股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命

2017年03月31日 20時16分11秒 | 映画評論サ行
製作年:2016年
製作国:アメリカ/チリ/フランス
日本公開:2017年3月31日
監督:パブロ・ラライン
出演:ナタリー・ポートマン,ピーター・サースガード,グレタ・ガーウィグ,ビリー・クラダップ
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1963年11月22日、テキサス州ダラス。パレードをしていたジョン・F・ケネディ大統領が、群衆とファーストレディであるジャクリーンの目前で暗殺される。父の死を理解できない子供たちと向き合いながら、彼女は葬儀の取り仕切り、リンドン・ジョンソン副大統領の大統領就任式への立ち会い、ホワイトハウスからの退去といった業務に追われる。そんな中、亡き夫が過去の人として扱われていくことに憤りを覚えた彼女は…。
第73回ベネチア国際映画祭最優秀脚本賞に輝いた、ジョン・F・ケネディ元大統領の妻ジャクリーン・ケネディの実録劇。ファーストレディであった彼女が過ごした、ケネディ大統領の暗殺から葬儀までの4日間を活写する。監督は『NO ノー』などのパブロ・ラライン。『ブラック・スワン』などのナタリー・ポートマンがジャクリーンを力演し、その脇をピーター・サースガードやグレタ・ガーウィグらが固める。アメリカ大統領史の事件を妻の視点で描く物語に、ナタリーがまとう1960年代のファッションが彩りを添えている。

暗殺されたジョン・F・ケネディ元大統領の妻ジャクリーン・ケネディを描いた本作。主人公ジャクリーン・ケネディを演じたナタリー・ポートマンの美しく凛とした佇まいに魅了されました。もちろん視点はジャクリーンなわけで、彼女が夫の暗殺後にどう過ごしたかを追っています。記者にインタビューを受け、事件を振り返る形で物語は進んでいきます。ジョン・F・ケネディ大統領暗殺事件は歴史的に大きな事件ではありますが、この映画は申し訳ないがなかなか地味なのです。もっと盛り上がる展開を期待していたのですが終始淡々と最後まで話が進んでいきました。時系列が過去と現在をいったりきたりするので分かりづらいのも残念。ナタリー・ポートマンの演技力に助けられた部分も大きいと思う。タイトルに“最後の使命”と付けるほどの行動をしたのか、この映画を観る限りでは疑問に感じます。確かに夫を支え、夫を失ってからもファーストレディとしての職務を全うした素晴らしい女性ではあると思いましたが、映画にするほどの内容だったかな?でもジャクリーン・ケネディという人を知れたのは勉強になりました。

この作品の評価・・・・★★★★★☆☆☆☆☆(満点は★10)
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真田十勇士

2017年03月30日 01時24分35秒 | 映画評論サ行
製作年:2016年
製作国:日本
日本公開:2016年9月22日
監督:堤幸彦
出演:中村勘九郎,松坂桃李,大島優子,永山絢斗,松平健,加藤雅也,大竹しのぶ
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関ヶ原の戦いから10年、徳川家康は天下統一を着々と進めていた。そんな徳川に反旗を翻す豊臣秀頼の勢力は、天下の武将として名をはせる真田幸村と彼が率いる真田十勇士を急先鋒に立たせて合戦に臨む。しかし、真田は容姿が良かったばかりに百戦錬磨の武将だと勝手に思われているだけで、本人も平凡な武将であるのを自覚していた。そんな差異に苦悩する彼の前に、抜け忍となった猿飛佐助が現れて実際に猛将へと仕立てあげようと協力を申し出る。佐助は霧隠才蔵など10人の仲間を集め、大坂冬の陣・夏の陣に挑む。
2014年に上演され、ヒットを記録した舞台「真田十勇士」を実写化した時代劇。平凡な武将にもかかわらず豊臣勢の急先鋒に祭り上げられて当惑する真田幸村が、忍者の猿飛佐助らと手を組んで大坂の陣に挑む。監督には『20世紀少年』『SPEC』シリーズなどの堤幸彦、主演を歌舞伎俳優の中村勘九郎が務め、舞台版のメンバーだった『ツナグ』などの松坂桃李が共演。さらに『ロマンス』などの大島優子が、主人公たちの幼なじみである女忍役で出演。重厚なストーリーや広大なセットにも圧倒される。

2014年に上演された舞台を実写化した本作。序盤はアニメーションから始まり、少し経つと実写映像に変わります。ナレーションの声からしてNHKの「その時、歴史は動いた」感が凄かった(笑)セットや戦のシーンは、なかなかの製作費を投じているなぁという印象を受けるほど派手さがありましたが、ワイヤーアクションはしょぼかった。なにしろ登場人物が多いので十勇士一人ひとりの過去を深くまで描けずに薄っぺらさがある。十勇士たちも好きになれないような個性的なキャラばかりで、好きになる前に死んでいってしまった…。これでは感情移入できるはずがない。笑い要素は必要ないと思います。時代劇なら真面目にとことん作ってほしかった。大島優子のキャラが必要ないし演技力も無い。猿飛佐助のキャラもウザかった。真田幸村が死んでからグダグダ感が強くなっちゃったな。やはり舞台は舞台だけにしておくべき。もしくは真田五勇士くらいで実写化すべきだったのでは?

この作品の評価・・・・★★★★☆☆☆☆☆☆(満点は★10)
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パッセンジャー

2017年03月29日 14時20分44秒 | 映画評論ハ行
製作年:2016年
製作国:アメリカ
日本公開:2017年3月24日
監督:モルテン・ティルドゥム
出演:ジェニファー・ローレンス,クリス・プラット,マイケル・シーン,ローレンス・フィッシュバーン
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近未来、5,000人を乗せた豪華宇宙船アヴァロン号が、人々の移住地に向かうべく地球を出発。到着までの120年、冬眠装置で眠る乗客のうちエンジニアのジムと作家のオーロラだけが、予定より90年も早く目覚めてしまう。絶望的な状況を打破しようとする二人は、次第に思いを寄せ合うものの、予期せぬ困難が立ちはだかり…。
航行中の宇宙船を舞台に、目的地到着前に目覚めてしまった男女の壮絶な運命を描くSFロマンス。宇宙空間で生き残るすべを模索する男女を、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』などのクリス・プラットと『世界にひとつのプレイブック』などのオスカー女優ジェニファー・ローレンスが演じる。『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』などのモルテン・ティルドゥムが監督を務め、『プロメテウス』などのジョン・スペイツが脚本を担当。

冬眠装置によって眠る乗客たちを乗せる宇宙船を舞台に、目的地到着前に目覚めてしまった男女の過酷な運命を描いた本作。ご都合主義なところも少しはありますが、最後まで飽きることなく観れるSF作品でした。ある事がキッカケで予定よりも90年早く目覚めてしまったジムとオーロラ。オーロラが目覚めた理由は、本人の気持ちを考えると可哀そう過ぎますが…まぁそれは本編を観てください(笑)自分がオーロラの立場だったら発狂して何するか分からないな…。でも一人で1年間を過ごしたジムの孤独な気持ちも共感できる。過酷な状況で必死で解決策を練る2人。そりゃあ広い宇宙船で美男美女が2人きりですから恋に落ちないわけがない。やりたい事をやるわけです。しかしながら宇宙船内でのデートはとても素敵でした。宇宙の美しい映像もとても良かったです♪登場人物は4人(?)だけですが、人数が少ないおかげで人物の感情がよく伝わってきます。どんなに憧れた世界や場所があろうとも、最後は愛が勝つのかなと思うと素敵ですね。ジェニファー・ローレンスのドレス姿キレイだったなぁ。デート向きの映画です。いつかこんな未来がやってくるのかな?

この作品の評価・・・・★★★★★★★☆☆☆(満点は★10)
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キングコング:髑髏島の巨神

2017年03月28日 01時08分25秒 | 映画評論カ行
製作年:2017年
製作国:アメリカ
日本公開:2017年3月25日
監督:ジョーダン・ヴォート=ロバーツ
出演:トム・ヒドルストン,サミュエル・L・ジャクソン,ジョン・グッドマン,ブリー・ラーソン
official site

コンラッド率いる調査遠征隊が、未知の生物を探すべく、神話上の存在とされてきた謎の島に潜入する。しかし、その島は人間が足を踏み入れるべきではない“髑髏島”だった。島には骸骨が散乱しており、さらに岩壁には巨大な手の形をした血の跡を目撃する。そして彼らの前に、神なる存在であるキングコングが出現。人間は、凶暴なキングコングに立ち向かうすべがなく…。
キングコングを神話上の謎の島に君臨する巨大な神として描いたアドベンチャー大作。島に潜入した調査隊が正体不明の巨大生物と遭遇し、壮絶な死闘を繰り広げる。監督は、主にテレビシリーズに携ってきたジョーダン・ヴォート=ロバーツ。調査遠征隊のリーダーを『マイティ・ソー』シリーズなどのトム・ヒドルストンが演じるほか、『ルーム』などのブリー・ラーソン、サミュエル・L・ジャクソンらが共演。巨大な体でリアルな造形のキングコングの迫力に圧倒される。

謎の島に君臨する巨大な神“キングコング”と人間との死闘を描いた本作。2005年公開のピーター・ジャクソン監督の「キング・コング」とは全く別の作品です。怪獣映画好きな僕としてはキングコングの迫力満点の暴れっぷりは文句無し!その他にも劇中には巨大トカゲのスカル・クローラーや巨大蜘蛛のバンブー・スパイダーなどなどたくさんの巨大生物が登場し人間たちを襲ってきます。怪獣映画なのだから難しい事考えずに頭をからっぽにして観るべしです。怪獣VS人間、怪獣VS怪獣の死闘はドキドキハラハラの連続です。途中からはキングコングが島に君臨する本当の理由を知って見かたも変わります。今後に続く序章のような作品です。綺麗な女性に優しいのはどのキングコングにも共通することなのか?(笑)戦争の怖さや、人間の欲望も描かれていて考えさせられる。ご都合主義な場面も幾つかあるものの、子供の頃にビデオを借りて観ていた「キングコング」や「ゴジラ」を思い出させてくれるような過去の作品へのオマージュも入っていてシンプルな怪獣映画だと思います。。
次回はゴジラといよいよ対決!楽しみだ!

この作品の評価・・・・★★★★★★★☆☆☆(満点は★10)
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レッドタートル ある島の物語

2017年03月25日 10時16分02秒 | 映画評論ヤラワ行
製作年:2016年
製作国:日本/フランス
日本公開:2016年9月17日
監督:マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット
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吹き荒れる嵐の中、海に投げ出された男が、かろうじて生き残ったものの波に乗って見知らぬ無人島に流れ着く。彼は何度も力を振り絞って島から出ようとするが、その度にまるで見えない何かに操られるように島へと連れ戻される。万策尽きてしまった男の前に、ある日、一人の女性が姿を現し…。
第73回アカデミー賞短編アニメ賞に輝いた『岸辺のふたり』などのマイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット監督が手掛けたアニメーション。嵐で大海原に放り出されて無人島に漂着した男が、その後どのような運命をたどるのかを活写する。『かぐや姫の物語』などの高畑勲監督やプロデューサーの鈴木敏夫がスタッフに名を連ねた。第69回カンヌ国際映画祭ある視点部門特別賞受賞の力作に魅了される。

スタジオジブリ作品。全編で台詞なしのアニメーション作品です。台詞が無いので、この映画をどう観るかは人それぞれ違ってくると思います。無人島に流れ着いた男はイカダを作って何度も島を脱出しようとします。しかし失敗の連続…。一匹のカメが男の脱出を妨害していたのです。男は頭にきてカメをひっくり返してしまい、それが原因でカメは死んでしまいます。自分のせいで死なせてしまったカメに寄り添う男。そこから男の孤独はさらに加速していきますが、ある日突然、女性が現れるのです。おそらく男の孤独から生まれた架空の人物だが、女性と暮らし始め、やがて息子も生まれ幸せな日々を送ります。この映画が何を伝えたいのかが最後まで分かりませんでした。男がカメに助けられて幸せな人生を過ごしたのか、カメが男を島に縛り付けて家族を作りたかったのか、自然との共存を描きたかったのか、生と死を伝えたいのか…。まぁ色んなテーマが詰まっているであろう作品ではあるのだけど、それが伝わりづらかったのが勿体ないところ。“スタジオジブリ”という言葉に釣られて観るとガッカリする人も多いだろう。台詞なしだと、やっぱり眠気に襲われた。たまに登場するカニに癒されました。派手さは無いし、色んな解釈が出来る作品ですが、ジブリじゃなかったら完全にスルーしていた作品でした。たまにはこういう静かなアニメーションも良いのかな

この作品の評価・・・・★★★★★☆☆☆☆☆(満点は★10)
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青空エール

2017年03月24日 18時10分01秒 | 映画評論ア行
製作年:2016年
製作国:日本
日本公開:2016年8月20日
監督:三木孝浩
出演:土屋太鳳,竹内涼真,葉山奨之,堀井新太,松井愛莉,平祐奈,上野樹里
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甲子園のスタンドで野球部の応援にいそしむ吹奏楽部にほれ込み、名門・白翔高校に入学した小野つばさは、野球部の山田大介と出会う。互いに甲子園を目標に頑張ろうと約束を交わすが、トランペット初心者のつばさはなかなかうまくいかず、くじけることもしばしば。そんな彼女を励まし、同じクラスでもある大介にいつしか惹かれていくつばさだったが…。
『高校デビュー』『俺物語!!』の原作者・河原和音による人気コミックを、『アオハライド』などの三木孝浩監督が映画化した青春ドラマ。初心者ながら吹奏楽の名門校に入学した女子高生と、同級生の野球部員が互いへの気持ちを胸に、共に励まし合いながら甲子園を目指す姿を描く。主演を『orange-オレンジ-』などの土屋太鳳が務めるほか、『仮面ライダードライブ』シリーズなどの竹内涼真、NHK連続テレビ小説「まれ」で土屋演じるヒロインの弟を演じた葉山奨之が顔をそろえる。

吹奏楽部に入った女子高生と、野球部員の男子高生が、共に励まし合いながら切磋琢磨していく物語。こんなに高校生活を送れたら最高だろうなと思えるくらい、キラキラしていて羨ましいと思えました。自分は経験が無いが辛い部活動も人生の良い糧になるだろうな。王道の青春恋愛映画といったところ。安心して観れる一方で、土屋太鳳のちょっとワザとらしい演技が引っかかったり…。高校野球の試合シーンはやり過ぎ感もある。ホームランではなくヒットくらいにしていた方がリアルだ。キスシーンで終わるよりは、コンクールの金賞シーンをメインにした方が感動できたと思います。恋愛なのか吹奏楽なのか野球なのか、焦点がブレていたので映画全体にまとまりがあまり無い。全てが予想通りの終わり方だったので新鮮味は無いですが、仲間たちと過ごす青春を思い出したい人にはおススメです。てか、出演者みんな高校生に見えねぇわ!(笑)

この作品の評価・・・・★★★★★☆☆☆☆☆(満点は★10)
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奇跡の教室 受け継ぐ者たちへ

2017年03月22日 12時44分32秒 | 映画評論カ行
製作年:2014年
製作国:フランス
日本公開:2016年8月6日
監督:マリー=カスティーユ・マンシヨン=シャール
出演:アリアンヌ・アスカリッド,アーメド・ドラメ,ノエミ・メルラン
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歴史教師アンヌは、新学期から貧困層が多く通うパリ郊外のレオン・ブルム高校にやってくる。多様な人種から成る生徒たちを集めた落ちこぼれ学級を担当することになった彼女は、全国歴史コンクールへの参加を生徒たちに提案。当初彼らは「アウシュヴィッツ」という難題を拒否するが、強制収容所の生存者が授業に招かれ…。
落ちこぼれクラスの元生徒の実話を基に、子供たちを導いていくベテラン教師と劣等生たちの交流を描くヒューマンドラマ。パリ郊外の高校を舞台に、ある出来事をきっかけに少しずつ変化していく子供たちの姿を描き出す。厳しいが教育に情熱を注ぐ教師を、『キリマンジャロの雪』などのアリアンヌ・アスカリッドが熱演。愛情深い教育者のりんとした姿勢や、その期待に応えようとする生徒たちに起きる奇跡に心動かされる。

落ちこぼれクラスの生徒たちとベテラン教師の交流を描いた本作。荒れてるクラスをまとめようと奮闘する女性教師の姿勢は素晴らしい。その姿を見て少しずつ変わっていく生徒たちの姿勢も素敵でした。この映画は教師と生徒の交流を描いているだけでなく、歴史コンクールの題材として提案されたアウシュビッツで起きた出来事についても触れています。収容所を体験した老人の話も入ってきて歴史についてとても考えさせられます。しかし肝心なのは生徒たちがどう変わっていく部分。そこがあまり描かれていないために感情移入しづらかった…。最後のコンクールのシーンも肝心の発表シーンが無いなんて…。良い話ではあったけど物足りなさも残る。アンヌが何故この高校に来たのかとか、このクラスの担当になった理由とか、何か足りないような…。教師と生徒の交流ももっと深く描いて欲しかったです。でもこんな高校があったら一緒に学んでみたかったと思いました。

この作品の評価・・・・★★★★★☆☆☆☆☆(満点は★10)
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トレインスポッティング

2017年03月21日 20時36分10秒 | 映画評論タ行
製作年:1996年
製作国:イギリス
日本公開:1996年11月30日
監督:ダニー・ボイル
出演:ユアン・マクレガー,ユエン・ブレムナー,ロバート・カーライル,ケリー・マクドナルド

ドラッグ中毒のマークと悪友たちは常にハイ状態か、あるいはドラッグを手に入れるため盗みに精を出しているというていたらく。ある日、マークはこのままではいけないと更生するためにロンドンに行き職に就く。ところが、彼らの仲間が会社に押し掛けたことが原因で、マークはクビになってしまう。
『スラムドッグ$ミリオネア』などのダニー・ボイルが、アーヴィン・ウェルシュの小説を映画化した異色青春ドラマ。ドラッグ中毒の主人公と仲間たちのハチャメチャな日々を、スタイリッシュな映像で活写する。今や大スターとなった若き日のユアン・マクレガーが主演を務め、『ビザンチウム』などのジョニー・リー・ミラーらが共演。イギリスをはじめ世界中が熱狂したポップな感性に魅了される。

来月公開の「T2 トレインスポッティング」を観たいと思ったので、恥ずかしながら観てなかった1作目を今更ながら鑑賞。ダニー・ボイルが監督を務めた異色な青春映画。薬物依存症の主人公が仲間たちとぶっ飛んだ青春を送る姿を描いた作品です。カッコ良さの尺度って人それぞれ違うもの。仲間たちと薬物で快楽に溺れているその瞬間は確かに楽しいだろう。しかし快楽を一生続けられるわけもなく。一度嵌ってしまった穴からはなかなか抜け出せないもの。結局は地道に生きている人間こそが幸せになれるのだろう。登場人物たちに感情移入するのは難しいが奇抜な演出が目立つダニー・ボイル監督らしさが全面に出てる青春映画といったところで退屈はしませんでした。
しかし個人的に期待していたよりは映画に引き込まれなかったです。演出は面白いと思ったが、若者たちのハチャメチャな日々を描いているだけで後に残るものが特になかった…。これをオシャレな映画と思える人になりたい(笑)来月公開の2作目は観ないかな…

この作品の評価・・・・★★★★☆☆☆☆☆☆(満点は★10)
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ハイ・ライズ

2017年03月20日 16時18分03秒 | 映画評論ハ行
製作年:2015年
製作国:イギリス
日本公開:2016年8月6日
監督:ベン・ウィートリー
出演:トム・ヒドルストン,ルーク・エヴァンス,ジェレミー・アイアンズ
official site

著名な建築家ロイヤルが設計を手掛けた高層マンション群、ハイ・ライズがロンドン近郊に完成。豪華な内装が施され、スーパー、プール、学校、レストラン、医療施設なども完備したそのマンションに、医師のラングが入居してくる。毎晩のように隣人たちの開くパーティーに参加するうちに、彼は低層階と高層階の住民の間で階級をめぐるあつれきが起きているのを知る。ある日、停電を機にハイ・ライズの内部はすさまじい混乱に見舞われ……。
小説家J・G・バラードの「ハイ-ライズ」を基にした異色のドラマ。階級別に住居フロアを区切られたタワーマンションへと引っ越した男が、そこで繰り広げられるある出来事をきっかけとした住民同士のあつれきに引きずり込まれる。監督は『サイトシアーズ ~殺人者のための英国観光ガイド~』などのベン・ウィートリー。『戦火の馬』などのトム・ヒドルストンを筆頭に、ルーク・エヴァンス、ジェレミー・アイアンズ、シエナ・ミラーらが結集。ミステリアスな設定と展開が見どころ。

タワーマンションのフロアで階級が決まる高層マンションに住む男性が住民同士のトラブルに巻き込まれていくお話。70年代の設定で近未来を描くという面白そうな設定だったので、ドロドロの人間ドラマがあるのを期待していたのですが、なんだか予想と全然違ってたなぁ…。ヒエラルキーの問題や暴動やSEXなどなど、住人たちがやりたい放題でまとまりが無い話でした。高層階と低層階でもっと分かりやすい格差を見せて欲しかったし、誰がどういう関係なのか説明不足で分かりづらかった。住民たちも急にあんな感じになるかなぁ?あんなにマンション内が荒れるかなぁ?なんか変な映画でした(笑)トム・ヒドルストン好きな人はぜひ!

この作品の評価・・・・★★☆☆☆☆☆☆☆☆(満点は★10)
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特捜部Q Pからのメッセージ

2017年03月19日 12時50分32秒 | 映画評論タ行
製作年:2016年
製作国:デンマーク/ドイツ/スウェーデン/ノルウェー
日本公開:2017年1月28日
監督:ハンス・ペテル・モランド
出演:ニコライ・リー・コス,ファレス・ファレス,ヤーコブ・オフテブロ
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コペンハーゲン警察で未解決事件を捜査する特捜部Qに、新たな依頼が舞い込む。海辺に漂着したビンの中に「助けて」と書かれた手紙が入っていたが、インクがにじんでほとんど判読不能の状態。差出人の頭文字Pを手掛かりに、手紙を解読しながら行方不明者の割り出しを進めるメンバーだったが…。
ユッシ・エーズラ・オールスンのミステリー小説「特捜部Q」シリーズの映画化第3弾。原作「特捜部Q-Pからのメッセージ-」を基に、未解決事件を担当する特捜部Qの刑事たちが助けを求める手紙の謎を追うさまを描く。前作に続き『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』などのニコライ・アーセルが脚本を担当。特捜部Qのメンバーも、ニコライ・リー・コスとファレス・ファレスが続投する。

ミステリー小説「特捜部Q」シリーズの映画化第3弾。前作「キジ殺し」に続き、このシリーズとしては2作目の鑑賞です。手紙に書かれた謎の言葉から特捜部のメンバーたちが事件に挑むストーリー。事件を追う中で新たな誘拐事件が発生します。残念な事に前半で犯人の正体が明らかになってしまうため、謎解きの要素は薄まってしまいました。“犯人を捕まえられるのか…”“誘拐された子供たちを助けられるのか…”この2つの話が進んでいくのだが、まぁこんなような話の映画は今までにたくさんあったわけで、新鮮味を感じられない。信仰心という要素もあまり日本人にはピンとこない…。そのせいか犯人の動機に今一つ引き込まれなかった。スケールの大きさは感じるものの、前作の方が楽しかったかな…。警察のアホな行動はどうにかならないのか?

この作品の評価・・・・★★★★★☆☆☆☆☆(満点は★10)
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ザ・ギフト

2017年03月18日 11時02分15秒 | 映画評論サ行
製作年:2015年
製作国:アメリカ
日本公開:2016年10月28日
監督:ジョエル・エドガートン
出演:ジェイソン・ベイトマン,レベッカ・ホール,ジョエル・エドガートン
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転居先で幸せな生活を送っている夫婦サイモンとロビンの前に、サイモンの高校時代の同級生だというゴードが現れる。再会を祝いゴードは1本のワインをプレゼントし、その後もたびたび二人を訪ねては贈り物をし続ける。次第にその内容がエスカレートしていき、二人が違和感を抱くようになると、周囲で異変が生じ…。
『パラノーマル・アクティビティ』シリーズなどのヒットメーカー、ジェイソン・ブラム製作のもと、俳優のジョエル・エドガートンが監督を務めたサイコスリラー。幸せに暮らす夫婦が、ある男から執拗にプレゼントを贈り続けられる恐怖を描く。不気味なギフトに翻弄される夫婦に『ディス/コネクト』などのジェイソン・ベイトマンと、『それでも恋するバルセロナ』などのレベッカ・ホールがふんし、彼らを恐怖に陥れる男をジョエルが演じる。

小規模公開ながら日本でも話題になった本作。幸せに暮らす夫婦が、ある男から執拗にプレゼントを贈り続けられる恐怖を描く。男の正体、そして目的は何なのかを気になりながら観てたわけですが…。確かにラストは「そうだったのか!」って感じでしたが予想していたほどの衝撃はありませんでした。サイコスリラーとしてはサイコっぷりが弱いし、人間ドラマとしては登場人物たちの心理描写が薄いような。ゴードが物凄いサイコ野郎かと期待していたのですが、結構な良い奴だったわけで…。悪いのはサイモンであり、ゴードが可哀そうに思えてしまったのが恐怖を半減させてしまった残念なところ。ラストのオチも前に何かの映画で観たことがあったような。しかし全体的によくまとまっていたと思います。それにしてもゴードの復讐劇は恐ろしい!復讐が徐々にエスカレートしていくのかと思いきや意外な方向に進んでいきます。淡々とした復讐も何とも言えない後味があって恐ろしく感じてしまうものだ。被害者は加害者を一生許さない…。観終わってタイトル「ザ・ギフト」の本当の意味がわかります。

この作品の評価・・・・★★★★★★★☆☆☆(満点は★10)
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モアナと伝説の海

2017年03月14日 00時47分26秒 | 映画評論マ行
製作年:2016年
製作国:アメリカ
日本公開:2017年3月10日
監督:ロン・クレメンツ / ジョン・マスカー
声の出演:屋比久知奈,尾上松也,夏木マリ,ROLLY
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誰よりも海を愛する少女モアナは島の外へ行くことを禁止されていたが、幼少時に海とある出会いを果たしたことで運命が決定する。モアナは愛する者たちの救済のため、命をつかさどる女神テ・フィティの盗まれた心を見つけ出して再び平和な世界を取り戻そうとする。未知の大海原へと向かったモアナは伝説の英雄マウイと出会い、冒険を共にする。
『アラジン』『ヘラクレス』などのロン・クレメンツとジョン・マスカー監督が再びタッグを組み、南太平洋に伝わる不思議な伝説を基に描くアニメーション。幼少時のある出来事をきっかけに海と強い絆で結ばれた、16歳のヒロインの大冒険を描写する。新人のアウリイ・クラヴァーリョがヒロインに抜てきされた。南太平洋を舞台につづられる少女のアドベンチャーと、その歌声に魅せられる。

南太平洋を舞台に描かれる少女の冒険と勇気を描いたアニメ作品。海に選ばれた少女モアナは大切な人たちを救うために命をつかさどる女神テ・フィティの盗まれた心を見つけ出して再び平和な生活にしようと、壮大な旅に出ます。まず観て感じるのは映像を美しさ。海の透明度や生き物たちの可愛さはさすがディズニーと思うほど魅了されました。あまり細かいところまで気にせずに観る分には楽しめると思います。モアナの勇敢な姿にディズニーらしさを感じます。
しかしながら映画オタクの僕としては細かいところが気になってしまうのです…。モアナの運が良すぎるというか、絶対死んでるだろうってところで死なない。まぁそれがディズニーですけどね(笑)モアナと英雄マウイは何日も冒険しているように見えますがご飯はどうしているのだろうか?海に選ばれたモアナですからピンチの時に海が助けてくれます。かと思ったら助けてくれない時もあったり…。それなら最初から海が全部助けてくれたらモアナも苦労せずにミッション成功できたんじゃないの?と思いました。いやぁそれじゃあ映画として成り立たないか(笑)途中で怒って帰ったマウイが、急に戻ってきた心境の変化が不自然でした。何で急に戻ってきたの??そもそも何故にマウイは心を盗んだのか理由が最後まで分かりませんでした。マウイのタトゥーは子供も観るディズニー映画としては見せていいのかな?
歌は予告編から聴いていてとても好きだったんだけど、何度も同じ歌の繰り返しでちょっと飽きました。映像の美しさは魅力的でしたがストーリーが単純で引き込まれませんでした。

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セルフレス/覚醒した記憶

2017年03月12日 16時52分23秒 | 映画評論サ行
製作年:2015年
製作国:アメリカ
日本公開:2016年9月1日
監督:ターセム・シン
出演:ライアン・レイノルズ,ナタリー・マルティネス,マシュー・グード,ベン・キングズレー
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ニューヨークの超セレブの建築家ダミアンは、ある日余命半年を言い渡される。一人娘との関係もぎくしゃくしたままの彼は自らの運命を呪うが、天才科学者オルブライトがダミアンにある提案をする。それは遺伝子操作で新たに創造した肉体に、68歳のダミアンの頭脳を転送するというものだったが…。
『デッドプール』などのライアン・レイノルズが主演を務め、『白雪姫と鏡の女王』などのターセム・シン監督がメガホンを取って放つSFアクション。余命半年と宣告された資産家が新たな肉体を得て復活したものの、思いがけないトラブルに巻き込まれる姿を活写する。復活前の主人公を、『ガンジー』などの名優ベン・キングズレーが好演。明晰な頭脳と高度な戦闘能力を持つハイブリッドの男が繰り広げる孤独な戦いに興奮。

余命宣告された資産家が、革新的な技術によって若い肉体を得たものの、トラブルに巻き込まれていくストーリー。肉体は変われど、脳はそのまま…。まぁこういう展開は、ほぼトラブルに巻き込まれる、ありがちな話ですよね。そんな中でも新鮮な部分は、提供された肉体は作られたものではなく、ホンモノの人間の体だったということ。そして後半はその提供された人間の家族の物語を軸として描かれています。後悔を抱えながら生きてきた主人公が、せめてもの罪滅ぼしに、肉体の持ち主の家族を守ろうとする展開はなかなか良かったと思います。豪華な俳優陣の演技に引き込まれました。悪党のボスが意外とあっさり死んだのが気になりましたが…。超セレブの建築家から庶民的な家庭に慣れるほどの人格に急に変われるものかも疑問ですけど。ここで終わりかぁってところで終わるので少々な消化不良な点もありました。

この作品の評価・・・・★★★★★★☆☆☆☆(満点は★10)
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にがくてあまい

2017年03月09日 13時53分20秒 | 映画評論ナ行
製作年:2016年
製作国:日本
日本公開:2016年9月10日
監督:草野翔吾
出演:川口春奈,林遣都,淵上泰史,桜田ひより,真剣佑,SU,中野英雄,石野真子
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男運のない仕事一筋のキャリアウーマンのマキは、ある日、男子校の美術教師をしているイケメンの渚と出会う。2人はふとしたきっかけで同居することになるものの、料理ひとつ満足にできないマキに対する料理上手の渚の態度は素っ気ない。家事も野菜も苦手なマキと、料理好きで菜食主義者の渚はことあるごとにぶつかり合う。
『好きっていいなよ。』などの川口春奈と『パレード』などの林遣都が初めて共演を果たした、WEBコミックを映画化したラブコメディー。あることがきっかけで一緒に住むことになった肉食系シングル女性と、ゲイで菜食主義者の男性の風変わりな日常を映し出す。監督を担当するのは『ボクが修学旅行に行けなかった理由』などの草野翔吾。正反対の二人がさまざな問題を抱えながらも、次第にかけがえのない存在になっていく過程に胸が高鳴る。

肉食女子と菜食主義者のゲイ男子の同居生活を描いたラブコメディー。強気な人にも弱い部分があったり、弱気な人にも強い部分がある。悩みを抱えながらも誰かの支えがあってこそ何かが変わっていくのだろう。内容としては、まぁまぁ地味なお話ではありましたが流れとしては悪くは無かったと思います。マキと渚の一つ屋根の下での掛け合いは見ていて面白い。しかし渚の“お兄さん”がどんな人だったのか結局分からないまま終わってしまったのが消化不良…。お兄さんの存在もそうだし、渚がゲイという設定も必要だったのかどうか。話が盛り上がりそうになると収まるような、ちょっと物足りなさを感じました。美味しそうな料理の数々には惹かれましたがね。人生は甘かったり苦かったり酸っぱかったり…料理と同じで色んな味があるからこそ人生は楽しいのかもしれません♪よーし野菜を食べよう!

この作品の評価・・・・★★★★★☆☆☆☆☆(満点は★10)
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ラビング 愛という名前のふたり

2017年03月08日 01時49分57秒 | 映画評論ヤラワ行
製作年:2016年
製作国:アメリカ
日本公開:2017年3月3日
監督:ジェフ・ニコルズ
出演:ジョエル・エドガートン,ルース・ネッガ,マートン・ソーカス,ニック・クロール
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1958年、大工のリチャード・ラビングは、恋人の黒人女性ミルドレッドの妊娠をきっかけに結婚を申し込むが、当時バージニア州では異人種間の結婚は違法とされていた。二人は法律で許されるワシントンD.C.で結婚し、地元で新婚生活をスタートさせるが、突然夜中に保安官が現れ逮捕されてしまう。彼らは離婚するか生まれ故郷を捨てるかという耐え難い選択を迫られ…。
異人種間における結婚を禁止した法律が変わるきっかけとなった夫妻の実話を基にした純愛ストーリー。アメリカで当時違法の州もあった異人種間結婚によって逮捕された二人が、故郷で家族と暮らすため理不尽な法律に立ち向かう。夫妻に、『ブラック・スキャンダル』などのジョエル・エドガートンと『プルートで朝食を』などのルース・ネッガがふんする。二人の実話に心を打たれたというオスカー俳優コリン・ファースが製作に参加し、『MUD マッド』などのジェフ・ニコルズがメガホンを取る。

異人種間の結婚が許されなかった時代。法律が変わるきっかけとなった夫婦の実話を基にした物語。夫リチャード・ラヴィングは黒人たちと過ごすうちにミルドレッド・ラヴィングと結婚。ワシントンDCで結婚したが、州の法律によって2人は追放される。そこから2人の戦いが始まっていく…。“結婚”は誰もが持てる基本的な人権のはず。しかし肌の色が違うというだけで許されない…。黒人差別を描いた映画は今までたくさん観てきましたが、異人種結婚を描いた映画は初めてかもしれない。静かに進む話ではあるけれど深いテーマが詰まった作品だと思いました。法律や差別で何度引き離れようとも、愛を信じて貫く夫婦の姿にとても感動しました。信じ続ける事、想い続ける事、愛し続ける事の大切さを感じました。法律を変えた話ではあるが、あくまで1組の家族のありのままの生活をメインに描いているため、押しつけがましくないメッセージが伝わってきます。妻や子供たちを守る夫役のジョエル・エドガートン。そして夫を信じ続ける妻役のルース・ネッガ。素晴らしい演技でした!ラストの本人たちの写真も印象的でした。もう少し展開に起伏があればもっと楽しめような気も…

この作品の評価・・・・★★★★★★★☆☆☆(満点は★10)
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