三丁目の飛行機屋

飛行機マニアのオヤジが
撮影遠征記やマル秘コレクションの公開などをしていきます。

北(みちのく) へ

2016年11月02日 | そら モノ 色々 
今年はじめに発表された、新年度に行われる初めての日英共同訓練
その訓練にイギリス空軍はタイフーンを日本に派遣と発表した

後日、共同訓練の日程も発表され、演習の名前は GUARDIAN NORTH (ガーディアンノース)16
イギリス空軍のタイフーンFGR.4  4機の飛来は三沢基地に10月21日だという


マレーシアから三沢に向かうRAF機は
南海上の台風22号の影響で一日遅れとなり

もしや月曜は飛ばないかも~ と考えたが
天気予報では週の初めのみ晴れマークがあり、遠征日を決めた
日曜の仕事を終えて最終の特急で都内へ、翌朝 三沢行きの飛行機に乗る

久しぶりの「みちのく」へ、一人旅の始まりです


岩手県上空までは晴れていたのに、三沢へ降下する機体は雲の中へ

ファイナルアプローチ中の翼先に見える雲の低いこと、三沢空港は曇りか・・・

と思ったとたん窓ガラスに雨粒が流れる、  晴れ予報だったぞ 雨は嘘だろ!

手荷物だけの搭乗だったので、急いで空港デッキへ向かうと
カメラはもちろん、上着もずぶ濡れの同業者達が滴を垂らしながら
待ち合い室に避難してくるところだった

そのあまりの姿に一気にテンションが下がる

しかし そんな彼等から タイフーン が3機上がったと聞いて窓の外を眺める
この雨では車もないので、滑走路エンドでの外撮りは無理だな・・・


デッキ登り口の びしょ濡れ混雑がひけた頃、思いきってデッキへ
階段を登りきると見覚えのある顔に出会えた
「エッ! 久しぶり! 」、厚木で何回かお世話になったW君だった

オスプレイ初飛来 以来の再会だった
(彼には遠征中、またまた助けてもらうことになるのだが)



雨の止み間を狙って、通常訓練から戻る空自の F2 でお試し撮影

500㎜レンズ(換算750㎜)でも力不足で、画面の半分程の大きさ
それほど滑走路までは遠く、トリミングでやっと見られる程度


そこへカラフルな民間機が降りてきた
北海道エアシステムのラッピング機 「Happy Air Connection」

  SAAB340B JA01HC
この機体は丘珠へ行かないと撮れないだろうと思ってたから
サプライズ的な登場は嬉しかった


自分が三沢空港に到着してから約1時間後
独特な配置のランディングライトを光らせながら、見慣れない機影が近づいてくる

先ほど離陸を撮れなかった タイフーンが訓練から戻ってきた


 なんとか1機を確保

撮り逃したくないので、シャッタースピード上げたいが
光量も不足気味で、コマ数を稼ぎながら狙うしかない


陽が当たることもあれば、虹がかかったり、そしてまた雨と風が吹き荒れる
目まぐるしい天候が続く、天気予報は大ハズレだ


 ~ 残りの2機はまだか

東側海上の遠くに ランディングライトが光りだした
機影は2機編隊で近づいてくる、タイフーン 

エッ! 編隊着陸!?
ストレート・アプローチで真っ直ぐ滑走路へ向かってくる


真横をおさえで、どうしても撮りたい自分には辛い着陸形態だった

それでもズームを有効活用して2機の真横を確保、でも編隊は・・・



どちらかを捨てるしかないこともある



主役が全機降りれば、午前の部は終了
     一応 RAFのタイフーンを撮ることができたし
             よかった! これで家には帰れるぞ!(笑
                 一気に笑顔になれるのだから単純な自分だ



それからが長かった、タイフーンのセカンドがあるのかもわからないし・・・




米軍機の訓練も盛んに行われているが、この日はタイフーンにお株をとられてる(笑


あれに見えるは~

三沢へ飛行機で到着した時に、窓から尾翼だけが遠くに見えていたヤツだ 
イギリス空軍の C-17輸送機、上がるのか、駐機場所の移動なのか

エアバンドをモニターしていなかったので、周りの同業者の動きに合わせるしかない(笑

                                     そんな 話は後日 ~つづきます
コメント (4)
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