股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

ナイロビの蜂

2006年05月30日 20時04分33秒 | 映画評論ナ行
製作年 : 2005年
製作国 : イギリス
2006/05/13公開
監督 : フェルナンド・メイレレス
出演 : レイフ・ファインズ,レイチェル・ワイズ
official site

それは、しばしの別れのはずだった。英国外務省一等書記官のジャスティンは、ナイロビの空港からロキへ旅立つ妻テッサを見送った。「行ってくるわ」「じゃ2日後に」それが妻と交わす最後の会話になるとも知らずに…。ジャスティンに事件を報せたのは、高等弁務官事務所所長で、友人でもあるサンディだった。テッサは車で出かけたトゥルカナ湖の南端で殺された。彼女は黒人医師アーノルドと共に、スラムの医療施設を改善する救援活動に励んでいた。今回もその一環のはずだったが、同行したアーノルドは行方不明、警察はよくある殺人事件として事件を処理しようとする…。
原作は冒険小説の巨匠ジョン・ル・カレの最高傑作「ナイロビの蜂」。妻の死に隠された世界的陰謀を追い、雄大なアフリカの大地を巡る主人公の心の旅路を、フェルナンド・メイレレス監督は圧倒的な映像美で描き出す。今年のアカデミー賞で4部門にノミネートされながらも助演女優賞のみの受賞という中途半端な結果となってしまった本作。ぶっちゃけ俺の意見を言わせてもらえば、冒頭のシーンでいきなり死ぬレイチェル・ワイズが助演女優賞をとるほどの演技だったかなぁ?って感じです。ストーリーの方はさすが社会派映画と言った感じで、今の世界情勢が分かります。期限切れの薬をアフリカに住む難民に平気で与えている現状は、世界が見直さなければならない問題だと改めて思いました。薬による人体実験はホントに行われてるのだろうか....
と言っても話は凄く難しい!!妻の死の原因も見終ってからもちゃんと理解できなかったし。アフリカの今の現状を見るには丁度良い作品かもしれませんな。でも映画としてはどぅなんだろ.....。この作品を観て、理解できた人は俺にストーリー教えてくだせぇ

この作品の評価・・・・57点
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スクール・オブ・ロック

2006年05月30日 00時36分51秒 | 映画評論サ行
製作年 : 2003年
製作国 : アメリカ
2004/04/29公開
監督 : リチャード・リンクレイター
出演 : ジャック・ブラック,ジョーン・キューザック,マイク・ホワイト
official site

ロックの心を全身で体現するギタリスト、デューイ・フィン。しかし、そのあまりの破天荒ぶりがアダとなり、ついにバンドをクビになってしまう。一方私生活でも、家賃の滞納が原因で居候していた親友ネッドのアパートを追い出されようとしていた。そんな時、ネッドのもとに名門私立小学校から代用教員の話が舞い込む。たまたま電話に出たデューイはお金欲しさから自分がネッドになりすまし、臨時教師の職に就いてしまうのだった。ところが、いざ小学校へ行ってみると、そこは厳しい管理教育がなされ、従順な生徒たちにはまるで覇気も個性も感じられなかった。まともに授業をする気もないデューイにとってそれはどうでもいいことだったが、そんな生徒たちが音楽の才能にあふれていると知ったとき、彼の頭にはあるよこしまなアイデアが浮かぶのだった。
主演はいま全米でもっとも注目されるコメディアンの一人、「ハイ・フィデリティ」「愛しのローズマリー」「キングコング」のジャック・ブラック。監督は「恋人までの距離(ディスタンス)」の異才リチャード・リンクレイター。あんまり期待しないで観たのが良かったのか、ハマっちゃいました。急展開とかはありませんが笑える場面は多かったと思いますよロックに興味無い人や詳しくない人でも気にしないで観れます♪たぶんそれは子供達が主役だからかもしれませんな。主演のジャック・ブラックも好きだけど校長先生の方が俺は好きw

この作品の評価・・・・82点
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

LIMIT OF LOVE 海猿

2006年05月28日 17時36分40秒 | 映画評論ヤラワ行
製作年 : 2006年
製作国 : 日本
2006/05/06公開
監督 : 羽住英一郎
出演 : 伊藤英明,加藤あい,佐藤隆太
official site

海上保安官の仙崎大輔は、鹿児島・第十管区で機動救難隊員として海難救助の最前線で働いていた。恋人・伊沢環菜とは遠距離恋愛中。ある日、鹿児島沖3キロで大型フェリー・くろーばー号の座礁事故が発生。大輔はバディの吉岡哲也たちと現場に駆けつける。凄まじい早さで浸水を始め、傾いていく船体。9階建ビルに匹敵する船内の195台の車両に引火すれば大爆発の危険が。パニックを起こして逃げ惑う620名もの乗客。偶然にも環菜もその船に乗り合わせていた。
映画からドラマへと広がった海洋エンタテイメント『海猿』が、再びスクリーンに戻ってきた。海上保安庁の全面的な協力を得て、最大の難関である大海難事故を表現するため、鹿児島・宮崎ロケのほか、大掛かりなセットとCGを導入した。前日に「ポセイドン」を観てしまったために、何となく「ポセイドン」をイメージが残ってしまったのは残念ですが、それでもこっちは恋愛映画なので違う意味で楽しめました。邦画としては久しぶりにジ~ンときちゃった。「帰ったら結婚しよ」って台詞のところが一番好きかな~♪CGは邦画にしては素晴らしい出来だったと思います。それと5千人ものエキストラはハンパない!大塚寧々の恋愛研究会の話は面白いです マイナス面としましては、船の傾きの割には船内に閉じ込められた人は普通に座ってましたしそれに要救助者とか言って肝心の本人達は緊張感がゼロ。冗談とか言っちゃってるしさぁw結局赤ちゃんは無事に生まれたんでしょうか?あそこまでハードな事したんだから流産じゃなきゃいいけど...。赤ちゃんが無事生まれたかまでは描かれてませんでした。
それでも今回の作品、ホントに期待以上の作品だったと思います!ハリウッドに負けないぐらいのCG技術もいいし俳優たちの演技も最高です。周りの客は結構泣いてる人多かったしね

この作品の評価・・・・88点
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ポセイドン

2006年05月28日 00時10分45秒 | 映画評論ハ行
製作年 : 2006年
製作国 : アメリカ
2006/06/03公開
監督 : ウォルフガング・ペーターゼン
出演 : ジョシュ・ルーカス,カート・ラッセル,リチャード・ドレイファス
official site

大みそかの夜。北大西洋を航海中の豪華客船ポセイドン号ではパーティーが始まっていた。同等クラスでは世界最高の客船のひとつであるポセイドン号は、高さが20階を超え、客室800、パッセンジャー・デッキ13を備える。今夜、乗客の多くは新年を迎えるために着飾り、壮麗なダンスホールに集っている。その頃、ブリッジでは一等航海士が異変を感じとっていた。水平線を調べていた彼は、それ“ローグ・ウェーブ(異常波浪)”を見たのだ。50メートル近くありそうな巨大な波が船に向かってくる。彼は致命的な打撃をかわそうと必死に舵をとるが、すでに遅すぎた。そして衝突。とてつもない波に襲われた船は激しく揺れ、まもなく完全に転覆する…。
72年に製作されたパニック映画の金字塔「ポセイドン・アドベンチャー」を、「トロイ」「パーフェクト ストーム」のウォルフガング・ペーターゼン監督が最新の映像技術を駆使してリメイクしたスペクタクル超大作。主演は「バックドラフト」のカート・ラッセルと「メラニーは行く!」のジョシュ・ルーカス。全米では初登場2位を記録。1億6000万ドルの制作費をかけた本作の1週目の興行収入は2000万ドルと、低調な滑り出しとなってしまいました。 ■ネタバレ注意■さて肝心の感想ですが一言で言えば、最後までハラハラドキドキで楽しめました!登場人物たちの人間関係があまり描かれていないので映像の迫力に集中できたところが良かったと思いますよ。それに上映開始してすぐに大津波が来るので"キングコング"のような最初のグダグダ感がありません。そして何と言っても映像の迫力が並じゃない!!タイタニックと似たようなシーンはあったけど、同じぐらい迫力があってハラハラしました唯一タイタニックと違う所は生き残る人の数タイタニック100人以上は生き残ったはずですがポセイドンは僅か6人....。でもこっちはいきなり大津波が来て転覆したんだから死人が多いのは当たり前だよな..。でも死んだ人の中で一番かわいそうなのはエレベーターから落とされたウェイターのハンサムくん。彼はかわいそうだよ...。蹴り落とされて、棒に刺さって、上からエレベーターがドォ~ンwあぁららぁ~途中で死んだラッキーとかいう男は言葉遣い聞いて「あぁ~こいつは絶対死ぬ」って分かったけど♪あと忘れちゃいけないのがお父さんですよ。娘のため、みんなのために命を捨てて潜ったあの行動には拍手を送りたい 一つだけツッコミを入れるとすると最後の方でコナーは何故あの状況で1人で行動して、はぐれたのだろうか!?水がもうすぐ来るっていうのに、のん気だな~って思ったよ。それと、廊下にたくさんあった死体が映るとゾンビになりそ~って思ったのは俺だけでしょうか?w
まぁ結局言いたい事は観て損はしない作品ってこと。これはDVDで観たら迫力は全然ないので、ぜひ映画館でご覧下さい。98分という上映時間はチョイと短いかなと思うけど

この作品の評価・・・・87点
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アイス・エイジ2

2006年05月26日 01時05分50秒 | 映画評論ア行
製作年 : 2005年
製作国 : アメリカ
2006/04/22公開
監督 : カルロス・サルダーニャ
声の出演 : 大田光,竹中直人,山寺宏一
official site

氷河期末期、大洪水の危機が迫っていることを知ったマンモスのマニー、ナマケモノのシド、サーベルタイガーのディエゴは、谷に暮らす種々雑多な動物たちと共に安全な地を目指して大移動を始める。常日頃から絶滅寸前の種族とからかわれ孤独を噛みしめていたマニーだったが、旅の途中でマンモスの女の子エリーに出会い希望を見いだす。ところがエリーは自分をフクロネズミと信じて疑わないのだった。果たしてマニーと仲間たちの運命は…。
アニメならではのスピード感と躍動感で老若男女が文句無く楽しめる大ヒットCGアニメ待望の第2弾は、地球温暖化や、自分はいったい何者なのかといったアイデンティティの危機など重要且つ深いテーマを盛り込んだサバイバル・ストーリー。前作で人間の赤ちゃんを救った異種混合トリオに、いたずら者のフクロネズミの兄弟ら新キャラクターも加わり、壮大なミュージカル・シーンまで飛び出す。まだパート1を観ていないのに2を観てしまいましたCGは子供向けなので、そこまで綺麗ってわけではありません。脚本はまぁ良いかな程度です。途中、途中で出てくる栗鼠のドングリを一生懸命追う可愛さは観ていて笑っちゃいました。栗鼠を1時間半映してても飽きないかもなぁて思っちゃったりwさて、肝心なマンモス達の方なんですが、やはり子供向けってだけの事はあってドタバタ劇です。でも主役のマンモスの話がずっと続くんで、他の動物達が船に着くまでにどうなったのかを描いていないところがマイナスポイントかもしれません。でも動物たちが次々と死んでいく姿ってのもまた子供に悪影響か....。それに最後にマンモスたちが大勢現れた瞬間、「あなた達はどこから来たの??」って思っちゃいました今回の作品、"子供向け"という枠から抜け出せなかったかもしれませんな

この作品の評価・・・・72点
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

この胸いっぱいの愛を

2006年05月23日 22時12分19秒 | 映画評論カ行
製作年 : 2005年
製作国 : 日本
2005/10/08公開
監督・脚本 : 塩田明彦
出演 : 伊藤英明,ミムラ,吉行和子
official site

2006年。子どもの頃に過ごした北九州に、出張で向かった比呂志は、自分が1986年にタイムスリップしていることに気づく。同じ飛行機に乗り合わせたヤクザの布川、影の薄い男・臼井、盲目の老婦人・朋恵も同様にタイムスリップしていた。旅館を営む祖母に預けられていた20年前のその日、自分が火事を起こしていたことを思い出した彼は、旅館の台所に駆け込み、間一髪のところで火を消し止める。このことをきっかけに、20年前の自分自身“ヒロ”と同じ部屋に居候することになる比呂志。旅館に住むことは、ずっと忘れられない初恋の人“和美姉ちゃん”との再会も意味していた。
「もしも、過去にタイムスリップし、ひとつだけやり直すことができるのなら、愛する人を救えるかもしれない……」。興行収入30億円を超える大ヒットを記録した『黄泉がえり』の原作者でもある梶尾真治の中編小説「クロノス・ジョウンターの伝説」を基に、塩田明彦らが脚色したファンタジー・ドラマ。たしかに「黄泉がえり」と同じ原作者というだけあって話が似ているけど話が複雑ではないので誰が観ても理解できます。比呂志と和美姉ちゃんのストーリーが物語の主体だと思いますが、倍賞千恵子が演じた盲目の老婦人のストーリーはちょっと泣きそうになっりました感動的なシーンがいくつかある中で1人だけ浮いてたのがミムラなんというか...演技力が無さ過ぎるような気がします。それに和美姉ちゃんは気が強い性格っていう設定なのかもしれませんが、ミムラの場合は見ていて気が強いって言うより呪ってるって感じでしたwオーケストラ鑑賞のためにホールに来た時の服装を見て、一瞬「えっ!?トイレの花子さんかよ!?」と思っちゃいましたしぃ。それにラストのシーンは必要だったんでしょうか?あんな幸せいっぱいのキスシーンで終わるよりは、切ない感じで終わった方が泣けると思うけど。たしかに今回の作品は泣けるかもしれません。でも、この胸いっぱいのツッコミ所もありますよw

この作品の評価・・・・75点
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ビック・フィッシュ

2006年05月23日 18時06分40秒 | 映画評論ハ行
製作年 : 2003年
製作国 : アメリカ
2004/05/15公開
監督 : ティム・バートン
出演 : ユアン・マクレガー,アルバート・フィニー
official site

出産間近の妻とパリで幸せに暮らすジャーナリストのウィル・ブルーム。彼の父エドワードは自分の人生を幻想的でマジカルな話として語り、聞く人を魅了し楽しい気分にさせる名人だった。ウィルも子どもの頃はそんな父の話を聞くのが大好きだった。しかし3年前の自分の結婚式で喧嘩して以来、父とは不和が続いていた。そんなある日、母から父の病状が悪化したとの報せを受け、ウィルは妻を連れて実家へと向かう。しかし、病床でも相変わらずホラ話を繰り返す父と、父の本当の姿を知りたいと願う息子の溝はなかなか埋まらなかった…。
お伽話のように奇想天外な人生を振り返る父とその息子の絆を描いた心暖まるファンタジー・ドラマ。ダニエル・ウォレスの著書『ビッグフィッシュ 父と息子のものがたり』を、「シザーハンズ」「スリーピー・ホロウ」のティム・バートン監督が映画化。今回の主演はジョニー・デップではなく、ユアン・マクレガーです
ティム・バートンはやっぱりこういう感動系のジャンルは合わないと思いました。観ていて「こりゃあどう考えても嘘話じゃね??」と想像力が無い俺としては結構退屈になりましたw息子が必死で父親の事を理解しようとしてるのに肝心の父親は最後まで自分の自慢話を延々と話続けてるのも少々腹立つし...。それに奥さんに結婚のために猛アタックする時、授業中に黒板にでっかく「I love you」って書いたり、飛行機雲でハート作ったり、家の前に何万本っていう花置いたりと、現代で考えればストーカー以上の事してるなって思いました。それであの奥さんも好きになっちゃうっても、どうかと思いますよw夫は戦死したと思ってた奥さんの目の前に夫が現れるシーンと、最後の葬式のシーンはウルっときそうになったけどねぇ。でもまぁ夢のある作品だと思います。たぶん今、子供がいるお父さんが観たら泣けると思います。俺も子供できてからもう一回観てみます

この作品の評価・・・・66点
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アポロ13

2006年05月18日 23時11分46秒 | 映画評論ア行
製作年 : 1995年
製作国 : アメリカ
監督 : ロン・ハワード
出演 : トム・ハンクス,ケヴィン・ベーコン,ゲイリー・シニーズ

どんな困難な危機であっても、人類の英知の前に不可能がない事を知らしめた、あまりにもドラマティックな実話を遂にハリウッドが映画化。1970年4月、月へ向けて打ち上げられたアポロ13号に爆発事故が発生。その絶望的な状況の中、ヒューストン管制センターでは3人の乗組員を無事地球に帰すため、必死の救出作戦が展開されていた……。
最新作「ダヴィンチ・コード」でもタッグを組んでいるロン・ハワード監督×トム・ハンクス。でも。ぶっちゃけトム・ハンクスってあんまり好きじゃないんだよねぇ....。まぁテレビなら良いかなって事で取り敢えず観てみました。感想はまぁまぁかなって感じです。こういう出来事が実際に起こったとすると凄いと思うけど。あんまり緊迫感が無かったかなぁっていうのが実際の感想ですまだアルマゲドンの方が緊迫感もあって楽しめたかなって思います。でも歴史の出来事だから脚本変えるわけにもいかないから仕方ないかもしれない....。最後の方で家族がテレビ観ながらトムの安否を心配する姿が一番印象強かったと思います

この作品の評価・・・・74点
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ホールドアップダウン

2006年05月16日 18時40分48秒 | 映画評論ハ行
製作年 : 2005年
製作国 : 日本
監督 : SABU
出演 : 坂本昌行,長野博,井ノ原快彦,三宅健,森田剛,岡田准一
official site

佐川と木俣は、サンタの扮装で銀行を襲撃。2人は強奪した金をコインロッカーに預けるために、路上ミュージシャンの沢村から小銭を奪うものの、追ってきた沢村から逃げるうちにロッカーの鍵を落としてしまう。鍵を拾った沢村はロッカーに向かうが、その途中で警察の車にはねられてしまう。そんな沢村を、元牧師のトラッカー・平松が発見するのだが…。
2003年に話題になった『ハードラックヒーロー』で息の合ったコラボレーションを見せたV6とSABU監督が再びタッグを組んだクライム・ムービー。『幸福の鐘』や『DRIVEドライブ』で海外からの評価も高いSABUがバラエティ番組などで鍛えられ笑いのセンスが光るV6を、より個性的なキャラクターとして完成させた。予告編を見た感じでは派手なアクションもありそうで期待してました。アイドルグループが全員で出演してる作品ってあんまり作品の完成度高くないんだよねぇって思いながら観ましたが確かにそうでしたwけど最初の方は6人それぞれの話が少しづつ一つに繋がってく感じで「これはラストが楽しみ~♪」って思ったけど、後半はゾンビ?幽霊?錯覚?と意味がわかりませんでした幽霊に操られて6人が戦うっていうのも前半の流れを考えれば変な話だし...。森本レオのあっけなく死んでいく姿もちょっとねぇ...。プラス面を言えば井ノ原と香椎由宇の電車トーク意外と笑えたw
まぁ、ありがちなB級邦画と言えるでしょう。V6の中で唯一俳優としての存在感がある岡田くんが前半だけちょこっと出て、あとは人形のみ出演っていうのも作品のレベルが下がった理由になるかも。だって他の5人の演技力じゃ最後までもたないし最後の岡田くんが歌ってた曲が妙に良い曲に聴こえましたがぁ

この作品の評価・・・・56点
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード

2006年05月15日 23時41分25秒 | 映画評論ヤラワ行
製作年 : 2003年
製作国 : アメリカ
2004/03/06公開
監督・脚本 : ロバート・ロドリゲス
出演 : アントニオ・バンデラス,ジョニー・デップ,サルマ・ハエック
official site

たった1人で2つの町を始末した伝説の男、エル・マリアッチ(アントニオ・バンデラス)。その噂を耳にしたCIA捜査官サンズ(ジョニー・デップ)は、この国で起ころうとしているクーデター計画を潰すため、マリアッチに将軍マルケスの暗殺を依頼する。マリアッチにとって、マルケスはかつての恋人を殺した敵だった。マルケスを裏で操る麻薬王バリーリョ(ウィレム・デフォー)は、クーデターによって政府を我が物にしようと暗躍する。男たちの思惑が幾重にも交錯し、メヒコの大地に激戦の時が訪れようとしていた…。
『スパイキッズ』の成功を踏まえ、群像劇的なアプローチにも新味が見られる。主演のバンデラス以下、おなじみのファミリーに加え、ジョニー・デップ、ウィレム・デフォー、ミッキー・ロークといった面構えのいい俳優が次々と登場。ずっとメキシコっぽいバックサウンドが流れててイライラしてましたwメキシコ系の音楽って俺は何となく嫌いなんだよねぇ。さて内容に入っていきますが、この映画の見所はやり過ぎだろ!って思うぐらいの派手なアクションシーン。爆弾は爆発するし銃は乱射するし、観ていてさすがにウンザリしましたアントニオ・バンデラスの銃の腕前は上手いと思ったけど、周りの敵がどう見ても弱すぎるアントニオ・バンデラスに一度も命中しないし、自分が撃たれるのを待ってる気もしたwそれに加えてストーリー複雑さちゃんと観ている人でも理解しがたいような...。
そして忘れちゃならんのがジョニー・デップ。こういう映画には合わない気がします。やはりティム・バートン監督の作品に出たほうが彼の俳優としての良さは引き立つと思うべ。後半で彼の両目が潰されたのは痛々しいでも「デアデビル」のベン・アフレックのように五感がメッチャ発達してて敵なんて楽勝で殺せるのかなと思ったけど、やっぱりヒーローじゃ違ったわ。んで全体的に思うのが出演者のほとんどが死んじゃう事。生き残ったのはチワワだけじゃないの?って思うぐらいです。テレビで放送されるのを待つことをオススメします、はいっ。

この作品の評価・・・・62点
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

容疑者 室井慎次

2006年05月14日 15時36分36秒 | 映画評論ヤラワ行
製作年 : 2005年
製作国 : 日本
2005/08/27公開
監督 : 君塚良一
出演 : 柳葉敏郎,田中麗奈,哀川翔
official site

新宿で起きた殺人事件で、捜査本部長を務めていた室井。事件は被疑者が逃走中に事故死して決着したが、室井は疑問を拭いきれず捜査を続行する。その頃、被疑者の母親が捜査の行き過ぎを指摘し、室井を告訴した。室井の弁護についたのは、津田法律事務所の新米、小原久美子。名うての弁護士集団を率いる灰原弁護士を相手に、久美子は室井の釈放に奔走するが、その頃警察機構内では意外な思惑が交差していた…。
昨年のヒット作『交渉人 真下正義』に続く、「踊る大捜査線」劇場版のスピンオフ第二弾が登場!『交渉人 真下正義』は期待外れの作品でしたが、今回は観ていて話がまとまってるし楽しめる作品だと思います。ただ、「踊る大捜査線」のような雰囲気は全く無くて、作品全体に堅いイメージがあるような気がします。室井さんが捕まったというのに青島が一度も会いに来ないってのも、何となくひっかかるしまぁ青島が出てきたら普通に「踊る大走査線」になっちゃうんで、そこら辺は難しい所だよな...。それと田中麗奈なんですけどぉこの人、前から思ってたけどあんまり演技上手くねぇよな。こういう映画には全然合ってない気がしたし。それに田中麗奈って室井さんの弁護士のわりには無実を証明するために何もしてないような!?それと疑問なんすけどぉ、室井さんが事件現場に行って何故いきなり犯人に蹴られたりするんでしょうか?犯人があの現場にいる事自体が変だし、室井さんが警察だと知ってるのも変もう一つ言えば、いきなり大雨が降るのもちょっとねぇでもまぁ「交渉人 真下正義」よりは完成度は高いんで良いと思います

この作品の評価・・・・74点
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

CUBE ZERO

2006年05月11日 23時49分29秒 | 映画評論カ行
製作年 : 2004年
製作国 : カナダ
2005/11/19公開
監督 : アーニー・バーバラッシュ
出演 : ザカリー・ベネット デヴィッド・ヒューバンド
official site

前後左右、そして上下、全ての面に円形のハッチが取り付けられた鋼鉄製の立方体。一人の男がその中で目覚める。次の部屋へ入り込んだ男は、ノズルから噴き出した液体を浴び絶命した。その一部始終をモニタ越しに眺めていたウィンとドッド。2人はCUBEの管理と被験者の観察を行なう職員だった。職務に忠実なドッドに対し、コンピュータ並みの頭脳を持つウィンは、被験者の一人である若い女性レインズに特別な関心を寄せていた…。
立方体“CUBE”型の密室に仕掛けられた殺人トラップの恐怖が若者たちを襲うという斬新な設定で人気を博したホラー・シリーズの第3弾。今回は第1作「CUBE」以前へとさかのぼり、CUBE誕生に秘められた数々の謎が明かされていく。前作「CUBE2」で脚本と製作を担当したアーニー・バーバラッシュが今作で監督デビューを果たした。1作目、2作目と観てきましたが俺の中では1作目で終わるべきだったと思います。2作目なんて意味分かんないまま終わったし...。んで今回の「CUBE ZERO」なんですけど、今回はCUBEの謎に迫るとか言っておいて、とくに凄い事実が判明したわけでもなく前回と何も変わらない話だった気がします。殺され方は相変わらずグロいから良いんだけどね♪まだCUBEシリーズを観ていない人に言っておきますが、1作目だけ観れば十分だと思います。2、3作目を観るとこの映画はクソ映画と思ってしまうんで

この作品の評価・・・・47点
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌

2006年05月08日 21時23分05秒 | 映画評論マ行
製作年 : 2006年
製作国 : 日本
2006/04/15公開
監督 : 山本泰一郎
声の出演 : 高山みなみ,山崎和佳奈,神谷明
official site

謎の男から依頼を受け、横浜へとやって来た小五郎とコナンたち一行。しかし、その男の罠にはまり、蘭や少年探偵団たちが人質にとられてしまう。タイムリミットは12時間。その間に依頼されたある事件の真相を解かないと、蘭たちに取り付けられた爆弾が爆発してしまう。さらにその男は、コナンの正体が工藤新一である事を知っていた!“西の高校生探偵”服部平次や、怪盗キッドも登場!!刻一刻と迫るタイムリミット。コナンたちは、事件の鍵を解き、時間内に蘭たちを無事救い出せるのか!?
映画版としてはシリーズ10作目を迎える今作。数年ぶりに映画館で鑑賞しました。けどオールキャストって言われてもピンと来なかったけどね。一応今回は横浜が舞台らしいです。物語のキーパーソンである謎の依頼者ですが意外とあっさり分かってしまった工藤新一を知ってるから予想としては裏で黒の組織が動いててオールキャストなんだからジンとかウォッカとか出てくると思ったんだけど、普通の人だったw途中でいなくなった白馬は怪盗キッドだったんかなぁ??
子供でも大人でも楽しめる作品だと思われます。腕の爆弾が爆発の1秒前に止まるのは、ありがちな設定ですがそれはまぁ許すかな。1分前に止まるよりは1秒の方が良いのかもしれんし。ラストの阿笠博士と目暮警部の行動はちょびっと感動しちったけどさ

この作品の評価・・・・81点
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ザスーラ

2006年05月06日 15時40分14秒 | 映画評論サ行
製作年 : 2005年
製作国 : アメリカ
2005/12/10公開
監督 : ジョン・ファブロー
出演 : ジョシュ・ハッチャーソン,ジョナ・ボボ
official site

弟ダニーは、兄ウォルターのことが大好き。でもウォルターはダニーのことを疎ましく思っていた。その日も、ダニーはウォルターと一緒に遊ぼうとしたが、逆に怒らせてしまう。地下室に入れられ、そして見つけたボード・ゲーム“ザスーラ”をリビングに持ち帰り、何気なくボタンを押したダニー。禁断のゲームだとは知らずに。ゲームから飛び出したカードには、なにやら指示が。いつの間にか、彼らは家ごと宇宙へと飛び出していた。
原作者は10年前のヒット作『ジュマンジ』の人気作家クリス・バン・オールスバーグ。今度の舞台は宇宙。『宇宙戦争』などの大作を手がけるデビッド・コープらが脚本にし、映像化を可能にした。CG技術は良かったと思います家が宇宙に行っちゃってドア開けた時の土星のような惑星のシーンとか俺は好きけど何だかんだ言っても見ていてやはり『ジュマンジ』を思い出してしまうなのでイマイチ引き付けられませんでした。全体的な脚本としては良いのかもしれんが、ありゃ?って思うシーンは何回かある。まず主人公の弟の行動。6歳だから仕方無いと言えば片付いちゃう事だけど、ワガママ過ぎないかぁ!?って思った。カードの字が読めなくて、兄に渡せばいいのに「僕が読む~!」って言うしさ。敵が迫ってるのに何考えてんだよwそれからゲーム中に何回か出てきたゴールドカード。流れ星にお願いすれば一つだけ願いが叶うんだとさ。んじゃあ「地球に帰してください」って頼むのかなぁと思いきや、「ラグビー選手のサインボールください」だの宇宙飛行士のために「生き別れた弟に会わせてあげてください」だの、どーでもいいお願いばっかりこれは見ていて少し腹立ったw登場人物の中で一番好きなのはゾーガンだな♪このジャンルの宇宙人としては妙に迫力あったし。ここで一つトリビア!映画に出てくるリサ姉ちゃんは『パニック・ルーム』でジョディ・フォスターの娘役だった人です。全然気づかなかった!!
終わり方は何か微妙・・・。結局実際の世界では何も起きてなかったんだしぃ、あれは夢って事なのかなぁ?まぁ観て損は無い作品だと思いますんで、ぜひ

この作品の評価・・・・73点
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

チェケラッチョ!!

2006年05月05日 20時53分53秒 | 映画評論タ行
製作年 : 2006年
製作国 : 日本
2006/04/22公開
監督 : 宮本理江子
出演 : 市原隼人,井上真央,平岡祐太,柄本佑
official site

透、暁、哲雄は高校3年生。進路も決まらないまま、退屈な日々を送っていた。ある日、バイト先の水族館で年上の美女、渚と出会った透は、ひと目で恋に落ちた。同じ頃3人は、幼なじみの唯に連れられていったライブで、人気バンド「ワーカホリック」のクールなステージを目の当たりにし、自分たちもバンドを組んでラップに挑戦することに。お調子者の暁のお膳立てで、「ワーカホリック」のライブで前座を務めることになるが…。
育ちざかり、夢いっぱい、妄想たっぷりの高校3年生が、高校生活最後の年に出会ったラップ・ミュージック。そして、ほろ苦い恋。中途半端だった3人が、この体験を通じて成長していく様子をコミカルに描いた、青春音楽ムービー。音楽は沖縄出身の「ORANGE RANGE」が担当している。ちなみにタイトルの「チェケラッチョ!!」はラッパーが愛用する「Check it out!」というフレーズをもじった合言葉。主演の3人を見ると「ウォーターボーイズ」を意識しちゃうのは俺だけでしょうか?このままシンクロやってくれた方が自然かなって気持ちはあるw最初はラップも楽器もダメだけど中盤になればいつのまにか上手くなってるっていうのは日本の青春ムービーの典型的なパターンまぁこれ以外変えようがないんで、そこは妥協しなきゃいけない。市原隼人とか井上真央よりガレッジセールのゴリとか川ちゃんの方が印象強いかなぁ~?って途中で思ったけどラストのライブシーン、これは鳥肌立ちましたよ曲も良いし市原隼人も歌上手い+ORANGE RANGEの曲もピッタリでした!とくに以心電心が曲が流れた時は小声でちょっと歌ってしまったwマイナスポイントはまず、樹木希林の役は必要あったのか?って事。日本独特の微妙なCGのせいで作品全体の完成度が下がってしまった気がする。それから、作品の中身を考えれば上映時間117分は長すぎると思った。こういう青春映画ってあんまり急展開とか無いんだから100分弱ぐらいが丁度良いと思いますよ、はいっ。

この作品の評価・・・・75点
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする