
■生えてきて咲いた■ノゲイトウ
小さい時から名前を知っていて妙に好きな花が誰にもあると思う。父と散歩に行っていたときに多分川原にあり教えてもらい覚えたのだろう。どこにでもありそうだが私の今住んでいるところの周辺にはない。昨年までは散歩コースにそれなりにあり種を持ち帰りまいてあった。それも隣の畑(雑草だらけ)ときおり草ヒキにくる程度のところにぱらぱら。
草引きをすましてからそこにあっという間に芽が出て花が咲いた。もとあった中央分離帯ではやせ地だったのでずっと花が小さく背丈も低かったが世話をしないと言えどもここは畑。肥料分があるのだろう葉も大きく花も私の好きな可愛さが少ない。
ノゲイトウ(ヒユ科)

それでも元あった場所には今年はないのだから文句は言えない。見られただけでもよし!

台所の窓を開ければすぐのところ・玄関を出れば見られる幸せ。
この花のどこがいいの?ときかれると困る。思い出の花だから・・かな。私には可愛いと思えるからとしか言いようがない。可愛いと思うのは私だけでなく時には産直市で束にして売っている場合もあるから仲間もいるということかな。

ノゲイトウを写していたら足元にスベリヒユの花が見えた。花が咲くのは知っていた。今盛んに栽培されているハナスベリヒユと同じ!。知っていてもこうしてみたことがなかったので「あれま~!」身近にあるのに花をどうして見たことがなかったのかと不思議に思って調べたら開花が朝。午後には萎んでしまうと書いてあった。小さい花・その上午後には咲いていないととなると見る機会は少ないはずだわ~。こんな花を品種改良してハナスベリヒユとして市場に出す人もいるのだから驚くばかりです。

後ろに見える赤みを帯びた茎はまだ口にしたことがない。食べたら美味しいと聞いているがちょっとまだ試してみたことがない。
ゆでておひたしにするといいらしい。ゆでると粘液がでるのでそれがスベリヒユの名前の由来となっている。