製作年 : 2006年
製作国 : アメリカ
2006年7月22日公開
監督 : ダンカン・タッカー
出演 : フェリシティ・ハフマン,ケヴィン・ゼガーズ,フィオヌラ・フラナガン
official site
トランスセクシャルのブリーは、男性としての身体を完全に捨てる手術を目前に控えている。そんなある日、ブリーは驚くような電話を受ける。ブリーがかつて、男性として一度だけ関係した女性との間に、息子がいたのだ。窃盗の罪で拘置所に入っていた息子トビーを保釈するため、ブリーは手術費用を切り崩してニューヨークへ向かう。ブリーは、自分の正体を明かさないまま、トビーを継父の暮らすケンタッキーへ送り届けようとするのだが…。
男性としての自分に違和感を抱き、肉体的にも完全に女性となる決意をした主人公・ブリー。本当の父親の姿を知らないまま、ドラッグや売春に手を染める息子のトビー。出会うはずのなかった2人が、ふとしたことからアメリカ大陸横断の旅に出る。お互いに、痛みの多い人生を歩んできた2人が、この特別な旅を通じて変わっていく様子を、ユーモラスに、そして少し切なく描いていく。主人公ブリーを演じたのは、人気ドラマ『デスパレートな妻たち』で知られるフェリシティ・ハフマン。女性に変わる直前の男性、という難役を、絶妙なぎこちなさと圧倒的なリアリティで演じきり、アカデミー主演女優賞にノミネートされた。監督は本作が長編デビューのダンカン・タッカー。
見てはいけない“モノ”を見てしまったような気がします(笑)主演のフェリシティ・ハフマンは性同一性障害という難しい役を見事に演じきっていました!最初見た時は“えっ?この人って男??”って思っちゃうぐらいのメイクでしたよ。ストーリーは複雑にもかかわらず見終わった後ではスッキリしてしまうぐらいの爽快感が残ります親が子供を守ったり、子供が自立しようとする姿やなど、今の日本にはないような親子の愛が描かれています。「スカートの下に何があるかより、もっと大切なことがある」というのが本作のテーマですが、まさにその通りだと思いました。愛っていうのは体がどうとか性別がどうとかいう問題ではなくて人が人を愛したり大切に思うってことなのだと感じました“日本では忍者に内臓をえぐりとられる”って台詞は偏見じゃね??(笑)
この作品の評価・・・・84点
製作国 : アメリカ
2006年7月22日公開
監督 : ダンカン・タッカー
出演 : フェリシティ・ハフマン,ケヴィン・ゼガーズ,フィオヌラ・フラナガン
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トランスセクシャルのブリーは、男性としての身体を完全に捨てる手術を目前に控えている。そんなある日、ブリーは驚くような電話を受ける。ブリーがかつて、男性として一度だけ関係した女性との間に、息子がいたのだ。窃盗の罪で拘置所に入っていた息子トビーを保釈するため、ブリーは手術費用を切り崩してニューヨークへ向かう。ブリーは、自分の正体を明かさないまま、トビーを継父の暮らすケンタッキーへ送り届けようとするのだが…。
男性としての自分に違和感を抱き、肉体的にも完全に女性となる決意をした主人公・ブリー。本当の父親の姿を知らないまま、ドラッグや売春に手を染める息子のトビー。出会うはずのなかった2人が、ふとしたことからアメリカ大陸横断の旅に出る。お互いに、痛みの多い人生を歩んできた2人が、この特別な旅を通じて変わっていく様子を、ユーモラスに、そして少し切なく描いていく。主人公ブリーを演じたのは、人気ドラマ『デスパレートな妻たち』で知られるフェリシティ・ハフマン。女性に変わる直前の男性、という難役を、絶妙なぎこちなさと圧倒的なリアリティで演じきり、アカデミー主演女優賞にノミネートされた。監督は本作が長編デビューのダンカン・タッカー。
見てはいけない“モノ”を見てしまったような気がします(笑)主演のフェリシティ・ハフマンは性同一性障害という難しい役を見事に演じきっていました!最初見た時は“えっ?この人って男??”って思っちゃうぐらいのメイクでしたよ。ストーリーは複雑にもかかわらず見終わった後ではスッキリしてしまうぐらいの爽快感が残ります親が子供を守ったり、子供が自立しようとする姿やなど、今の日本にはないような親子の愛が描かれています。「スカートの下に何があるかより、もっと大切なことがある」というのが本作のテーマですが、まさにその通りだと思いました。愛っていうのは体がどうとか性別がどうとかいう問題ではなくて人が人を愛したり大切に思うってことなのだと感じました“日本では忍者に内臓をえぐりとられる”って台詞は偏見じゃね??(笑)
この作品の評価・・・・84点