股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

永遠の0

2013年12月29日 13時47分16秒 | 映画評論ア行
製作年:2013年
製作国:日本
日本公開:2013年12月21日
監督:山崎貴
出演:岡田准一,三浦春馬,井上真央,濱田岳,染谷将太,三浦貴大,吹石一恵,夏八木勲
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祖母の葬儀の席で会ったことのない実の祖父・宮部久蔵の存在を聞いた佐伯健太郎。進路に迷っていた健太郎は、太平洋戦争の終戦間際に特攻隊員として出撃した零戦パイロットだったという祖父のことが気に掛かり、かつての戦友たちを訪ねる。そして、天才的な技術を持ちながら“海軍一の臆病者”と呼ばれ、生還することにこだわった祖父の思いも寄らない真実を健太郎は知ることとなり…。
零戦搭乗員の悲劇を描いた百田尚樹のベストセラーを、『ALWAYS』シリーズなどの監督・山崎貴が映画化した戦争ドラマ。祖父の歴史を調べる孫の視点から、“海軍一の臆病者”と呼ばれたパイロットの真実の姿を、現代と過去を交錯させながらつづっていく。主人公の特攻隊員役に、『天地明察』『図書館戦争』などの岡田准一。現代に生きる孫に三浦春馬がふんするほか、井上真央や夏八木勲など若手からベテランまで多彩な俳優が共演する。生と死を描く奥深い物語はもちろん、サザンオールスターズによる心にしみる主題歌にも注目。

百田尚樹のベストセラー小説の実写化作品。過去と現代を舞台に“臆病者”と呼ばれたパイロットの真実を描いた本作。原作は未読でしたが鑑賞前から期待大でした。愛する妻、子供、友人、そして国を守るために命を捧げた特攻隊の姿が生々しく描かれていました。学生時代、修学旅行で鹿児島の知覧特攻隊会館に行ったことがあったので特攻隊の事は多少は知っていたつもりでしたが、この映画で改めて特攻の悲惨さや、戦争が残した悲しみ、そして無意味さを感じしました。学校の教材として子供たちに見せるにはとても良い作品だと思います。

愛する人と一緒にはいることが許されなかった時代。国のために死ぬことが当たり前だった時代。今の日本があるのは、命を懸けて戦い、そして死んでいった人たちがいるから。その事を決して私たちは忘れてはいけない。もう二度と同じ過ちを繰り返さないために観なければいけない作品だと思います。“どんな状況でも諦めるな。生きることに努力しろ。”という宮部の言葉は現代に生きる自分の心にもグッと響きました。この時代に自分の意思を主張することはどれだけ勇気がいることだろうか。誰もが戦争に翻弄されて1つの目標に向かっていたときに、宮部だけは自分の意思を貫き通す。それは“臆病者”なんかではなく“勇敢な者”だ。人のために自分を犠牲に出来る。宮部久蔵のような人に自分もなりたいと素直に思ってしまいました。そして生きていることに感謝しなければいけない…

しかしながら、良い作品ではあったものの、特別に良いというほどでもなかった。言ってしまえば今までの邦画の戦争映画との違いがあまりなかった。山崎監督や百田尚樹氏が伝えたいメッセージは理解できるけど、もう少し新しい何かが欲しかった。歩道橋の上にいる健太郎の目の前に零戦が飛んでくるシーンは違和感を感じたし、全体的に健太郎が出過ぎてるようにも思えた。過剰な演出が目立っていたのが残念。そのせいか、期待していた涙は流れず。キャストの演技は素晴らしかったです♪夏八木勲さんのラストの台詞も印象的でした。

この作品の評価・・・・78点
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ペインレス

2013年12月28日 12時43分35秒 | 映画評論ハ行
製作年:2012年
製作国:フランス/スペイン/ポルトガル
日本公開:2013年9月7日
監督:フアン・カルロス・メディナ
出演:アレックス・ブレンデミュール,トーマス・レマルキス,イレーネ・モンターラ
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1931年のスペインで、痛みを感じない子どもたちが次々に誕生。子どもたちは暴力的で、自傷行為ばかりしていた。そして2000年。神経外科医のデヴィッドは事故に遭い、婚約者を亡くしてしまう。追い打ちをかけるようにデヴィッドにリンパ腫が見つかり、骨髄移植が必要となる。その話を両親に話すと、デヴィッドが養子であることを告白され…。
過去に葬られた痛みを感じない子どもたちの悲劇と、現代に生きる青年の誕生の謎とを交錯させながら描くスペイン発のサイコスリラー。骨髄移植が必要となった主人公が自分が養子であると知ったことから、両親のことや過去の出来事に迫っていく。脚本は『REC/レック』シリーズに携わったルイス・ベルデホ。監督を、本作で長編デビューを飾るフアン・カルロス・メディナが手掛ける。痛覚のない子どもたちに降り掛かる、恐ろしくも悲しい運命に心を切り裂かれる。

痛みを感じない子供たちの運命は如何に…。スペイン製作のサイコスリラーです。なかなか遠慮しない怖さもあったり、独特な世界観が広がっていた本作。2つの時代が同時進行で描かれていくのですが、説明がもう少し欲しいというのが正直なところ。主人公が真実を知るラストは戦争の悲惨さも重なって何とも言えない哀しさがありました。こんなこと実際に自分の身に起きたら恐ろしく寝れないわぁ~。結構な衝撃もあり、まぁまぁ面白い作品でした♪

この作品の評価・・・・70点
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フェニックス ~約束の歌~

2013年12月27日 01時40分34秒 | 映画評論ハ行
製作年:2013年
製作国:韓国
日本公開:2013年6月7日
監督:ナム・テクス
出演:イ・ホンギ,マ・ドンソク,イム・ウォニ,ペク・ジニ
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人気アイドルであるのをいいことに、勝手気ままに生きるチュンイ。つまらないことで暴力事件を引き起こした彼は、末期ガン患者のためのホスピスで社会奉仕活動をするハメに。監視役としてつきまとうアンナ、施設を抜け出してまで酒場に行くボンシク、何かと腕の入れ墨を見せつけるムソンなど、クセのある患者たちに振り回されるチュンイ。模範的な行動をして少しでも早く奉仕活動を終わらせようと、彼らが結成しているバンドのサポートをするが…。
テレビドラマ「美男(イケメン)ですね」などで俳優としても活躍する人気バンドFTISLANDのボーカル、イ・ホンギ主演によるドラマ。末期ガン患者のホスピスで社会奉仕活動をすることになったアイドルが、そこで出会った人々や出来事を通して成長する姿を見つめる。監督はBIGBANGのドキュメンタリーを撮り上げ、本作で劇映画デビューを果たしたナム・テクス。『痛み』のマ・ドンソク、『食客』などのイム・ウォニら実力派が脇を固める。劇中でイ・ホンギがアコースティクギターを片手に披露する歌声も魅力的。

人気アイドルと、ホスピスで出会った人々との交流を描いた本作。FTISLANDのボーカル、イ・ホンギが主演だそうなんですが…イ・ホンギって誰っ?分かりやすい展開ではありますが、何より音楽がとても良い♪アイドル映画とは違う、前向きになれる作品だと思います。ビデオメッセージのシーンも良かった。だけど、コメディ要素も若干強いし、やっぱり先が読めてしまう展開が残念。感動しそうでしなかった。ていうか主演のイ・ホンギに整形疑惑があるのが気になる…

この作品の評価・・・・63点
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孤独な天使たち

2013年12月24日 00時22分32秒 | 映画評論カ行
製作年:2012年
製作国:イタリア
日本公開:2013年4月20日
監督:ベルナルド・ベルトルッチ
出演:ヤコポ・オルモ・アンティノーリ,テア・ファルコ,ソニア・ベルガマスコ
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孤独を愛する14歳のロレンツォは、家でも学校でも煙たがられていた。そんな彼が、学内恒例のスキー合宿に参加すると言い出し、母親のアリアンナは大喜びする。だが、ロレンツォは最初からアパートの地下室に隠れ、羽を伸ばして思い切り好きなことをするつもりだった。
『ラストエンペラー』『魅せられて』などのイタリアが誇る巨匠ベルナルド・ベルトルッチ監督の、初メガホン作から50周年の青春作。ニコロ・アンマニーティの小説を基に、扱いにくい少年と腹違いの姉の地下室での短い共同生活がもたらす魂のぶつかり合いを映し出す。主演の姉弟を演じるのは、共に新人のテア・ファルコとヤコポ・オルモ・アンティノーリ。最初は反目し合いながらも、次第に心を通わせていく彼らの再生の物語が感動を呼ぶ。

アカデミー賞を総なめにした『ラストエンペラー』のベルナルド・ベルトルッチ監督の新作。孤独を抱える少年の1週間の物語。社会や大人たちから距離を置き、自分の殻に閉じこもろうとする14歳のロレンツォ。たしかに思春期特有の悩みだったり葛藤だったり、反抗したがる気持ちって何となく共感できる。でもロレンツォは意外と思いやりがある良い子だなという印象を受けました。

お祖母ちゃんのところにも行くし、帰る場所もあるし、犯罪に手を染めているわけでもない。まぁオリヴィアは薬に走ってしまったけど、ロレンツォは優しいから彼女を助けようとする。一時的な反抗期なのかと思うと、この子が一生孤独に暮らすことは無いのかなと思います。そうなると映画の仕上がりとしては中途半端に感じてしまいます。映画にするなら、とことん暗くて重い映画にした方がメッセージとしては強くなるだろう。
日本なら子供がいなくなったら大騒ぎするだろうけど、イタリアはそういうことしないのかな??

この作品の評価・・・・62点
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ヒステリア

2013年12月23日 15時19分34秒 | 映画評論ハ行
製作年:2011年
製作国:イギリス/フランス/ドイツ
日本公開:2013年4月20日
監督:ターニャ・ウェクスラー
出演:マギー・ギレンホール,ヒュー・ダンシー,ジョナサン・プライス
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ヴィクトリア王朝が栄華を極める、1890年のロンドン。街では、感情が過敏になったり、不感症になったり、異常なまでに性欲が強まったりと、さまざまな症状を引き起こす女性特有の病気とされるヒステリーが広まっていた。そんな患者たちを救おうとする婦人科の権威であるダリンプル医師は、あるマッサージ療法を生み出す。そんな中、彼の診療所で多くの女性の治療に明け暮れる青年医師グランビルが、あまりの激務から腕が動かなくなってしまった上に、診療所を解雇されてしまう。
セックス・ツールとして広く浸透しているアダルトグッズをめぐる実録ドラマ。19世紀ロンドンで電動バイブレーターを開発した医師モーティマー・グランビルの姿と、彼が当時の女性たちの性生活をいかに変えたのかを追い掛ける。『お買いもの中毒な私!』のヒュー・ダンシーを筆頭に、マギー・ギレンホール、ジョナサン・プライスら、実力派俳優が集結。医療電気製品として初めて特許を獲得したのが電動バイブレーターだったなど、随所にちりばめられた驚きのエピソードも見ものだ。

女性のヒステリーが広まっていた時代。女性たちの悩みを解決しようと医師が電動バイブレーターを開発するまでのお話。女性のお客様に性的な快感を与えるなんて、この時代だから許されるのことか。今こんな仕事あったら訴えられて逮捕されるだろうな。男性たちがあの手この手で努力する姿が、真剣ながら面白さもありました。でも途中から女性の参政権獲得を目指すという話に方向転換。あれ?こんな話だったっけ?と混乱してきた。結局、妹じゃなくて姉と結ばれるのかよ!とスッキリしない部分もある。展開が急すぎるのもちょっと…。
大人のおもちゃが出来るまでの流れは良かったです。最後に日立の製品が出てくるので、日本人であることを誇りに思ってしまいました

この作品の評価・・・・63点
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はじまりのみち

2013年12月22日 12時11分28秒 | 映画評論ハ行
製作年:2013年
製作国:日本
日本公開:2013年6月1日
監督:原恵一
出演:加瀬亮,田中裕子,ユースケ・サンタマリア,濱田岳
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戦時中、監督作『陸軍』が戦意高揚映画でないと軍部からマークされてしまった木下恵介は、次回作の製作が中止となってしまう。そんな状況にうんざりした彼は松竹に辞表を出し、脳溢血で倒れた母たまが治療を行っている浜松へと向かう。戦況はますます悪化し山間地へと疎開すると決めた恵介は、体の不自由な母をリヤカーに乗せ17時間に及ぶ山越えをする。
『二十四の瞳』などさまざまな傑作を世に送り出し、日本映画の黄金期を築いた木下恵介監督の生誕100年記念作。戦時中、同監督が病気の母を疎開させるためリヤカーに乗せて山越えしたという実話を軸に、戦争という時代の荒波に巻き込まれながらも互いを思いやる母と子の情愛を描く。『河童のクゥと夏休み』などで知られる日本アニメ界で著名な原恵一が監督を務め、初の実写映画に挑む。若き木下恵介役には加瀬亮、母たまを田中裕子、恵介の兄・敏三をユースケ・サンタマリアが演じる。

すいません木下監督の作品は1つも観たことがありません。父親が「木下監督の作品は良いぞー」と何度か言われたことがあります。実話だそうで、監督の人生にケチをつけるわけではありませんが、母親に対する愛は伝わってきますが、どうも僕は自己満足にしか思えませんでした。リヤカーで運んで…本当に母親は嬉しかったのかなぁ?まぁ、それは置いといて…なんだかリヤカーの話しか記憶にないのですが。再び映画の世界へ戻ろうと決心したのは母親の愛があったから。もしも映画の世界に戻っていなかったら名作は生まれなかっただろう。もう少し話に抑揚があったら楽しめたかも。淡々とし過ぎてて…。そして17時間も山越えをしてきたにもかかわらず、皆服装が綺麗なんだよな。リアルさが欠けてたかなと思います。『陸軍』の仲のシーンで「息子を喜んで戦地に送る母親などいない」と想い、出征する息子を追いかける母親の姿がとても印象的でした。戦争に行かないで欲しいという親の気持ちが痛いほど伝わってきました。エンドロールのの木下作品のハイライトシーンはチョット長すぎたと思いますが…。
宮崎あおいが恋人役か何かで出てくれればよかったのに。ナレーションだけというのは惜しい。

この作品の評価・・・・66点
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大脱出

2013年12月21日 00時08分28秒 | 映画評論タ行
製作年:2013年
製作国:アメリカ
日本公開:2014年1月10日
監督:ミカエル・ハフストローム
出演:シルヴェスター・スタローン,アーノルド・シュワルツェネッガー,ジム・カヴィーゼル
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陸から離れた海上に存在する、通称墓場と呼ばれるタンカー監獄。ある日、その監獄に、世界でもトップレベルののセキュリティーコンサルタントのブレスリンが身に覚えのない罪で投獄される。ブレスリンは、自らが設計に携わったこの監獄から脱出することを決意。しかし、囚人たちのボス、ロットマイヤーがブレスリンの前に立ちはだかり…。
シルヴェスター・スタローンとアーノルド・シュワルツェネッガーの二大アクション俳優が共演し、洋上にあるタンカー型監獄からの脱獄を描いたサスペンスアクション。すご腕のセキュリティーコンサルタントであり、自らが設計した巨大監獄からの脱出を企てる男をスタローンが、彼の前に立ちはだかる囚人のボスをシュワルツェネッガーが演じる。メガホンを取るのは、『シャンハイ』などのミカエル・ハフストローム。敵か味方か明かされていない二人の関係の真相や、年齢を感じさせない怒とうのアクションが見どころ。

久しぶりの試写会。シルヴェスター・スタローン×アーノルド・シュワルツェネッガーの2大スター共演のアクション作品。一度入ったら2度と抜け出せない監獄要塞。自らを陥れた組織へ復讐を果たすために脱獄計画を立てる。シルヴェスター・スタローンもアーノルド・シュワルツェネッガーも結構なお歳なのに、よくカラダが動きますね。面白いか面白くないかで考えると面白いのだけど、話が普通で新鮮さが足りないと思います。仲間と協力している感じもあまり無いので、おじさん2人が頑張ってる印象しか残らない。「俺はいいから…先に行ってくれ…」っていうお決まりの展開もある。これなら同じ脱獄でも「プリズンブレイク」の方が何倍も面白い!!2大スターを使いながら派手さに欠ける作品でした。安定感はあるけど、ちょっとなぁ…
そして試写会で配られたこの映画のチラシを見て驚いた。重要なことをネタバレしている…。配給会社は何を考えているんだ???

この作品の評価・・・・70点
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江ノ島プリズム

2013年12月18日 09時07分22秒 | 映画評論ア行
製作年:2013年
製作国:日本
日本公開:2013年8月10日
監督:吉田康弘
出演:福士蒼汰,野村周平,本田翼,未来穂香,吉田羊,赤間麻里子,西田尚美
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小学生の頃からの親友同士である、高校生の修太、朔、ミチル。恋と友情の入り交じった関係にある彼らだったが、ミチルの海外留学が決まってしまう。黙って出発した彼女が自分の気持ちをつづった手紙を受け取り、空港へ向かう朔だったがそのまま命を落としてしまう。それから2年。空虚な日々を送っていた修太は、行きたい時と場所を思い浮かべるとその時代に行けるという時空移動の方法が書かれた奇妙な本を手にする。試しに実践してみると、彼は朔が死亡する前日に戻っていた。
『仮面ライダーフォーゼ』シリーズの福士蒼汰、『男子高校生の日常』の野村周平、『FASHION STORY -Model-』の本田翼らが共演した青春作。ひょんなことからタイムトラベルの能力に目覚めてしまった青年が、親友の死を回避し、友人以上恋人未満だった幼なじみの気持ちを確かめようとする姿を描き出す。メガホンを取るのは、『キトキト!』『旅立ちの島唄 ~十五の春~』などの吉田康弘。主要人物を演じる三人の好演や青春のほろ苦さを巧みにすくい取ったタッチに加え、舞台となる江の島の美しい町並みも見もの。

親友が死んだ未来を変えるために過去にタイムスリップするお話。SF映画でありながら修太、朔、ミチルの3人の甘酸っぱい青春映画でもあります。周囲から止められても親友のために奮闘する修太の真っ直ぐな気持ちがカッコいい。ラストは意外な結末が待っています。これは何とも言えない切なさが…。朔の命の代わりに失ったものが大きすぎる…。いやっ、でも親友を救うためならこれが正解なのかもしれない。ミチルが何故黙って留学しに行ってしまったのか。今日子は何者なのか。謎な部分が出てきますが、それがまたラストの切なさを際立出せてきます。まぁタイムスリップが簡単に出来ちゃうっていうのは腑に落ちなかったですが。

本田翼の棒読み演技が最後まで気になりましたが、ちょっと変わったSF青春映画でした。でもこんなにイケメンと美女のキラキラした青春なんて実際あるわけない気がする…。若い人向けの映画です!

この作品の評価・・・・70点
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箱入り息子の恋

2013年12月17日 12時43分39秒 | 映画評論ハ行
製作年:2013年
製作国:日本
日本公開:2013年6月8日
監督:市井昌秀
出演:星野源,夏帆,平泉成,森山良子,穂のか,竹内都子,大杉漣,黒木瞳
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市役所に務める35歳の健太郎はこれまで女性と付き合った経験もなく、いまだに実家で両親と暮らしている。父も母も息子を気遣い、親同士が子どもに代わって相手と対面する「代理見合い」への出席を決める。そこで今井夫妻と知り合った健太郎の両親は、目が不自由な彼らの娘奈穂子のことを知り…。
ミュージシャンとしてだけでなく『少年メリケンサック』などで俳優としても活躍する星野源が映画初主演を果たしたラブストーリー。恋愛初心者の主人公が一人の女性と恋に落ち、めくるめく感情に心奮わせながら変化していく過程を描き出す。『あの女はやめとけ』の市井昌秀が監督を務め、目が不自由なヒロインを『天然コケッコー』の夏帆が演じている。初めて恋を知った男の純情と、彼を取り巻く家族たちが織り成す力強い物語に熱中する。

とても上質な映画でした。人の気持ちや温かさや、真っ直ぐな愛が詰まった作品。人は見かけじゃない!中身なんだ!ってことを改めて思い出させてくれました。前半はコメディドラマで面白かったけど健太郎が2回も病院送りになっちゃうのは、ちょっとねぇ(笑)でも吉野家のシーンは感動的でした♪大人っぽい恋愛だけど、子供っぽさい恋愛も感じる映画。星野源の真面目キャラも、夏帆の聴覚障害者役も、平泉成と森山良子の両親役も…どれもピッタリでした。子供を想う親の立場からの考えもすごく理解できる。娯楽映画としての恋愛映画も良いけど、本作のような現実的な恋愛こそ心にグッとくるもんだ。オチがしっくりこなかったのが残念でしたが、良い映画でした♪
健太郎のような純粋な気持ち、いつから無くなったかなぁ…よしっ、雨の日は女性に傘を差しだそう!

この作品の評価・・・・78点
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ペーパーボーイ 真夏の引力

2013年12月16日 00時14分27秒 | 映画評論ハ行
製作年:2012年
製作国:アメリカ
日本公開:2013年7月27日
監督:リー・ダニエルズ
出演:ザック・エフロン,ニコール・キッドマン,マシュー・マコノヒー,ジョン・キューザック
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1969年フロリダ、ある問題によって大学を追われた青年ジャックは、父親の会社で新聞配達を手伝うだけの退屈な日々を送っていた。ある日、新聞記者の兄ウォードが、以前起こった殺人事件で死刑の判決が出た人間が実は無罪かもしれないという可能性を取材するため、実家に帰ってきた。そしてジャックは、兄の手伝いをすることに。取材の過程で死刑囚の婚約者シャーロットに出会ったジャックは、彼女の美しさに魅了されてしまい…。
数々の映画賞を席巻した『プレシャス』のリー・ダニエルズ監督が、ピート・デクスターのベストセラー小説を映画化したクライム・サスペンス。ある殺人事件を調査する兄弟が、事件の真相をめぐる複雑な人間関係に巻き込まれていく。主演は、『ハイスクール・ミュージカル』シリーズのザック・エフロン。彼をとりこにしてしまう謎めいた美女をオスカー女優ニコール・キッドマンがなまめかしく熱演するほか、マシュー・マコノヒー、ジョン・キューザックら実力派がそろう。

意外と豪華なキャストが揃っている本作。ザック・エフロン,ニコール・キッドマン,マシュー・マコノヒー,ジョン・キューザックと主役級の俳優が勢揃い。保安官殺人事件を巡る人間模様を描いている作品。ストーリーもまぁまぁなのだけど、それよりも出てくるキャラクターの個性が目立つ作品でした。ザック・エフロンの青春真っ盛りの少年も、ニコール・キッドマンのビッチな女も、ジョン・キューザックのキチガイな男も、それぞれの個性がぶつかり合ってる感じがしました。R-15指定なので、そういうシーンも幾つか…ザック・エフロンがクラゲに刺された時のシーンでは、実際にニコール・キッドマンが放尿して撮影したそうですよ…それを撮る監督もすげぇな(笑)
保安官殺しの真相は謎に包まれたままだし、全てがスッキリしたわけではありません。ストーリーうんぬんよりも、気持ち悪さをが残ります。“真夏の引力”というタイトルが適切かは分かりませんが、蒸し暑さを感じる作品でした。グロいシーンもあるので観る人はご注意を…

この作品の評価・・・・64点
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ゼロ・グラビティ

2013年12月15日 14時11分39秒 | 映画評論サ行
製作年:2013年
製作国:アメリカ
日本公開:2013年12月13日
監督:アルフォンソ・キュアロン
出演:サンドラ・ブロック,ジョージ・クルーニー
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地表から600キロメートルも離れた宇宙で、ミッションを遂行していたメディカルエンジニアのライアン・ストーン博士とベテラン宇宙飛行士マット・コワルスキー。すると、スペースシャトルが大破するという想定外の事故が発生し、二人は一本のロープでつながれたまま漆黒の無重力空間へと放り出される。地球に戻る交通手段であったスペースシャトルを失い、残された酸素も2時間分しかない絶望的な状況で、彼らは懸命に生還する方法を探っていく。
『しあわせの隠れ場所』などのサンドラ・ブロックと『ファミリー・ツリー』などのジョージ・クルーニーという、オスカー俳優が共演を果たしたSFサスペンス。事故によって宇宙空間に放り出され、スペースシャトルも大破してしまった宇宙飛行士と科学者が決死のサバイバルを繰り広げる。監督を務めるのは、『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』『トゥモロー・ワールド』などの鬼才アルフォンソ・キュアロン。極限状況下に置かれた者たちのドラマはもとより、リアルな宇宙空間や事故描写を創造したVFXも必見。

全世界で大ヒットしている本作。第86回アカデミー賞の作品賞受賞も期待がかかります。徒歩圏内の映画館が吹き替えしかやっておらず…せっかくならIMAX3Dで観ようかってことで電車に乗って別の映画館へ。事前にインターネットでどの座席が良いかを調べてベストポジションを確保しました♪

IMAX3D初体験!!いやぁ凄いのなんのって…音も近所の映画館よりもクリアに感じるし、何より映像が立体的過ぎて凄い!「映画」というより「アトラクション」と言っていいだろう。冒頭のシーンから一気に魅せられました。壮大な宇宙空間、美しい地球、迫りくる衛星の破片、宇宙飛行士から見た視線…CGと分かっていながらも、宇宙に行ったことが無いのにまるで自分がその場にいるような感覚に陥ります。特に破片が飛んでくるシーンは自分も顔を避けてしまったほど(笑)ここまでの映像美に感動したのは「アバター」以来…いや「アバター」を超える映像だった。

ストーリーとしては単純で目新しさは無いかなと思います。衛星の破片が飛んできて、宇宙空間に放り出されてしまうという単純なお話です。しかしその単純さをカバーしてしまうほどの映像美なのです。涙の1粒、火種の1つにしても、その美しさに感動してしまうほど。“暗闇の中の絶望”という恐怖、そして“生きなければならない”という意志、“地球上に生きている”という命の尊さを感じました。ほとんどがサンドラ・ブロックの1人芝居なんだけど、彼女の絶望の中を生き抜こうとする決意に感動しました。でも宇宙には絶対行きたくない!宇宙飛行士ってホントに死と隣り合わせなのかと思うと尊敬します。これは絶対絶対絶対映画館で3Dで観ることをおススメします!ぜひ宇宙を体感してきてください。

この作品の評価・・・・86点
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俺はまだ本気出してないだけ

2013年12月14日 15時22分01秒 | 映画評論ア行
製作年:2013年
製作国:日本
日本公開:2013年6月15日
監督:福田雄一
出演:堤真一,橋本愛,生瀬勝久,山田孝之,濱田岳,水野美紀,石橋蓮司
official site

子持ちで離婚歴がある42歳、大黒シズオ。ある日、彼は「本当の自分を探す」と何も考えずに会社を辞めてしまう。だが、ゲームばかりの毎日を送り、同居する父親の志郎から怒鳴られてばかり。そんな中、本屋で立ち読みをしていたシズオは漫画家になろうと決意し、志郎と娘の鈴子に熱く夢を語る。しかし、出版社に原稿も持ち込むも不採用。さらに、生計を立てようとファストフード店でバイトするが、ミスを繰り返し、さらにはバイト仲間から店長というあだ名を付けられてしまう。
小学館「月刊IKKI」で連載されていた青野春秋の人気漫画を実写化したコメディー・ドラマ。何となく会社を辞めた42歳のバツイチ中年男が、漫画家になると宣言したことから巻き起こる騒動を追い掛ける。『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズの堤真一が、ゲームに明け暮れ、娘に借金し、グズった果てに家出するという、父親にも大人にも成り切れていないダメな主人公を怪演。メガホンを取るのは、『コドモ警察』シリーズなどの福田雄一。共演には、『さよならドビュッシー』の橋本愛をはじめ、生瀬勝久、山田孝之らが名を連ねる。

ギャグ漫画の実写化だったとは…。久しぶりに声を出して笑ってしまった映画でした。俺はまだやれる!まだ夢を見ていいんだ!と超ポジティブな主人公のシズオ。前向きでいることは素晴らしいことだけど、ちょっとは現実を見ようととツッコミを入れたくなる。大人に成りきれていない大人って世の中にたくさんいるよなぁ。これぞ反面教師!シズオと父親の絡みが特に面白かったです♪面白い部分がある反面、回想シーンや真面目なシーンがちょいちょいあって、それは必要なかったかなと思います。前半が良かっただけに、少しずつ失速していった気が…。コメディ要素をもっとガンガンに出して欲しかった。続編ありそうな終わり方でしたが…どうなんでしょう。
結局は周囲が変わって、主人公のシズオは何も変わっていなかった。大人にならなきゃいけないけど、子供の気持ちも忘れずにいなきゃな。そういう気持ちがいつか人の役に立つと信じて…。でも40過ぎてこんなグータラな人間にはなりたくないな…

この作品の評価・・・・73点
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17歳のエンディングノート

2013年12月13日 14時19分20秒 | 映画評論サ行
製作年:2012年
製作国:イギリス
日本公開:2013年4月27日
監督:オル・パーカー
出演:ダコタ・ファニング,ジェレミー・アーヴァイン,パディ・コンシダイン
official site

白血病で余命宣告を受けたテッサは引きこもる日々を過ごしていたが、17歳になり死期が迫っていることを悟る。残りの人生を精いっぱい生きるべく、彼女は死ぬまでにしてみたい事柄のTO DOリストを作る。作成したリストの内容を実行していく中で、隣に引っ越してきた青年アダムに恋してしまい…。
不治の病で余命9か月の少女が、残りの人生でしてみたい事柄を実行していく中で予定外の恋に落ち、生きる意味を見いだしていく人間ドラマ。監督は、『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』の脚本家オル・パーカー。限られた人生を謳歌しようとするヒロインを、天才子役としてキャリアを重ねてきたダコタ・ファニングが熱演。共演には『戦火の馬』のジェレミー・アーヴァイン、『思秋期』で監督デビューを果たしたパディ・コンシダインら実力派が顔をそろえる。

余命僅かな少女の物語。残された時間をどう生きるか…誰かを愛し愛され…自分らしい最期を迎えるために。治療よりも残された時間を大切にするというテッサの姿が良かった。でも…こんな感じの映画って今までたくさん作られてきましたよね。今更感がありました。リストを作るって…そんな映画あったわ(笑)始めの頃は自分勝手でワガママな主人公でしたが、徐々に周囲の優しさや愛に気付き始めた辺りは良かったです。主演のダコタ・ファニングの演技が上手すぎ♪これからどんな女優さんなっていくのか楽しみです。

お涙頂戴感が漂う作品でしたが、泣ける人は号泣するでしょう。死と向き合うという重いテーマでメッセージ性はあったけど、今まで似たような作品をたくさん観てきた自分としては新鮮さが欠けました。死は誰にでもいつかは訪れるものだ。いつかやればいいと思っていることも、結局やらないことの方が多い。限られた時間の中で今を一生懸命に生きるとしよう。

この作品の評価・・・・63点
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私のオオカミ少年

2013年12月12日 13時39分42秒 | 映画評論ヤラワ行
製作年:2012年
製作国:韓国
日本公開:2013年5月25日
監督:チョ・ソンヒ
出演:ソン・ジュンギ,パク・ボヨン
official site

地方の村へと引っ越してきた少女スニは、物陰から身を隠すようにして自分を見つめる謎めいた少年を発見。言葉を理解することができず、まるでオオカミのように振る舞う少年にチョルスと名付けたスニとその家族は、彼を居候させることに。食事の仕方から始まり、洋服の着方、文字の読み書きと、生活に必要なことを教えていくスニ。次第に彼女は、そのやり取りを経て閉ざしがちだった心が開いていくように。一方のチョルスは、誰かを愛するという生まれて初めての感情に戸惑う。
本国で700万人超動員のヒットを記録した、韓国発のラブストーリー。自分の殻に閉じこもっていた少女とオオカミを思わせる人間離れした少年の出会いと恋の行方を見つめていく。メガホンを取るのは、韓国映画界の新世代気鋭として注目されているチョ・ソンヒ。テレビドラマ「トキメキ☆成均館(ソンギュンガン)スキャンダル」で、日本でもブレイクを果たしたソン・ジュンギが、少女との触れ合いを通して、言葉を話し、文字を書き、愛することを覚えるオオカミ少年を熱演する。温かな雰囲気に包まれたビジュアルにも注目。

韓国映画3作連続鑑賞キャンペーン。ラストの3作目を飾るのは本作「私のオオカミ少年」です。本国の韓国では700万人を動員した大ヒット作。とてもとても切ないお話でした。人間の少女と、オオカミの少年。出会ってはいけない2人が一緒に暮らしていくうちにお互いを大切に想える仲になっていくのです。よくある話かと思ってましたが、笑い泣き、そして出会いと別れが丁寧に描かれていて素晴らしかったです♪47年後の結末がまた何とも切ない!!ずっとずっと“待って”いたのか…。
オオカミ少年を演じたソン・ジュンギの表情や仕草がとても良い。スニを演じたパク・ボヨンの可愛さも光っていました。恋愛を超えた2人の絆にウルっとしてしまいました。少女とヴァンパイアの恋を描いたハリウッドのクソみたいな映画より、ずっとずっと良質な作品です。「殺人の告白」でも書いたけど、やはり韓国映画は凄すぎる!!ピュアなラブストーリーとはこの映画のことを言うのか。

この作品の評価・・・・79点
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殺人の告白

2013年12月11日 20時35分52秒 | 映画評論サ行
製作年:2012年
製作国:韓国
日本公開:2013年6月1日
監督:チョン・ビョンギル
出演:チョン・ジェヨン,パク・シフ,キム・ヨンエ,チョ・ウンジ,オ・ヨン
official site

時効の成立後、イ・ドゥソクという男が、自分は15年前に世間を騒がせた連続殺人事件の犯人だと告白する。その後、暴露本を出版した彼はそのルックスの良さも味方し、一躍時の人として世間にもてはやされる。一方、ずっと犯人を追い続けてきたチェ刑事は、本の中にまだ解決されていない事件の真相の記述がないことを不審に思い…。
テレビドラマ「検事プリンセス」「王女の男」などで人気の俳優パク・シフが、初の映画主演をこなしたサスペンス。突然自らの罪を告白した美貌の連続殺人犯と彼を執拗に追う刑事、そして凶行によって愛する人を失った残された者たちの物語を丁寧に紡ぎ出す。タフな刑事を熱演するのは、『黒く濁る村』などのチョン・ジェヨン。犯人と刑事の緊迫感あふれる心理戦や、リアルで躍動感あふれるチェイスシーンに圧倒される。

連続殺人事件の時効後に真犯人が名乗り出てきて暴露本を出版する…被害者遺族からしたら、たまったもんじゃない。チェ刑事、イ・ドゥソク、そして遺族の考えや策略が交差する展開がとてもおもしろかったです♪犯人を殺すためにあんなに計画的な犯行をする遺族も凄い。途中までの心理戦から後半は一気に急展開を見せます。後半のテレビ局での生中継討論会でどんでん返しが驚きです!!サスペンスかミステリーなのかと思いましたが、途中からはカーアクション満載。このカーアクションが無駄に長くて必要ないかなと思いました。車のボンネットに乗ったりするのは、さすがにやり過ぎ感がある。あれは絶対死ぬって!(笑)でも最後まで見ごたえのある作品でした。ラストにチェ刑事が取った行動は良くないけど、日本映画にはない結末で個人的には好きでした。
邦画「藁の楯」とは比べ物にならないほど良かった。まだまだ映画界は日本<韓国ですね。傑作とまでは言えないが、やはり韓国映画って凄いと再認識させられる作品でした。で結局、暴露本には何が書いてあったのだろうか?

この作品の評価・・・・78点
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