ぴか の観劇(芸術鑑賞)日記

宝塚から始まった観劇人生。ミュージカル、ストレートプレイ、歌舞伎、映画やTVドラマ等も書きます。

05/01/03NHK古代史ドラマスペシャル「大化の改新」

2005-01-04 01:57:45 | テレビ
まず、1/2のこのブログのアクセス状況を見てびっくり。アクセスIP数109で閲覧数573だって...。『SHIROH』のキャスト評を5つ連続アップしたためだと思うけど、多くの人に読んでいただいてありがたい。コメントないのがちと寂しいけど、気を引き締めてがんばりたい。

初めて『新春浅草歌舞伎』に行ってきた。この間、若手に注目する意識が高まっていたのである。
演劇出版社の『演劇界臨時増刊』「若手花形歌舞伎星之巻」を買って読み、花之巻も書店で取り寄せ中。
しかしなんというかやはり若手だけでは満足できないということがわかった。ベテランと若手が同じ舞台に立つからこそおもしろいのである。確かに若手だけだと普段はできないような役もつとめることができて成長を確認することができるというのはあると実感。宝塚の新人公演が1ヶ月あるようなものだ。
しかしながら若手を応援するためにだけ出かけていく元気がもうないというか、なんというかである。12月歌舞伎で満足度のボルテージが上がりきっていたところで今日はちょっと下げが入ったかなあという感じである。
詳細の感想はまた、明日にする。テレビも見て疲れちゃったし・・・。

帰宅後、気を取り直してBOOK OFFに歌舞伎関係の本を見に行って、収穫あり。
演劇出版社の『演劇界臨時増刊』「江戸歌舞伎への招待」平成5年6月刊定価2300円を150円で買ってきてホクホクだ。私にとっては幻の孝玉コンビによる「桜姫東文章」の写真も載っている(白黒だけど)。またこれでしばらく楽しめそう。

夜はNHKの古代史ドラマスペシャル「大化の改新」を観た。
蘇我入鹿(渡部篤郎)と中臣鎌足(岡田准一)が幼な馴染みで同じ女に惚れていてというところがまず面白い設定。入鹿の父毛人(原田芳雄)があまりにも大臣としてひどいので高島礼子演ずる女帝にも働きかけられてやむにやまれず入鹿は父から大臣の地位を奪う。そして権力を集中して鎌足が尊敬していた山城大兄皇子(山口祐一郎)も攻め滅ぼす。鎌足に和睦の使者をやらせておいて武装をといたところを襲うのである。
そして入鹿が高句麗に出兵することを批判したと仲代達也演ずる遣隋使帰りの南淵請安と鎌足を捕らえ、鎌足に殺すように入鹿は命ずる。そうしないとお前も殺すと言って。仲代演ずる請安は自らを刺して「お前は生きてここを出ろ」といい、自分を慕って一緒にボランティアをしていた中大兄皇子(小栗旬)と鎌足が知り合っていたのを知っていて、力を合わせて新しい世をつくれという。
そして645年(蒸し米で祝え大化の改新だったっけ)、ついに女帝の前で鎌足や中大兄皇子たちが入鹿を殺す。そこでも死んでいく入鹿に鎌足がかけより彼を腕の中で「飛鳥を頼む」という最後の言葉をききながら死ぬ彼を見守るという設定が面白い。
中大兄皇子ってその女帝の息子だったのね。結局、一番悪いのはその女帝のような描かれ方だったな。入鹿と母方の血がつながっていて小さい時から母方の実家で接触があったから入鹿をそそのかすのが簡単という設定。高島礼子だからそういう雰囲気もぴったりだった。入鹿をこんなに悩める人間として描いたドラマは初めてだったので新鮮だった。
上川隆也も悩むのが似合うんだけど、上川は理性的に悩む感じで、渡部篤郎は感性的に悩む感じ。(堺雅人は神経症的に悩む感じ??ハハハ)うまく表現できないけど。
岡田准一は大竹しのぶの蜷川『エレクトラ』で弟オレステスをやった時に観ているがひげ面も似合う年になっちゃったのねと感慨深い。
また、昨年蜷川『お気に召すまま』で観た小栗旬はやはり目が魅力的。
昨日の夜ビデオで見た『陰陽師』よりも、今日見た『新春浅草歌舞伎』よりもおもしろかった。
写真は、今日の浅草寺雷門。いつもより提灯の下の方を上に吊り上げているので形が変。通る人が多いからかな?

『SHIROH』東京公演キャスト評、再演を熱望!その5

2005-01-02 03:40:02 | 観劇
12)池田成志
『ジキル&ハイド』再演で主人公の友人の弁護士役を演じているのを見たが、歌もあまりうまくないしあまり魅力を感じなかった。今回の島原藩のキリシタン目付、津屋崎主水役で見直した。こういうアクの強い役の方が合っていると思った。悪役メイクも決まってる。
闇市でシローとゼンザを捕まえて牢に入れて叩きのめす非情さ、松倉のかっちゃんにもはっきりもの申しおののかせる態度も過剰な演技でよい。重々しいその演技が笑える。

13)栗根まこと
天草藩のキリシタン目付、三宅蔵人役でシローたちを捕まえにきたのに歌の魔力で踊って歌って全て忘れるというコミカルシーンからあのメガネ顔がしっかり頭に焼きついた。池田成志とのキリシタン目付コンビで黒づくめで出てくるが、主水は重く蔵人は軽い演技で対照的なコンビで笑いの相乗効果を上げている。
このコンビは吉野・右近コンビと同様、再演でも絶対維持してほしい。

14)泉見洋平
レミゼのマリウスはレミコンの方で見たが頑張ってはいるなという印象だった。彼のラクではカーテンコールで泣いてたしミュージカルへの思い入れの深さは感じた。『ミス・サイゴン』のトゥイで見直した。かっと見開いた目に力があり、信念に生きる狂信性のようなものもかっこよく出せていた。こういう強い信念の憎まれ役も魅力的に演じることができるんだなあと感心した。
歌はうまい。今回もロックでしっかり歌ってくれたひとりである。シローの仲間のゼンザは見せ場が少ないのが惜しかったけれど。中川くんより年はかなり上だけど若々しかったのもよかった。再演でも出てほしい。

その他のアンサンブルで高谷あゆみ、飯田容子などレミゼのおなじみメンバーが出ていたのも心強かった。

特記!
①照明がいい。オケピにオーケストラはいらないのを活用して照明器具を仕込んだとのことで、下から天井に向けて何本もの光の柱が放射される中で場面が変わる。上からの照明と合わせてライティングが素晴らしい舞台。画期的だあ。
②岡崎司をはじめとする6人のロックバンドの演奏が自在だったのもスゴイ!歌うほうが多少音をはずしたりしてもすぐに合わせてくれるなんてすごい。原城篭城の「光よ我らに」で一揆軍のコーラスが盛り上がるところにバンドメンバーが出てきてしまうのもご愛嬌。新感線は音が大きすぎるのではと懸念したが今回はちょうどよかった。
オーケストラをバックにしないロックミュージカルを切り拓く作品になったと思う。

これでやっと終了。本当にSHIROH、SHIROHで年越しをした感じ。ビジュアル的にもきれいそうだし音楽も芝居もストーリーもいい。初日に決断した通りDVD出たら絶対買うからね(初日にいのうえさんにサインもらった時きいたら出すって言ってたし)。何月に出るのかなあ。帝劇で買えるかしら。待ち遠しいな。もちろん、東京での再演も熱望する!いつになるのやら・・・。

写真は『SHIROH』ホームページの写真より転載(こういう技術もやりたい一心で覚えたしね)。

『SHIROH』東京公演キャスト評、再演を熱望!その4

2005-01-02 02:48:50 | 観劇
10)吉野圭吾
『モーツァルト』のシカネーダー役で大注目した。次のレミゼではアンジョルラスをやるなと予感がしたら、予想的中!ところがビジュアル的にはぴったりなんだが、高音部が出ない。あの部分が出せない声だとアンジョルラスはやってほしくない!と思っていたら今度のレミゼでははずれてる。こちらも正解。
今回の板倉重昌役はもうぴったり。いのうえひでのりもシカネーダー役で注目したとみえて島原の乱征伐の総大将で登場するシーンでは兜飾りに見立てた飾りに鹿の角を用意されてましたねえ。美形なのにコメディシーンがよく似合うのだと再確認。松倉勝家役の右近健一と親友の設定だが、もう最強のコンビ。橋本じゅんの柳生十兵衛の登場シーンとともにシリアスなテーマの舞台に「にぎやかし」として大切な場面を提供。
知恵伊豆に一揆軍をつけ上がらせるために一揆軍にやられたことにして殺されるがその存在感の軽さをかっこよく演じるなんてなんと難しいのだろうか。この役は大満足だ。

11)植本潤
花組芝居での彼は見たことがないが、シェイクスピアの『十二夜』でオリビアを『ハムレット』でオフィーリアを演じた時に見ている。今回の益田甚兵衛という老人役であらためて声色の使い分けと身軽な身体の動きに感心。キリシタンとして一揆の実質的な扇動者で娘のお福と力をあわせて「天の御子計画」をすすめるが、真面目に悩む四郎を叱りとばしたりおちょくったりが楽しい。
この真面目が歩いているような四郎と不真面目さ全開だが真面目に一揆を扇動している甚兵衛の対比がいい。アドリブもかなり多彩でいろいろなバージョンが登場しているのが2チャンネルスレッドで収集されていて可笑しい。

写真は『SHIROH』ホームページの写真より転載。

『SHIROH』東京公演キャスト評、再演を熱望!その3

2005-01-02 02:18:44 | 観劇
7)高田聖子
前回の『阿修羅城の瞳』の時はコメディエンヌぶりを楽しませてもらった。今回のお蜜の妹お紅役はあくまでも権力側につく女忍者として非情さを演じるのがまたセクシーで魅力的だった。主人の知恵伊豆の江守と舞台の両側に並んだ時の存在感もいい。

8)江守徹
島原の乱を戦国の世の名残を焼き尽くすための手段として使おうという権力側の仕掛け人・松平伊豆守としてその巨悪ぶりを演じる器の大きさはやはり江守徹だと思う。再演時にはもっと歌のうまい人をという声も多い。確かに歌はねえ・・・。しかしまあ歌詞をもう少しきこえるようにだけ精進していただければ多少音階がはずれてもこの人だったら許せるな。フレディ・マーキュリーが死んだ時にきいた「ブレイク・フリー」を気に入って舞台に出る前の景気づけにきいてくれるような人だしね。

9)橋本じゅん
あぶない人斬りオタクという設定で柳生十兵衛だが、橋本じゅんのためのあて書きだな。四郎の天敵で片目も四郎に斬られて失明というのがご都合だったけど、とにかく彼が出てくるとシリアスな舞台もなごんでしまい、新感線の上演時間の長い芝居も飽きにくくさせるという貴重な存在なのだろう(『阿修羅城の瞳』の時はさすがに飽きたけど)。

写真は『SHIROH』ホームページの写真より転載。

『SHIROH』東京公演キャスト評、再演を熱望!その2

2005-01-02 02:12:04 | 観劇
6)大塚ちひろ
ふたりのSHIROHにしか見えない幽霊なのか精霊なのかという存在。彼女の透明感のある澄んだ声で歌う「我等の御霊をはらいそに」というフレーズが頭について離れなくなる。
四郎が救いを求めた彼女にロザリオを渡したことにより病が癒えたのにキリシタンとして処刑されたという四郎の心の傷になった女性(名を知らない四郎が忘れないためにリオと名づけた)だが、それを怨んでなんかいないのだと「あなたが過去を愛すれば再び手のひらの水は痛みを癒すはず」と歌う。しかし四郎には届かない。シローと引き合せて四郎に自信をもたせて立ち直らせようとするのだが、結局、四郎の心を最後に救うのは寿庵なのだ。
いや、寿庵が四郎が過去を否定しぬく姿勢を「そういう弱い貴方が好き」と言ったことで変化させ、再び奇跡を起こす力を呼び起こしたのだから、寿庵とリオのふたりが四郎を愛して立ち直らせたと考える方がいいのかもしれない。
自分がふたりのSHIROHを引き合せたことにより島原の乱で多くの人々が死んでいく。死んだシロー
を口づけで目ざめさせ(=キリストの復活のように)、彼を先導者にして人々をはらいそに導いていく。そして死んだ寿庵に自分の命を代わりに与えて生き返らせる奇跡を起こした四郎もシローに手を引かれてはらいそに昇っていく。というふうに解釈がすすんでしまった。3回観てしばらく考え続けてやっとここまでたどりついた。
評論家の扇田昭彦氏からは女性の登場人物が多すぎるのでもっと整理すべきと指摘されているが、女性の私としてはここまで多彩な女性を登場させてもらってうれしくて仕方がない。
そういう存在としてのリオはとても難しい役だと思う。それを大塚ちひろはその歌声とともに透明な演技で造形してくれた。
再演時もぜひとも彼女のリオでお願いしたい。

写真は『SHIROH』ホームページの写真より転載。

『SHIROH』東京公演キャスト評、再演を熱望!その1

2005-01-02 02:05:43 | 観劇
1)中川晃教
開演前や幕間にQueenの音楽がかかっている。We Will Rock Youとかボヘミアン・ラプソディとかSomebody to Loveとか。フレディ・マーキュリーの声に酔いしれた私としては中川くんの『モーツァルト』デビューは久々に私を惹きつけてくれるロックを歌えるシンガーの登場として大歓迎した。それにもましてこの作品のシローでは天の御子として歌っているような輝きを感じた。

2)上川隆也
彼ほど誠実な人間の苦悩を表現できる四郎役ぴったりの人はいないと思う。殺陣も動きがきれい。歌は声がいいから音程をはずさずに気持ちをきちんと乗せてくれているからそれだけで四郎役はOK。初日からすると1ヶ月でかなり進歩してるのがよくわかる。
ふたりのSHIROHのバランスがとてもよい。このふたりのコンビは再演でも絶対にくずさないでほしい。

3)高橋由美子
ファンテーヌやエレン役は向いていないと思っていた。そうしたらやはり今度のレミゼではファンテーヌはずれてる。これは正解。
芯の強いアクティブな女性役の方が彼女らしさが生きるとつくづく思った。その中に可愛さがほのみえて本当に魅力的。寿庵は島原の乱で37000人の命を犠牲にして治安をとりもどした政権がどんな世の中をつくるのかを見届けるために生き残ったという役。この最後の最後まで凛とした姿を見せる役を立派に演じている。見直した。
上川隆也とのバランスもいいし、再演時もぜひ彼女で見たい(最後書き終えた後でもう一度評価アップさせて書き直した)。

4)秋山奈津子
私の場合、シローに彼の持つ歌の力を困っているみんなのために使えと言ったお蜜は、親のいないシローにとっておっかさん的な存在として慕っていたと思っている。だから死ぬ間際にマリアお蜜と聖母マリアと同じ名を洗礼名にシローが送り、「そんなもったいない」と息絶える。2チャンネルスレッドでマグダラのマリアに重ねる人がいたが、キリスト教に帰依してまもないシローが知っているとは思えない。
しっかりした頼りがいのある女性としてかなり魅力的に演じてくれた。伊賀の忍者としてもきびきびしたその動きがよかったし、主人の知恵伊豆の江守とのバランス、妹役の高田聖子とのバランスもよかった。歌も力があり、かなりいける。彼女も再演にはかかせないと思う。

5)杏子
シローの姉のお福。父の甚兵衛の「四郎の天の御子化計画」の先兵として彼女のもつ歌の力で人々を扇動する役割を担っている。メロディを奏でる声はロックバンドのボーカルだけあって確かに素晴らしい。しかし初日は耳をこらしてもいかんせん歌詞がききとれない。ロックミュージカルらしさを出したいので彼女を起用したのだと思うが、歌詞がききとれないのは致命的。繰り返し見ているうちにききとれるようになってはきたが、1回しか観ない人もいるわけだし、再演の際は他の人をキャスティングする方がいいと思うんだけどな。

写真は『SHIROH』ホームページの写真より転載。

謹賀新年2005~『SHIROH』で年越し、他雑感

2005-01-01 01:15:39 | Weblog

仕事納めの12/29に引き続き、大晦日も雪が降った。
雪だというのに自転車で家の近くのサテイに出かけた。店内には「雪がふりだしました。お買い忘れのないように」という張り紙が随所に貼ってある。うーん、憎い憎い工夫だ。昼だというのにレジは行列。雪がひどくなる前に買い物という人が多いのだろう。月末2日間はカード会員は5%引で引いてもらってうれしい。月末2日間というのがうまいね。さすがイオングループはスーパー日本一になるだけあって商売がうまい。
帰りは道路にもうっすらと積もった雪に滑らないように気をつけて帰宅。

12/29~30の夜中は3時間くらいかけて、インターネットの掲示板「2ちゃんねる」で、今はまっている劇団☆新感線の『SHIROH』についてのスレッド第3幕を読んだ。1000件を越すと次のスレッドをたてるらしく、昨晩、第4幕に引き継がれていた。「2ちゃんねる」はかなり辛口(悪口も)のコメントも出る。今回は通常の帝劇の東宝ミュージカルとかなり違うのでそれについての盛り上がりから多少のバトル的なところもあった。「異種間格闘技」だって(笑)。しかしながら、この作品のストーリーについての深い洞察や登場人物の心理についての読み込みなど興味深いものも少なくなかった。歴史的・宗教的に考察してくれたりなかなか面白い。
また、こういうところではいつもと違うアドリブのレポートも楽しい。有名人の誰が観にきていたかとかね(私の見た12/28夜は『白い巨塔』で上川隆也との共演者たち=唐沢・及川その他がきていたとのこと。だから及川光博に会ったんだと合点)。
12/30の晩は上川隆也目当てに『白い巨塔』総集編の2日目を見てしまった。医療ミスのため死んだ患者の弁護士役(主人公の医者=唐沢の敵方弁護士)でカッコよかった。インフォームドコンセントがされていないと追求して勝訴する。うーん、こういう正義派を演じるかと思うと映画『スパイ・ゾルゲ』では特高を冷たく演じるんだよね。どっちかというと地味なんだけど目に力があるのだ。そして今年観た2つの舞台でのオーラの出ている姿!だめだ。また惚れてしまった。しかし、私は一体何人に惚れているのだろう。
12/30の日中は年賀状書きに明け暮れた。パソコンで整理しないものだから、以前にいただいた年賀状の束と格闘する。郵便局にお金をおろしに行って郵便局がしまる前までねばってその場でも書いたり、ミスドで書いたりと家だけでなくあちこちと気分を変えて頑張った。さらに見つからなかった束があとから出てきてそれは大晦日に持ち越し。
そして雪の大晦日はのんびりしてしまった。雪は途中でやんでいて、夜中に最後に宛名書きした年賀状数枚をポストに出しに行く。もう空には星が出ていたが、道には雪が残り凍っているのでそうっと歩いて行った。12時半を回っていたが、いろいろな方向からいろいろな音色の除夜の鐘の音がきこえてくる。世界の災害や戦争での苦しみがなくなってほしいと思わず祈った。私や私の家族の人生の充実も願った。

帰宅後、また「2ちゃんねる」スレッドを読んだら、『SHIROH』についてブログで書いてる人も多いのでそれにも目を通しているとかいう発言もあり、ああこういう人もキーワード検索か何かで私のブログにもアクセスしてくれているのだとわかる。私の「お蜜さん=聖母マリア的存在説」はまだ知られていないけど。誰かがマグダラのマリア説を書いていて、反論したいが、うう、2ちゃんねるデビューはまだ早い感じなので自粛。
こうしてダラダラ書いているのが、楽しいなあ。
2005年がいい年になるように祈るし、できる努力はしていきたい。
写真は我が家のお正月飾り。上の方に迎春と書かれた凧が上がっているんだけどね。凧も『SHIROH』に出てくるんだなあ。