
■自生開花見るのはお初!■6/19
昨日でかけけた近郊の山にカギカズラがあるのは昨年知っていたのです。でも開花期が短いということもあって見る機会なく今年になりました。是非ベストの時に見たいと思っていたのでいそいそとでかけ結果、最高のものがみられたのですよ。
天気はあまり良くないという予報だったので午前中の早い時間に向かいました。いつものメンバーを含め5人がお喋りに花を咲かせ、汗もかきつついきます。
咲いてはいますが遠くにあるのをみるのは嬉しくないですね


大きく育ち、大杉を覆い尽くす状態になっているのもあります。道から遠いので近づけないのではせっかく撮影しようとしているのにと悔しい。でも大丈夫でした。たくさんあるので目の前で何か所でも見られましたよ。

新葉は遠くから目立つ柿色。蕾はまだ固い状態。

もう少し開花へ近づいているのも

ベストに咲いて目の前で姿を見せてくれました。

少し咲きすすんだ状態。

花弁の色が違うタイプもある。これはオレンジなのでかなりきれい。


蕾は緑の金平糖のよう。だんだんと、膨らんできて、ある時いっせいに咲くようだ。だらだら咲き続けないで木全体がほぼ同時に咲くから開花期が短いと言われるゆえん

よく見るととても魅力的.つんつん突き出た白い雌しべの頭がきれいな緑に染まっているのが又特によい。一つ一つの花は本当に小さく長さ1cmほどの細い筒状で、先が5つに分かれている。接写すればオシベもみえるのだろう。良い香りもしてこの花に魅了されました。
カギカズラ(アカネ科)
分布 本州(中部以南)・四国・九州
常緑のつる性木本
花は小さく、頭状花序(円いボンボン状・2~4Cm)腋生(えきせい)および頂生し、6~7月に花冠を開く。
葉腋には小枝が変化して出来た釣り針状に湾曲した鉤があり、他の植物にからみついて伸びる。(茎の各節の上部に、2個と1個の鉤が交互にでるのが興味深い)、他物にひっかかった鉤はとくに大きく成長する。
この鉤を漢方では、夏から秋にかけて釣を採取して日干しにしたものを釣藤鉤(ちょうとうこう)と呼び、高血圧患者の頭痛、眩暈や、子供のひきつけなどに利用。
目的の花をじっくり見られ他にも色々あって久しぶりの花散策は楽しかったな~。