股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

サイレン FORBIDDEN SIREN

2006年02月28日 20時02分51秒 | 映画評論サ行
製作年 : 2005年
製作国 : 日本
2006/02/11公開
監督 : 堤幸彦
出演 : 市川由衣,森本レオ,田中直樹
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病弱な幼い弟の静養のため、フリーライターの父と3人で夜美島へ引っ越してきた由貴。青年医師の南田に迎えられ、島を案内されながらも、由貴はなぜか、島民たちの奇妙な視線に居心地の悪さを感じていた。早速、隣家の女性から島で暮らすための忠告を受ける。彼女は最後に、「サイレンがなったら外へ出てはだめ」と言い残した。それは、この島にまつわる不気味な言い伝え。その日から由貴に、奇妙な現象が襲い始める…。
大ヒットしたゲーム「SIREN」の第二弾「SIREN2」をベースに、孤島に巻き起こる恐怖の映画。「SIREN」というゲームがどんなのかも知らずに観賞。

1590年、アメリカ。ロアノーク島で全島民117人が突然消失。 島には《Croatan》という謎の文字が残されていた。

1872年、大西洋上。漂流中のマリーセレスト号が発見されるが全乗組員が消失していた。
航海日誌は「12月4日、我が妻マリーが」と唐突に終わっていた。

そして1976年、日本・夜美島(やみじま)。
嵐の夜、海は赤く染まり、謎のサイレンの音とともに全島民が突如消失した。

こういう説明がある始まり方、俺は好きですこれから何か起こりそうな感じするんで。一番最初の「サイレンが鳴ったら外に出てはならない!」と言う阿部寛の絶叫顔はインパクトありましたそんな事もありながら市川由衣が島に上陸し家に着いて早々、大掃除を開始。「ここじゃあまだ何も起きないだろう」と思っているところに現れたのは大きなゲジゲジ君このゲジゲジって島の特産品なのか?祭りの鍋の中にいたけどwけど見るからに毒持ってそう...。そのゲジゲジくんがいなくなると次に現れたのはお隣さん。一見、優しそうな印象。ここで市川由衣に「サイレンが鳴ったら外に出ちゃダメよ」と告げる。ますますサイレンの意味が気になってしまった。そして遂にサイレンが島に鳴り響く!!鳴った一瞬、柳沢慎吾のパトカーのモノマネを思い出してしまった事を謝罪したいwその後、森本レオがいなくなり市川由衣と田中直樹が探しにいくのだが赤外線画像で誰かが見てる....。「まさか遂に日本にプレデターが来ちゃった!?」と思ったが結局正体は分からぬまま無事に森本レオ帰宅。ここからが本作の一番の見せ場!うまく書けないが、とにかく森本レオの変貌ぶりは凄い!怖すぎます森本レオファンが観たらショック受けるだろうねwドアップの時は驚きすぎて少し座席から体が浮いたし。しかし怖いと思う所はこの一箇所だけで後は謎が多いシーンがたくさんあり怖いと言うより不気味です。言い忘れましたが本作は世界初のサウンド・サイコ・スリラーなので音響にも期待してましたが何が凄いんだか全く分かりませんでした。サイレンの音が特に印象強いわけでもないし。これなら「着信アリ」の着信音の方がかなりインパクト強かった気がします。島民がゾンビになった時は少々ガッカリしました。もっと凄い結末かと思いきや途中から「バイオ・ハザード」っぽくなってたしでももしこれが謎のまま終わってたらMナイト・シャマラン監督の『サイン』みたいな終わり方になったんで、ゾンビもまぁ良いかなと思いました。それに、ありきたりなゾンビとは違い、声も付いてて日本独特の和製ゾンビってかんじで良かったです。そのゾンビから逃げた市川由衣と弟が辿り着いたのは、この物語のキーワードの一つである鉄塔。そこでやっと全ての真相が語られる!がっ...真相を知ってもとくに驚きも無く、ありがちな終わり方かなと思った。ちょい前に似たような作品観た気もするし。必死で説得する田中直樹の3流演技も別の意味で光ってましたwラストはまさに「着信アリ」ト同じ設定。だけど終わり方は本作の方が理解できました。ここまでのレビューを読んで面白そうと思った人もいるかもしれませんが、とにかく謎が多い作品なのは確かです。「市川由衣が見た島民のゾンビは本当にゾンビになってたのか?」とか「あの赤い布を被った人魚らしき女は結局何だったのか?」っと気になる箇所は多くあります。物語の舞台は「夜美島」という島ですが最後のエンドロールに八丈島と書いてあって、ちょいテンションダウン

この作品の評価・・・・68点
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県庁の星

2006年02月27日 16時10分21秒 | 映画評論カ行
製作年 : 2005年
製作国 : 日本
2006/02/25公開
監督 : 西谷弘
出演 : 織田裕二,柴咲コウ,佐々木蔵之介
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K県庁のエリート公務員・野村は、200億円をかけたプロジェクトを踏み台にキャリアの躍進を狙っている。プロジェクトに必要な「県と民間の交流」をクリアするため、半年間の研修に借り出された野村は、三流スーパー「満天堂」に派遣されることに。パート従業員の二宮が野村の教育係になるが、役所のスキルを押し通そうとする野村は、スーパーの現場に馴染めない。その頃県庁では、野村抜きでプロジェクトが動きはじめてしまう。
実写邦画歴代1位を獲得した「踊る大捜査線THE MOVIE2」の織田裕二、「着信アリ」「世界の中心で、愛をさけぶ」といった出演する作品全てが大ヒットする柴咲コウ。まさに日本映画の2大ヒットメーカーの競演作品であり今年の話題作の一つである。スーパーが舞台と言えば思い出すのは10年以上前?に観た「スーパーの女」という映画。関係ない話になるがあの作品は当時幼稚園だった俺でも楽しめた。本作「県庁の星」はその「スーパーの女」に似ているなと観ていて思ったしかしエリート公務員が庶民の店で葛藤する姿はなかなか面白かったです。柴咲コウのちょっと性格はキツイんだけど実は優しい女店員役はまさにピッタリだったと思う。織田裕二の方は前半のスーツ姿は完全に「踊る大捜査線」のイメージ...いやっこの前の月9「ラスト・クリスマス」の方が近いか...ってな気がしたwがっ、エプロンを着ると今までにない印象が出て良かったと思う
さて肝心の内容なんですが、現在の税金の無駄使いを代わりに主張してくれている所は国民として嬉しい。どう見ても金の無駄である200億円の老人ホーム建設や県庁のエリート公務員がコーヒー豆(?)を平気で捨てる姿等は、ぜひ本物の県庁職員に観てもらいたいw主役2人以外の人達も個性的で面白いが、ここで一つ衝撃的な映像が!?売れ残ったアジフライ(?)をもう一度揚げて再び売り物にしてたこれは法律上いいのか?いやっ良いとしても消費者としては、こういう映像を見せられると実際にもこんな事してるんじゃないかと思ってしまう。そして消費者団体や消防局の査察が来るのだが誰がどう見てもスーパーには合わない格好で堂々と店の入り口から入ってくる実際にこんな人達一度も見た事ないですが...ちょっとオーバーな演出なのではないかと思う。作品全体では笑える所も無く、大した展開も無く、観ていて話の流れが読めてしまったしかもラストは織田裕二がスーパーに残るかと思いきや性格福祉課という中途半端な部署に行ってしまったのが謎wこれなら「僕はスーパーに残りたいんです!」とか言ってくれた方がスッキリする。映画じゃなくて2時間ドラマにした方が良かったんじゃないの?最後に一言付け加えるとしたら、店を経営していて従業員を雇っている人には良いアドバイスを与えてくれる作品だと思う

この作品の評価・・・・71点
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ニューヨークの恋人

2006年02月26日 15時20分17秒 | 映画評論ナ行
製作年 : 2001年
製作国 : アメリカ
監督 : ジェームズ・マンゴールド
出演 : メグ・ライアン,ヒュー・ジャックマン

1876年、ニューヨーク。レオポルド公爵(ヒュー・ジャックマン)は、愛する女性とめぐり逢えないまま、結婚相手を決めざるをえない状況にあった。そんな時、彼はブルックリン・ブリッジから落ちてしまい、現代のニューヨークにタイムスリップ。仕事にも恋にも疲れた広告会社で働くキャリアウーマンのケイト(メグ・ライアン)は、元ボーイフレンドであるスチュアート(リーヴ・シュレイバー)のところに転がり込んできたレオポルドと知り合い、彼の奇妙なふるまいにとまどいつつも、徐々に親しくなっていく。そしてケイトは、バッグをひったくられたのをレオポルドが馬に乗って助けてくれたことから、彼に恋心を抱きはじめる。
ラブコメの女王のメグ・ライアンと「Ⅹ-MEN」「ヴァンヘルシング」のヒュー・ジャックマン共演のラブストーリー。日本語吹き替えで観たわけだが、メグ・ライアンの声が変!てか変過ぎる!完全にアニメ声でした字幕で観てればもっと高評価付けてたかもしれない...。いきなりガッカリさせられましたが話の展開はすごく好きです。恋愛映画は嫌いな俺でも飽きずに観れるし、恋愛映画+アドベンチャー映画になってるので面白いと思います。スチュアートがエレベーターから落ちた時は死んだかと思ったが、そこは恋愛映画なので重傷で済んだねwただ、終わり方はもう少し考えて欲しかったメグ・ライアンが過去に行って終わりなんて...じゃあ現代に残してきた会社とか仕事は無視かよ!と思う。

この作品の評価・・・・73点
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SHINOBI

2006年02月23日 18時44分20秒 | 映画評論サ行
製作年 : 2005年
製作国 : 日本
2005/09/17公開
監督 : 下山天
出演 : 仲間由紀恵,オダギリジョー,黒谷友香,沢尻エリカ
主題歌:浜崎あゆみ「HEAVEN」(PV視聴)
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時は太平、徳川家康の治世下。長きに渡って反目してきた伊賀と甲賀の忍者二大勢力は、初代・服部半蔵との約定により、それぞれ伊賀・鍔隠れ(つばがくれ)と甲賀・卍谷(まんじだに)の両里でひっそりと暮らし、互いに接触することを禁じられていた。だが両里の跡目である朧(おぼろ)と弦之介の二人は、互いの立場を知らずに出会い、禁断の恋に落ちてゆく。そんな折、忍たちの超人的な秘術が徳川の対抗勢力に利用されることを恐れた家康は、両里の相殺を目論んで、双方から精鋭5名ずつを出しての果たし合いを命じる。双方の頭として選ばれたのは、朧と弦之介だった―。
毎日新聞の文春キイチゴ賞(アメリカで言うと駄作を決めるラズベリー賞)では「TAKESHI`S」を抜いて年間1位になってしまった本作。でも久しぶりに映像の美しさや脚本に期待してた作品だったがやはり1位に選ばれただけあって期待外れだったまず最初にタイトルが出たらすぐに、ちゃんとした説明も無しにオダギリ・ジョーと仲間由紀恵がずっとイチャイチャイチャしてる両里5人ずつが選ばれるのだが仲間由紀恵とオダギリ・ジョーがひそかに密会そこで殺せよ!と思うw仲間由紀恵の演技力はなかなかだがオダギリ・ジョーの演技はイマイチと言いたい。この2人を含め、出てくる役者全員の刀の使い方などは魅力を感じずCGでうまく誤魔化してくれるよ感が出てしまってるwしかしそのCGでさえ微妙な場面は何度かあった。でっ予想通り、一人ずつ戦いの中で死んでいき最後のオダギリ・ジョーの「これも運命ですから」と言わんばかりの無意味な死生き残った仲間由紀恵でさえ徳川家康の目の前で無意味な両目潰しw「うわっ痛いよ」と思っていると「信じて~愛する人~♪」と浜崎の曲開始結局観てる側に何を伝えたいのか全く伝わってこない。今年は邦画作品に期待してますが、その中でも足を引っ張る結果になってしまったのは残念でなりません

この作品の評価・・・・60点
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キャプテン・ウルフ

2006年02月23日 18時41分34秒 | 映画評論カ行
製作年 : 2005年
製作国 : アメリカ
2005/10/29公開
監督 : アダム・シャンクマン
出演 : ヴィン・ディーゼル,ローレン・グレアム
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ショーン・ウルフはアメリカ海軍特殊部隊所属のエリート軍人。彼に新しく与えられた任務は、暗殺された博士の家族を守ること。ここで、彼は最強の敵と出会うことに。彼をかつてないほどの窮地に追い込んだのは、“子守”という名の敵だった!! 博士の妻が家を留守にしているため、彼が子守をしなければならない。16歳のゾーイから赤ちゃんのタイラーまで並んだ5人の子供とペットのカモを相手に、てんてこ舞いのウルフ。果たして彼は任務を遂行できるのか?
『ワイルド・スピード』『トリプルX』の熱い男ぶりで、あっという間にトップスターへと駆け上がったヴィン・ディーゼル主演によるファミリー向けムービー。アメリカでは大ヒットしたものの日本ではヒットせず。ヴィン・ディーゼルってこういう役合うの!?と思った人もいるだろう。最初のシーンは007のジェームス・ボンドのようで格好良かったが、いざ子守係になると格好悪いおまけに謎の忍者集団が超極秘デイスクを奪おうと襲ってくるのだが、なんと出てくるその集団がたった3人!?これには驚いた。本当に極秘ディスクなのだろうかwラストは泣かせる演出をしてるっぽいが何も感じない。レンタル屋で料金安い日に借りるぐらいが丁度良いのでは?

この作品の評価・・・・63点
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頭文字(イニシャル)D THE MOVIE

2006年02月23日 18時38分47秒 | 映画評論ア行
製作年 : 2005年
製作国 : 香港
2005/09/17公開
監督 : アンドリュー・ラウ,アラン・マック
原作 : しげの秀一
出演 : ジェイ・チョウ,鈴木杏,エディソン・チャン
official site

家業の豆腐屋の配達でハチロク(AE86)を運転するうちに、知らぬ間に常人離れしたドライビング・テクニックを身につけた高校生・藤原拓海。ある晩、配達の帰りに秋名山の峠道を流していた拓海は、「赤城レッドサンズ」の高橋涼介や「妙義山ナイトキッズ」の中里毅ら、峠のスペシャリストたちと出会い、自分が持つ走りの才能に目覚めていく。かつて“秋名最速の男”と言われた父・文太、拓海に好意を寄せる幼なじみの茂木なつきら、周囲の人々の期待を背負って、拓海と走り屋たちとの熾烈なドリフト・バトルが幕を開ける!
鈴木杏が出てるけど一応は香港映画なんだね。映画が始まって早々、主人公の友達の声が犬夜叉の声で観る気無くしそうになった。とにかく吹き替えの声が変!鈴木杏だけは当然そのまま声なんだが他の役者の話し方はB級映画も真っ青といった感じの低さwしかもロケした所が群馬県の榛名山なのに劇中では秋名山(アキナサン)となっていてガッカリ。車にも興味ないし、このまま途中で止めようかと思った頃にレースがスタート!そのレースシーンがなかなか良く出来ていて面白い!車の事なんか全く知らなくてもワクワクしたよ。ラストの終わり方が好きではないし、役者が車酔いして吐いてばっかだし、鈴木杏のエンコー相手が気になったりと文句を言いたい箇所も多くあるがレース場面を観る限りでは楽しかったです

この作品の評価・・・・72点
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ヒトラー ~最後の12日間~

2006年02月22日 23時20分04秒 | 映画評論ハ行
製作年 : 2004年
製作国 : ドイツ
2005/07/09公開
監督 : オリヴァー・ヒルシュビーゲル
出演 : ブルーノ・ガンツ,アレクサンドラ・マリア・ララ,コリンナ・ハルフォーフ
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1945年4月20日。ソ連軍の砲火が押し寄せるベルリン。ヒトラーとその側近たちは、総統官邸の地下要塞に避難していた。もはや敗戦を疑う者はいなかったが、正常な判断力を失ったヒトラーは、わずかに残った軍勢に戦況の挽回を命じ、惨状をさらに悪化させてゆく。狂気の独裁者を前に、選択を迫られる側近たち。最期まで運命をともにしようとする者、袂を分かって逃亡を謀る者、酒と享楽に溺れて現実逃避する者。そんな一部始終を間近で目撃していた総統付き秘書のユンゲは、ある日、ヒトラーから遺書の口述筆記を依頼される―。
史上最も有名な独裁者アドルフ・ヒトラー。そのヒトラーが死ぬまでの最後の12日間を描いた作品である。期待せずに観たためか、さすがに2時間半は長い...と思いきや、そんなに長いとは感じなかった作品。ドイツ語っていうのも、また良いねw映画が始まってすぐに驚かされるのはヒトラー役のブルーノ・ガンツの顔である。
 左:ヒトラー本人 右:ヒトラー役 ブルーノ・ガンツ
特殊メイクとは言えこれほど似てるとはしかし内容で言わせてもらうと戦争映画が好きな若い人達が好む作品ではなさそうヒトラーと言えば600万人のユダヤ人の大量虐殺が有名だがそういうシーンは一切無く、戦争シーンすら無い。あくまで視点はヒトラー自身で彼の心情の変化がメインになっているので、ミサイルでドッカ~ン!とか銃でバババババッ!と乱射っといったシーンはカットなので「ヒトラーは悪魔じゃ~!!!」とは思わないで、「ちょっとヒトラーさんがかわいそう...」と同情してしまう人も多いはずwヒトラーなので残酷な作品を期待してた人もいたはずだが、ちょっと期待外れだったかもしれない。個人的に一番好きなシーンは追い詰められた母親が子供に毒を盛って殺して自分も自殺するシーン。あれはジ~ンときたなけどこんな出来事が実際に起きたと思うと怖いです。最近観た「ミュンヘン」と同じぐらい残酷な話ですよ。ヒトラーやナチスについてもっと勉強したい人にはおススメの映画だし、自分を見つめ直したい人にもおススメかもよ

この作品の評価・・・・80点
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ミミック

2006年02月20日 22時58分18秒 | 映画評論マ行
製作年 : 1997年
製作国 : アメリカ
1998/1/24/公開
監督 : ギレルモ・デル・トロ
出演 : ミラ・ソルヴィーノ,ジェレミー・ノーザム

近未来のニューヨーク。ストリックラー病と呼ばれる死の伝染病が蔓延している近未来のニューヨーク、昆虫学者スーザン(ミラ・ソルヴィーノ)は、病原菌の媒介源の虫を殺す新たな遺伝子生物を生み出すことに成功、新生物を「ユダの血統」と名付けて学会に発表した。3年後、スーザンは自殺遺伝子で死んだはずの「ユダの血統」が地下鉄の奥で生きていることを知る。地下鉄の靴磨きマニー(ジャンカルロ・ジャンニーニ)は行方不明になった孫の後を追い、地下鉄の奥へ。同じ頃、謎を解くため、地下鉄の奥へと向かったスーザンと夫のピーター(ジェレミー・ノーザム)達は巨大に進化した「ユダ」の大群が襲われる。
初めに言っておきますが、よくあるB級モンスターパニック・ムービーですwきっとディズニー映画「バグズライフ」を実写化して大人向けにしたらこんな感じになるんでしょうね。とにかく前半からムシムシ天国ですゴキちゃんがウジャ~と出てきたりして、ヒロインの友達なんてゴキちゃんを手に乗せてるんだもんそのゴキちゃんが出来るはずがない肺ができたりと進化しちゃって事態は急展開!そして定番の出てくる人ほとんどが、しなくてもいいのに余計な事をしてゴキちゃん達に食われるパターン。しかしそんな残酷なゴキちゃん達だが、何故か地上には出ない地上に出れば人間がたくさんいるのに....そこら辺は人間と共存したいと思う配慮なのか!?wラストはガス爆発でゴキブリ一斉駆除w結末考えるのがめんどくさかったのかと思ってしまう。しかもヒロインと最後の一匹のゴキブリが戦ってる時に堂々と通過する電車が何故か急停車もせずに通り過ぎてしまうのも変な話である。真正面に人がいるんだから気づくだろ普通...。

この作品の評価・・・・57点
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男たちの大和/YAMATO

2006年02月19日 18時19分09秒 | 映画評論ア行
製作年 : 2005年
製作国 : 日本
2005/12/17公開
監督 : 佐藤純彌
出演 : 反町隆史,中村獅童,仲代達矢,鈴木京香
主題歌 : 長渕剛「CLOSE YOUR EYES」(試聴)
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昭和19年の春。特別年少兵として戦艦大和に乗り込んだ神尾たちは、憧れの大和を前にし目を輝かせていた。しかしその喜びも束の間、彼らを待ち受けていたのは厳しい訓練の日々だった。神尾たちは上官である森脇・内田の叱咤激励のもと訓練に励んでいたが、彼らの努力もむなしく、日本は日増しに敗戦の色を濃くしていた。そして翌年の4月。米軍が沖縄上陸作戦を開始したのを受け、大和は沖縄特攻の命を下される。
世界最大最強の戦艦と謳われながらも、さしたる活躍の場を与えられず約3,000名の命とともに東シナ海に散った戦艦大和。この大和の真実を綴った辺見じゅんのドキュメントを、『人間の証明』の佐藤純彌監督が総制作費25億円という壮大なスケールで映画化した。大ヒット作に恵まれない東映ですが本作は久しぶりの大ヒット!「死んだらアカン!」この言葉が上映中、頭から離れませんでした。「死んだらアカン!」と言って母親が息子を抱きしめるシーンは泣きそうになりましたよ。実際に観客席でも泣いてる人は多かったです。それから、やはり一番凄いのは映像技術!戦艦大和は実際に実物大を作っただけに迫力は凄い!実際の映像を見てるようでした戦闘シーンは「パール・ハーバー」並みのレベルです。血飛沫もリアルすぎでした。前日に観た「有頂天ホテル」のように有名俳優が多数出てるので作品の良さはどうなのか!?と思ったけど物語の中心は海軍特別年少兵の神尾なので親しみやすい。逆に中心が反町隆史とかだとつまらないもんね神尾の恋人役の蒼井優も良い演技してたぁ。「一緒に沖縄行くんじゃろ?死んだら行けん!」は名言ですよw中村獅堂の演技も良かったけどケツ叩かれた時に、一瞬「隣人13号」の表情に見えたのは俺だけ?ちょっと怖かった....。
とまぁここまでがこの映画の良い面。次は悪い面ですが、まず「北緯三十度四三分、東経一二八度四分へ行きたいのです」って言いすぎw少ししつこ過ぎるのではないでしょうか?「東経一二八度・・・」は映画が始まってから1、2回言って、あとは普通に「戦艦大和が沈んだ場所に行きたいんです」って言った方が良かったかと思います。まぁ日本にとっちゃぁ歴史的な出来事なので詳しく言った方がいいとも思いますが...ん~何とも言えませんwそれと一つ疑問に思ったんですけど、最後のアメリカ軍との銃撃戦で、甲板にはアメリカ軍の弾がめっちゃ当たってるのに渡哲也達がいた司令室、あそこには煙も上がってないし爆弾も飛んでこないのは変だと思いませんか?アメリカ軍だって馬鹿じゃないんだから甲板の兵を撃ったら司令官とかも撃つと思うんですが。それかあの司令室だけは爆撃を防ぐ特殊な素材でできてるとか?w
とまぁ俺の中では賛否両論といった感じです。ただし戦争映画には付き物の「反戦」といったイメージは無く「昔こういう出来事があった」「命の大切さ」といった印象を受けたので戦争映画嫌いな俺でも飽きなかったし、感動するシーンも多々あったのは確かです。

この作品の評価・・・・76点
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THE有頂天ホテル

2006年02月18日 20時56分27秒 | 映画評論サ行
製作年 : 2005年
製作国 : 日本
2006/01/14公開
監督 : 三谷幸喜
出演 : 役所広司,松たか子,佐藤浩市,篠原涼子,香取慎吾
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物語の舞台は大晦日の大ホテル。そこに集ったそれぞれの人々に起こるそれぞれのハプニング。彼らに、幸せな新年は訪れるのだろうか?“ホテルアバンティ”の副支配人である平吉はなんとか今日、大晦日を無事に終えたいと願っていた。しかしなぜだか総支配人は行方知れずになり、ホテルにはワケありの人物たちが続々集結。彼の願いもむなしく、トラブルばかりが発生していく。おまけに別れた妻と遭遇。働いていると言えなかった平吉は、授賞式に呼ばれて来たのだと嘘を付いてしまうのだった。
正直に言いますと観る前は「邦画だしなぁ~」と邦画=つまらないor舞台セットに限界がある、と思ってました。確かに三谷幸喜は好きで「古畑任三郎」とかメッチャエエけど、それはあくまでドラマに関しての事だったので映画については全く期待してなかったです。しかし!感想を一言で言いますと「最高!!」ですw有名俳優が多く出てると「オーシャンズ11」のように全員のオーラが強すぎて逆に作品の良さが落ちるのが特徴ですけど、今回の「THE有頂天ホテル」は全然そんな印象を受けなかったです。確かに有名俳優がたくさんいるけど観ていて「役所広司が主役だなぁ」と自然に思うようになるので安心w136分という上映時間は役者の多さのせいだと思いますが長いとは感じません!
話は登場人物の話がオムニバス形式になっており、一人の話が少し進んで、次の人の話が少し進んでといった感じですが、少しずつその人達の話が繋がっていき最後は一つの物語になっていく展開は見事です!もう一つの見所は笑いです。邦画を観てこんなに笑ったことはない!ってくらい観ていたお客さんが笑いっぱなしで、映画を観てて笑う事はほとんど無く、「上映中に大声出して笑うのってすっげ~ウザイ」と思ってた俺でさえ声を出して笑ってしまうぐらいですwまず映画が始まってからいきなり謹賀信念で笑いましたwその他にも松たか子の中国語、役所広司の鹿スピーチ、伊東四郎の白塗り顔と何回笑ったかも覚えてないぐらいです。でも個人的に一番笑った場面は西田敏行が香取慎吾と麻生久美子に手伝ってもらって自殺しようとしたシーンですかねぇ。あの西田敏行の自然な演技はマジで笑えたwそれから、アヒルも良い演技してたよ(?)w観た人は思うかもしれないがクネクネダンスはいつ見れるの!?と思った人も多いはず。残念ながら遠くからのケータイ画面の映像しか映ってませんでしたけど...笑いも含めてとにかく演出がうまいです!香取慎吾が持ってた幸福を呼ぶ人形が色んな人に回ってくいくのも凄い演出だなと思った。長回しのシーンは作品の良さを際立たせてくれるしね♪話は観客を笑わせながらラストに近づいていき「これで終わりかな」と思いきや、ラストはYOUのオンステージ!これには笑いを忘れて鳥肌が立つほど感動してしまったw良い曲だったよ最後のキャスト紹介のテロップに『館内の声・清水ミチコ』って書いてあったのには驚いた。全然気づかなかったよ..。マイナス面としては佐藤浩市のその後が気になった事と、西田敏行の尻を見てしまった事ですしかし間違いなくここ数年で観た邦画の中ではTOPだと思います!ぜひ観てちょ

この作品の評価・・・・93点
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ニュースの天才

2006年02月17日 13時21分00秒 | 映画評論ナ行
製作年 : 2003年
製作国 : アメリカ
日本公開日:2004/11/27
製作 : トム・クルーズ
監督 : ビリー・レイ
出演 : ヘイデン・クリステンセン,ピーター・サースガード
official site

「THE NEW REPUBLIC」は、大統領専用機内に唯一設置されている、米国で最も権威のあるニュース雑誌だ。スティーブン・グラスは24歳。同僚たちの関心が政治問題に向く中、彼は身近な問題に着目。政財界のゴシップなど数々のスクープをものにし、スター記者として成長していった。そうなっても、グラスの態度は謙虚で控えめ。上司や同僚への気配りを忘れない人柄から、編集部での信頼も厚かった。しかし、ある時グラスの「ハッカー天国」という記事に、他誌から捏造疑惑説が浮上。グラスは電話取材の依頼を受ける。
本作は、ピュリッツァー賞受賞作家バズ・ビッシンジャーが「Vanity Fair」誌に寄稿した記事を基に作られた実話である。主演はSTAR WARSシリーズでお馴染みのヘイデン・クリステンセンですがSTAR WARSの時と顔が別人ですwしかし準主役のピーター・サースガードの方がインパクトあった気がする。ピーター・サースガード出演の映画の観賞は今年に入って3本目w(スケルトン・キー,フライトプラン,本作)最近だと戦争映画「ジャーヘッド」にも出演してます。さて肝心の内容ですが、感動もなく笑いもなく興奮もなくといった感じです実話というフレーズに引かれて観たんですけど、記事のねつ造をしてましたってだけでたいして凄い実話でもないですよ。

この作品の評価・・・・54点
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ハウルの動く城

2006年02月16日 23時21分11秒 | 映画評論ハ行
製作年 : 2004年
製作国 : 日本
日本公開日:2004/11/20
監督・脚本 : 宮崎駿
原作 : ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
声の出演 : 倍賞千恵子,木村拓哉,美輪明宏
official site

魔法と科学が混在するどこかの世界。父が遺した帽子店で働く18歳の少女ソフィーは、ある日、悪名高き魔法使いのハウルに出会う。ハウルの正体はハンサムで心優しい青年だった。だがその晩ソフィーは、ハウルを目の敵にする荒地の魔女に呪いをかけられ、90歳の老婆の姿にされてしまう。家を出たソフィーは、荒地を歩くうちに一軒の家に迷い込む。実はそこは、人々が恐れる“ハウルの動く城”だったのだ。ソフィーは住み込みの家政婦となり、ハウルや弟子のマルクル、城の動力源である炎のカルシファーたちと奇妙な共同生活を始めるが…。
というわけで2回目の「ハウルの動く城」観賞。前作「千と千尋の神隠し」は本当に素晴らしかった!「千と・・・」はアカデミー賞で長編アニメ部門受賞しました。さすが宮崎さん!てなわけで今回も期待大!開始早々「ソフィーの声おかしくねぇか?」なんで10代の少女が声かすれてんの?中盤...テンションダウン...。終盤...映画館の時と同様、眠気に襲われるwけど今回は最後までちゃんと観たよ!でもなぁ~やっぱり意味が分からないなんでソフィは寝てる時は若返るのか!?魔法のせいと言えば済む事なのだが、どうも納得がいかない。今回のがジブリ作品の中で1番ダメなんじゃないの?なんか観客動員数新記録がどうのこうのとか言ってるけど何故ヒットしたかワカラン。アメリカでも公開されたが全然ヒットなし。だって原作がイギリスの童話だろ?ジブリって「昔の日本」ってかんじの独特の雰囲気が良かったのにね。昨日観た「風の谷のナウシカ」が良く感じてしまったw

この作品の評価・・・・65点
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約三十の嘘

2006年02月16日 18時18分37秒 | 映画評論ヤラワ行
製作年 : 2004年
製作国 : 日本
日本公開日:2004/12/18
監督 : 大谷健太郎
出演 : 椎名桔平,中谷美紀,妻夫木聡
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大阪発・札幌行きの豪華寝台特急トワイライト・エクスプレスに、6人の詐欺師が乗り込んだ。3年前、ある事件から解散していたチームが、札幌での大仕事のために再集結したのだ。しかし新参者や3年前の事件の元凶となったメンバーも参加したため、チームの雰囲気はギクシャク。それでも札幌での仕事を成功させた6人は、同じ特急で帰路につく。ところが車中で迎えた翌朝、事件が起きる。現金7000万の入ったトランクが、忽然と消えていたのだ…。
ほとんどのシーンが寝台特急内で繰り広げられているので場面展開が非常に少ないのが特徴。けど俺はそういう密室みたいなのが好きなのでプラスポイント中盤までは「今井が犯人!?」「いやっ横山も怪しい」と自分で勝手に推理しながら観れて、殺人は起きないけどすごく楽しめる作品wしかしラストはまさに驚愕の結末w犯人とか関係なしに無理矢理ハッピーエンドにしました的になっていてガックリラストの手前までは本当に良い流れだったのにさ~惜しい作品でした

この作品の評価・・・・59点
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風の谷のナウシカ

2006年02月15日 15時46分15秒 | 映画評論カ行
製作年 : 1984年
製作国 : 日本
監督 : 宮崎駿
声の出演 : 島本須美,辻村真人
STUDIO GHIBLI official site

かつて人類は自然を征服し繁栄をきわめたが、「火の7日間」と呼ばれる大戦争で産業文明は壊滅した。それからおよそ千年、わずかに生き残った人類は巨大な蟲類が棲み、有毒な瘴気を発する菌類の広大な森・腐海に征服されようとしていた。腐海のほとりに、海からの風によって瘴気から守られている小国・風の谷があった。その族長ジルの娘ナウシカはメーヴェにのって鳥のように飛び、人々の嫌う巨大な蟲・王蟲と心をかよわせる自然との不思議な親和力を持っていた。ある夜、風の谷に巨大な輸送機が墜落し、翌日巨大な血管のかたまりのようなものが発見された。それは、「火の7日間」で世界を焼き尽くしたという兵器・巨神兵だった。ペジテ市の地下から掘り出され、それを奪い取った世界統一の野望を持つトルメキア王国が、輸送中墜落したのである。墜落を知ったトルメキアの皇女クシャナは、大編隊を風の谷に送り込んで来、ジルを殺しナウシカを人質として連れ去った。トルメキアの船はペジテのアスベルに襲われる。ナウシカは腐海に落ちたアスベルを救出し、腐海の秘密を知った。腐海の樹々は汚染された世界を浄化するために大地の毒を自らに取り込み、きれいな結晶にかえて砂となっていた....。
自然を愛し、虫と語る風の谷の少女が、たったひとりで未来の地球を酷い争いから救う姿を描く。まぁ説明なくてもほとんどの人が観てるだろう名作だろうで今日初めてナウシカを観たわけですが、俺にとってはジブリ作品観るのは「火垂るの墓」「となりのトトロ」「魔女の宅急便」「もののけ姫」「千と千尋の神隠し」「猫の恩返し」「ハウルの動く城」に続き8作目になるなぁ。率直な感想を述べさせていただくと、思ってたよりつまらない?かな。あぁ~ナウシカ好きな人には大変申し訳ないです。その理由は昨日「キャシャーン」を観たので話がかぶるwあんな映画とジブリ作品を比べるのは良くないですが、話が一緒なんだもんwけど「キャシャーン」を観てなかったとしても期待してたよりは低いかなぁと思う。本当にすいませんwラストの方でナウシカが小さい蟲に語りかけるシーンは確かに泣きそうになったよ
次はラピュタを観ようかと計画中...

この作品の評価・・・・71点
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CASSHERN

2006年02月14日 17時39分15秒 | 映画評論カ行
製作年 : 2004年
製作国 : 日本
日本公開日:2004/04/24
監督・脚本・撮影・編集 : 紀里谷和明
出演 : 伊勢谷友介,麻生久美子,唐沢寿明
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主題歌:宇多田ヒカル「誰かの願いが叶うころ」(試聴)

50年もの長き大戦の果てに、世界の大半を支配下とした大亜細亜連邦共和国。だが勝利がもたらしたのは、戦乱の後遺症に苦しむ人々と荒廃した大地だった。反乱勢力とのゲリラ戦が活発化する中、軍部は細胞学の権威・東教授が提唱する「新造細胞」理論に注目する。人体のあらゆる部位を自在に造り出すこの理論が完成すれば、共和国の未来に再建の道が拓かれる。一方の東教授は、難病に冒された妻・ミドリを救うために研究の実用化を急いでいた。そんな折、志願兵として戦地に赴いていた東教授の息子・鉄也の訃報が届く…。
監督は宇多田ヒカルの夫、紀里谷和明で主題歌は宇多田ヒカル。つまり夫婦共同制作みたいなかんじw1973年に放映されたアニメーション「新造人間キャシャーン」をリメイクした作品。CGはハリウッドでも十分通用するほど素晴らしかったです!しかし映像の美しさだけにこだわって脚本は適当に作りました感があるwそれに内容は「戦争反対!」という事しか観ていて伝わってこないまぁそれはそれでいいんだけど、少し反戦的な主張が作品全体に多すぎた気がする。けど日本での興行収入は10億円を突破した!かなり驚き。俺の率直な感想は「こりゃあ宇多田の曲のために長編PVを作ったようなもんだな」と思う。最後の終わり方もどうかと思うししかし宇多田の曲はすごく映画と合ってた!!最初の歌詞「小さなことで大事なものを失った~♪」はこの映画を観れば誰もが共感できるはずですw来年ぐらいにはアメリカでリメイクが決定していて、スピルバーグ率いるドリームワークスが製作するんだってさ。この製作権を巡って争ったそうな

この作品の評価・・・・51点
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