股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

私のオオカミ少年

2013年12月12日 13時39分42秒 | 映画評論ヤラワ行
製作年:2012年
製作国:韓国
日本公開:2013年5月25日
監督:チョ・ソンヒ
出演:ソン・ジュンギ,パク・ボヨン
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地方の村へと引っ越してきた少女スニは、物陰から身を隠すようにして自分を見つめる謎めいた少年を発見。言葉を理解することができず、まるでオオカミのように振る舞う少年にチョルスと名付けたスニとその家族は、彼を居候させることに。食事の仕方から始まり、洋服の着方、文字の読み書きと、生活に必要なことを教えていくスニ。次第に彼女は、そのやり取りを経て閉ざしがちだった心が開いていくように。一方のチョルスは、誰かを愛するという生まれて初めての感情に戸惑う。
本国で700万人超動員のヒットを記録した、韓国発のラブストーリー。自分の殻に閉じこもっていた少女とオオカミを思わせる人間離れした少年の出会いと恋の行方を見つめていく。メガホンを取るのは、韓国映画界の新世代気鋭として注目されているチョ・ソンヒ。テレビドラマ「トキメキ☆成均館(ソンギュンガン)スキャンダル」で、日本でもブレイクを果たしたソン・ジュンギが、少女との触れ合いを通して、言葉を話し、文字を書き、愛することを覚えるオオカミ少年を熱演する。温かな雰囲気に包まれたビジュアルにも注目。

韓国映画3作連続鑑賞キャンペーン。ラストの3作目を飾るのは本作「私のオオカミ少年」です。本国の韓国では700万人を動員した大ヒット作。とてもとても切ないお話でした。人間の少女と、オオカミの少年。出会ってはいけない2人が一緒に暮らしていくうちにお互いを大切に想える仲になっていくのです。よくある話かと思ってましたが、笑い泣き、そして出会いと別れが丁寧に描かれていて素晴らしかったです♪47年後の結末がまた何とも切ない!!ずっとずっと“待って”いたのか…。
オオカミ少年を演じたソン・ジュンギの表情や仕草がとても良い。スニを演じたパク・ボヨンの可愛さも光っていました。恋愛を超えた2人の絆にウルっとしてしまいました。少女とヴァンパイアの恋を描いたハリウッドのクソみたいな映画より、ずっとずっと良質な作品です。「殺人の告白」でも書いたけど、やはり韓国映画は凄すぎる!!ピュアなラブストーリーとはこの映画のことを言うのか。

この作品の評価・・・・79点
コメント
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