股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

ブーリン家の姉妹

2008年09月30日 01時34分23秒 | 映画評論ハ行
製作年 : 2008年
製作国 : アメリカ=イギリス
2008年10月25日公開
監督 : ジャスティン・チャドウィック
出演 : ナタリー・ポートマン,スカーレット・ヨハンソン,エリック・バナ
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16世紀、イングランド。20年にわたる夫婦生活で王女メアリーしかもうける事が出来なかったヘンリー8世はの目下の関心事は、立派な男子の世継ぎをあげる事。一族の富と権力を高めるため、新興貴族のトーマス・ブーリンは自慢の娘アンを差し出す。しかし、王が目をとめたのは清純で心優しい妹のメアリー。姉より先に結婚したばかりのメアリーは夫と共に、王の愛人となるべく宮廷にあがる。アンは姉でありながら、結婚も王の愛人という立場も妹に奪われてしまったのだ。一族の発展のための企みが、次第にアンとメアリーの絆を、王の愛を巡る非情な対立へと変えていく…。
歴史的に有名なヘンリー8世とアンの関係ではなく、王の寵愛を巡る姉妹の確執に焦点を当てたフィリッパ・グレゴリーのベストセラー小説を映画化。裏切りと策略が渦巻く宮廷で、ブーリン家の2人の姉妹・アンとメアリーが、父と叔父の野望によって、イングランド王の寵愛を巡る運命に翻弄されていく姿を描く。出演は、ブーリン家の姉妹にナタリー・ポートマンとスカーレット・ヨハンソン。姉妹の寵愛の対象となるヘンリー8世に『トロイ』『ミュンヘン』のエリック・バナ。監督は、本作が劇場用映画としては第1回作品となるイギリスの俊英ジャスティン・チャドウィック。
「飛んでブーリン」とかいうアニメあったよなぁ?と思い出しました。歴史ものなので全てが実話とまではいきませんが、予想していたより、かなりのドロドロで「王室の中ってここまで凄いのかぁ」と驚かされました。言ってみれば「子供を作ったもん勝ち」みたいな王室。王様が憎くてたまりませんでした王様は姉を愛し、妹を愛し、また姉を愛し、結局は他の女って…「王様を処刑しろ!」と思いました(笑)一番可哀相なのは弟ですよねあの時代は何より金と地位を持った男と結婚するのが幸せだったのでしょうか。姉も弟も処刑され1人残ったメアリーですが、メアリーの子供がエリザベス一世になったと考えると、なかなか面白いなと思いました。大奥好きな人なら好きな作品ですね

この作品の評価・・・・79点
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イキガミ

2008年09月29日 23時08分43秒 | 映画評論ア行
製作年 : 2008年
製作国 : 日本
2008年9月27日公開
監督 : 瀧本智行
原作 : 間瀬元朗
出演 : 松田翔太,塚本高史,成海璃子,山田孝之,柄本明,劇団ひとり,金井勇太
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初のテレビ出演を翌日に控えているギタリストの田辺翼は、ボーカルと反りが合わず、悩んでいた。元々、親友の秀和とコンビを組み、路上で歌っていたが、翼ひとりだけがスカウトされ、事務所に決められたボーカリストとデュオを組まされたのだった。そこに、厚生保健省の藤本という男が現れ、「イキガミ」を渡される。「イキガミ」とは、18歳から24歳までの若者に国から発行され、受け取った者は24時間後に死亡することになる…。
「週刊ヤングサンデー」に連載された間瀬元朗原作の人気コミックを映画化。「国家繁栄維持法」が施行された日本。子供たちは小学校入学時にナノ・カプセルが注射され、その中の誰かが18歳から24歳の間に、国家のために死ぬ運命にあるのだった。原作は、読み切りものとしてスタートしたが、映画では、3人の主人公が「イキガミ」を渡され、それぞれの最後の24時間を通して、生きるとはどういうことなのかを問いかける。笹野高史扮する厚生保健省課長の「常に全身全霊で生きていれば、人生は違ったはず」というセリフは、多くの人の心に突き刺さるはず。出演は、松田翔太、塚本高史、成海璃子他。フィルハーモユニークが歌う主題歌が印象的。
原作漫画を全巻持っています。ストーリーは既に知っていたので驚きはなかったけど、それでもまぁまぁ感動できて良かったと思います。イキガミをもらったら24時間で死ぬという国家のルール。何か強制的に殺されるところなんかは「バトル・ロワイアル」のような感じがするのは自分だけかな?国家繁栄維持法という恐ろしい法律は、日本の人口をただ減らすためというわけではなく、強制的に人を殺すことで命の大切さを知り犯罪者や自殺者を減るだろうというのが目的です。上映開始早々は「イキガミなんて駄目よ~」なんて思ったけど観ていくうちに「イキガミによって傍にいる大切な人の存在が分かるのか…」なんて思ってきちゃって…完全に頭の中が洗脳されていました劇中で歌われた、この映画の主題化にもなっている「みちしるべ」がすごく印象的でした!あと演技で言ったら山田孝之が一番良かったかな。妹が売店に向かって歩いている時に必死に話しかけるシーンはウルっとされました正直言えば、1話3話は感動して良かったけど2話目は必要なかったかもなら原作漫画にある他の話をいれれば良かったんじゃないかな?

この作品の評価・・・・77点
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君のためなら千回でも

2008年09月27日 21時47分25秒 | 映画評論カ行
製作年 : 2007年
製作国 : アメリカ
2008年2月9日公開
監督 : マーク・フォースター
出演 : ハリド・アブダラ,ホマユーン・エルシャディ,ゼキリア・エブラヒミ
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1970年代のアフガニスタン。裕福な家の一人息子アミールは、召使いの息子ハッサンと凧遊びをしたり、兄弟のように仲よく暮らしていた。だがある日、小さな二人の絆は思いがけない出来事によって砕け散ってしまう。やがてソ連がアフガニスタンに侵攻。2人の関係は修復されることなく、アミールと父親は米国に亡命する。時は流れ、00年のサンフランシスコ。小説家となったアミールの元に、父親の親友から「君は今すぐ故郷に帰って来るべきだ」と電話が入る…。
無名の新人作家のデビュー作ながら、全米300万部突破の大ベストセラーとなった小説を映画化。戦乱以前の“中央アジアの真珠”と呼ばれていたカブールの日常、そしてソ連軍侵攻とタリバン台頭まで、素顔のアフガニスタンが描かれてゆく。特にタリバン勢力に支配され、公開処刑が粛々と行われる00年の同国の描写は、ドキュメンタリーさながらのリアリティと迫力だ。そうした大きな時代のうねりを背景に、罪、友情、そしてつぐないといった普遍的な人間ドラマが紡がれる。30年の月日を描いた壮大な物語を2時間にまとめつつ、スケール感を失わない脚本も秀逸。ちなみに70年代の活気あふれるカブール、00年の荒廃しきったカブールともに、中国新疆ウイグル地区で撮影されている。
「君のためなら千回でも」って何が千回なのか気になっていましたが、「友達のためなら何でもしてあげられる」というアミールとハッサンの2人の気持ちがあって凧糸のように決して切れない絆があることに感動しました。幼い頃に親友と呼べるほどの仲になったアミールとハッサン。やがて戦争が始まり、2人の間には少しずつ亀裂が…アミールの辛い決断により2人は離れ離れになります。その後、アミールはハッサンとその息子の事を知りショックを受けます。しかし友情というのは素晴らしい!何年経っても親友は親友なんだよね親友のために危険な場所へと向かうアミールの姿に感動ですよ。そしてアミールがハッサンの息子に言う一言  「君のためなら千回でも!」 友達のためなら何でも出来るっていう気持ちって素敵ですよね♪暗くて、観終わった後は悲しい気分になるけど心に残る良い作品でした。

この作品の評価・・・・79点
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ビー・ムービー

2008年09月25日 01時26分47秒 | 映画評論ハ行
製作年 : 2007年
製作国 : アメリカ
2008年1月26日公開
監督 : サイモン・J・スミス 、 スティーヴ・ヒックナー
声の出演 : ジェリー・サインフェルド,レニー・ゼルウィガー
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大学を卒業したばかりの若きミツバチ、バリー。でも、社会に出たバリーはハチの世界では決められた仕事しか出来ないと知ってがっかり。外の世界を見たいバリーは生まれて初めて巣の外に。ニューヨークの街に冒険に出かけたバリーは人間に踏み潰されそうになるが、花屋を経営するヴァネッサに助けられる。「人間と話してはならない」というハチの世界の掟を破り、バリーはヴァネッサと友達になるが…。
「シュレック」シリーズ、『マダガスカル』など、ヒット作を送り出すドリームワークスから、また楽しいキャラクターが登場した。今回の主役はミツバチ。人間の言葉が話せる新人の働きバチ、バリーが人間の世界での冒険を通して、誰にも自分にしか出来ない大切な役割があることを知っていく。ハチミツの作り方、ハチの一生の時間など、ハチに関するトリビアも盛り込まれており、ハチや植物の見方が変わるかも。声の出演は、「サタデー・ナイト・ライブ」のコメディアン、ジェリー・サインフェルド、『ミス・ポター』のレニー・ゼルウィガー、『GODZILLA ゴジラ』のマシュー・ブロデリック、『コヨーテ・アグリー』のジョン・グッドマンほか。
1匹ぐらい人間どもを針で刺して殺すんじゃないかと思ってましたが、やはり子供向けのアニメはそんな事するわけありませんよね。蜂蜜工場で働き始めたミツバチのドリーが外の世界へと冒険に出かけるお話。まぁ見事にハチの世界を可愛らしく描いていて楽しめましたね。そんな好奇心旺盛なバリーが出会ったのが人間のヴァネッサ。このヴァネッサが優しすぎるのことに驚きました。「自分の部屋にハチが入ってきたら皆さんだったらどうしますか??」自分なら窓開けてその場から逃げますが…(笑)ヴァネッサはコップを使って器用にバリーを逃がしてあげます現実はそんなに楽じゃねえぞと言いたい!!ましてや靴で潰そうなんていう彼氏の考えはありえませんよ!!まぁ前半はハチと人間の交流で面白かったけど、中盤のグダグダ感は何だろう…?裁判のシーンあたりから退屈になっていきました命の大切さを描いたいのか?ハチと人間の恋模様を描きたいのか?環境問題を描きたいのか?テーマがパっとしていませんでしたね。小さいお子様には楽しめる作品だと思います!

この作品の評価・・・・70点
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シャッター

2008年09月24日 03時41分49秒 | 映画評論サ行
製作年 : 2008年
製作国 : アメリカ
2008年9月6日公開
監督 : 落合正幸
出演 : ジョシュア・ジャクソン,レイチェル・テイラー,ロイ・リー,奥菜恵
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結婚式を済ませたばかりのカメラマンのベンとジェーンは、夫の仕事を兼ねた新婚旅行で日本へ向かった。新婚生活の最初の思い出にしようとコテージへ車を走らせていた時、夜道に立つ女性を轢いてしまう。だが、轢いた痕跡は消えていた…。その時からベンは肩の痛みが気になり始め、撮った写真には不思議な白い滲みが見られるようになる。不審に思ったジェーンは、スピリチュアル・フォトの専門の出版社に写真を持参するが…。
監督:落合正幸(『パラサイト・イヴ』『感染』)、製作:一瀬隆重(『リング』『呪怨』)コンビによる、(ほぼ)オール日本ロケのハリウッド映画。全米トップ3に入るスマッシュヒットを記録している。霊が写るスピリチュアル・フォト(心霊写真)の不気味さをフィーチャーしながら、意外な過去が明らかになっていく謎解きミステリーとしても楽しめるストーリーだ。物語のキーパーソン・めぐみを演じた奥菜恵は、セリフは少ないながらも悲しい過去を背負った女性の情念と復讐を見事に演じ、観る者を震え上がらせ、鮮烈な後味を残すだろう。
2年ほど前にタイ版を試写会で観に行きました。タイ版は金使ってねぇなぁと思うくらい安っぽい映画ではあったものの、怖さは相当なものがあったと思います。でもこっちのハリウッド版はどーも怖さが欠けています。ハリウッド映画なのに監督も制作も日本人で、ロケ地も日本。そして幽霊役には適さない全然怖くない奥菜恵めぐみの異様な背中は事件と何か関係あるのか?謎ですねぇ…。ハリウッドではジャパニーズホラーがヒットするだろうけど、日本人からすれば退屈な話でした。上映時間が短いので飽きずに最後まで観れました。不幸中の幸いかな?w

この作品の評価・・・・58点
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ウォンテッド

2008年09月21日 01時48分01秒 | 映画評論ア行
製作年 : 2008年
製作国 : アメリカ
2008年9月20日公開
監督 : ティムール・ベクマンベトフ
出演 : ジェームズ・マカヴォイ,アンジェリーナ・ジョリー,モーガン・フリーマン
official site

上司にはイビられ、恋人は寝取られと、散々な日々を送るウェスリーに突然の転機が訪れる。謎の美女フォックスと彼女が所属する暗殺組織に、暗殺者としてスカウトされたのだ。会社を辞め訓練を重ねたウェスリーは、その身体に秘められた才能も手伝って、一流の暗殺者として頭角を現す。そして彼は父を殺した敵であり組織の裏切り者でもある、クロスの暗殺任務に就くが……。
原作はマーク・ミラーとJ.G.ジョーンズによるグラフィックノベル。この独創的なストーリーを『ナイト・ウォッチ:NOCHNOI DOZOR』などで知られるロシアの鬼才ティムール・ベクマンベトフ監督の手で映画化した。ベクマンベトフ監督らしい独特のビジュアル世界の中で、流麗かつ迫力のアクションが繰り広げられる。ジェームズ・マカヴォイは劇中のウェスリー同様に肉体改造を実施。その甲斐あって、力強いアクションを披露している。アンジェリーナ・ジョリーもミステリアスな美女フォックスを魅力的に表現。監督、キャストのセンスが生かされた、新感覚のアクション映画だ。
どうせ、よくあるアクション映画だろ?と思いながらも観賞。CG使いすぎな所を許せば、最近のアクション作品と比べれば凄く楽しめた作品でした!平凡なサラリーマンが自らの宿命のために悪と戦うっていう、よくある話ではあるけれど、何かこの作品には物語に引き付けられる魅力がありました。まず1つは登場するキャラクターでしょうウェスリーが(無茶で強引な)特訓によって戦士に育っていく姿だったり、アンジェリーナ・ジョリー扮する女戦士フォックスの美しさとカッコよさ。そしてモーガン・フリーマン扮するボスの存在感は良かったです♪あとは、やはり注目はCGですかね。カーアクションシーンはハラハラするくらいです!展開としては「あぁやっぱりねぇ」と途中までは思いましたが、驚きの事実が判明したり“復讐には復讐を”的な展開は好きですで、ここからはマイナスな部分…。意外とグロいというか痛々しいシーンが多かったのが残念でしたそれと中盤で列車が橋で脱線するところ。あれで相当な人が死んでるよねしかもいつのまにか列車内は主人公たちだけになってるし…。問題点はあるものの、スピード感があって最後まで楽しめる作品だと思います!

この作品の評価・・・・80点
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ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝

2008年09月17日 03時24分55秒 | 映画評論ハ行
製作年 : 2008年
製作国 : アメリカ
2008年8月16日公開
監督 : ロブ・コーエン
出演 : ブレンダン・フレイザー,ジェット・リー,マリア・ベロ,ルーク・フォード
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幸福だが退屈な日々を過ごしていたリックとエヴリンの夫妻は、秘宝「シャングリラの眼」を届ける任務を受け、一路上海へ。ジョナサンや息子アレックスと再会し、アレックスが発掘した皇帝のミイラを見学しに向かうが、皇帝の復活を目論むヤン将軍に襲われてしまう。「シャングリラの眼」を手にしたヤン将軍は、秘宝の力で皇帝のミイラを目覚めさせることに成功。リックたちは謎の女性リンと共に逃亡した皇帝とヤンを追うが……。
中国を舞台に繰り広げられるハムナプトラシリーズの第3弾。ミイラから復活して世界の征服を目指す皇帝を打ち倒すため、リック、エヴリン、アレックスのオコーネルファミリーらが立ち上がり、戦いの中で親子の絆を深めていく。今作で監督は『ワイルド・スピード』のロブ・コーエン監督にバトンタッチ。CGをふんだんに使用し、雪山の戦闘など、迫力あるテンポのよいアクションを演出した。復活した皇帝を演じたジェット・リーはさすがの存在感を見せ、強敵として立ちはだかる。ブレンダン・フレイザーやジョン・ハナといったおなじみの顔に加え、マリア・ベロ、ルーク・フォードら新たに加わったメンバーが活きのいい演技を見せている。
個人的にこのシリーズは大好きです。やはりエブリン役はレイチェル・ワイズじゃないと合わないよ!!オスカー女優はこんなアドベンチャー作品はもう出演しないのかしら?さて、パート1も2もすごく楽しめました。でっ今回、久しぶりのパート3!もちろん期待はしてたけど、んーなんだか「ハムナプトラ」シリーズも3作目まで来るとレベルが落ちたなって感じでした。そもそもこのシリーズってエジプトを舞台にしてミイラと戦うからこそ面白かったのに、何故か今回は中国なんですねぇ中国を舞台にしちゃうと、どーも映画ってまとまりが感じられなくなると思うのは自分だけでしょうか?北京オリンピックに便乗したのかどうかは不明です(笑)探検ファミリーとミイラが戦うからこそ面白いのに、今回はミイラとミイラが戦いますんーこれじゃあハムナプトラじゃなくてもいいじゃん…皇帝役のジェット・リー、あの顔は好きじゃないです。ラストも皇帝あっけなくやられ過ぎですよ4作目があるのか知りませんが、ぜひ原点に戻って舞台をエジプトにしていただきたいですね

この作品の評価・・・・68点
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ベガスの恋に勝つルール

2008年09月16日 23時58分13秒 | 映画評論ハ行
製作年 : 2008年
製作国 : アメリカ
2008年8月16日公開
監督 : トム・ヴォーン
出演 : キャメロン・ディアス,アシュトン・カッチャー,ロブ・コードリー
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フィアンセにフラれたキャリアウーマンのジョイ。父親が経営する工場を解雇されたジャック。ウサ晴らしに親友とラスベガスにやってきた二人は、偶然知り合い意気投合!ゴキゲンでハメを外しまくるが、翌朝目が覚めると、なんとジョイの指には結婚指輪が…!!酔った勢いでの結婚、もちろんすぐ離婚するつもりだったが、今度は何の気ナシに回したスロットマシンが大当たり!転がり込んだ300万ドルのために、離婚するわけには行かなくなった二人は…!?
原題はことわざ「What Happens in Vegas,stays in Vegas」(旅の恥はかき捨て)から。出会ったばかりの人と、その日のうちにノリで結婚…なんてクレイジーな話も、ラスベガスが舞台なら“ありえそう”と思えてしまうのがスゴイ。全編ドタバタコメディに走りすぎず、この虚構と“ありえそう”の境界を、絶妙なバランスで綱渡りしていくラブ・コメディ。主演は“ラブコメの女王”キャメロン・ディアスと、彼女に負けないほどスウィート&キュートなアシュトン・カッチャー。性格もライフスタイルも正反対な二人の、おかしな共同生活を茶目っ気たっぷりに演じている。反目しあう二人が、いつのまにかお互いの奥にある素顔に惹かれていく様子も胸キュンもの。本物の恋を見つけるために、お手本にしたいラブコメだ。
結末も予想通りの展開ではあるけれど、それでもラブコメとしては完成度は高い作品だと思いました。カジノの賞金を手に入れるために結婚した2人が本当の幸せに気づいていくっていうよくあるパターンだけども、飽きずに見れたのでまぁ合格点でしょ。キャメロン・ディアスはラブコメにはピッタリだとは思うけど、なんか年取ったなぁって印象が…もうそろそろ限界ですかねぇまぁ見て損はない作品だと思いますよ。見終わったあとはスッキリするかもね

この作品の評価・・・・73点
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イムニダ2

2008年09月16日 17時21分53秒 | 海外旅行日記
★3日目
この日が、旅1番の思い出になりました。どこに行ったのかと言いますと…









北朝鮮!









と韓国の境界線の通称“38度線”と呼ばれている非武装地帯に行ってきました。ソウルからバスで1時間ちょい。近づくにつれて鉄柵が果てしなく続く異様な光景でした。
そして陸軍基地に到着。すると入り口で銃を持った韓国軍の兵士がバスに乗り込んできました1人ずつパスポートをチェック…。なんでこんな事をするのかというと、実はこの非武装地帯、韓国人は入っちゃいけない場所なんです「えっ?何で韓国なのに韓国人は来ちゃいけないんだ?」と思ったら、挑戦半島が南北へ分断された時に北に家族を残してしまった離散家族が、北へ亡命する恐れがあるために、この場所は観光客だけが立ち入りを許されているそうです…。
検問を通り、いよいよ中へ…
殺風景で何もない道。道の左右には林が広がっていました。でも実はこの林、地雷源なんですそう考えると地雷と地雷の間を走っていうバスは…

まず最初に向かったのは“自由の橋”という場所です。
 
1953年の朝鮮戦争の休戦協定終結後に1万人もの捕虜がこの橋を渡って自由の身になったことから、自由の橋と呼ばれているそうです。


次に向かったのは“都羅山駅”
 

↓中もこんなに綺麗な駅。まるで空港のような

韓国最北端にあるこの駅は、実は無人駅で現在まで使われていないそうです。でも北朝鮮までは、ちゃんとレールが繋がっていて、いつか南北が統一した時に初めて列車が走るそうです
。その時はレールは中国まで繋がり最終的にはフランスまで列車が走るんだってさ

↓駅構内には統一を願う絵がたくさん
 


お次に向かったのは“第3トンネル”
日本人には聞き慣れないこのトンネル。自分も来るまで全く知りませんでした。休戦協定が結ばれた後で、実は北朝鮮軍が韓国に向けて極秘にトンネルを掘って攻撃を仕掛けようとしたということが1974年の調査で判明し韓国中が震感したそうです。
※ネットから拝借
↑ここから写真撮影は禁止で、荷物も全てロッカーに預けられヘルメットだけ被って約70m地下へとトロッコに乗って降りていきました…。トロッコで降りたところからがトンネル。そこから北へ数百メートルのトンネルが続いていて歩けるようになっています。
※ネットから
思った以上にトンネルの天井が低くて、常にヘルメットが当たる音がトンネル内には実際にダイナマイトが使われたあとが残っていて、韓国を襲撃しようとした北朝鮮の怖さを感じましたこのトンネルが見つかった当初は北朝鮮側が韓国側が掘ったものだと主張したんだけど、トンネル内部の爆破痕が南に向いている跡が見られ、北朝鮮側の虚が明らかになりました。壁には所々黒いペンキが塗られ、石炭採掘と言い逃れをしたそうです。 北朝鮮らしいと言えばらしいけど…どう見ても嘘だってバレるのにそこまでやるのが凄い…


↑ここにも統一を願う像が…

最後に向かったのは“都羅山展望台”

晴れてれば北朝鮮側が見れたのだけど…


クソ~霧がぁ~!!
↑写真の黄色い線の内側からしか写真を撮っちゃいけないそうです。外側からだと北朝鮮を撮影できてスパイ行為とされるそうで。でもこんだけ霧があれば何も見えません…


てな感じで非武装地帯ツアーも終わり、韓国の旅はこれで終了です。
今回の旅は一生忘れられないものになりました。
自分の中で思ったことを上手く言えないのだけども…。行くまでは「焼き肉食うぞ~!」だとか馬鹿なことばっかり考えていて、韓国の歴史なんて全然知らなかった。この旅で韓国っていう国がどういうものかを知れたと思います。元々は1つの国だったのに南北に分かれてしまい離散家族がたくさん出来てしまいました。案内してくれたガイドさんも北におじいちゃんがいるそうで、まだ1度も顔を見たことがないと言っていました。
何もない野原に突如作られた境界線。その境界線を今回、自分の目で見て“近くて遠い国”という存在を実感しました。率直に感じたことは「何で統一出来ないんだろ?」ってこと。小学生にこの話をすると「統一しなくてもいいから、家族を会わせてあげればいいじゃん」と答えが返ってくるそうです。確かにそうかもしれない…。でもそんな簡単なことが大人には出来ないんだよね
今回、こういう貴重な経験をして「平和って難しいんだな」って単純に感じました。日本に暮らしている自分は平和な国に生まれて戦争なんて起きるわけないと思っている。だけどすぐ隣の国では今にでも戦争が起こってもおかしくないくらい2つの国の兵士が互いに銃を構えて見張りあってる姿を見て、なんだか複雑な気持ちになりました。
平和って本当に難しい。誰もが願ってることなのに、それが出来ないなんて…。


いつか朝鮮半島が1つの国になりますように

そして、家族が1つになりますように
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イムニダ

2008年09月16日 17時20分46秒 | 海外旅行日記
書くのだいぶ遅くなってしまった(※文字数制限の関係で日記を2つに分けました)

さてさて、今週は3泊4日で韓国へ旅に行ってきましたー

行く前は「中国と大して変わらないんじゃねぇか?」とか思ってました中国とかオーストラリアと比べればスケールも小さいし、有名な世界遺産があるわけでもないけど…でも今回の旅は自分にとって、すごくすごく忘れられない旅になりました!!


★まずは1日目…

昼過ぎの飛行機だったけど、もー眠くて眠くて何でこんなに眠いんだ?ってくらい眠くて成田でも飛行機の中でもずっと寝てましたw成田からは2時間くらい。着いてから、さっそく骨付きカルビを食べにお店へ

見た目通りのジューシーなお味ででも写真の半分が1人前だったので全然足りませんでした


腹7分目ぐらいで次に向かったのがソウルタワー!


ちゃっちいかなぁと思ったら…

  
久しぶりにこんなに綺麗な夜景を見ました感動した!!


1日目は夜も遅かったので、それからホテルへ


↓こちらが泊まったホテル


KAYAホテルってところなんだけど立地としては駅から近くて日本語も通じて良かったけど…


トイレとバスタブの間にカーテンが無いじゃ~ん!!ホテルって普通はあると思っていたので驚き

で、寝る前に…

なんかすっごい金持ち気分実際は緑色の1万ウォン札=1000円,青色の1000ウォン札=100円なので大したことないです




★2日目
朝ごはんは、わざわざバスに乗ってお店へ

やっぱり毎食キムチは出るんだちなみに写真の小皿に盛ってあるのは全ておかわり自由です

お店の隣…

やっぱりあったかファミマ!

朝飯が終わり、外は見事に雲1つない快晴!向かったのは昌徳宮(チャンドックン)という宮殿。皇帝のお屋敷だそうで世界遺産にも登録されてる場所。




なんか中国っぽいなぁ。案内してくれたガイドさんが「ここは韓国ドラマのチャングムの誓いで使われた場所ですよー」って言ったら、おばさん達は「あぁ~あら~」みたいな反応だったけど、自分は見てないので全然わかりませーん

続いて向かったのが清渓川(チョンゲンチョン)。一応、私は環境情報学部通っていますので清渓川のことは授業で勉強していて、実際に生で見れて感動しましたぁ♪
 

 
この清渓川、川になっている場所は以前は道路があったのだけど、交通渋滞によるヒートアイランドだとか、付近の住民への健康被害など様々な問題があったのね。そこで市長が「ここを川にすれば風の流れが出来て問題が改善されるんじゃないか!」ってことで川にしちゃったってわけおかげで表面温度も下がって市民の憩いの場になったわけだけど…じゃあ道路が狭くなったことで他の場所で渋滞が起きてるんじゃねぇのぉ?って思うのだが…まぁそこらへんはよく分かりませんw


お昼ごはんは石焼ビビンバ!!

本場の味はウマかった♪


次に向かったのは仁寺洞という買い物通りみたいなところ。日本でいう原宿みたいなところかな。変なオブジェがあったりして
 

↓原宿っぽいでしょ?


帰り道に東大門を撮影


夕飯は海鮮チゲ鍋!

辛いけど美味かった♪お店には自分ら以外お客さんもいなかったのでオバちゃん達と記念写真撮りましたw
でも…お会計の時に金払ってお釣りもらったからお釣りが足りなくて「ん?」って首傾げたら、おばちゃんに「ちっバレタか…」みたいな顔で残りのお釣り渡されたw日本人だからってナメんじゃねぇぞーー!!


飯食ってから歩いて南大門へ…
はい予想通りの光景でした

ソウルで一番古い建築物だったのに放火で燃やされてしまいました…


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幸せの1ページ

2008年09月14日 23時30分34秒 | 映画評論サ行
製作年 : 2008年
製作国 : アメリカ
2008年9月6日公開
監督・脚本 : ジェニファー・フラケット&マーク・レヴィン
出演 : ジョディ・フォスター,アビゲイル・ブレスリン,ジェラルド・バトラー
official site

アレクサンドラは、大人気の冒険小説家。なのに、対人恐怖症で引きこもり。そんな彼女が書くヒーローは、空想で作った理想の男性像だった。新しい小説のネタを探していると、孤島で暮らす海洋学者の記事が目にとまった。彼に協力を求めるつもりでいたが、ある日、南の島の少女・ニムから、物語のヒーロー宛にSOSのメールを受け取る。ニムを救うため、アレクサンドラは初めて家の外へ出て、南太平洋へと旅立つが…。
ウェンディ・オアーの人気児童書を映画化した冒険ファンタジー。孤独で引きこもりのベストセラー作家と、南の島で父親と暮らす少女の出会いを綴る。ハリウッドきっての演技派であり、最近は『フライトプラン』や『ブレイブ・ワン』などのタフなイメージが強いジョディ・フォスターが、これまでにないコミカルな演技を披露しているところが新鮮だ。『リトル・ミス・サンシャイン』でオスカーにノミネートされたアビゲイル・ブレスリンとともに大自然の中でアクションにも挑戦する。ニムの父親と冒険家の二役を演じたジェラルド・バトラーのワイルドな魅力も健在。観ると元気になれる、ハートフルなアドベンチャーだ。
ジョディ・フォスターがこんな役を演じるのは久しぶりなんじゃないかな。引きこもりの女性作家と、南の島に暮らす少女との交流を描いた作品。前半から主人公と少女が会って何か展開があるかと思いきや、メールだけでなかなか出会わない終始、少女が南の島で1人でサバイバル生活している姿ばかりでしたイモムシで出し汁とるのはどうかと思いますけど…wそして人間たちより遥かに頭が良い動物たち。この動物たちをメインに描いても面白かったんじゃないかな?外出恐怖症だった主人公の女性が少女を助けるために勇気を出して行動に出る姿はなかなか共感できました。やっぱり何か壁を乗り越えることって大事なことだよね。良い話だとは思うけど、なんだかパっとしない話でもありました。動物ばっかりに力入れずに、もっと人間模様を描いて欲しかったですね

この作品の評価・・・・71点
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ハンコック

2008年09月09日 01時42分22秒 | 映画評論ハ行
製作年 : 2008年
製作国 : アメリカ
2008年8月30日公開
監督 : ピーター・バーグ
出演 : ウィル・スミス,シャーリーズ・セロン,ジェイソン・ベイトマン
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超人的な力でロサンゼルスで起こる事件や事故を解決するが、同時に街に大損害を与える男・ハンコック。粗暴な性格も相まって市民にも毛嫌いされていた。そんな彼に命を助けられたPR会社の社員・レイは、ハンコックのイメージ回復作戦に乗り出す。彼を刑務所に入れて罪を償わせた上で、正義のヒーローとして復活させようというのだ。渋々ハンコックは指示に従い刑務所へ。その姿をレイの妻・メアリーは複雑な心境で見ていた。
空を飛び、圧倒的な力を持ち、身体は銃弾を弾き、さらには不老不死。しかし性格は粗暴で周りのことなんかお構いなし! 事件は解決するが街は壊し放題――そんな型破りなヒーローの成長を映したアクション・ドラマ。嫌われ者の男が人々から愛される“真のヒーロー”になるために1つずつ学び、行動していく姿を、ユーモアをたっぷりと織り交ぜながら描いていく。主人公のハンコックを演じたウィル・スミスは、傍若無人な振る舞いの中にどこか哀愁を漂わせた演技を披露。その周囲をシャーリーズ・セロン、ジェイソン・ベイトマンらが固める。監督は『キングダム/見えざる敵』のピーター・バーグが務めた。
いま最もハリウッドで稼げる俳優と言われるウィル・スミス。「アイ・アム・レジェンド」の時の直筆サイン、未だに飾っています(笑)
さてさて今回の作品なんですが、90分もない上映時間内に無理矢理詰め込みました感があって残念正義の味方なのだけど、街を壊しすぎる“やりすぎなヒーロー”。人を助けたのに、他の人は厄介者呼ばわりされたりヒーローって色々大変なんだなぁってちょっと同情しちゃいました誰にも理解されない悩み…、彼は酒でそのモヤモヤを解消する日々を送っていたのだけど、自分を理解してくれる人と出会い心を開こうとする。でも再び彼は自ら孤独へと戻るのです…。その理由が可哀相ですシャーリーズ・セロンの正体が分かったところ辺りからストーリーの雰囲気がガラっと変わっちゃって、ハンコックがそういう種族で何人なのかっていう説明がなかったのが納得できませんでした…でもこういう孤独なヒーローっていうのも新鮮でよかったです!!

この作品の評価・・・・76点
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アイアンマン

2008年09月07日 22時22分32秒 | 映画評論ア行
製作年 : 2008年
製作国 : アメリカ
2008年9月27日公開
監督 : ジョン・ファヴロー
出演 : ロバート・ダウニー・JR,グウィネス・パルトロー,テレンス・ハワード
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頭脳明晰で妥協を許さない億万長者の科学者トニー・スターク。アフガニスタンで自社兵器のデモ実験に参加したトニーは、テロ組織に襲われ、拉致されてしまう。犯人たちに最強兵器の開発を強要されるが、敵の目を盗み圧倒的な破壊力とパワーを発揮できるパワードスーツを開発。自ら着用し闘うことで敵地からの脱出に成功する。アメリカに生還したトニーは、助かった命をテロ組織撲滅に捧げることを決断。天才発明家として人工知能コンピューターと最先端の技術を駆使し、新たなパワードスーツの開発に着手する。それは、腕からのミサイル攻撃が可能な戦闘力、戦闘機より優れた飛行性能を持つ、究極のパワードスーツ=アイアンマンだった。
自ら開発したハイテクの鎧を身にまとい、“アイアンマン”として悪と闘う男の活躍を描くアクション超大作。同名の人気アメコミを原作に『ザスーラ』のジョン・ファヴロー監督が世界平和のため正義を貫くヒーロー映画を撮り上げた。豊富な資金と科学技術で“アイアンマン”に変身する軍事会社社長トニー・スタークを、『ゾディアック』のロバート・ダウニー・Jrが好演。繊細(せんさい)な精神も持ち合わせる人間味あふれるヒーロー像も見もの。
先月観た「インクレディブル・ハルク」のラストに登場したアイアンマン。なのに「アイアンマン」ではハルクのことは全く触れずんー結局何がしたかったんだか!?
まぁハルクのことは忘れまして…、全米で記録的大ヒットをしている本作。早くも続編も決定していますが、個人的な感想としては「あーまたアメコミヒーローかぁ」と言った感じですつまらなくはないけど、前にも見たことあるような作品。主人公のトニーはとにかく天才!自分で何でもかんでも開発しちゃって、大金持ちになるけど、自分の発明がたくさんの人を傷つけていることに気づいたトニーは兵器の生産を中止しようとするのだけど、そうなると悪党が出てくるのがお決まりのパターン。最初からアイアンマンというヒーローが出来上がってるのではなくて、失敗を重ねながら人工知能とあーだこーだ言ってアイアンマンの完成させていくのは良かったと思います!そのあとの展開はよくあるパターンで残念だったけど…ラストに登場したサミュエルLジャクソンには驚かされました「スネーク・フライト」のイメージが強すぎて、次はアイアンマンとアナコンダが戦って欲しいです(笑)
大ヒットと言えば同じくアメコミの「ダークナイト」ですが、自分はやはり「ダークナイト」を推しますね「アイアンマン」は確かにヒーロー映画としては面白いと思うけど、アメコミの殻を破れていないように思います。

この作品の評価・・・・71点
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DIVE ダイブ!!

2008年09月06日 03時06分12秒 | 映画評論タ行
製作年 : 2008年
製作国 : 日本
2008年6月14日公開
監督 : 熊澤尚人
出演 : 林遣都,池松壮亮,溝端淳平,瀬戸朝香,蓮佛美沙子,光石研,江守徹
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エリート選手の富士谷要一に憧れて飛び込みを始めた坂井知季は要一と同じミズキダイビングクラブに通っている。ところが、クラブは赤字続きで存続の危機に。再建を任された新コーチ・麻木夏陽子の使命はクラブからオリンピック代表選手を出すこと。手始めに津軽の野生児と異名をとる沖津飛沫を新たに招き、さらに今まで誰にも期待されることのなかった知季が「ダイヤモンドの瞳」の持ち主であることを見抜くのだった。
ピュアな輝きを放つ林遣都、ストイックな池松壮亮、ワイルドさが魅力の溝端淳平という当代切っての瑞々しい若手俳優を揃えて、直木賞作家・森絵都のベストセラー小説「DIVE!!」を映画化した本作。ここで描かれるのは、地上10mの高さから時速60kmでダイブし、わずか1.8秒で勝敗が決まる飛び込み競技に打ち込む青春の日々だ。猛特訓を経て撮影に臨んだ主演トリオが鍛え上げた肉体でリアルな飛び込みシーンを見せる。そのダイナミックな躍動感と共に彼らの心の機微を繊細にとらえたのは『虹の女神 Rainbow Song』の熊澤尚人。人気デュオ・スキマスイッチの2人がそれぞれソロで音楽と主題歌を担当している。
原作を読んだことがないので比較できないのが残念ですが、見た感想は爽やかな青春映画でしたよくもまぁこれだけのイケメンを揃えたなぁって感じで、きっと女性客を増やすためなのだろうか!?とは言っても飛び込みのシーンは「きっとプロの選手が飛び込んでるんだろうなぁ」と思いつつも編集も自然で、本人が飛び込んでいるように見えて迫力や緊張感がありました!いくら素質があるからって同じスクールからオリンピック選手が何人も出るのかぁ?とは思いますが、まぁ映画なんてそんなもんですよねそれよりも主人公3人それぞれの家庭や恋人との繋がりが描かれていて、ただのスポーツ映画ではないところが良いと思います。ラストは「えっ?3人とも500点超え?」と意外な展開になりましたが、爽やか青春映画なんだから仕方ないかぁ~

この作品の評価・・・・77点
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築地魚河岸三代目

2008年09月06日 03時01分44秒 | 映画評論タ行
製作年 : 2008年
製作国 : 日本
2008年6月7日公開
監督 : 松原信吾
出演 : 大沢たかお,田中麗奈,伊原剛志,森口瑤子,柄本明,伊東四朗
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エリート商社マンの赤木旬太郎はリストラの陣頭指揮を任され思い悩んでいた。そんな時、恋人の明日香が家業である築地市場の仲卸「魚辰」と装飾デザイナーの仕事を掛け持ちで奮闘していることを知る。明日香を助けたい一心で「魚辰」を手伝い始めたものの、ド素人の身では足手まといになるばかりだった。それでも、活気に満ちた魚河岸に心惹かれるようになった旬太郎は、生き方を変える大きな決断をする。
厳しくも温かい魚河岸の人々に触発されて人生を仕切り直す男を主人公にしたこの人情味溢れるドラマは、小学館「ビッグコミック」に連載の大人気コミックを映画化した。商社マンから築地の男に転身する赤木旬太郎を演じる大沢たかおの人懐こい笑顔がはまっている。喜劇の中で人情の機微を丁寧に描くという日本映画の伝統とも言える正攻法な演出が冴えるのは、「奈良へ行くまで」「壬生義士伝 新選組でいちばん強かった男」など数々のTVドラマを手がけてきたベテラン松原信吾。おせっかいも、勘違いも、あるいは相手を思いやって口をつぐむことも、すべてをひっくるめた人間模様を描き、早々とシリーズ化も決定している。
えっ?シリーズ化するの??そこまでの作品じゃないと思うけど…制作側は寅さん、釣りバカシリーズのような国民的な作品を狙ってるらしいけど、残念ながらそこまでヒットするほどじゃないまぁ邦画ならではのベタなお話です。「築地で働く!」と言ったのに「迷惑かけるから去ります」っていう主人公の気持ちがあまり理解できなかったけども。先の展開がなんとなく予想できて、まさしくその通りの展開映画にしなくてもドラマ化した方がそこそこヒットしたと思う…。まぁでもベテラン俳優陣が揃っていて、作品の完成度は高いほうです!人間味溢れる作品で、見て損はないです。ただ、やっぱり続編を作るほどじゃ…(笑)

この作品の評価・・・・72点
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