三丁目の飛行機屋

飛行機マニアのオヤジが
撮影遠征記やマル秘コレクションの公開などをしていきます。

北(みちのく) へ  ~つづき

2016年11月07日 | そら モノ 色々 
~三沢報告のつづきです


木々の間に見えていた RAF   C-17 は、離陸の為に目の前に転がてきた
バックアップ機材のコイツが今回の遠征で撮れるとは思っていなかった

こうなると、もう一機、タイフーン機がマレーシアからの飛来時に
空中給油機として随伴した ボイジャー給油機も撮りたくなってしまうのは人情だよね

この日早朝に離陸した情報を得たが、イギリスに帰ってしまったのか
終日、さらには翌日も音沙汰ナシだった



午後のセカンド訓練があることを願いながら、訓練に上がる米軍機を眺める 

三沢に駐留する米空軍の F-16 は 2 飛行隊
黄色と赤のフィンチップ色の機体が、次から次と離陸していくが

ラストチャンスチェック エリアは大混雑を呈し
入りきれない機体は滑走路の反対側にまで溢れていた

何処かへ演習にでも出かけるのだろうか、その数は20機以上にのぼった


光量は相変わらず少なめなので、アフターバーナーの炎が映える



15時頃になって、やっとタイフーン機のコールサインが聞こえた

ノーズが高い、独特のスタイルが新鮮に感じる


今から上がれば~、戻りは16時過ぎか、光量不足はさらに深刻になりそうだ

訓練相手の空自 F-2 はバーナーオンで上がって行くが
タイフーンのバーナー炎は確認できなかった

背中のストロボが、薄暗い中で強い光を発している





キャノピー内に写る、大き目なHUDの緑が目立つ


タイフーンの戻りまで時間つぶしだが、季節風の嵐は激しさを増すばかり

上空は完全に冬の雪雲、地上へ落ちる前に雨に変わっているようだが
冬の季節風進入時の典型的な天気は、カメラと体を凍えさせてくれる



タイフーンのランディングライトが光り出した頃
嵐の激しさはピークをむかえていた

デッキの傘や荷物はもちろん、折りたたまれたセノビーまでも飛ばされていく
相手がタイフーンでは、この天気も仕方ないだろうが~ 
なんて冗談が言えないほど突風は凄い!


同業者達がデッキフェンス際で、暴風雨にレンズを振り回されるのを確認しながら
これはダメだと判断した自分は、思い切ってビル陰に避難

画角は狭いが、一瞬飛び出す だろう 機体を狙う

辺りは暗く、ISO は 1250 シャッタースピードは 1/320
500mmレンズ手持ちではかなり厳しい環境で、結局 これは証拠画像にしかならなかった・・・
コメント (8)
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