股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

ストロベリーナイト

2013年07月31日 00時57分29秒 | 映画評論サ行
製作年:2013年
製作国:日本
2013年1月26日公開
監督:佐藤祐市
出演:竹内結子,西島秀俊,大沢たかお,小出恵介,宇梶剛士,丸山隆平,高嶋政宏,生瀬勝久,染谷将太
official site

警視庁捜査一課の刑事として活躍する玲子が率いる姫川班は、管轄内で起きた4人の殺人事件を担当することになる。警察が合同特別捜査本部を設けて捜査に臨む中、犯人を名指しした匿名情報が寄せられるが、上層部からはすべてを黙殺しろとの命令が下る。玲子は単独で捜査を続け、その過程でマキタと出会う。
竹内結子がノンキャリアから警視庁捜査一課の刑事にのし上がったヒロインを熱演したテレビドラマ「ストロベリーナイト」の映画版。誉田哲也原作の人気ミステリー小説「インビジブルレイン」を基に、ある連続殺人事件に絡んだ思いがけない出来事のてん末を描き出す。主人公の腕利き女性刑事と道ならぬ恋に落ちる暴力団幹部を大沢たかおが好演。彼らの禁断の恋の行方はもとより、複雑に交錯してもつれ合う事件の真相に衝撃が走る。

ドラマ版は観てませんでした。話に付いていけるのか不安でしたが、人間関係は7割くらい理解できた(笑)警察と裏社会の人間。途中まではドロドロしたかんじで映画としては良い雰囲気だったけど、姫川とマキタがいきなりキスをし始めてから、よく分からなくなってきました。濡れ場があってもいいと思うけど、何でそういう関係になったのかが描かれていないので、観ているこっちは置いてけぼりです。ていうか姫川の非行はどうなのよ?警察官としての責任というか立場を全く考えていない行動に時折イラっとしました。
この内容ならテレビでスペシャルドラマにした方が良かったかも。劇場で観なくて良かった♪

この作品の評価・・・・63点
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カラスの親指

2013年07月30日 16時52分44秒 | 映画評論カ行
製作年:2012年
製作国:日本
2012年11月23日公開
監督:伊藤匡史
出演:阿部寛,村上ショージ,石原さとみ,能年玲奈,小柳友,ベンガル,鶴見辰吾
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ベテラン詐欺師のタケと、どこかマヌケな相棒のテツ。ある日、ひょんなことからまひろという少女と知り合ったのをきっかけに、二人は彼女と姉のやひろ、その恋人の貫太郎と共同生活を送るハメになってしまう。全員が不幸な生い立ちを背負っていたこともあり、彼らは次第に奇妙な絆を育んでいく。そんな中、タケが過去に自分が引き起こした事件が深く関わった大勝負に挑むことになる。テツやまひろたちも一致団結し、一大詐欺作戦が動き出すが…。
「月と蟹」で直木賞に輝いた作家、道尾秀介の小説を実写化。ワケありの詐欺師コンビが、ひょんなことから共同生活を送ることなった姉妹と青年と共に一世一代の勝負に挑む姿を活写する。『テルマエ・ロマエ』の阿部寛とベテラン芸人の村上ショージが詐欺師コンビにふんし、絶妙な掛け合いを披露。共演には『北の零年』の石原さとみ、『グッモーエビアン!』の能年玲奈、『トウキョウソナタ』の小柳友など、バラエティー豊かな顔ぶれが集結。全編にちりばめられた伏線が一気に回収される、ラスト20分に圧倒。

詐欺師コンビと姉妹と青年が、一世一代の大きな賭けに出るお話。こういうドンデン返し的な作り方をしている映画、とても好きなんです。どこかに物語のヒントが隠されている!?とか考えながら観るのが楽しいのです。5人の奇妙な共同生活も面白い♪ただ…160分はさすがに長すぎる!!160分を観終わってから振り返ると、そこまでのドンデン返しも無く、ラスト20分が衝撃とか宣伝文句で言ってたわりには、驚きも弱かった。騙す騙されるっていう話なのにドキドキ感が無くて、都合が良すぎる展開が気になりました。そして村上ショージの素人演技も気になった…。

冒頭の競馬場のシーンを観た時は「おっ!?面白そう!」と思いましたが、そこから話が単調な感じがしました。テンポの悪さも垣間見えた。キャストの豪華さや、期待してた作品だっただけに、ちょっと残念でした…

この作品の評価・・・・66点
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ソルジャーズ・アイランド

2013年07月28日 21時03分34秒 | 映画評論サ行
製作年:2011年
製作国:アメリカ
2012年9月8日公開
監督:マキシム・コロスティシェフキー
出演:クリスチャン・スレイター,ショーン・ビーン,ジェームズ・クロムウェル

アメリカ軍の特殊部隊に所属していた経験を持つ傭兵のクレイグは、出土するレアメタルを狙いさまざまな攻撃を受ける島の住民から、ある作戦のため雇われる。それは、世界の大富豪たちに危険性がほとんどない戦争体験を提供しつつ、彼らの身の安全を守りながら指導を行うというもの。遊び半分でキャンプに参加した富豪たちだったが、実地体験の最中に本物の戦闘に巻き込まれてしまい…。
遊び感覚で戦争体験プランに参加した大富豪たちと、彼らの安全を守り指導する役目を負う元アメリカ軍特殊部隊の傭兵が、実際の戦闘に巻き込まれてしまうサバイバルアクション。 巨万の富を手にしたお金持ちが戦場の現実を目の当たりにしたことから、主人公と共に悪に立ち向かっていく。『今夜はトーク・ハード』などのクリスチャン・スレイターを主演に、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのショーン・ビーン、『ベイブ』のジェームズ・クロムウェルらが共演する。

大富豪たちが遊び半分で参加したゲーム。それが本物の戦争に巻き込まれちゃうというお話。1つの島が悪党の独裁国家となっていて、そこに住んでいる一部の島民は反政府軍として戦い続けているのです。大富豪たちはその戦争に巻き込まれます。なかなか豪華な俳優を使ってはいるものの、なんか海外ドラマを観ているような感覚でした。最後は綺麗にまとまっていて、たしかに面白いのだけど、富豪たちが悪に立ち向かう…ただそれだけの話で物足りなさもあります。CIAとの関係もハッキリ描かれていないし、大富豪たちがちょっと訓練しただけで、あんなに強くなるとは思えない。もう少し盛り上がる要素が欲しかったです。「エクスペンダブルズ」の華やかさを考えると、こっちはB級感が漂います。

この作品の評価・・・・64点
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ダーク・タイド

2013年07月26日 10時08分05秒 | 映画評論タ行
製作年:2011年
製作国:アメリカ,南アフリカ
2013年3月16日公開
監督:ジョン・ストックウェル
出演:ハル・ベリー,オリヴィエ・マルティネス,ラルフ・ブラウン,ルーク・タイラー
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同僚のダイバーがサメに命を奪われたのを機に、サメに関連した仕事から距離を置いていた海洋生物学者のケイト。オットセイの見学クルージングをして生計を立てていたが、資金繰りが悪化して銀行に船を差し押さえられそうになってしまう。そこへ、夫のジェフから報酬が高い仕事があるという連絡がくる。それは、防御おりから出てサメと一緒に泳ぎ回りたいという富豪に同行するというものだった。渋々富豪を連れて南アフリカの海へ繰り出すケイトだが、思わぬ事態が待っていた。
『007/ダイ・アナザー・デイ』などのオスカー女優、ハル・ベリー主演によるパニック・ムービー。サメとのダイビング・ツアーに同行した女性海洋学者が、人食いザメの群れを相手に壮絶な死闘を繰り広げる。監督は、テレビドラマ「Lの世界」や、海を舞台にした『ブルークラッシュ』『イントゥ・ザ・ブルー』などを手掛けてきたジョン・ストックウェル。ハルがトラウマを抱えるヒロインを力演。世界有数のサメの餌場として知られる南アフリカの海に、本物のホホシロザメを駆使して撮影されたという映像は迫力満点だ。

サメの映画と言えば「ジョーズ」や「ディープ・ブルー」などの名作があります。アカデミー賞俳優のハル・ベリーが主演するくらいだから、どれだけのパニック映画かと思いきや…結局何が言いたかったのか分からない作品でした。サメの恐怖を描いているわけでもなく、「サメは危険だけど美しい生き物なのです」という締めで終わってるこの映画。何か起こりそうで何も起こらないっていうイライラ感が溜まっていきます。

途中で密漁に出た若者たちがサメに襲われるシーンはあるものの、特に物語とは関係することもなく。やっぱりサメ映画なんだから無残に食い殺されるシーンが観たくなっちゃうわけですよ(笑)最初は「危ないから港に戻りましょう」って言ってたケイトだったけど、元恋人の嘘や、大富豪のワガママにカチンときて「だったら凄いの見せてあげるわよ!」と危険なサメの領域に船を進めていっちゃうのです。そしたら大嵐がきて船が転覆して、でサメが登場っていう…なんだかケイトのせいで全て起きたことだろこれ?過去にトラウマがあって、「海は危険なところなのよ」って言ってたくせに同じことを繰り返してるケイトの神経が理解できませんでした。
で。事故後は「私たちは研究で再びサメを追いかけてます」っていう綺麗事で終了。なんだよこの自分勝手すぎる映画!!!

この作品の評価・・・・56点
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バチェロレッテ −あの子が結婚するなんて!

2013年07月20日 01時09分19秒 | 映画評論ハ行
製作年:2012年
製作国:アメリカ
2013年2月22日公開
監督:レスリー・ヘッドランド
出演:キルステン・ダンスト,リジー・キャプラン,アイラ・フィッシャー
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パッとしない容姿だった高校時代の友人ベッキーが結婚することになり、式が行われるニューヨークで再会した親友同士のレーガン、ジェナ、ケイティ。だが、レーガンは恋人と結婚する雰囲気はゼロ、ジェナは元カレに未練たっぷり、ケイティは体だけの関係を繰り返してばかりと、満足な恋愛ができていない上に、さえなかったベッキーが先に結婚するのが面白くない。そんなウサを結婚前夜パーティーで晴らすが、はしゃぎ過ぎて新婦のドレスを破ってしまい…。
オフ・ブロードウェイで人気を誇った舞台劇を、演出を務めたレスリー・ヘッドランド自らがメガホンを取って映画化したガールズ・ドラマ。さえなかった高校時代の友人が結婚すると知り、ショックと焦りを隠し切れない独身女子3人組が結婚式の行われるニューヨークで大騒動を繰り広げる。『スパイダーマン』シリーズのキルステン・ダンスト、『お買いもの中毒な私!』のアイラ・フィッシャー、『クローバーフィールド/HAKAISHA』のリジー・キャプランが出演。独身女性の赤裸々な気持ちを表したセリフや描写にも注目。

自分よりブスな子が先に幸せになるなんて…女の嫉妬って恐ろしいですね。今まで行った結婚式でもこんな事を思っている女友達がいると思うとゾっとします(笑)ブスな同級生が結婚をすることが面白くない女子3人のドタバタを描いた本作。結構なお下品な作品。いくらブスな女友達が結婚することが憎いからって、いじめレベルの事をするのは良くない!!こんな人たち結婚式に絶対呼びたくないです。花嫁のドレスを破いてしまったことで、お直しに走り回る彼女たちですが、友情だの恋だのちょいちょい描かれていて、まぁ気楽観れました。しかし内容が無さすぎる。一応はハッピーエンドになっていますが、結婚式が無事に開かれただけで、他は解決していない気がする…。これ女性が観ても共感出来ないんじゃないか?

この作品の評価・・・・62点
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映画 鈴木先生

2013年07月19日 01時05分23秒 | 映画評論サ行
製作年:2012年
製作国:日本
2013年1月12日公開
監督:河合勇人
出演:長谷川博己,臼田あさ美,土屋太鳳,風間俊介,田畑智子,でんでん,富田靖子
official site

緋桜山中学の国語担当教師鈴木は、独自の教育理論「鈴木メソッド」に基づいた理想のクラスを構築しようとしていた。彼はその中心となる女子生徒小川に重きを置くうちに、少しずつ彼女の魅力に引き込まれていく。そんな折り、鈴木の妻の妊娠がわかり、さらに2学期に入って生徒会選挙と文化祭の準備がスタートするが…。
武富健治原作の漫画を基に、普通の教師が真摯に教育問題に取り組む姿を描いたテレビドラマの劇場版。黒縁メガネとループタイ姿が定番の教師が、立てこもり事件の人質にされた女子生徒を助けようと奔走する姿を追い掛ける。ドラマ同様主演を務めるのはテレビドラマ「家政婦のミタ」で注目を浴びた長谷川博己。妻に臼田あさ美、同僚に田畑智子らがふんしている。最悪の事件を前に尽力する鈴木先生のパワーに圧倒される。

ドラマは一話も観たことがなかったのですが、予備知識無しでも大丈夫でした。生徒たちの純粋な気持ちとか、先生の教育に対する熱い気持ちとか、なんだか金八先生を観ているような面白さでした。あっ、風間俊介が出てたから金八先生にように見えてしまったのかも…。鈴木先生のクールだけど、やる時はやるっていう姿がカッコよかった!教育現場の問題を描いているというよりは、社会問題を描いているように思えた。誰もが居場所を探していて、誰もが自分が進む道が分からない。そんな社会に誰がした?毎日を生きるって本当に大変なもんだ。でも鈴木先生のセリフが心にグサっときました。中途半端って良くないことだけど、でもグレーがあっても良いと思う!
鈴木先生のような先生が教育現場に増えていけば、きっと日本も良くなっていくと思います。ありえないシーンは幾つかありますが、そこは許しましょう。んードラマ観たくなった!

この作品の評価・・・・73点
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YES/NO イエス・ノー

2013年07月15日 11時41分20秒 | 映画評論ア行
製作年:2012年
製作国:アメリカ,イタリア
2013年4月27日公開
監督:エンリコ・クレリコ・ナジーノ
出演:ジョン・ブラザートン,エレン・ホルマン,ガブリエル・マイヤーズ
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ドアも窓もない不気味な密室で目を覚ましたジャック。自ら部屋に入ったのか、誰かに連れられてきたのかもわからずに混乱する中、彼は壁にイエスとノーを意味するYとNが記されたボタンを発見。さらに、壁一面に自分と同じような部屋に閉じ込められている妻ケイトの姿を捉えた映像が映し出される。やがて、夫婦それぞれに見知らぬ人物から「ジャックを愛していますか?」「ケイトは浮気をしましたか?」などという質問がぶつけられ、ボタンでの回答を迫られる。
『[リミット]』『ATM』などを手掛けたプロデューサー、ピーター・サフランが名を連ねたシチュエーション・スリラー。別々に密室へと監禁された夫婦が、見知らぬ者からの異様で不条理な詰問を受けていくうちに、隠されていた本性が暴かれ、お互いへの思いが試されていく。監督はイタリア出身の新鋭、エンリコ・クレリコ・ナジーノ。テレビドラマ「デクスター ~警察官は殺人鬼」のジョン・ブラザートンらが出演。謎が謎を呼ぶ先読み不可能な展開もさることながら、極限状況下に置かれた夫婦の愛と絆をめぐるドラマにも手に汗握る。

イエス・ノー…枕!!と「新婚さんいらしゃい!」を思い出してしまうのは俺だけか?
新婚夫婦のラブラブっぷりを見せつけられたと思ったら、急に監禁された別々の部屋で目が覚めるところから物語は始まります。お互いの愛が本物なのか、実験によって試される2人の愛。面白い設定はあるものの気になる点も幾つか。ケイトのお腹の中には赤ん坊がいるのに、あの扱いは酷過ぎる!そしてトイレはどうしたんだろ??もう少し刺激的な展開が欲しかったかも。
最後はお互いの罪を許しあって感動の終わり方みたいに仕上げていますが、あれだけの事を互いに知って傷ついてたのに、あっさり許せるものなの??だったら取り返しの付かないような最悪な結末の方が映画的には良かったと思う。で、この実験の主催者は誰だったの?

この作品の評価・・・・57点
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逃走車

2013年07月14日 15時11分41秒 | 映画評論タ行
製作年:2012年
製作国:アメリカ
2013年2月23日公開
監督:ムクンダ・マイケル・デウィル
出演:ポール・ウォーカー,ナイマ・マクリーン,ツシェポ・マセコ,ジス・ドゥ・ヴィリエ
official site

アメリカ人のマイケルは、別れてしまった妻を追うべく、世界でも有数の危険な都市として有名な南アフリカ・ヨハネスブルクへやってくる。予約と違うレンタカーを手配されるも先を急ぐ彼は、車内で自分のものではない携帯電話と拳銃を発見。状況もわからぬままその携帯電話に刑事を名乗る男から不審な連絡が入り、さらには後部座席から縛られた女性が転がり出てくる。
『ワイルド・スピード』シリーズのポール・ウォーカーが主演とプロデューサーを兼務し、劇中のカースタントをほぼすべてにわたり自らこなしたサスペンス・カーアクション。世界で一番デンジャラスな都市ヨハネスブルクを舞台に、レンタカーの配車違いで秘密を抱えた女を乗せてしまったことから、国家を揺るがす犯罪に巻き込まれた男の逃避行を描く。監督・脚本は、南アフリカ出身の新鋭ムクンダ・マイケル・デウィル。全てにわたって車載カメラで撮影された臨場感あふれる映像を体感できる。

先日観た『ワイルド・スピード』シリーズのポール・ウォーカー主演作。本作でも車に乗って逃げ回っています。一般人が巻き込まれちゃう展開はよくある話なんだけど、とにかくこの映画はツッコミどころが満載。例えるなら、ビールの泡だけ飲んで終わったかんじ(笑)ほとんどが社内からの撮影だそうで、迫力はありそうな気もしますが実際はそこまでじゃない。ポール・ウォーカーのアップばかりで何が起きてるのか分からりづらい。ストーリーに新鮮味が無いのならカーチェイスぐらいは派手にやってほしかった。後部座席にいた女性もあっけなく死んだし。死に際にテープレコーダーに録音しなくたって、普通に女性が電話すればいいんじゃないの??

そもそもこの話、「ここで終わり??」ってぐらい中途半端なところで終わる。結局、ポール・ウォーカーが逃げ回ってただけの話じゃねえか。低予算で作った雰囲気が伝わってきました。

この作品の評価・・・・54点
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風立ちぬ

2013年07月13日 04時27分51秒 | 映画評論カ行
製作年:2013年
製作国:日本
2013年7月20日公開
監督・原作・脚本:宮崎駿
声の出演:庵野秀明,瀧本美織,西島秀俊,西村雅彦,風間杜夫,竹下景子,志田未来,大竹しのぶ,野村萬斎
official site

大正から昭和にかけての日本。戦争や大震災、世界恐慌による不景気により、世間は閉塞感に覆われていた。航空機の設計者である堀越二郎はイタリア人飛行機製作者カプローニを尊敬し、いつか美しい飛行機を作り上げたいという野心を抱いていた。関東大震災のさなか汽車で出会った菜穂子とある日再会。二人は恋に落ちるが、菜穂子が結核にかかってしまう。
宮崎駿監督がゼロ戦の設計者・堀越二郎と作家の堀辰雄をモデルに、1930年代の日本で飛行機作りに情熱を傾けた青年の姿を描くアニメ。美しい飛行機を製作したいという夢を抱く青年が成し遂げたゼロ戦の誕生、そして青年と少女との出会いと別れをつづる。主人公の声には『エヴァンゲリオン』シリーズなどの庵野秀明監督を抜てき。ほかに、瀧本美織や西島秀俊、野村萬斎などが声優として参加する。希代の飛行機を作った青年の生きざまと共に、大正から昭和の社会の様子や日本の原風景にも注目。

「コクリコ坂から」から2年。待望のスタジオジブリ最新作。ジブリ作品初の試写会での鑑賞。


零戦の設計者である堀越二郎の生涯と、少女・菜穂子との恋を描いた本作。前作「コクリコ坂」よりは、話がシンプルで良かったと思います。映像の美しさも素晴らしい!ただし、昔のジブリと比べたら面白さに欠けていたと思います。前半の1時間はとにかく飛行機作りの話。つまらないわけではないけど、そこまで飛行機に興味がない自分としては飛行機の設計やら失敗やらだけを見せられても飽きてしまいます。
後半になり、ようやく菜穂子との恋愛話が絡んできます。ただ、ここでも納得いかないことが幾つか。震災以来の再開なのに、すぐに二郎は菜穂子にプロポーズ。そして菜穂子もそれを迷わず受け入れる。「お前たち、そんなに惹かれあってたの!?」と疑うくらいのスピード結婚です(笑)「耳をすませば」の聖司くんの「帰ってきたら結婚しよう」の言葉を思い出しました。そして、キスシーンがやけに多い。まさか×××シーンも!?と思いましたが、そこはジブリなので見せません(笑)二郎の菜穂子への愛情は深いとは思いますが、見ていると「菜穂子よりも零戦の方が大事!」と見えてしまう。零戦への想いも、菜穂子に対する想いも、どちらも中途半端に見えました。カプローニとの夢での会話も必要あった?もう少し二郎の喜怒哀楽がハッキリ描かれていれば良かったです。今回は完璧に大人向けのジブリ作品です。

声優陣で気になったのが、やっぱり二郎の声を担当した『エヴァンゲリオン』の庵野秀明監督。他の人の声と比べると棒読み具合が目立っていました。なぜ庵野秀明監督を起用したのか。他にも上手い俳優は幾らでもいたはず。この映画唯一良かったのはユーミンの主題歌かな。「飛行機雲」この映画にピッタリの曲でした♪近年のジブリ作品は明らかに質が落ちてる気がする…。次回作は「かぐや姫の物語」!

この作品の評価・・・・67点
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チェリーについて

2013年07月12日 16時47分21秒 | 映画評論タ行
製作年:2012年
製作国:アメリカ
2012年12月15日公開
監督:スティーブン・エリオット
出演:アシュレイ・ヒンショウ,ジェームズ・フランコ,ヘザー・グラハム,デブ・パテル

18歳のアンジェリーナは両親の愛に恵まれず、早く独り立ちしたいと考えていた。そんな時、ボーイフレンドの提案でヌードモデルのバイトにチャレンジした彼女は、それで手にしたお金で家を飛び出し、サンフランシスコへと上京する。そこで弁護士の恋人にも恵まれた彼女は、やがてサンフランシスコのポルノ業界に飛び込んでいく。
家庭に問題を抱え、お金ほしさにポルノ業界へと足を踏み入れる少女の生き様を見つめたインディ・ドラマ。主演は、本作の体当たり演技で一躍ハリウッド期待の若手女優となったアシュリー・ヒンショウ。共演にジェームズ・フランコ、デヴ・パテル、ヘザー・グレアム。監督はこれがデビューのスティーヴン・エリオット。

タイトルどおりのエロい映画なのかと思ってましたが、意外と真面目な作品でした。そういうシーンも少なめで、1人の女性がAV女優として生きる道を選ぶというお話。アシュレイ・ヒンショウの美しさが際立ってましたが、ストーリーとしてはあっさりし過ぎている印象でした。ヌードモデルからポルノ業界へと足を踏み入れるのですが、AV女優として頑張ってるだけで、そこでの苦悩や葛藤が見えてこない。要は自分の道は自分で切り開けってことか。どれだけ周囲から反対されても、どれだけ失敗したとしても、自分で選んだ道なら後悔なんてない。暗い話ではなく、青春映画のような爽やかさがあったのは良かったです。

この作品の評価・・・・66点
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マリー・アントワネットに別れをつげて

2013年07月11日 15時32分30秒 | 映画評論マ行
製作年:2012年
製作国:フランス/スペイン
2012年12月15日公開
監督:ブノワ・ジャコー
出演:レア・セドゥー,ダイアン・クルーガー,ヴィルジニー・ルドワイヤン
official site

1789年7月14日、暴徒に襲撃されたバスティーユ牢獄が陥落しフランス革命が勃発。王妃マリー・アントワネットと、その寵愛を受けるポリニャック夫人らの名前が載った286名の処刑リストが出回り、ベルサイユに衝撃が走る。宮殿を逃げ出す貴族や召使が相次ぐ中、朗読係のシドニーは王妃に対する気持ちの深さから忠誠を誓うものの、王妃から思いも寄らない命令が下される。
さまざまな逸話などで語り継がれてきたフランス王妃マリー・アントワネットの朗読係の視点で、フランス革命の裏側を描いた歴史劇。シャンタル・トマのベストセラー小説「王妃に別れをつげて」を、『トスカ』のブノワ・ジャコー監督が映画化。『美しいひと』『美しき棘』のレア・セドゥー、『すべて彼女のために』ダイアン・クルーガー、『8人の女たち』のヴィルジニー・ルドワイヤンが共演。豪華絢爛な衣装や美術、実際のベルサイユ宮殿でロケを敢行した映像も見どころだ。

マリー・アントワネットに関する作品は今までに幾つか観てきました。この作品はマリー・アントワネットの朗読係の女性からの視点で綴るお話。朗読係のシドニーはマリー・アントワネットへの忠誠心が次第に高まっていくが、マリー・アントワネット本人はポリニャック公爵夫人に夢中。そのポリニャック公爵夫人の亡命が決まると、マリー・アントワネットはポリニャック公爵夫人の身代わりとなることをシドニーに要求するのです。贅沢三昧のマリー・アントワネットに対して、シドニーがそこまで惹かれていく理由がよく分かりませんでしたが、女性の気持ちは男には分からないものなのか(笑)1人の側近の女性から見た映画なのだけど、どうも作品に引き込まれない。フランス革命の緊張感というのも無いし、ベルサイユ宮殿の豪華さも感じられない。ラストの終わり方もモヤモヤが残ります。ストーリーにもう少し展開があれば良かった。レア・セドゥーの裸体を見れたから良しとするか…

でも朗読係の視点から描いたのは新鮮で良かったです。マリー・アントワネットの愛が自分に向いていないと悟ったシドニーの吹っ切れた表情が印象的でした。馬車から顔を出す姿は、まるで「殺してくれ」と言っているような。

この作品の評価・・・・60点
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陰謀のスプレマシー

2013年07月10日 12時14分02秒 | 映画評論ア行
製作年:2012年
製作国:アメリカ,カナダ,ベルギー
2013年1月12日公開
監督:フィリップ・シュテルツル
出演:アーロン・エッカート,オルガ・キュリレンコ,リアナ・リベラト
official site

元CIA捜査官ローガンは、今は民間防犯装置会社の責任者で、愛する娘エイミーと2人で過ごしている。しかし、ある日突然、勤めていた会社が忽然と消える。ローガンはグループ会社のハルゲートに原因を追究しに行くが、元々その子会社は存在しないと言われ、証明データもすべて抹消されていた…。
愛娘を誘拐され、自らも暗殺の標的となった元CIA捜査官が巨大組織に挑む姿を描くサスペンス・アクション。監督は、「ゲーテの恋 君に捧ぐ『若きウェルテルの悩み』」のフィリップ・シュテルツェル。出演は、「世界侵略:ロサンゼルス決戦」のアーロン・エッカート、「007/慰めの報酬」のオルガ・キュリレンコ。

もしも突然、自分の勤めていた会社が無くなっていたら…。自分のデータも何もない状況で、彼らは真相を探っていく。自分が元CIAで娘が誘拐されて…どこかで観たことのあるような話。「96時間」+「ボーン・シリーズ」って感じか。

この映画、全然知らなかったのですが劇場公開してたんですね。アクションもなかなか本格的で、主演のアーロン・エッカートも身体を張った演技をしています。普通のサラリーマンかと思いきや、元CIAという裏の顔を持ってたり、と思いきやダメ親父だったりと、色々ギャップがあって前半はとても面白かった。しかし後半にいくにつれて徐々に真相が明らかになっていくのですが、面白さが徐々に失速していきました。観ているこっちは真相がわかっているのに、肝心の主人公は知らぬまま謎を追及し続ける。ラストも特に盛り上がりもなく終了。終わってみれば普通の映画。結局は薄っぺらい陰謀に思えた。ストーリーでも、アクションでも、もう一つ足りなかった!

この作品の評価・・・・64点
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ワイルド・スピード EURO MISSION

2013年07月09日 03時07分33秒 | 映画評論ヤラワ行
製作年:2013年
製作国:アメリカ
2013年7月6日公開
監督:ジャスティン・リン
出演:ヴィン・ディーゼル,ポール・ウォーカー,ドウェイン・ジョンソン
official site

リオデジャネイロの犯罪王から100億円を、まんまと奪い取ったドミニク。その後、逃亡し続けていたドミニクだったが、世界中で犯罪行為に手を染める巨大犯罪組織を追うFBI特別捜査官ホブスに協力を依頼される。ホブスの話によると、その犯罪組織に関わっているのは、ドミニクの死んだはずの元恋人レティだった。
ヴィン・ディーゼルとポール・ウォーカーが演じるすご腕ドライバーがカスタムカーを操り、派手で斬新なカー・アクションを繰り広げる人気シリーズの第6弾。宿敵であるFBI捜査官から仕事を依頼された逃亡中の主人公が、再びチームを結成し、ヨーロッパを舞台に巨大犯罪組織の壊滅に乗り出す。監督は前々作と前作のメガホンを取り、好評だったジャスティン・リン。アイデア満載のカー・アクションと共に、ミシェル・ロドリゲス演じる4作目で死んだはずの主人公の恋人が再登場するなど物語の展開にも目が離せない。

人気シリーズ6作目。前作「ワイルド・スピード MEGA MAX」が面白かったので今作も期待していました。
今回の舞台は欧州。予想通り、本作でもアクション満載です!ドミニクやブライアンなど、再び仲間たちが集まり、新たなミッションを行う。このチームのメンバーは完璧と言っていいほど、それぞれが得意な分野でミッションを支える。そこが見ていて、すごくスカッとします。カーアクションは今回も非常に派手!!一般道や、高速道路など、物凄いアクションをしています。まぁ明らかにCGなのですが、ちょっとやり過ぎ感があったのが残念。特に高速道路のジャンプシーンは「ありえねー!」叫びたくなるような場面でした。一般人は何人死んだのだろうか。まぁ「ワイルド・スピード」だから許されるのかな。でもツッコミどころが前回より増してました。

やはりこのシリーズはカーアクションを名物。ですが今回は肉弾戦が多かった。それはそれで良いけど、やっぱり車使って欲しかったな…。シリーズが続くにつれて、「ワイルド・スピード」というより「ダイ・ハード」になってきているような(笑)ミシェル・ロドリゲスが仲間だったのは覚えてるけど、なんで死んだのかが思い出せない!!それと、アクションシーンが夜間帯が多いせいか、暗すぎて誰と誰が戦っているのか分かりづらい。滑走路のシーンは何が何だか(笑)てか夜にする必要があったの?
今回は終盤で裏切り者が出てくるのだけど、「お前、このタイミングで裏切るの!?」と思うくらい中途半端なところで裏切る。もっと早く裏切るチャンスあったでしょー!
ラストシーンで東京が出てくるのが…まさかあの人が出てくるとは!!!しかも敵側!?!?これは続編もも鑑賞決定です!!!次回作はワイルド・スピードVSトランスポーターか!?

この作品の評価・・・・71点
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モンスターズ・ユニバーシティ

2013年07月08日 14時00分19秒 | 映画評論マ行
製作年:2013年
製作国:アメリカ
2013年7月6日公開
監督:ダン・スカンロン
声の出演:田中裕二,石塚英彦,青山穣
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人間の子どもたちを怖がらせ、その悲鳴をエネルギー源として用いるモンスターの世界。そこに暮らすモンスター青年マイクは、明朗活発でポジティブな思考の持ち主だったが、仲間よりも体が小さくてルックスもかわいいことに劣等感を抱いていた。これでは子どもたちを絶叫させる“恐がらせ屋”にはなれないと、世界中のモンスターが憧れを抱く名門大学「モンスターズ・ユニバーシティ」に入学。期待に胸を膨らませる彼だが、そこにはサリーを筆頭に大きくて姿が恐ろしい“恐がらせ屋”のエリート候補生があふれていた。
ディズニー/ピクサーの代表作である、『モンスターズ・インク』のシリーズ第2弾にして前日譚。人間の子どもたちを怖がらせるのが仕事のモンスター・コンビ、マイクとサリーが学生時代に繰り広げた冒険を活写する。メガホンを取るのは、『101匹わんちゃんII パッチのはじめての冒険』や『カーズ』などに携わってきたダン・スカンロン。幼い頃のキュートなマイクのビジュアルや、舞台となるモンスターたちが通う大学のユーモラスな雰囲気も見どころだ。

「モンスターズ・インク」から、もう11年が経つのか…。本作はマイクとサリーが怖がらせ屋になる、ずっと前のお話。
ここ数年は「カーズ2(67点)」「メリダとおそろしの森(58点)」と個人的に低評価の作品が続いていたピクサーでしたが、本作は期待を裏切らない素敵な作品でした♪マイクの幼少期がめっちゃ可愛い!!それだけで癒されてしまいますが、他にも個性的で可愛いキャラクターがたくさん出てきます。子供の頃の夢を大人になっても目指すマイクの姿がとても印象的でした。モンスターだって人間だって、“強い×弱い”“合う×合わない”“出来る×出来ない”があるのは仕方ないこと。でもそういう理由で夢を諦めるのではなく、自分の個性をしっかり知って自分なりの道を歩いていくことが一番大事なことなのだと本作を観てて思いました。努力したって夢は叶わないことがあるけど、でも努力しないと夢は叶わない。理想と現実は違うけれど、夢を持つことの大切さや仲間を持つことの大切さをマイクやサリーたちから教わりました。

全体の流れとしてはピクサーらしいというか、言っちゃえば平凡なストーリーかもしれません。マイクに比べると、サリーの描き方が大雑把に感じてしまい、サリーには共感しづらかった。結局、マイクとサリーは大学中退?になってしまいましたが…でも2人が新しい居場所を見つけたのだから良かった良かった!ピクサーとしては「トイ・ストーリー3」以来の観る価値あり作品です。

この作品の評価・・・・75点
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つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語

2013年07月07日 11時24分43秒 | 映画評論タ行
製作年:2012年
製作国:日本
2013年1月26日公開
監督:行定勲
出演:阿部寛,小泉今日子,野波麻帆,風吹ジュン,真木よう子,忽那汐里,大竹しのぶ
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春二は艶という女性と駆け落ちまでして大島へとたどり着くが、気ままな妻の不貞に翻弄されてきた。そんなある日、艶の病気が発覚し、さらには昏睡状態に陥ってしまい、これまで無心に彼女を愛し続けてきた彼は激しく動揺する。ついに春二は最愛の妻と深い仲だった男性たちに、艶が瀕死の状態にあることを知らせようと思い立つが…。
『今度は愛妻家』でも夫婦愛をテーマにした行定勲が監督を務め、直木賞作家井上荒野の小説を映画化した恋愛群像劇。死の床にある妻を中心に、彼女の夫によってもたらされた思わぬ知らせに振り回される男女のドラマを描き出す。愛に全てをささげた主人公を演じるのは、『テルマエ・ロマエ』も好評だった阿部寛。小泉今日子に野波麻帆、風吹ジュンに真木よう子、忽那汐里に大竹しのぶら大物女優から若手まで豪華共演の物語に熱中する。

豪華俳優陣が出演した作品。“つや”という1人の女性と、その女性に関係する6人の女性。映画の中には主に5つの物語が描かれています。その5つの話が最後には1つに繋がれば面白いのですが、これが全く繋がらない。それぞれのエピソードがあるだけで「だから、何?」と思ってしまうほど答えの無い終わり方。艶に翻弄される男女の恋愛模様を描いているのに5つ話すべてが引き込まれない内容。結局は何が言いたかったのか分からないまま終了…。人間は自分勝手な生き物とか?女は魔性の生き物とか?もっとエロかったりするのかと思いきや、地味な作品です。阿部寛が主演なのだから、主演らしく描いてほしかった。バラバラの短編映画を観た感じです。艶を最後まで出さなかった演出は好きです。あとは、小泉今日子と荻野目慶子のバトルが面白い。
クレイジーケンバンドの曲のように「まぁ、いいや」とは片付けられません!(笑)

この作品の評価・・・・55点
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