股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

終の信託

2013年04月29日 20時46分46秒 | 映画評論タ行
製作年:2012年
製作国:日本
2012年10月27日公開
監督:周防正行
出演:草刈民代,役所広司,浅野忠信,大沢たかお
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同じ職場の医師・高井との不倫に傷つき、自殺未遂を図った呼吸器内科医の折井綾乃。沈んだ日々を送っていた彼女は、重度のぜんそくで入退院を繰り返す江木秦三の優しさに触れて癒やされる。だんだんと距離が近づき、お互いに思いを寄せるようになる二人だったが、江木の症状は悪くなる一方。死期を悟った彼は、もしもの時は延命治療をせずに楽に死なせてほしいと綾乃に強く訴える。それから2か月後、心肺停止状態に陥った江木を前にして、綾乃は彼との約束か、医師としての努めを果たすか、激しく葛藤する。
『それでもボクはやってない』の周防正行監督が、法律家でもある朔立木の小説を実写化したラブストーリー。重度のぜんそく患者と恋に落ち、彼の願いから延命治療を止めた行動を殺人だと検察に追及される女医の姿を見つめる。草刈民代と役所広司が『Shall we ダンス?』からおよそ16年ぶりとなる共演を果たし、愛と死に翻弄される男女を熱演。また、浅野忠信や大沢たかおが脇を固め、実力派ならではの妙演を披露する。生死を賭した純愛を描くのみならず、終末医療の現場で起きている問題にも踏み込んだ重厚な作品。

尊厳死について考えさせられる真面目な映画でした。患者を安楽死させた女性医師が、家族に告発されて検察に追及されるというお話。自分の死が間近だと感じた時、どうする事が幸せなのだろうか…。江木のような男の気持ちも分からなくもないです。幼少期に辛い体験をしたなら、なおさら死というものに敏感になる。重くて暗い話ではあるものの、今の日本が抱える医療問題の1つを取り上げたことは素晴らしい。

ですが“尊厳死”というテーマを扱ったにもかかわらず、後半になるにつれて検事による医師への執拗な追求が目立ってきます。前半の患者と医師の交流が良かっただけに、後半の物足りなさは残念でした。検事の追及も、まるで検察が悪者みたいに描いていますが、検事の発言に間違いはないと思います。女性医師は“患者の言う通りにやった”と言ってますが、最期にチューブを抜いて苦しみだすなど、明らかに医療ミスをしているように見えてしまい説得力がありませんでした。患者が亡くなって家族の前で号泣する医者ってどうなの??家族が全く映されてないし。終わり方もスッキリしない作品ではありますが、観て損はなかったかな。役所広司と大沢たかおの迫真の演技は良かった!
難しいテーマではありますが「Shall we dance?」とは180度違った作品です。

この作品の評価・・・・67点
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ツナグ

2013年04月28日 11時25分22秒 | 映画評論タ行
製作年:2012年
製作国:日本
2012年10月6日公開
監督:平川雄一朗
出演:松坂桃李,樹木希林,佐藤隆太,桐谷美玲,橋本愛,大野いと,遠藤憲一,八千草薫,仲代達矢
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生きている者が、もう一度だけ会いたいと強く願う、すでに亡くなってしまった者。その再会の機会を設けることができる、“ツナグ”と呼ばれる使者の見習いをする高校生・歩美。ガンで逝去した母と会いたいという高慢な中年男・畠田、けんかをしたまま事故死した親友・御園に尋ねたいことがある女子高生・嵐など、さまざまな依頼人の願いをかなえる歩美。だが、死んだ者と生きる者が再び出会ってはいけないのではないか、それで両者は救われるのだろうかと考え…。
第32回吉川英治文学新人賞に輝く、辻村深月の小説を実写化したファンタジー・ドラマ。死んだ者と生きる者の再会を仲介する使者“ツナグ”の見習いを努める高校生が、さまざまな依頼者の姿を目の当たりにして成長する姿を追う。『王様とボク』などの松坂桃李が主人公の歩美を好演、ツナグの師匠でもある彼の祖母を『わが母の記』の樹木希林が演じ、温かな掛け合いを見せてくれる。人と人のつながり、家族の絆、生死を深く見つめた物語もさることながら、佐藤隆太、桐谷美玲、八千草薫、仲代達矢といった豪華共演陣の顔ぶれも見ものだ。

死んだ人ともう一度会わせてくれる機会を与えてくれる使者“ツナグ”。スピリチュアルなお話が続きますが、どれも心温まる話ばかりです。1つ1つのエピソードが短めだったので泣けるほどではありませんでしたが、とても良い話です。特に御園(大野いと)と嵐(橋本愛)のエピソードが良かった!少しのすれ違いが大きな溝を作ってしまう…とても切なかったです。橋本愛の演技は見事!生きていることに感謝しなければいけないし、その感謝を生きているうちに伝えなきゃいけないのだと感じました。それぞれのエピソードが濃かったためか、ラストの主人公と両親のエピソードの印象が薄くなってしまってたのは残念。でも、上手くまとまってた方だと思います。

僕自身も数年前に大切な親友を亡くしました。もし“ツナグ”が実在するのであれば、その力を借りてもう一度だけ友人に会って話したいことがたくさんあります。でもきっと友人も天国で見守ってくれているはず。ふと、そんな事をこの映画を観ながら思いました。

この作品の評価・・・・71点
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臨場 劇場版

2013年04月27日 21時17分39秒 | 映画評論ヤラワ行
製作年:2012年
製作国:日本
2012年6月30日公開
監督:橋本一
出演:内野聖陽,松下由樹,渡辺大,平山浩行,高嶋政伸,段田安則,若村麻由美,長塚京三
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都内で無差別通り魔殺人を起こした容疑者の心神喪失が認定され、刑法第39条によって彼の無罪が確定。それから2年後、容疑者の無罪を引き出した担当弁護士と精神鑑定を務めた医師が何者かによって殺される。警視庁と神奈川県警の合同捜査本部は、通り魔事件の被害者遺族たちの遺恨が絡んでいるとして捜査を進めていく。そんな中、敏腕検視官の倉石は、死亡推定時刻に関する疑問点を理由に犯人は別の人物ではないかと推察する。合同捜査本部の方針とは違った独自の捜査を展開し、事件の裏側に隠された思いも寄らぬ真相にたどり着く。
「半落ち」「クライマーズ・ハイ」などで知られるベストセラー作家・横山秀夫のミステリー小説を原作にした、人気テレビドラマの劇場版。並外れた観察力と洞察力で難事件を解決してきた検視官が、ある事件の関係者を狙った連続殺人事件の真相を追い求めていく。『252 生存者あり』の内野聖陽、『ナースのお仕事』シリーズの松下由樹らレギュラーメンバーに加えて、さまざまな作品に出演してきた段田安則や若村麻由美といった実力派が共演。謎解きだけでなく、犯罪の加害者と被害者の胸中に深く迫ったドラマ部分でも観る者を魅了する。

テレビドラマは一度も見た事がありません。これ…ドラマ見とけばよかった…。練りに練られた脚本だなという印象。警察内部の人間関係がドラマを見ていなかったせいで詳しくは分かりませんでしたが、人間の心の底にある叫びのようなものを感じ取れる重厚な作品でした。殺人現場や解剖シーンがリアルなので苦手な人はご注意を。

殺人を犯して無罪だなんて絶対におかしい!でも今の日本の法律は被害者よりも加害者を守るためにあるようなものだ。心神喪失だから…病気だから…そんな理由で人を殺していいなんて絶対におかしい!何が悪なのか?何が罪なのか?を観ながら考えさせられました。そして残された遺族の気持ちが痛いほど伝わってきました…。悲しみを乗り越えるには時間が必要。だけど未来に1つでも光が見えればきっと人は立ち直れるはずだ。被害者遺族が悲しむ、こんなにも理不尽な世の中で、正義を貫き通す主人公の倉石は本当に素晴らしい!こういう人が犯人の動機がちょっと薄いかなと思いました。ラストはハッピーエンドとは言えない悲しい終わり方ですが、全体的にまとまっていて映画版だけ観ても十分に楽しめる作品です♪

この作品の評価・・・・79点
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新しい靴を買わなくちゃ

2013年04月26日 23時22分00秒 | 映画評論ア行
製作年:2012年
製作国:日本
2012年10月6日公開
監督:北川悦吏子
出演:中山美穂,向井理,桐谷美玲,綾野剛
official site

カメラマンのセンは、妹のスズメに付き添いパリへと旅行にやって来るが、到着するや一人で行動したいと主張するスズメはどこかに出掛けてしまう。置き去りにされて困惑していたセンは、ふとしたきっかけでパリ在住の日本人女性アオイと出会う。宿泊先もわからず妹と連絡も取れないセンはアオイに電話をかけ、その夜二人は食事を共にするが…。
パリで偶然に出会った男女の3日間の恋を描くラブストーリー。テレビドラマ「ロングバケーション」など数々の大ヒット恋愛ドラマを手掛けてきた人気脚本家・北川悦吏子がメガホンを取り、『ハルフウェイ』でも北川とタッグを組んだ岩井俊二監督がプロデュースを務める。実生活でもパリで暮らす中山美穂と、話題作への出演が相次ぐ向井理が主演を務め、『乱反射』『スノーフレーク』の桐谷美玲、『ヘルタースケルター』などの綾野剛が共演。全編パリで撮影を敢行したロマンチックな光景が物語を彩る。

美しいパリの街並みにウットリしましたが…中身の無い映画でした。男女の3日間の恋愛模様を描いていますが、表面上だけしか描いてない気がします。まぁ3日間ですから、何から何まで描くのは無理でしょうけど。桐谷美玲と綾野剛のカップルは必要あった??結局は兄弟揃って悲しい旅になったってことか…。泣けもしないし感動もしない。ドキュメンタリーのような自然な演技は良かったですけど、やっぱり映画なのだから色々と展開がないと退屈になります。わざわざ映画にするよりはスペシャルドラマとして作ったほうが良かった気がします…。
個人的に、向井理って単調な演技だなと感じました。「僕たちは世界を変えることができない。」の時は自然な演技で泣かされましたけど、今回の作品を観て「この人は似たような演技しか出来ないのか…」と思いました。
パリの美しい風景を観るだけなら丁度いい作品だと思います。パリに行きたくなった!!

この作品の評価・・・・60点
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フランケンウィニー

2013年04月25日 14時37分17秒 | 映画評論ハ行
製作年:2012年
製作国:アメリカ
2012年12月15日公開
監督:ティム・バートン
声の出演:チャーリー・ターハン,ウィノナ・ライダー,マーティン・ショート
official site

大好きな科学に夢中になるあまり、友達が一人もできない少年ヴィクター。そんな彼を両親は心配していたが、ヴィクターは愛犬スパーキーを相棒にして楽しい毎日を送っていた。しかし、思いも寄らぬ事故が起きて、スパーキーは天国へと旅立ってしまう。深い悲しみに沈んでいたヴィクターだったが、次第にスパーキーをよみがえらせたいという強い気持ちを抱くように。少しばかり危険な科学な知識を駆使してスパーキー蘇生に成功するが、その姿はつぎはぎだらけで、まるでフランケンシュタインのようだった…。
『チャーリーとチョコレート工場』のティム・バートンが1984年に発表した短編を、ストップモーションアニメーションによる長編へと再生させたファンタジー。愛犬を亡くした孤独な少年が、その蘇生に挑んだことから巻き起こる騒動と冒険の行方を映し出す。『シザーハンズ』から約22年ぶりにバートン監督とタッグを組んだ、ウィノナ・ライダーが声の出演を果たしている。『ティム・バートンのコープス・ブライド』でも披露された、バートン監督ならではのダークで温かな味わいのストップ・モーションを駆使したビジュアルに目を見張る。

ティム・バートン監督のモノクロアニメ。出てくる子供たちが気持ち悪い!けどこれこそティム・バートン監督の遊び心なのかもしれない。死んだ生き物を生き返らせるっていう不気味さの中にも面白さを表現できるのだから凄い!きっと過去に愛犬やペットを亡くした人は共感できる部分があると思います。話も単純ながら独特な映像で最後まで観れました♪けど泣けるほどではなかったです…。あと命を軽く描いているなぁっていう印象を少し持ちました。ラストもスッキリしないし…

この作品の評価・・・・68点
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名探偵コナン 絶海の探偵

2013年04月24日 02時10分11秒 | 映画評論マ行
製作年:2013年
製作国:日本
2013年4月20日公開
監督:静野孔文
声の出演:高山みなみ,山崎和佳奈,小山力也,柴咲コウ
official site

海上自衛隊によるイージス艦の体験航海を楽しむため、京都の舞鶴港沖にやってきたコナンたち少年探偵団一同。しかし突然、けたたましい音が鳴り響き、左腕を失った自衛隊員の遺体が見つかる。捜査に乗り出したコナンは、イージス艦にある国のスパイ“X”が紛れ込んでいることを突き止めるも、スパイの魔の手はコナンたちにも忍び寄っていた。
優れた分析力と探偵道具で謎を解き明かす少年探偵の活躍を描き、国民的アニメとなったシリーズの劇場版第17弾。国家を揺るがす機密情報をめぐり、コナンたち少年探偵団とイージス艦内に潜伏した某国のスパイ“X”が、スリル満点の攻防を繰り広げる。青山剛昌の原作を基にメガホンを取るのは、シリーズ前作『名探偵コナン 11人目のストライカー』も手掛けた静野孔文。海上自衛隊の協力を得て制作された、イージス艦での緊迫感あふれるバトルなどから目が離せない。

コナン劇場版も今年で17作目。毎年観てきましたが、ここ数年はコナンが超人的なアクションをこなすだけの中身の無い作品が続いていました。しかし…今回は素直に楽しめました!イージス艦やスパイなど、子供向けというよりは大人向けの映画に仕上がっています。コナンのアクションシーンを減らし、推理で楽しませてくれるので初期の劇場版の面白さが戻ってきたかなと思います。“名探偵”なんだから、やっぱり推理で勝負してくれないと!ここ数年の中ではダントツの完成度だと思います。イージス艦のことを知らなくても十分に楽しめます。船内の緊張感や細部にまでこだわった迫力ある描写が凄い。さすが海上自衛隊完全協力のことだけはあります。ゲスト声優の柴咲コウも上手かった!昨年のJリーガーの棒読みアフレコと比べたら比べ物にならないほど(笑)
物語の伏線が見事に繋がっていて観終わったあとはスッキリでした♪ただ、和葉と服部のいちゃいちゃシーンは必要なかったと思うのですが…。

この作品の評価・・・・74点
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リンカーン

2013年04月23日 15時54分06秒 | 映画評論ヤラワ行
製作年:2012年
製作国:アメリカ
2013年4月19日公開
監督:スティーヴン・スピルバーグ
出演:ダニエル・デイ=ルイス,サリー・フィールド,デヴィッド・ストラザーン,トミー・リー・ジョーンズ
official site

エイブラハム・リンカーンが、大統領に再選された1865年。アメリカを内戦状態に追い込んだ南北戦争は4年目に突入したが、彼は奴隷制度を永遠に葬り去る合衆国憲法修正第13条を下院議会で批准させるまでは戦いを終わらせないという強い決意があった。そのためにも、国務長官ウィリアム・スワードらと共に憲法修正に必要な票を獲得するための議会工作に乗り出す。そんな中、学生だった長男ロバートが北軍へと入隊し…。
巨匠スティーヴン・スピルバーグによる、第16代アメリカ合衆国大統領エイブラハム・リンカーンの伝記ドラマ。奴隷制の廃止と禁止を強固なものにし、泥沼化した南北戦争を終結させるため、憲法の修正に挑むリンカーンの戦いを重厚なタッチで映し出していく。『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』などのダニエル・デイ=ルイスがリンカーンにふんし、国と人民の未来をめぐる理想と現実に苦悩する彼の胸中を見事に体現。『50/50 フィフティ・フィフティ』のジョセフ・ゴードン=レヴィットら、脇を固める実力派の妙演も見逃せない。

奴隷解放運動を推し進めた第16代大統領エイブラハム・リンカーンの人生を描いた伝記ドラマ。今年のアカデミー賞では最多12部門にノミネートされ、主演男優賞と美術賞の2部門に輝いた本作。

世界史が苦手な僕はリンカーンという人物を名前くらいしか知らないですが、奴隷解放廃止を推し進めた人ぐらいは知ってました。今回はその奴隷解放にスポットを当てた話。2時間半という長丁場で、ほとんどが議会での討論のことばかり描いているので観続けるにはかなりの根気が必要になってきます。眠気も何度か…(笑)合衆国歴代大統領の中でも人気が高いリンカーンだけあって、他にもきっと凄いことを成し遂げたと人物だと思いますが、奴隷制度廃止の活動だけ見せられるのは物足りなさも残ります。しかし国のリーダーとして、夫として、父親としての行動や決断力は本当に素晴らしいと感じました。奴隷制度廃止という歴史的な出来事を実現させるまでの苦悩は相当だったろう。
スピルバーグ作品なのに結構地味な作品ではありますが、観て損はありません!リンカーン大統領を演じたダニエル・デイ=ルイスは今回の役で3度目のオスカーに輝きました。内から出る喜びや悲しみが凄く伝わってくる素晴らしい演技でした。人の名前や地名が多く出てきて全てを理解できたわけではありませんが、リンカーンについて学ぶには良い映画だと思います。「人民の人民による人民のための政治」という言葉の意味が分かった気がします。南北戦争について予習しておいた方が映画をもっと楽しめると思います♪

この作品の評価・・・・69点
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ザ・ワーズ 盗まれた人生

2013年04月21日 23時35分58秒 | 映画評論ヤラワ行
製作年:2012年
製作国:アメリカ
2013年3月9日公開
監督・脚本:ブライアン・クラグマン,リー・スターンサール
出演:ブラッドリー・クーパー,ジェレミー・アイアンズ,デニス・クエイド,オリヴィア・ワイルド
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自分の才能を信じてくれている妻ドラに支えられながら奮闘しているものの、作家としての成功をつかめずにいるロリー。新婚旅行に出掛けた彼は、ふと立ち寄ったアンティークショップで一束の原稿が収められたアタッシェケースを発見。その原稿の魅力あふれる内容や文章に感嘆し、許されないことだとわかっていながらも自分が執筆した小説として発表するロリー。出版されるやベストセラーを記録して華々しい生活を謳歌するが、そこへあの原稿を書いたという男が訪ねてくる。
『世界にひとつのプレイブック』などのブラッドリー・クーパー主演によるドラマ。他人の原稿を自分の作品だと偽って成功を手にした小説家の苦悩と、その果てに待ち受ける運命を映し出していく。メガホンを取るのは、『トロン:レガシー』の脚本チームを務めたブライアン・クラグマンとリー・スターンサールの気鋭コンビ。盗作によってつかんだ名声に苦しむ主人公をブラッドリーが熱演。ジェレミー・アイアンズやデニス・クエイドら、実力派たちの共演も見どころだ。

劇場公開から約1ヶ月でのレンタル開始。ノーモア盗作泥棒!他人の原稿を自分で書いたかのように発表した主人公ロリー。一躍時の人となった彼だったがその代償はあまりにも大きかった…。誰もが「幸せになりたい!楽に暮らしたい!」と思うのは当然のこと。ロリーは途中で自分が犯した罪に気付き苦悩し、そして全てを公表することにするのです。しかし時既に遅し…一度犯した罪の代償は想像以上のものでした。3つの時代が上手く組み立てられていて、それぞれの時代の苦悩が良く伝わってきます。ただ、もう少しサスペンスのようなホラーのような要素を期待していたので、ちょっとガッカリした部分もありました。

人間が持つ弱い面がよく描かれている作品だったと思います。ブラッドリー・クーパーはコメディ俳優の印象が強かったけど、『世界にひとつのプレイブック』や本作を観て、演技派の俳優だと感じました。

この作品の評価・・・・71点
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かぞくのくに

2013年04月19日 13時34分36秒 | 映画評論カ行
製作年:2012年
製作国:日本
2012年8月4日公開
監督・脚本:ヤン・ヨンヒ
出演:安藤サクラ,井浦新,ヤン・イクチュン,京野ことみ,宮崎美子,津嘉山正種
official site

日本に住むリエと帰国事業で北朝鮮へ帰った兄ソンホ。離れて暮らして25年が経ち、ソンホが病気の治療のために日本に帰国することになった。期間は3か月。家族や仲間はソンホとの再会を喜ぶ一方、担当医には3か月では治療は不可能と告げられる。しかし、滞在延長を申請しようとした矢先、本国から「明日帰国するよう」と命令が下り…。
『Dear Pyongyang ディア・ピョンヤン』『愛しきソナ』のヤン・ヨンヒ監督が北朝鮮と日本に暮らす自身の家族の境遇を三たび題材に掲げ、初のフィクション映画として作り上げた家族ドラマ。北朝鮮に住む兄が病の治療のために25年ぶりに帰国し、思想や価値観の違いに戸惑い、理不尽な政治情勢に振り回される家族の様子を描いていく。日本に住む妹に安藤サクラ、北朝鮮から一時帰国する兄に井浦新がふんするほか、『息もできない』のヤン・イクチュン、京野ことみなど実力あるキャストが顔をそろえる。擦れ違いながらも愛情にあふれる家族の姿が胸を打つ。

日本と北朝鮮。2つの国の狭間に揺れる1つの家族。日常の風景をただ描いているだけなのに、それがリアルに伝わってきて切なくもあり怖くもありました。病気治療のために一時的に日本に帰国した兄。北へ渡った兄との25年ぶりの再会。どこにでもあるような再会なのだけど、途中途中で泣けるシーンが幾つかありました。突きつけられた現実に、どうする事も出来ず苦しむ人たち。これが日本と北朝鮮の関係なのかと思うと悲しくなってきます。妹からの目線、母親からの目線、父親からの目線、それぞれの目線から想うことが丁寧に描かれていたのが良かったです♪役者の皆さんも苦悩を見事に表現されていました。

北朝鮮という国は何と言うか…何でもありの国なんだなぁって印象です。拉致もすれば、スパイもいれば、命令は絶対の国。家族が一緒にいることすら許さないなんて独裁国家の恐ろしさを感じました。自由に生きることができないのならば、人はその現実を受け止めて生きていかなければならないのか。重いけど最後まで見逃せない作品でした♪

この作品の評価・・・・75点
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声をかくす人

2013年04月18日 12時28分22秒 | 映画評論カ行
製作年:2011年
製作国:アメリカ
2012年10月27日公開
監督:ロバート・レッドフォード
出演:ジェームズ・マカヴォイ,ロビン・ライト,ケヴィン・クライン
official site

南北戦争終結から間もない1865年のワシントンで、アメリカ合衆国大統領リンカーンが暗殺される。すぐさま犯行グループは拘束され、その一人として下宿屋を営む南部出身のメアリー・サラットも捕らえられる。罪状は犯行グループへのアジト提供であったが、彼女は一貫して無実を主張。メアリーの担当弁護士を引き受けることになったフレデリックは、北軍の英雄であったこともあって彼女と向き合うことに抵抗を覚えるが、実際に無実で何かの事情から自身を捧げようとしているのではと考える。
『明日に向って撃て!』などの名優ロバート・レッドフォードが、『大いなる陰謀』以来となる監督作として放つ実録ドラマ。リンカーン大統領暗殺の一味としてアメリカ初の女性死刑囚となったメアリー・サラットの姿を、担当弁護士との絆を絡めて映し出す。『ギルティ・オブ・ラブ』のロビン・ライトが、死刑を求刑されてもかたくなに無実を訴えるメアリーの強さや、その中に秘めた思いを体現。『つぐない』のジェームズ・マカヴォイをはじめトム・ウィルキンソン、ケヴィン・クラインら、実力派ぞろいの共演陣も見ものだ。


名優ロバート・レッドフォードの監督作品。重苦しい作品ではあるものの、人間の本質を描いているように見えました。裁判の不当性はこの時代じゃ普通だったのかもしれない。無実の市民を事件の犯人として仕立て上げて罪をきさせる。リンカーン大統領暗殺の共犯者として逮捕されたメアリー・サラットもその一人。裁判というよりはメアリーたちを有罪にしようとする裁判。何が真実で何が嘘なのかは、この映画では描かれいません。人は必ず嘘を付く生き物。だけど、守りたいものや信じたいものを最後まで貫き通すことは人間の素晴らしい本質なのかもしれません。息子を最後まで守りぬいたメアリーの行動が正しいのかは分かりませんが、正義が社会の圧力に潰されてしまう世の中は本当に悲しいものです。最後まで重苦しい話で娯楽作品とは言えませんが、正義とは何か?考えさせられる作品でした。

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桜、ふたたびの加奈子

2013年04月11日 02時20分46秒 | 映画評論サ行
製作年:2013年
製作国:日本
2013年4月6日公開
監督:栗村実
出演:広末涼子,稲垣吾郎,福田麻由子,高田翔,吉岡麻由子,江波杏子
official site

小学校入学前の娘、加奈子を亡くした容子。この世にいない娘に話し掛けたり、食事を作ったりする容子に、夫の信樹は心配しながらもイライラしていた。そんなある日、容子は妊娠中の高校生・正美に出会う。そして生まれてくる正美の子どもこそ、加奈子の生まれ変わりだと確信し…。
幼い娘を亡くした深い悲しみにより心に傷を負った夫婦を、広末涼子と稲垣吾郎が演じるヒューマン・ドラマ。死んだ娘の生まれ変わりに会いたいと切望する妻と彼女を支える夫、妊娠中の女子高生と彼女を見つめる男子高校生、彼らの接点となる古本屋の店主による物語が描かれる。新津きよみの小説を原作にメガホンを取ったのは、デビュー作『飯と乙女』が、モスクワ国際映画祭にて最優秀アジア映画賞に輝いた栗村実。咲き誇る桜と奇跡を信じる人々の物語が美しくつづられ、すがすがしい感動を呼び起こす。

命について考えさせられる作品。スピリチュアルな要素が強いので好みが分かれる作品かもしれません。広末涼子も稲垣吾郎も、娘を失った悲しみの演技がとても良かった!「あの子は生まれ変わって、もう一度私たちに会いにきてくれる…」事故で死んだ我が子を想い続ける妻の容子の姿が見ていて辛かったです。ただ、そんな重くるしい日常描写が淡々と描かれているので途中で飽きてしまったのが本音です。もう一つ何か展開を入れて、テンポよくすれば良かったかなと思います。

劇中に音楽はとても良かったです♪怖くもあり切なくもあるメロディーがこの作品にピッタリでした。ラストは点と点が繋がった感じで意外な終わり方でしたが…う~ん、いきなりホラーっぽくなって怖かったです(笑)。泣けはしませんでしたが、こういう静かな映画を観るのもたまには良いものです。どちらかと言えば女性向きかも!?
親を守る子…大切な人を忘れてはいけないけれど、いつまでも下を向いてちゃいけない。死んだ人間の分まで生きなきゃいけないですね。


この作品の評価・・・・67点
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ゲットバック

2013年04月10日 01時54分54秒 | 映画評論カ行
製作年:2012年
製作国:アメリカ
2012年11月10日公開
監督:サイモン・ウェスト
出演:ニコラス・ケイジ,ジョシュ・ルーカス,マリン・アッカーマン
official site

銀行強盗の罪で刑務所にいたウィルは、出所当日娘のアリソンに会いにいくが、父親に対し怒りの感情が満ちあふれているアリソンは彼の前から立ち去ってしまう。その直後、娘を誘拐したという脅迫電話が入り、ウィルが8年前の犯行後に失った10億円を12時間以内に引き渡すよう要求してくる。ウィルは誘拐犯の行方を追いながら、身代金のため再び銀行強盗を計画するが…。
『コン・エアー』の主演と監督コンビ、ニコラス・ケイジとサイモン・ウェストが約15年ぶりにタッグを組み、銀行強盗の男が誘拐された娘を助け出すために戦う姿を描いたサスペンス・アクション。まな娘を取り戻すためなら手段を選ばない父親の命懸けの奪還劇が、仲間の裏切りや警察との攻防、誘拐犯との緊迫した駆け引きと共に展開。共演には『J・エドガー』のジョシュ・ルーカス、『キリング・ショット』のマリン・アッカーマンらがそろう。

一言で言っちゃえば王道のアクション映画ってかんじ。悪くはないけど、なんだかパっとしない作品でした。最後の最後まで王道の話。敵側の魅力が感じられない。警察もしっかりしなさい!全体的に安っぽさが漂っていました。ニコラス・ケイジが主演じゃなきゃ観なかったと思います(笑)まぁ金塊の盗み方は「なるほど!」と思いましたが。てかニコラス・ケイジって最近同じような作品ばかり出てないか?最近の主演作の中では本作はマシな方かな…。

この作品の評価・・・・61点
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ドリームハウス

2013年04月06日 12時01分22秒 | 映画評論タ行
製作年:2011年
製作国:アメリカ
2012年11月23日公開
監督:ジム・シェリダン
出演:ダニエル・クレイグ,ナオミ・ワッツ,レイチェル・ワイズ
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家族と向き合う時間を増やそうと、ウィルは会社を退社して郊外の家に越すことに。父親以外の家族が殺害されたいわくつきの家だったが、妻リジーや子どもたちと穏やかな日々を送れることにウィルは満足する。しかし、不気味な男が家の周辺をうろつき、子どもたちが幽霊らしきものを見たと騒ぐなど、不審な出来事が相次ぐ。そんな中、ウィルは向かいに住むアンから、以前の居住者一家殺人の犯人が彼らの父親で、いまだに捕まっていないと教えられる。
『007』シリーズのダニエル・クレイグ主演によるスリラー。郊外の屋敷に移り住んだのを機に頻発する奇怪な事件から妻子を守ろうとする男の姿と、その果てに待ち受ける驚がくの事実を活写していく。本作での共演をきっかけにダニエルと結婚した『ナイロビの蜂』のレイチェル・ワイズが妻にふんし、彼との息の合った演技を披露。また、『21グラム』のナオミ・ワッツが謎めいた近所の住人を演じて強烈な印象を放つ。家族愛を深く見つめたドラマとしても仕上げた、『父の祈りを』などの名匠ジム・シェリダンの手腕にも注目。

ダニエル・クレイグ、ナオミ・ワッツ、レイチェル・ワイズの豪華スター共演の本作。
衝撃の結末が…みたいな予告だったので期待していましたが、色々と詰め込み過ぎた感があったかなと思います。展開は多いものの、中盤でドンデン返しがあってからの盛り上がりがあまり無いのが惜しい。途中で展開が予想できるのが惜しいのです!でも、ホラー映画だと思っていたので最後に“家族愛”が垣間見れたのが良かったです。ウィルの葛藤する姿と、その必死さにグっとくるものがありました。

007シリーズの印象が強いダニエル・クレイグですが、本作のようなキャラクターも意外と似合ってました♪

この作品の評価・・・・72点
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ワーキング・ホリデー

2013年04月05日 14時06分09秒 | 映画評論ヤラワ行
製作年:2012年
製作国:日本
2012年11月17日公開
監督:岡本浩一
出演:AKIRA,林遼威,綾野剛,逢沢りな,忽那汐里,西野亮廣,ほんこん,ゴリ
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歌舞伎町のホストクラブで働く大和のもとに、自分の息子だと名乗る小学5年生の進が訪ねてくる。彼は、10年以上前に付き合っていた由紀子との間にできた子どもで、家出をして大和を頼ってきたという。仕方なく預かることになるが、同僚のホストともめ事を起こして店を辞めてしまう。店のオーナーであるジャスミンの勧めで、宅配便ドライバーとなって心機一転を図る大和。慣れない宅配便の仕事に奮闘し、父親として進と向き合っていくうちに、これまでの生活にはなかった充足感を覚えるが…。
ひきこもり探偵シリーズなどで知られる人気作家、坂木司の小説を原作にしたヒューマン・ドラマ。勝手気ままに生きてきた元ヤンキーのホストと、彼のもとを訪ねてきた息子が親子の絆を育んでいく姿を笑いと涙を交えてつづっていく。『ちゃんと伝える』のEXILEのAKIRAが、初めて会った息子との交流を通して内面的成長を遂げていく主人公を快演。『その夜の侍』の綾野剛、『メサイア』の逢沢りな、『南の島のフリムン』のゴリなど、バラエティー豊かな面々が脇を固め、物語をにぎやかに盛り上げる。


ダメな父親が、突然訪ねてきた息子との共同生活の中で変わっていくストーリー。よくあるベタな展開ではあるものの、重すぎず軽すぎずな良い映画に仕上がっていたと思います。吉本芸人がたくさん出ていますが、どののシーンも無理に笑いをとりにいかない所が好感を持ちました。ゴリのオカマ役は面白かった。大和役のAKIRAはなかなかの演技でしたが、今回は息子役の林遼威くんの演技に助けられたかなと思います。完璧とも言える息子役を自然体に演じていました。泣くシーンは本当に上手い!出てくる登場人物が皆良い人なので、出来過ぎ感が多少あります。でも88分という時間は丁度良かったと思います。

この作品の評価・・・・71点
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シュガー・ラッシュ

2013年04月04日 14時02分49秒 | 映画評論サ行
製作年:2012年
製作国:アメリカ
2013年3月23日(土)公開
監督:リッチ・ムーア
声の出演:ジョン・C・ライリー,サラ・シルヴァーマン,ジャック・マクブレイヤー,ジェイン・リンチ
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アクション・ゲーム「フィックス・イット・フェリックス」の敵キャラを30年間も演じているラルフ。人々から嫌われている状況にうんざりしていた彼は、自分のゲームの世界を抜け出してお菓子だらけの世界でレースが繰り広げられるゲーム「シュガー・ラッシュ」の世界へ。そこで彼は、仲間外れにされてレースに出ることを禁止されている少女ヴァネロペと出会う。お互いに孤独を抱えていた彼らは意気投合し、友情を深めていくように。だが、違うゲームのキャラクター同士が遭遇することはゲーム世界のおきてに背く行為であり…。
数々の名作を生み出してきたディズニーが手掛ける、ゲームの世界を舞台にしたアドベンチャー・アニメ。人気ゲームの悪役でいることに疲れてしまったキャラクターが、お菓子の国を舞台にしたレース・ゲームの世界に入り込んでヒーローになろうとしたことから思わぬ騒動が巻き起こる。「マリオ」シリーズのクッパ、「ストリートファイター」シリーズのザンギエフとベガなど、人気ゲームのキャラクターたちが次々と登場。彼らが悪役としての苦労をセラピーで吐露するなど、マニアならずともニヤリとしてしまう場面が満載だ。


全米ではディズニーアニメ映画で歴代ナンバーワンの興行収入を記録した本作。
アニメ映画を劇場で観たのは久しぶりだ。ネットの高評価に誘われて、つい足を運んでしまいました。単純なストーリーでありながら、子供だけでなく大人が観ても感動できる素敵な作品でした♪普通ならヒーローを主人公にするもの。そこをあえて悪役キャラのラルフを主役にしたところが新鮮。誰もが「目立ちたい!ヒーローになりたい!」って思う気持ちに共感しました。ヒーローとか悪者とか、ゲームの中には色んなキャラクターがいる。けどそれぞれに個性があって、それぞれ必要な存在。ラルフも自分探しの旅に出て、ヴァネロペと出会い、そして本当に大切なモノを見つけます。物語には伏線も幾つかあり、ドキドキするところもあります。まさかのサスペンス要素も!本当の悪者も出てくるのですが、なんか憎めない奴なのです。逃れられない現実なら、そこで自分の生き方を見つければいい。居場所の無い人間なんていないんだ。ただのアニメ映画だと思っていたので、その裏に隠されたメッセージの深さに感動しました。映像もカラフルで綺麗です♪
個人的にクッパが出てきたのが嬉しかったです(笑)

※アカデミー短編アニメーション賞の受賞作品「紙ひこうき」も良かったです♪

この作品の評価・・・・77点
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