長野県の北部である新潟県堺周辺では、5月末頃からコレを採りに山へ入り
毎年何件かの遭難事故が発生し、ニュースになったりもする食材がある
~それは「ね曲がり竹」~
千島笹(チシマザサ)と呼ばれる笹の竹の子(若芽)
採り頃は5月末頃から6月で、基部が弓状に曲がる為に「ね曲がり竹」と呼ばれるそうだ
この「ね曲がり竹」を信州では「サバの水煮缶」と煮て味噌仕立てでいただく
これが本当に美味いんだ!
同じ長野県でも、私のベースである中南部ではまったく目にすることができない食材
この「ね曲がり竹」は足が速く、時間とともに急速に味が落ちアクも出てくる
「できたら朝採りしたものを10時くらいまでに手に入れて即料理しなよ!」
と 以前の職場で一緒だった中野市出身の お姉さま から聞いたことがある
今年は長野県下のラジオやTVでも、何故か「ね曲がり竹」の話題が多い
それに刺激されたわけではないが、息子の住む新潟県へ出掛けたついでに
県境の街中で、この食材を探してみることに
スーパーや大型店ではまず手に入らないので産直市場を狙う
新潟県にも「ね曲がり竹」ってあるかな・・・?
店に入ったとたん山に積まれた「サバの水煮缶」が目に付く
北信(長野県北部)のスーパー等では、この季節の定番的は販売方法と聞いていたが~ 新潟も?(笑
でも缶詰の前に置いてあるのは普通の大きな竹の子(孟宗竹)だよ コレじゃない!
店内を端から探していくと~ オッ! あった! たぶんコレ
でも・・・、「姫竹」と書いてあり名前が違うや・・・
「ね曲がり竹」、実は竹ではなく笹の若芽
見かけはハチクに似てるいるが旨味が違う、知らないと間違えやすい
店の方に尋ねると~、 新潟県では ね曲がり竹 を「姫竹」と呼ぶのだそうだ
時間は10時を少し廻ったところだったが、残り僅かで売り切れ直前
さて、なんとか手に入れたけど、調理方法もだが 竹の子の皮の剥き方さえも知らないよ
自分は過去に「いつもの小料理屋」さんで一度だけ食べたことがあり
その美味さが頭から離れずにいたが、食べる専門ですからね
世の中便利になり、動画を見つけだして試してみたが
やはり素人です、上手くはいかないわ(笑
それでも四苦八苦の末に、なんとかこの状態にできた
皮ばかりで中身は案外小さい竹の子だね
命がけで採る食材だから、値段が少々高めなのは仕方ないと思うが
上画像の1袋で3人前は厳しいかな
サバ缶を2缶入れて誤魔化せば良いが、1缶しか手元にはないし・・・
まぁ初めてだから、今回は味見ということで
アクはほとんどない ね曲がり竹、下茹でなしで調理を始めます
竹の子は食感が大切、茹ですぎて柔らかくなるのは避けたいけど
そのあたりの加減はまったくわからない
つまみ食いしながら様子をみて「サバの水煮缶」を汁も一緒に投入
北信では各家庭ごとに、こだわりの味があり
口うるさい(笑 、「ね曲がり奉行」も登場するのだとか
ところで、ね曲がり竹 は茹でた後なら少々日持ちするようなので
自宅に持ち帰り作ってみようと、翌日から毎朝 産直に通ったが姫竹を見つけることはなかった
さらにいくつかのスーパーをまわって「サバ水煮缶」も探したが
特定ブランドの安い物だけが、ことごとく売り切れで棚が空いているとは・・・
そういえば、先の同僚 お姉さま も、「は○○も」印のサバ缶を使いなよ と
後日長野県のローカル新聞には、ね曲がり竹の「サバ煮缶」なるものが紹介されていた
なるほどね、コレなら手間なく北信の味を楽しめる
まぁ自前でつくったモノにはかなわないだろうが、遠方の方でも簡単に食べられそうだ
さて、出来上がりを椀に盛り付ける
息子のアパートには、肝心なダシの素もなく味噌の味に少々不満は残ったが
「ね曲がり竹」の美味さは格別だね! 初めてにしては上出来
家族からも「美味い!」と褒め言葉をいただき 満足、満足
次回 チャンスができたら自分も「ね曲がり奉行」まちがいナシだ(笑
オマケ? は やはり近くの市場で仕入れてきた魚
550円 のカワハギを無料で捌いてもらい刺身で食らう
もちろん 肝もタップリ
見かけは悪いですが、水洗いしたあと湯通しすれば ん~ 旨い!
これ大好物なんです
宮崎(新田原)へ遠征した時にも、楽しみにしている「カワハギ」だが
聞くところによると、日本海は塩分濃度が濃いので同じ魚でも味が濃いという
違いはわからなかったが、とにかく美味かった
今年は大雪で往生させられた息子だったが
新潟には山海の美味い恵みがあることを今頃知ったようだ
そろそろ夏至がやってくるが、あと半年もしないうちに~ また雪の季節だぞ・・・(爆
毎年何件かの遭難事故が発生し、ニュースになったりもする食材がある
~それは「ね曲がり竹」~
千島笹(チシマザサ)と呼ばれる笹の竹の子(若芽)
採り頃は5月末頃から6月で、基部が弓状に曲がる為に「ね曲がり竹」と呼ばれるそうだ
この「ね曲がり竹」を信州では「サバの水煮缶」と煮て味噌仕立てでいただく
これが本当に美味いんだ!
同じ長野県でも、私のベースである中南部ではまったく目にすることができない食材
この「ね曲がり竹」は足が速く、時間とともに急速に味が落ちアクも出てくる
「できたら朝採りしたものを10時くらいまでに手に入れて即料理しなよ!」
と 以前の職場で一緒だった中野市出身の お姉さま から聞いたことがある
今年は長野県下のラジオやTVでも、何故か「ね曲がり竹」の話題が多い
それに刺激されたわけではないが、息子の住む新潟県へ出掛けたついでに
県境の街中で、この食材を探してみることに
スーパーや大型店ではまず手に入らないので産直市場を狙う
新潟県にも「ね曲がり竹」ってあるかな・・・?
店に入ったとたん山に積まれた「サバの水煮缶」が目に付く
北信(長野県北部)のスーパー等では、この季節の定番的は販売方法と聞いていたが~ 新潟も?(笑
でも缶詰の前に置いてあるのは普通の大きな竹の子(孟宗竹)だよ コレじゃない!
店内を端から探していくと~ オッ! あった! たぶんコレ
でも・・・、「姫竹」と書いてあり名前が違うや・・・
「ね曲がり竹」、実は竹ではなく笹の若芽
見かけはハチクに似てるいるが旨味が違う、知らないと間違えやすい
店の方に尋ねると~、 新潟県では ね曲がり竹 を「姫竹」と呼ぶのだそうだ
時間は10時を少し廻ったところだったが、残り僅かで売り切れ直前
さて、なんとか手に入れたけど、調理方法もだが 竹の子の皮の剥き方さえも知らないよ
自分は過去に「いつもの小料理屋」さんで一度だけ食べたことがあり
その美味さが頭から離れずにいたが、食べる専門ですからね
世の中便利になり、動画を見つけだして試してみたが
やはり素人です、上手くはいかないわ(笑
それでも四苦八苦の末に、なんとかこの状態にできた
皮ばかりで中身は案外小さい竹の子だね
命がけで採る食材だから、値段が少々高めなのは仕方ないと思うが
上画像の1袋で3人前は厳しいかな
サバ缶を2缶入れて誤魔化せば良いが、1缶しか手元にはないし・・・
まぁ初めてだから、今回は味見ということで
アクはほとんどない ね曲がり竹、下茹でなしで調理を始めます
竹の子は食感が大切、茹ですぎて柔らかくなるのは避けたいけど
そのあたりの加減はまったくわからない
つまみ食いしながら様子をみて「サバの水煮缶」を汁も一緒に投入
北信では各家庭ごとに、こだわりの味があり
口うるさい(笑 、「ね曲がり奉行」も登場するのだとか
ところで、ね曲がり竹 は茹でた後なら少々日持ちするようなので
自宅に持ち帰り作ってみようと、翌日から毎朝 産直に通ったが姫竹を見つけることはなかった
さらにいくつかのスーパーをまわって「サバ水煮缶」も探したが
特定ブランドの安い物だけが、ことごとく売り切れで棚が空いているとは・・・
そういえば、先の同僚 お姉さま も、「は○○も」印のサバ缶を使いなよ と
後日長野県のローカル新聞には、ね曲がり竹の「サバ煮缶」なるものが紹介されていた
なるほどね、コレなら手間なく北信の味を楽しめる
まぁ自前でつくったモノにはかなわないだろうが、遠方の方でも簡単に食べられそうだ
さて、出来上がりを椀に盛り付ける
息子のアパートには、肝心なダシの素もなく味噌の味に少々不満は残ったが
「ね曲がり竹」の美味さは格別だね! 初めてにしては上出来
家族からも「美味い!」と褒め言葉をいただき 満足、満足
次回 チャンスができたら自分も「ね曲がり奉行」まちがいナシだ(笑
オマケ? は やはり近くの市場で仕入れてきた魚
550円 のカワハギを無料で捌いてもらい刺身で食らう
もちろん 肝もタップリ
見かけは悪いですが、水洗いしたあと湯通しすれば ん~ 旨い!
これ大好物なんです
宮崎(新田原)へ遠征した時にも、楽しみにしている「カワハギ」だが
聞くところによると、日本海は塩分濃度が濃いので同じ魚でも味が濃いという
違いはわからなかったが、とにかく美味かった
今年は大雪で往生させられた息子だったが
新潟には山海の美味い恵みがあることを今頃知ったようだ
そろそろ夏至がやってくるが、あと半年もしないうちに~ また雪の季節だぞ・・・(爆