個人的には、エコプロダクツのタイヤの展示を思い出します。
東洋ゴム工業(エコプロダクツ)
これは、2013年のもので、2014年は無かったように記憶しています。
こういう不祥事が起きると、本当に残念ですよね。
株価なんかも下がってしまうのでしょうね。

しっかりと会社を立て直していただきたいです。
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19 横浜ゴム(エコプロダクツ2014)

2015-01-18 17:59:15 | 産業・技術
日本の主なタイヤの会社は、ブリヂストン・住友ゴム・横浜ゴム・東洋ゴムですが、今年は東洋ゴムのブースを見かけなかったようです。
それで、タイヤの紹介は、ヨコハマタイヤが最後になります。

どの会社もエコタイヤを展示していますが、ここで他社にない展示として目を引いたのは、
車椅子用のパンクをしないタイヤでした。



≪THCラバー≫
THCラバー、リサイクルできるゴム素材で、横浜ゴムが特許を取っているものです。
普通のタイヤは、加硫して固まると、再び溶かすことはできないので、使用後は焼却するか、熱原料とするしかありません。しかし、THCラバーは、熱を加えると溶解するので、再び成型することが可能です。つまり、リサイクルでき、広い応用性があるそうです。性能も加硫ゴムに近いそうです。

≪車椅子用パンクレスタイヤ≫
THCラバーで作った、空洞がないソリッドタイプのタイヤ。空気を入れることに気を使ったり、パンクの心配をする必要がありません。

掲示によると、
パンクレスタイヤの開発アドバイザーとして、元GPライダーの青木拓磨氏が参画しているそうです。青木氏は、1997年に「世界選手権ロードレース」で5位になった程の優秀なライダーですが、1998年に、テスト中のアクシデントで脊髄を損傷し車椅子生活になってしまったそうです。しかし、その後も4輪のハンドドライバーとしてレースに出たり、バイクのアマチュア耐久レースを主催したりなど、モータースポーツの底辺拡大に活躍しているそうです。

車椅子生活者がアクティブに、パンクの心配なく活動できるタイヤを、ということで開発にアドバイザーとして携わり、技術提案や性能評価などをしているとのことです。



≪ブルーアース≫
エコタイヤです。低燃費性能が高い。雨の日の運転が安心。タイヤノイズを減らす。
タイヤの空気チェック不要。

オレンジオイルにより、グリップ力を高める。ナノブレンドゴムでウェット性を強化する。

などの技術があります。


2013年 エコプロダクツ 横浜ゴム

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タイヤの会社は、クルマの展示を見た後になるので、いつも時間がなく、かけ足になってしまいます。
横浜ゴムもいつも短時間のうちに、わずかな写真を写して帰ってくるような状況です。
しかし、そこで気がつくことに、パネル展示がきちんとしているということです。説明がわかりやすいです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

車に関係する展示の見学記録は以上で大体終わりです。

車の会社では日産がなかったなあとか、タイヤでは東洋ゴムがなかったなあと、今まであった会社の展示がなくなると、ちょっとさびしいです。部品ではアイシンがなかったかな?

今年は展示を出すか出さないか?っていうのは、その企業の判断なのでしょう。
展示を出す意味があるかどうか、費用対効果などにもよるかとは思いますが、やっぱりその業界のメンバーの1つとして活躍の姿を見せてもらいたいものだなと思います。

画期的な製品がないとしても、何か努力したりく工夫したりして、独自に発展させている技術などを披露してもらえると嬉しいです。



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18 ブリヂストン(エコプロダクツ2014)

2015-01-17 10:52:24 | 産業・技術
タイヤの会社の代表と言えば、やっぱりブリヂストン。
さすがに、いろんなものが展示してありました。

写真もたくさん撮ってきましたが、実は時間も押していて、内容もよくわからず撮るだけ撮ってきた状況です。
説明してもらったものもありましたが、既に忘れてしまったので、とにかく写真だけは載せておきます。

≪エコピアとエアフリー≫



≪エコピア オロジック≫



低燃費タイヤ。



この車はBMWの i3 という電気自動車です。
エコピアの「オロジック」というタイヤが装着されています。「オロジック」は、普通のタイヤのサイズよりも幅が狭く、径が大きいそうです。低燃費と安全性が両立されています。


≪サステナブルマテリアル化≫


天然素材についての展示


≪エアフリーコンセプト≫



トヨタのコムスに変わった青いタイヤがついていました。



タイヤ側面に特殊形状のスポーク(青い部分)が張り巡らされて、荷重をささえています。
この部分は熱可塑性樹脂(プラスチック)だそうです。
トレッド部分(地面と接触する部分)はゴムです。
どちらもリサイクル可能な素材になっています。

見たとおり空洞で、空気を入れる必要はないので、パンクもしません。



これは、昨年は無かったものだと思います。


このブログの過去の記事
2013年 ブリヂストン
2012年 ブリヂストン
2011年 ブリヂストン




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17 ダンロップ(住友ゴム)(エコプロダクツ2014)

2015-01-17 10:28:23 | 産業・技術
自動車・自動車部品の会社につづいて、タイヤの会社です。

ダンロップでは昨年に引き続き、自然素材のタイや「エナセーブ」の展示がされていました。



展示方法は、昨年とはちょっと違いました。

昨年はきれいだったなあ~と思いますが、この展示をみると昨年のものを思い出します。



タイヤ、実物です。




実は、最初にエコタイヤについて、ここで説明(?)を聞きました。

これも、子供用のようですが、子供はいなくて、大人が順番に聞いていました。
1人ずつなので、あんまり効率のよいものではありません。
内容よりも、仕掛けが先行している感が無きにしも非ずです。

このごろ、子供受けすることを考える展示が、どの会社も多いようですが、
実際、子どもの割合はそんなに多いのかな~と思います。


住友ゴム、このブログでの以前のエコプロダクツの記事
2013年 住友ゴム(ダンロップ)

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16 デンソー(エコプロダクツ2014)

2015-01-15 22:18:19 | 産業・技術
デンソーは、自動車部品の会社で、世界シェア、第1位です。
トヨタのみならず、世界のクルマメーカーの車に使われる、重要な部品を作っている会社のようです。
それを知ったのは、2年前くらいのエコプロダクツでした。

昨年あたりから、非常に子供むけの展示を始めている印象を受けます。

今年は、夕方行ったら、ターゲットとする子供の姿がなく、大人が子供向けのクイズを解いたり、説明を聴く状況となりました。

でも、私のようなおばさんには、子供向けの説明でちょうどいいです。



これは、今の地球の様子。
二酸化炭素が地球を取り巻き、あたかもビニールで覆われたようになっているそうで、
温暖化が進んでいるということです。

なるほど、分かりやすいですね。



そして、地球の砂漠や森林の割合など説明されました。
内容を忘れちゃいましたが、砂漠化が進んでいるとのことでした。

それで、エネルギーや資源を無駄使いしないで、環境を破壊しないような生活をしようということです。



展示はこんなものがありました。

なんか、よくわからないまま写真を写してきたのですが、

コモンレースシステム(ディーゼルエンジンの燃料を高圧でたくわえてタイミングよく適切な両を噴射する装置)

エンジンECU(エンジンの状態に応じて最適な燃料や噴射時期をコントロールする装置)

などが、展示されていたようです。

車の性能は本当によくなりましたが、クルマメーカーのみならず、クルマの部品メーカーのおかげでもありますね。



このブログのエコプロダクツ過去の記事
2012年 デンソー自動車用部品
2013年  デンソー






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15 スバル(富士重工業)(エコプロダクツ2014)

2015-01-12 23:09:06 | 産業・技術


スバルでは、ちょうど説明が終わりそうなところで、内容がよくわかりませんでした。

この写真では、安全性能についての技術の説明だったようです。




大きな車が2台展示されていました。



最新の環境性能と安全性能を備えたスバル新型「レガシィアウトバック」とかいう車のようです。

このブログでのエコプロダクツ「スバル(富士重工)」に関する記事

2013年 スバル(富士重工) レヴォーグ スバルXVハイブリッド




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14 三菱自動車(エコプロダクツ2014)

2015-01-12 22:20:32 | 産業・技術
エコプロダクツでのクルマの展示は、トヨタ・ホンダ・マツダだけではなく、そのほかに三菱と富士重工(スバル)がありました。日産は昨年に続き今年もありませんでした。数年前に電気自動車リーフが出たときは、あっちもこっちもリーフだらけでしたが、とんと姿をくらましています。その後、日産がどのような開発をしているのか不明です。
電気自動車は、充電に時間がかかり、航続距離が短いのが欠点かもしれません。
できれば、日産を含め、6社そろって展示してもらいたいものです。
そのほかには軽自動車のスズキとダイハツがありますが、これらはエコプロダクツで見たことはありません。
日本の乗用車のメーカーは、主にこの8社です。

さて、三菱です。三菱は毎年展示されています。最近はアウトランダーです。



PHEV。
プラグインハイブリッドですが、トヨタのプリウスとは方式が違い、ガソリンエンジンで走ることはありません。
プラグから充電した電気で走るのと、ガソリンを使う場合は、エンジンで発電し、その電気で走るそうです。
ガソリンが入っていれば、それで発電するので、外部充電をする必要はないそうで、長距離走れます。

また、クルマで発電した電気を家庭で使うと、だいたい10日分くらい生活ができるそうです。

アウトランダーは、SUVで人気があるようです。



こちらは、小型の電気自動車アイミーブです。

今回は女性の係りの方が、両方のクルマの説明をしてくださいました。


三菱は、ガソリンを電気に変えて活用する方法と、小型の電気自動車が例年展示されているようです。
ここ3年間は、四輪駆動の大型車アウトランダーに力を入れているようです。


このブログでのエコプロダクツ「三菱自動車」に関する記事

2011年 ミニキャブ・ミーブ
2012年 アウトランダー
2013年 三菱自動車
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13 マツダ(エコプロダクツ2014)

2015-01-10 23:42:26 | 産業・技術
《クリーンディーゼル スカイアクティブ》



マツダの展示車の色は今年も「赤」で、マツダの得意とするソウルレッドです。
車は小型車「デミオ」。デミオにもクリーンディーゼルエンジン、スカイアクティブが搭載されたそうです。



ディーゼルエンジンは、ガソリンに比べて燃費が2~3割良く、走行時のCO2排出量が少ないそうです。
ディーゼルエンジンに使われる軽油は、原油を精製するときに1割くらいの割でできるようですが、日本ではガソリンばかり使うので、軽油が余ってしまい、輸出しているそうです。軽油はガソリンに比べ、値段も安く経済的です。
ヨーロッパでは50%以上の車がディーゼルエンジン車だそうです。



↑各車の燃費等が表示されていました。



マツダの考えでは、ごく一部の地域や車が先端的な技術を取り入れて発達し、その部分でのみCO2の排出量を減らしたとしても、全体的な効果は少ないということです。
ごく一部が極度の技術を実行することよりも、すべての地域で多くのものが基本的な部分で改善できれば、全体の効果が上がると言えます。

(つまり、ごく一部の大都会でスマートエネルギーやクラウド技術などがとりいれられ、再生可能エネルギーで発電した電気が無駄なく有効に使われたり、ごく一部のお金持ちが燃料電池自動車などに乗ったところで、地球全体の二酸化炭素削減には大きな効果とはならないということでしょう。誰でもどこでもできることが効果をあげるということですね。)



マツダの構想「ビルディングブロック戦略」

近年、車はハイブリッド車や電気自動車、燃料電池車などが製造されるようになり、進化しています。しかし、基本となるベース技術は急に変わるものではなく、大部分の車はエンジンで走っています。

車のベース技術は、エンジン・トランスミッション・ボディー・シャーシであり、これらの従来の技術分野において、まず徹底的に改良することが大切です。
その上に、アイドリングストップ機能、減速エネルギー回生システム、モーター駆動技術、などを加え、電気自動車やハイブリッド車・燃料電池車などが存在します。



マツダでは、昨年もそうでしたが、社員の人がパワーポイントのスクリーンを使って、マツダの技術について説明をする形式です。これが非常にわかりやすいです。

上の写真は、エンジン・トランスミッション・シャーシ等について説明中です。



マツダと落花生には深い関係があるそうですが、もともとディーゼルエンジンの燃料となる軽油は、落花生が原料だったそうです。



マツダではディーゼルエンジン車が作られてきました。

1997年ごろ、燃料噴射技術が開発され、排出ガスの少ないクリーンディーゼルエンジンが登場し、さらに性能が上がって進化を遂げています。

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上に書いた説明は、当日の説明を忘れてしまったので、インターネットなどで調べた部分も多いです。

マツダの展示はいつもシンプルでわかりやすく、一貫した姿勢は気持ちが良いです。



このブログでのエコプロダクツ「マツダ」の記事

2011年 ガソリン直噴車エンジン デミオ
2012年 スカイアクティブ
2013年 塗装技術 ソウルレッド

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12 ホンダ(エコプロダクツ2014)

2015-01-10 10:35:59 | 産業・技術


トヨタに続きまして、今話題の「燃料電池自動車」の展示があったホンダです。

どうしても、トヨタVSホンダのように比較してしまうわけですけど・・・。

トヨタの展示車の色はブルー、ホンダは白でした。
トヨタはすでに発売、ホンダはまだです。



ホンダにあってトヨタにないものは、外部給電用インバーター「パワーエクスポーター9000」です。



車で発電した電気を外部に取り出し蓄電することができます。



なぜかホンダの写真はいっぱいあるんです。なんでこんなにたくさん撮ったのかと思ったら、
トヨタは普通の床の上に置いてあって、人が触ったりドアを開いたりしてましたが、
ホンダは、1段高い台の上に載っていて、柵があって、見学者が触れない位置にありました。
つまり、クルマのそばに人がいないので、シャッターチャンスが多かったのです。
トヨタのMIRAIを撮ろうとすると、人がいっぱい写ってしまうので、なかなか大変なため、3枚しか写真がありません。
ホンダは7枚以上撮りました。

車の取り扱いに対するこの差は、既に売りだされている車と、これからできる車の違いなのかな?



おや?ドアノブがないのですが、どうやって開けるのかしら?と思いました。
ライトもどこにあるんだかわからないようなデザインです。
これから付けるの?それともこういうデザインなの?

男性が係りの人を独占して質問してるので、なかなか聞くタイミングがありません。
そばに、中年女性がいて、やはり私と同じ疑問を持っていました。

5分くらい待って、やっと男性と係りの人の話が途切れたので聞いてみると、こういうものなんだそうです。
開け方があるということで教えてくれましたが、忘れちゃいました。
それにしても、ドアノブがなくても開けられるとはいえ、かえって不便なのではと思いました。
将来のクルマということで、デザインも斬新にしたらしいです。
あとは空力性能を高めるために、空気抵抗を無くす意味で出っ張りをなくしているのでしょう。

その後調べてみると、実際、ドアノブのない車は、今すでに他社でもあるみたいですね。

すっきりとスマートでカッコイイにはいいんですが、そこまでしなくともいいかなあと思います。



5人乗り。
小型化した燃料電池パワートレインをセダンとして初めてボンネット内に搭載。
40MPaの高圧水素タンクによる700km以上の航続距離。
(トヨタは600kmって言ってたかな)

まあ、おばさんにわかるのはこの程度です。



それから、砂浜を走れる小さいクルマ。ゴミと砂を分類する装置などもあり、面白かったです。
ゴミと砂をわける機械は、人間がスコップでゴミの混じった砂をこの中に放り込み、手でぐるぐる回すとフルイになって、細かい砂が下に落ち、ゴミが残るようになっていました。



そして、女・子供のためには、クリスマスリース作りもやっていました。

夕方になって子供もいない時間帯で空いていたので、係りのお姉さんに教わって、私もリースを作ってみました。
そのほかに、小さなツリーを作っている人もいました。

今年のホンダはいろいろと楽しめました。


このブログでの、エコプロダクツ「ホンダ」の記事

2011年 ホンダ技研工業
2012年 ホンダのエネルギーシステム
2012年 ホンダのマイクロコミューター
2013年 今年はホンダを見逃した






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11 トヨタ(エコプロダクツ2014)

2015-01-08 23:12:46 | 産業・技術
≪燃料電池車 MIRAI≫



1月5日に、トヨタは、燃料電池に関する約5680件の特許をすべて無償で提供すると発表したそうです。
これはすごいニュースですね。
エコプロダクツの見学記録の途中ですが、急遽、順番を変えて、先に「トヨタ」を書かないわけにはいかない気分となりました。

トヨタの今年の展示は、なんといっても燃料電池自動車(FCV)「MIRAI」です。
3年前は、ハイブリッド車(HV)とプラグインハイブリッド車(PHV)。2年前はPHVとEV。昨年はPHVの非接触充電システムだったかと思います。
ハイブリッドのプリウスができたときもすごい話題でしたが、今やハイブリッドなんかはありふれた普通の車となっていますね。(とはいえ、世間に走る車たちは、現実には旧来のガソリン車が主流ですけど・・・。)



燃料電池自動車は、水素を原料とし、酸素と反応させて電気を作り、水のみを排出するので、排気ガスを全く出さないエコカーとして、以前から未来のクルマとして考えられてはいたものの、現実的な実用化は難しいだろうと言われていました。なんといってもその値段が、1000万円以上になってしまうと聞いていました。

しかし、こんなにも早く発売されるとは、驚きです。しかも、さすがはトヨタですね。
そして、特許を無償提供するというのも、あっぱれです。

燃料電池に関する技術を、トヨタが独占していると、世界に燃料電池車が普及しないので、特許を解放したそうです。水素ステーションなども、多くの車が必要としなければ増えないからとのことです。

でも、特許が無償提供されたところで、他社がどんどん燃料電池車を生産できるわけでもないらしいです。燃料電池車の生産には、かなりの資金が必要だそうです。(ホンダは独自に作っています。)

トヨタは、本来1000万円以上で売らないと採算が合わないFCV車を、足が出るのを承知で723万6000円で発売、政府の補助金で520万円くらいになるそうです。

水素燃料は3分程度で充填でき、600km走れるそうです。値段はどのくらいなんだろうか?1km当たり10円程度で、満タンで6500円程度という情報もありますが。

昨年末の時点で、官公庁や企業から既に200台くらい注文を受けているそうです。
トヨタは、今年中に700台くらい生産する予定らしい。

しかし、実際、どのくらい普及するものでしょうね?



エコプロダクツ、トヨタのブースでは、毎年のようにクルマ好きの男性が群がっていました。
特に、デモンストレーションなどがあるのかないのか、これまでに一度もそういう場に遭遇したことはなく、
個々に質問をして情報を得る感じです。車に詳しい人じゃないと変な質問はできないというか、既に取りつくしまもない雰囲気です。

私の個人的な印象では、トヨタはとっつきやすいとは言えず、ただ黙って見るだけ見て帰るのが常です。

世界の英雄的トヨタですが、残念ながら、ただのおばさんに対しては、あまり親しみやすくはないのです。

エコプロダクツ「トヨタ」の記事
2011年 アクアとプリウス
2012年 PHVとEV
2013年 非接触充電システム
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10 YKK(エコプロダクツ2014)

2015-01-06 00:17:14 | 産業・技術
YKKは、2012年に見学して面白かったところです。昨年は時間が足りず行きそびれてしまいました。今年は、また違ったものが展示されていました。

≪衣類のファスナー・留め具など≫




カラフルで、とても大きな樹脂のファスナーで、目を引きます。



樹脂カラビナの留め具 ダッフルコートの留め具みたいで面白いです。



ビーズファスナー  丸くてきれいでした。




≪樹脂と金属の重さ比較≫



断然 樹脂が軽いです。


≪無水染色≫



YKKでは、水を使わないでファスナーを染色する技術を開発しています。
水の代わりに二酸化炭素を使うそうです。使用した二酸化炭素は、分離・回収して再利用できます。
従来の水を使う染色方法では、液体で染めて、洗い流し、乾燥させるという工程なので、水を多く使い、廃液も出て、エネルギーも多く使いました。
無水染色は、廃液も出ず、使うエネルギーも少ないので、環境性能が高いです。

≪ブルーサイン認証≫



減歳量の調達から商品まで、すべての行程で環境や社会に配慮したモノづくりを行っている証のbluesign 認証を2つの商品群で受けているそうです。

≪APW430≫



高性能トリプルガラスを採用した世界トップクラスの樹脂窓。
省エネ建材等級☆☆☆☆  
3層構造になっていて、ダブルLOW-E膜。層の間にはアルゴンガスが充填されている。

≪APW330≫


 
真空トリプルガラスの防火窓。 省エネ建材等級☆☆☆☆
3層ガラスに真空断熱の技術をプラス。樹脂フレーム+LOW-Eガラス。
断熱性が優れている。国土交通大臣認定防火設備の樹脂窓である。


平成25年のエコプロダクツ大賞推進協議会、会長賞 優秀賞だそうです。

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ところで、「YKK」といえば「ファスナー」ですが、「YKK AP」といえば、「窓」を思い浮かべます。
YKKとは何の略かと思い、調べてみると「吉田工業株式会社」の頭文字でした。
そして、YKKの建材部門が「YKK AP」なのだそうです。
APとはArchitectural Products の頭文字でした。
YKKは「非鉄金属メーカー」となっています。
「非鉄」とは、鉄および鉄を主成分とした合金のことだそうです。

ファスナーは昔は金属でしたが、今は大部分樹脂ですし、窓枠は、アルミサッシが多いかとは思いますが、樹脂も使われるようで、素材も変わってきているなあと思いました。


2012年のエコプロダクツ YKKの見学記事「18 YKKグループ(エコプロダクツにて)」
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