
■見つけやすいのです■
県の東にある林道歩きの観察会に参加してきました。寒い冬は海が近いところの林道歩きは暖かでよいのです。行く途中の国道からは見えたのは雪を頂いた四国山地の高山。軒並真っ白くなっていました。それほど昨日は雪が降ったのですよ。ところが行った林道には霜すらありません。花はないでしょうがなにかは見つけられるはず。期待して林道を行きます。歩き出して直ぐに・・ナツエビネの群生

開花期に見てみたかった!。種が綺麗に残っています。

別の場所にも種がついた株。数を覚えていないけどゆうに20株はあったとおもいます。ナツエビネだけを探したらもっと見つかったでしょうね。

上を見ると「ムギラン」がびっしり木肌を覆い尽くしています。30センチ幅長さは1mあったでしょうか。咲いても小さい花ですがこれだけあれば見事でしょう。採ることができない高さにあるので残ったのでしょうか?それとも廃道だからかな?見に来たいと思わせる群生です。

足元には「アケボノシュスラン」があそこにもあるよ・ここにもと声があがるほどありました。

ベニシュスランは1株だけでしたが花後の姿をみせてくれた。

最後に寄ったところには初めて見るランの「オオバヨウラクラン」よく見るクモランもありました。

ヨウラクランを見て昨年繊細で美しいと思ったばかりです。このランはもっともっと美しいとのこと・・・あまりないランなので開花を見てみたいな~と思いつつこの場を立ち去りました。
他にもコクランなどもあったようですし・カンランの産地でもあるので時間を掛けて歩けばもっともっとランにあえるのでしょうね。
予報が外れて汗をかいて散策ができた楽しい一日となりました。それに見てみたいとおもった植物も見られた一日でもありました。開花した花は途中のヤブツバキくらいでしたが冬だからこそ気がつくという利点で見つけられたラン達でした。出かけるといいことが一杯あるものです。