製作年:2016年
製作国:アメリカ/チリ/フランス
日本公開:2017年3月31日
監督:パブロ・ラライン
出演:ナタリー・ポートマン,ピーター・サースガード,グレタ・ガーウィグ,ビリー・クラダップ
official site
1963年11月22日、テキサス州ダラス。パレードをしていたジョン・F・ケネディ大統領が、群衆とファーストレディであるジャクリーンの目前で暗殺される。父の死を理解できない子供たちと向き合いながら、彼女は葬儀の取り仕切り、リンドン・ジョンソン副大統領の大統領就任式への立ち会い、ホワイトハウスからの退去といった業務に追われる。そんな中、亡き夫が過去の人として扱われていくことに憤りを覚えた彼女は…。
第73回ベネチア国際映画祭最優秀脚本賞に輝いた、ジョン・F・ケネディ元大統領の妻ジャクリーン・ケネディの実録劇。ファーストレディであった彼女が過ごした、ケネディ大統領の暗殺から葬儀までの4日間を活写する。監督は『NO ノー』などのパブロ・ラライン。『ブラック・スワン』などのナタリー・ポートマンがジャクリーンを力演し、その脇をピーター・サースガードやグレタ・ガーウィグらが固める。アメリカ大統領史の事件を妻の視点で描く物語に、ナタリーがまとう1960年代のファッションが彩りを添えている。
暗殺されたジョン・F・ケネディ元大統領の妻ジャクリーン・ケネディを描いた本作。主人公ジャクリーン・ケネディを演じたナタリー・ポートマンの美しく凛とした佇まいに魅了されました。もちろん視点はジャクリーンなわけで、彼女が夫の暗殺後にどう過ごしたかを追っています。記者にインタビューを受け、事件を振り返る形で物語は進んでいきます。ジョン・F・ケネディ大統領暗殺事件は歴史的に大きな事件ではありますが、この映画は申し訳ないがなかなか地味なのです。もっと盛り上がる展開を期待していたのですが終始淡々と最後まで話が進んでいきました。時系列が過去と現在をいったりきたりするので分かりづらいのも残念。ナタリー・ポートマンの演技力に助けられた部分も大きいと思う。タイトルに“最後の使命”と付けるほどの行動をしたのか、この映画を観る限りでは疑問に感じます。確かに夫を支え、夫を失ってからもファーストレディとしての職務を全うした素晴らしい女性ではあると思いましたが、映画にするほどの内容だったかな?でもジャクリーン・ケネディという人を知れたのは勉強になりました。
この作品の評価・・・・★★★★★☆☆☆☆☆(満点は★10)
製作国:アメリカ/チリ/フランス
日本公開:2017年3月31日
監督:パブロ・ラライン
出演:ナタリー・ポートマン,ピーター・サースガード,グレタ・ガーウィグ,ビリー・クラダップ
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1963年11月22日、テキサス州ダラス。パレードをしていたジョン・F・ケネディ大統領が、群衆とファーストレディであるジャクリーンの目前で暗殺される。父の死を理解できない子供たちと向き合いながら、彼女は葬儀の取り仕切り、リンドン・ジョンソン副大統領の大統領就任式への立ち会い、ホワイトハウスからの退去といった業務に追われる。そんな中、亡き夫が過去の人として扱われていくことに憤りを覚えた彼女は…。
第73回ベネチア国際映画祭最優秀脚本賞に輝いた、ジョン・F・ケネディ元大統領の妻ジャクリーン・ケネディの実録劇。ファーストレディであった彼女が過ごした、ケネディ大統領の暗殺から葬儀までの4日間を活写する。監督は『NO ノー』などのパブロ・ラライン。『ブラック・スワン』などのナタリー・ポートマンがジャクリーンを力演し、その脇をピーター・サースガードやグレタ・ガーウィグらが固める。アメリカ大統領史の事件を妻の視点で描く物語に、ナタリーがまとう1960年代のファッションが彩りを添えている。
暗殺されたジョン・F・ケネディ元大統領の妻ジャクリーン・ケネディを描いた本作。主人公ジャクリーン・ケネディを演じたナタリー・ポートマンの美しく凛とした佇まいに魅了されました。もちろん視点はジャクリーンなわけで、彼女が夫の暗殺後にどう過ごしたかを追っています。記者にインタビューを受け、事件を振り返る形で物語は進んでいきます。ジョン・F・ケネディ大統領暗殺事件は歴史的に大きな事件ではありますが、この映画は申し訳ないがなかなか地味なのです。もっと盛り上がる展開を期待していたのですが終始淡々と最後まで話が進んでいきました。時系列が過去と現在をいったりきたりするので分かりづらいのも残念。ナタリー・ポートマンの演技力に助けられた部分も大きいと思う。タイトルに“最後の使命”と付けるほどの行動をしたのか、この映画を観る限りでは疑問に感じます。確かに夫を支え、夫を失ってからもファーストレディとしての職務を全うした素晴らしい女性ではあると思いましたが、映画にするほどの内容だったかな?でもジャクリーン・ケネディという人を知れたのは勉強になりました。
この作品の評価・・・・★★★★★☆☆☆☆☆(満点は★10)