股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

イノセント・ガーデン

2013年12月09日 02時05分43秒 | 映画評論ア行
製作年:2013年
製作国:アメリカ
日本公開:2013年5月31日
監督:パク・チャヌク
出演:ミア・ワシコウスカ,マシュー・グード,ニコール・キッドマン
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外の世界を遮断するように建てられた、大きな屋敷に暮らしている少女インディア・ストーカー。自身の誕生日に、愛していた父親が交通事故で帰らぬ人となってしまう。彼女は、母と葬儀に参列すると、そこへ行方がわからなくなっていた叔父のチャーリーが突如として姿を現わす。彼と屋敷で暮らすことになるが、それを発端にしてインディアの周囲で不可解な現象が頻発するようになる。
『オールド・ボーイ』『渇き』などで知られる韓国の鬼才、パク・チャヌク初のハリウッド作となるサスペンス・スリラー。広大な屋敷で暮らす母娘のもとへ、長期間にわたって消息を絶っていた叔父が現れたのを機に、次々と起こる不気味な出来事と、その裏に隠された驚がくの真相を息詰まるタッチで追い掛けていく。主演のオスカー女優ニコール・キッドマンや、『アリス・イン・ワンダーランド』のミア・ワシコウスカを筆頭に、実力派が結集。謎が謎を呼ぶ展開に加え、静謐な美しさにあふれた映像も必見だ。

パク・チャヌク監督のハリウッドデビュー作。もっと衝撃的な内容かと思っていましたが…。独特の世界観と、美しい殺人描写が印象的でしたが、人物描写が薄くて気になりました。言いたいことはわかるけど、意外にもあっさりしていて、前にも似たような作品を観たことあるような…。精神病院から出てきた叔父さんの周囲で人が次々といなくなっているのだから、警察もちゃんと動こうよ。インディアが母親に対して敵対心を向けていたけど、最後は叔父より母を選んだ心境が分かりづらかった。ニコール・キッドマンの美しさと、パク・チャヌク監督の作りこまれた世界観は良かったけど、はやり結末が普通だったのが残念。美しいけど少々退屈な映画でした。

この作品の評価・・・・64点
コメント
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