昨年末に修理を依頼された、何年か前に 義父に贈呈した
「日本海軍 爆撃機 銀河」のプラモデル
修理品の破損状況は小破くらいかな~ と算段
自分は別の模型を制作中だったこともあり、手をつけるのを伸ばしていた
昭和17年、 17歳で海軍に志願し
海軍 陸上爆撃機「銀河」の搭乗員となった義父も今年で 97歳
いつその記憶が途切れるかわからないからと
本人からも「修理を急いで~」と頼まれてしまい 手をつけることに
それにしても、義父は流石 海軍の飛行機乗り
97歳の年齢でも頭脳明晰、いまだに自分が家長との自負を貫くのには驚く
ページ上の過去記事リンクを参照にしていただきたいが
修理品は、展示ケースを移動中にぶつけたようで
その衝撃で、中の飛行機モデルの脚部が折損し擱坐
プロペラ等も折損してしまったようだ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/e9/3357be42019fcaa28ef9f084ec7fb9be.jpg)
折損 したパーツは、真鍮線を中に仕込み補強接着したが
いっそ、土台から長めのボルトを伸ばしてモデル自体を固定し
脚に応力がかからないようにした方がよかったかな と今になって後悔している
衝撃で外れて行方不明の操縦席のガンサイト(照準器)は
キャノピー内ということで再生を諦めた
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/47/455a55ad99bce985f922219eac950f59.jpg)
アクリルケースの透明板には、固定ビスからのヒビや
板同士の剥がれもあったが
取り替えはせずに、専用溶剤による流し込み接着で済ませた
単純に昔のままへの修理で済ませることも考えたが
修理することを自分も楽しみたかったので
土台をジオラマ風に改造してみることに
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/d6/c451b3a45f47fb0c38030d410e204fa9.jpg)
設定は最後の赴任地である台南基地の未舗装な飛行場
手っ取り早く台南という地域の土壌色が欲しかったので
現代ではあるが、台南周辺の衛星写真をサーチ
飛行場内の未舗装地部分をキャプチャーしてプリント
その上に鉄道模型用の砂と草を控えめに配置してみた
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/07/03a9dcb2f3765d9b36c71abfc9aee7c8.jpg)
それだけではなんとなく淋しかったので
銀河の搭乗員を3名、同スケールの搭乗員
ハセガワ製のキットを仕入れて再現
塗装は アクリルガッシュで
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/dd/28f9eba81493bcfdd32eafd4a28c0943.jpg)
人形のポーズは小改造でなんとかなったが、土台への固定が上手くいかず
別のプラ板に同じ砂地をプリントし、真鍮線を植え込み 立ち姿勢で固定
さらに、資料がでてきた「九一式航空魚雷」にも少々手を加えて添えてみた
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/93/365bd82275baa1ce6940f350bd3ac12b.jpg)
搭乗員フィギュアが義父というわけではないが
機体と同スケール、1/72サイズの搭乗員と魚雷を配置することで
「銀河」の大きさを感じられたら、というもの
義父は来客があると~ 決まってこのケースを見せていた
ということなので、素人相手ならなおさらなこと
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/fe/c23af824a4e32e6b40171554c384db24.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/f6/6ab0af5b8fbf55af96e02fc12643ebbb.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/fe/7341921834160a5b4150636b728d7434.jpg)
ヒビの入ったケース面は背面に、目立たぬようにセットし完了
「オッ 銀河って大きな機体だったんだね」 と自分でも再認識
あとは届ける際に落とさぬよう、ぶつけぬよう 新車扱いで(笑
この模型を、最初に義父に贈呈したのは何時ごろなのか忘れていたが
ケースの裏に 「2000年5月 贈 」と書かれているのを発見
もう20年以上も経ってしまっていたのか
模型は歳をとらないが、義父や自分もしっかり歳をくったもんだ(笑
当時の模型は綺麗に作り、汚しは少なめが主流だった
今は映画の中のミニュチュアのように
いかにリアルに汚すかを、競い合うような模型作りが主流? に
SNSのおかげで、画像を上げる方が多いから
仕上げた模型を写真撮影すると
光の関係で汚しが控えめに写ってしまう
故にオーバー表現も普通になってしまっているのも事実
最後に、2000年5月に贈呈した頃の ありし日の「銀河」画像を
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/94/ff3a05297bce9f57f82172d019b24df1.jpg)
今日、届けに行ってきます
なんとか記憶が消える前に、修理完了「銀河」を再納入できそうだ
の予定だったけど、年寄りのコロナ騒動で延期に やれやれ
「日本海軍 爆撃機 銀河」のプラモデル
修理品の破損状況は小破くらいかな~ と算段
自分は別の模型を制作中だったこともあり、手をつけるのを伸ばしていた
昭和17年、 17歳で海軍に志願し
海軍 陸上爆撃機「銀河」の搭乗員となった義父も今年で 97歳
いつその記憶が途切れるかわからないからと
本人からも「修理を急いで~」と頼まれてしまい 手をつけることに
それにしても、義父は流石 海軍の飛行機乗り
97歳の年齢でも頭脳明晰、いまだに自分が家長との自負を貫くのには驚く
ページ上の過去記事リンクを参照にしていただきたいが
修理品は、展示ケースを移動中にぶつけたようで
その衝撃で、中の飛行機モデルの脚部が折損し擱坐
プロペラ等も折損してしまったようだ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/e9/3357be42019fcaa28ef9f084ec7fb9be.jpg)
折損 したパーツは、真鍮線を中に仕込み補強接着したが
いっそ、土台から長めのボルトを伸ばしてモデル自体を固定し
脚に応力がかからないようにした方がよかったかな と今になって後悔している
衝撃で外れて行方不明の操縦席のガンサイト(照準器)は
キャノピー内ということで再生を諦めた
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/47/455a55ad99bce985f922219eac950f59.jpg)
アクリルケースの透明板には、固定ビスからのヒビや
板同士の剥がれもあったが
取り替えはせずに、専用溶剤による流し込み接着で済ませた
単純に昔のままへの修理で済ませることも考えたが
修理することを自分も楽しみたかったので
土台をジオラマ風に改造してみることに
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/d6/c451b3a45f47fb0c38030d410e204fa9.jpg)
設定は最後の赴任地である台南基地の未舗装な飛行場
手っ取り早く台南という地域の土壌色が欲しかったので
現代ではあるが、台南周辺の衛星写真をサーチ
飛行場内の未舗装地部分をキャプチャーしてプリント
その上に鉄道模型用の砂と草を控えめに配置してみた
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/07/03a9dcb2f3765d9b36c71abfc9aee7c8.jpg)
それだけではなんとなく淋しかったので
銀河の搭乗員を3名、同スケールの搭乗員
ハセガワ製のキットを仕入れて再現
塗装は アクリルガッシュで
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/dd/28f9eba81493bcfdd32eafd4a28c0943.jpg)
人形のポーズは小改造でなんとかなったが、土台への固定が上手くいかず
別のプラ板に同じ砂地をプリントし、真鍮線を植え込み 立ち姿勢で固定
さらに、資料がでてきた「九一式航空魚雷」にも少々手を加えて添えてみた
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/93/365bd82275baa1ce6940f350bd3ac12b.jpg)
搭乗員フィギュアが義父というわけではないが
機体と同スケール、1/72サイズの搭乗員と魚雷を配置することで
「銀河」の大きさを感じられたら、というもの
義父は来客があると~ 決まってこのケースを見せていた
ということなので、素人相手ならなおさらなこと
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/fe/c23af824a4e32e6b40171554c384db24.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/f6/6ab0af5b8fbf55af96e02fc12643ebbb.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/fe/7341921834160a5b4150636b728d7434.jpg)
ヒビの入ったケース面は背面に、目立たぬようにセットし完了
「オッ 銀河って大きな機体だったんだね」 と自分でも再認識
あとは届ける際に落とさぬよう、ぶつけぬよう 新車扱いで(笑
この模型を、最初に義父に贈呈したのは何時ごろなのか忘れていたが
ケースの裏に 「2000年5月 贈 」と書かれているのを発見
もう20年以上も経ってしまっていたのか
模型は歳をとらないが、義父や自分もしっかり歳をくったもんだ(笑
当時の模型は綺麗に作り、汚しは少なめが主流だった
今は映画の中のミニュチュアのように
いかにリアルに汚すかを、競い合うような模型作りが主流? に
SNSのおかげで、画像を上げる方が多いから
仕上げた模型を写真撮影すると
光の関係で汚しが控えめに写ってしまう
故にオーバー表現も普通になってしまっているのも事実
最後に、2000年5月に贈呈した頃の ありし日の「銀河」画像を
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/94/ff3a05297bce9f57f82172d019b24df1.jpg)
今日、届けに行ってきます
なんとか記憶が消える前に、修理完了「銀河」を再納入できそうだ
の予定だったけど、年寄りのコロナ騒動で延期に やれやれ