股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

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2018年10月27日 03時12分21秒 | 映画評論サ行
製作年:2018年
製作国:アメリカ
日本公開:2018年10月26日
監督:アニーシュ・チャガンティ
出演:ジョン・チョー,デブラ・メッシング,ジョセフ・リー,ミシェル・ラー
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ある日、デビッドの16歳の娘マーゴットが突然姿を消す。行方不明事件として捜査が行われるが、家出なのか誘拐なのか不明のまま37時間が経過する。娘の生存を信じるデビッドは、マーゴットのパソコンでInstagramなどのSNSにログインする。そこで彼が見たのは、自分が知らなかった娘の一面だった。
『スター・トレック』シリーズなどのジョン・チョーを主演に迎えたサスペンス。失踪した娘を捜すために彼女のパソコンを操作する父親の姿を描く。『ナイト・ウォッチ/NOCHNOI DOZOR』の監督を務めたティムール・ベクマンベトフが製作、眼鏡型端末 Google Glass だけで撮影した短編が話題を呼んだアニーシュ・チャガティが監督と共同脚本を担当。ドラマシリーズ「ウィル&グレイス」などのデブラ・メッシングらが共演した。パソコンの画面の中で全てのストーリーが展開する。

行方不明になった娘をネットを駆使して捜す父親の姿を描いたサスペンス。この映画の面白いところが最初から最後まで全てパソコンやスマホの画面で物語が進んでいくところ。テレビ電話やSNS、動画、監視カメラ、テレビニュースなどなど。普段から見慣れている画面で物語が進んでいくので非常に臨場感があって楽しめます。打ち込んだメッセージを消して書き直したり、文章の終わり方を句読点にするか“!”マークで迷ったり、「そういうのあるよねぇ~」と思ってしまうような細かい演出もまた面白い!行方不明になった途端に親友だと名乗り出る人間がいたり、ネットで匿名で誹謗中傷する人間がいたりと現代社会らしい演出もまた面白い!たしかにご都合主義な展開もありますが、サスペンスのように見えて実は親子愛を描いた物語なので色んな要素が詰まっていて楽しめます。最後のどんでん返しまで、パソコン画面だけで、これほどまでに伏線や展開を上手く練り込まれているのは凄いの一言!大掛かりなアクションやCGを使わなくても良い映画は作れるのだと証明してくれた映画でした。

この作品の評価・・・・★★★★★★★☆☆☆(満点は★10)
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ちはやふる-結び-

2018年10月25日 21時33分12秒 | 映画評論タ行
製作年:2018年
製作国:日本
日本公開:2018年3月17日
監督:小泉徳宏
出演:広瀬すず,野村周平,新田真剣佑,上白石萌音,松岡茉優,賀来賢人,國村隼
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瑞沢高校競技かるた部員の綾瀬千早と若宮詩暢が、全国大会で激闘を繰り広げてから2年。真島太一、綿谷新らと共に名人・クイーン戦に挑む千早だったが、詩暢と戦えない自分の実力不足を痛感する。そんな中、千早たちの師匠・原田秀雄が史上最強の名人とされる周防久志に敗れてしまい、新が彼に挑戦状をたたきつける。その後3年生になった千早は、高校最後の全国大会に向けて動くが……。
末次由紀のヒットコミックを原作にした青春ドラマの続編。全国大会での激闘から2年後を舞台にして、競技かるたに打ち込む高校生たちのさらなる戦いを活写する。監督の小泉徳宏、広瀬すず、野村周平、新田真剣佑、上白石萌音、矢本悠馬、森永悠希ら前作のスタッフ、キャストが結集。新たなキャストとして、NHKの連続テレビ小説「あまちゃん」などの優希美青、『くちびるに歌を』などの佐野勇斗、『森山中教習所』などの賀来賢人らが参加する。

協議かるたに打ち込む高校生たちの青春を描いた3部作の完結編。高校三年生、最後の夏にかける全国大会7優勝を目指す千早たちの戦いが描かれています。試合のシーンは相変わらず迫力があります。まさに青春!と言った感じの苦しみ悩みながらもチームで上を目指していく流れは観ていて気持ちがいい。新しいメンバーも加わりますが、物語に自然に溶け込んでいて違和感はありません。今回は恋愛要素が強めに描かていているので、もう少し競技かるたのシーンを見たかったなと思いました。新入部員の女の子はいつのまに覚えたのかな?まぁ王道の爽やかな青春ドラマなのでとても観やすいシリーズでした♪

この作品の評価・・・・★★★★★★☆☆☆☆(満点は★10)
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ピーターラビット

2018年10月21日 16時51分21秒 | 映画評論ハ行
製作年:2018年
製作国:イギリス/オーストラリア/アメリカ
日本公開:2018年5月18日
監督:ウィル・グラック
出演:ジェームズ・コーデン,ドーナル・グリーソン,ローズ・バーン
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イギリスの湖水地方。いたずら好きなうさぎのピーターと心優しい女性ビアが暮らす家の隣に、ロンドンから神経質そうな青年マグレガーが引っ越してきた。彼がビアに惹かれたことで、ピーターとマグレガーはライバル関係になる。さまざまないたずらを仕掛けるピーターに、マグレガーも反撃を試みるが……。
世界中で親しまれているビアトリクス・ポターの人気絵本を実写映画化。イギリスの湖水地方を舞台に、いたずら好きなうさぎの日常や恋のエピソードを、実写とCGアニメーションを織り交ぜて描く。ドラマシリーズ「ダメージ」などのローズ・バーン、『アバウト・タイム ~愛おしい時間について~』などのドーナル・グリーソンらが出演するほか、声の出演にジェームズ・コーデン、マーゴット・ロビー、デイジー・リドリーら。『ANNIE/アニー』などのウィル・グラックがメガホンを取った。

世界中で愛されているキャラクター・ピーターラビットが巻き起こす騒動をCGと実写お織り交ぜて描いた本作。ピーターラビットは大人しくて可愛いキャラクターかと思っていましたが、イタズラ好きで乱暴なピーターラビットになっていました(笑)可愛いから許されるというレベルではなく、ピーターたちが100%悪いんじゃないかと思うくらい。たしかに人間が後からきて農園を作ったのだけど、広い土地の一部を使っているわけで。ウサギからしたら狩りに行くのが面倒だから手っ取り早く食べ物を調達するために農園に忍び込んで盗むという…。これ、ウサギたちが悪くないですか?(笑)老人が倒れたら皆で喜ぶウサギたち…。結構ガチの人間vsウサギたちとの殺し合いにはちょっと引きました…。子供にはあまり見せたくありませんが、大人が見るにはウサギたちのドタバタ劇とマヌケな行動にクスっと笑えるシーンもあり、まぁまぁ楽しめました。あまり深く考えずに観れば楽しめそうです。
最新のCG技術には驚きました!実写映像との融合が違和感なし♪イギリス湖水地方の美しい風景とマッチしていました。

この作品の評価・・・・★★★★★★☆☆☆☆(満点は★10)
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億男

2018年10月20日 14時10分20秒 | 映画評論ア行
製作年:2018年
製作国:日本
日本公開:2018年10月19日
監督:大友啓史
出演:佐藤健,高橋一生,黒木華,池田エライザ,沢尻エリカ,北村一輝,藤原竜也
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失踪した兄が残した借金の返済に追われ、妻子に見捨てられた図書館司書の一男は、ある日突然宝くじで3億円が当たる。狂喜するも高額当選者たちが悲惨な人生を送っているという記事を読み不安になった彼は、億万長者になった大学時代の親友の九十九に相談する。久々の再会に浮かれ酔いつぶれた一男が目覚めると、3億円と共に九十九の姿も消えていた。
『世界から猫が消えたなら』の原作者でプロデューサーとしても活動している川村元気の著書を、『ハゲタカ』シリーズなどの大友啓史監督が映画化。宝くじで3億円を当てた男が、真の幸せを探し求める姿を描く。主演は『るろうに剣心』シリーズで大友監督と組んだ佐藤健、主人公の親友に高橋一生がふんする。そのほか、藤原竜也、北村一輝、沢尻エリカ、池田エライザらが出演。


宝くじで3億円当たった男が幸せを探し求めるお話。借金地獄&家族との別居→3億円当選→親友に相談→親友が3億円を持ち逃げという天国と地獄の行ったり来たりの人生を送る一男。高額当選者の末路みたいな不幸話を期待していて展開があるかと思っていましたが、ストーリーに動きはあまり無く。主人公のどうしよう、どうしようっていう悩んでる姿ばかりを描いているので物足りなさを感じます。3億円当たったなら、まずは借金3000万円を返済するのが普通でしょう。しかし一男は長い間会っていなかった親友を訪ねて「この金どうしよう…」と悩み始める始末。いくら親友だからと言っても、11年も会っていないのにいきなり3億円当たったなんてぶっちゃける警戒心の無さ…。てか11年の会っていなかったら親友じゃないよね(笑)一男もそうですが、沢尻エリカ演じる十和子もそうです。訪ねてきた初対面の一男に「気に入った!」と言って部屋中にある10億円の隠し場所を教えるなんて、こちらも警戒心の無さ。
九十九と一男のモロッコ旅行の回想シーンが劇中で長々と描かれていますが、特に印象的なエピソードもなく、別にモロッコじゃなくてもいいんじゃないのという旅行でした。
大金を手に入れた時に、何を考えどう行動すればいいのか…もしも自分が3億円当たったらどうすれば正解なのかと考えるには良い映画だと思います。お金は人間を変えてしまうかもしれないが、お金自体の価値は何も変わらない。「お金は変わらない、人がお金を変えるのだ。」
あと、モロッコに行きたいを思える映画です(笑)

この作品の評価・・・・★★★★★☆☆☆☆☆(満点は★10)
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名探偵コナン ゼロの執行人

2018年10月17日 16時17分34秒 | 映画評論マ行
製作年:2018年
製作国:日本
日本公開:2018年4月13日
監督:立川譲
声の出演:高山みなみ,山崎和佳奈,小山力也,古谷徹,上戸彩,博多大吉,林原めぐみ
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東京サミットが開催される東京湾の新施設、エッジ・オブ・オーシャンで爆破事件が起こる。サミット前に爆破事件が起きたことと、全国の公安警察をコントロールする警察庁の秘密組織“ゼロ”に所属する安室透の不可解な動きに、コナンは違和感を抱く。そして、毛利小五郎が事件の容疑者として逮捕され……。
原作コミック、テレビアニメ、映画共に高い人気を誇るシリーズの劇場版第22弾。大規模な爆破事件の真相を追う江戸川コナンが、探偵、黒ずくめの組織のメンバー、公安警察という三つの顔を持つ安室透に振り回されながらも、逮捕された毛利小五郎の無実を証明しようと奮闘する。監督は、テレビアニメ「デス・パレード」「BLEACH ブリーチ」などに携わってきた立川譲。コナンの声を担当する高山みなみのほか、山崎和佳奈、小山力也、古谷徹らおなじみの面々がボイスキャストとして名を連ねている。

劇場版シリーズ第22弾。ここ数年は漫画もアニメも観ておらず映画だけなのでストーリーがどこまで進んでいるのか分かりませんが、安室透に振り回されながらも爆破事件の真相を追求するコナンたちが描かれています。話としてはここ数年の中ではまだマシなほうだと思います。相変わらずスケールのデカいことが起きていますが、犯人の動機も納得できる部分があったし、コナンの超人離れしたアクションも今回はまだ抑えたほうだと思うので、まだ観れたほうだと思います。でもまぁ線路を車で走ってて正面から列車が来たら何するのかと思えば、まさかの列車の側面走りは笑っちゃいました…。安室さんもなかなか超人離れしてらっしゃるのね(笑)普通に考えたら爆破で安室もコナンも死んでますからね!今回は公安関係の話なのでどちらかと言えば大人向けかもしれません。公安が何種類もあるとか子供には理解できないでしょう。
そろそろ初期の頃のガッツリ推理のコナン映画に戻ってほしい…と思ったら来年は怪盗キッドかぁ…無理そうですね。

この作品の評価・・・・★★★★★☆☆☆☆☆(満点は★10)
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パシフィック・リム:アップライジング

2018年10月16日 15時38分20秒 | 映画評論ハ行
製作年:2018年
製作国:アメリカ
日本公開:2018年4月13日
監督:スティーヴン・S・デナイト
出演:ジョン・ボイエガ,スコット・イーストウッド,ケイリー・スピーニー
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巨大兵器イェーガーを駆使する人類とKAIJUたちとの激闘から10年。今は亡き英雄ペントコストの息子でイェーガー・パイロットとしての活躍を期待されていたジェイクは、環太平洋防衛軍(PPDC)を去って違法なイェーガーのパーツ売買を行っていた。だが、戦地からイェーガーのパーツを盗んでいたアマーラと共に逮捕され、PPDCのパイロット養成施設へ送られる。そこで彼は義姉のマコに命じられ、イェーガー・パイロットの候補生の教官を務めることになる。
2013年に公開されたSFアクション『パシフィック・リム』のシリーズ第2弾。平穏を取り戻した地球に進化したKAIJUが再び出現し、人類と激闘を繰り広げる。監督はドラマシリーズ「スパルタカス」などに携わってきたスティーヴン・S・デナイト。『デトロイト』などのジョン・ボイエガ、『スクランブル』などのスコット・イーストウッド、『バベル』などの菊地凛子、『ちはやふる』シリーズなどの新田真剣佑らが出演する。

SFアクションシリーズの第2弾。今回の舞台は日本!KAIJUが再び出現し人類との死闘を繰り広げます。とにかく今回は中国資本が入っているせいなのか、中国推しがハンパないです…。中国が描く日本の街並みが酷いの何のって。もはやあれは中国だろ!とツッコミたくなるし、東京の隣に富士山があるなんて酷すぎます。ストーリーにも新鮮さは無く、よくあるアクションとよくある展開。前作のキャストはどこへやら…若手に一新したせいか物語が薄っぺらく感じてしまった。誰がどのイェーガーに乗っているのか分かりづらかった。そもそもパイロット2人体制って必要??(笑)監督が変わるだけで、こんなにのストーリーが変わってしまうものなのか…

この作品の評価・・・・★★★★☆☆☆☆☆☆(満点は★10)
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娼年

2018年10月08日 15時46分27秒 | 映画評論サ行
製作年:2018年
製作国:日本
日本公開:2018年4月6日
監督:三浦大輔
出演:松坂桃李,真飛聖,冨手麻妙,猪塚健太,桜井ユキ,小柳友
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大学生のリョウこと森中領は、バーのアルバイトに精を出していた。ある晩、ホストクラブで働いている中学時代のクラスメートの田島進也が、客の御堂静香を連れてリョウがいるバーを訪れる。
石田衣良の小説を、舞台でも組んだ三浦大輔監督と松坂桃李のコンビで映画化した衝撃作。退屈な生活を送っていた主人公が男娼となり、成長していく過程を描く。性描写に一切の妥協をしなかったという三浦監督のもと、『不能犯』などの松坂が体当たりの芝居を披露している。

主人公が男娼になり女性の欲望を満たしていく過程を描いた作品。今が旬の人気俳優である松坂桃李の見事な脱ぎっぷりが凄い!!本当にヤッてる!?と思うくらい。これはもはやアダルトビデオを見ているような過激な内容です。しかし松坂桃李にあまり色気を感じられず、初めのシーンは驚いたけど、その後は淡々としたセックスを見させられている印象。男性目線のセックスシーンなので美しいというほどではない。というかほぼセックスシーンしかない(笑)リョウが自身や周囲との関係に悩み苦しみながらも成長していく過程が、少々の笑いもありながら進んでいきます。観終わって考えると中身があるようで無いような感じ。ラストの母親のエピソードは必要ないかな…。もう少しリョウの生い立ちなどを描いてくれたら映画として良くなったかも。松坂桃李ファンにはたまらない映画でしょう
それにしても世の中、色んな趣味の女性がいるんですね(笑)

この作品の評価・・・・★★★★★☆☆☆☆☆(満点は★10)
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ワンダーストラック

2018年10月06日 15時55分13秒 | 映画評論ヤラワ行
製作年:2017年
製作国:アメリカ
日本公開:2018年4月6日
監督:トッド・ヘインズ
出演:オークス・フェグリー,ミリセント・シモンズ,ジェデン・マイケル
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1977年ミネソタで、母親を事故で失いおばに引き取られた少年ベンは、母の遺品の中に実父につながる手掛かりを発見する。その50年前の1927年ニュージャージーで、聴覚障害のローズは両親の離婚後、厳しい父親と暮らしていた。いつも一人ぼっちの彼女は、憧れの女優の記事をひそかに集めており……。
『キャロル』などのトッド・ヘインズが監督を務め、『ヒューゴの不思議な発明』の原作などで知られるブライアン・セルズニックの小説を映画化。二つの時代を背景に、2人の子供が大事なものを取り戻す旅に出る様子を映し出す。子供たちを『ピートと秘密の友達』などのオークス・フェグリーと、本作が映画初出演で自身も聴覚障害のあるミリセント・シモンズが演じる。共演は『アリスのままで』などのジュリアン・ムーア、『マリリン 7日間の恋』などのミシェル・ウィリアムズら。

別々の時代を生きる少年と少女の運命を描いた作品。1927年…両親が離婚し、耳が聞こえない孤独を感じる少女ローズは憧れの女優に会いにニューヨークへと向かう。1977年…母親を事故で亡くし祖母に引き取られた少年ベンは、生まれたから一度も会ったことがない実の父親と会うためにニューヨークの書店を目指す。2つ時代はそれぞれモノクロとカラーで描かれており、比べながら観ていくと楽しめます。また少年ベンも落雷で聴力を失っているので、ローとベンがどうにか相手に気持ちを伝えようとする姿が印象的。サイレント映画を観ているような感覚で色彩や音に相手に自分の気持ちを伝えることの大切さと難しさを感じられました。
ただ、ストーリーがなかなかの難解(笑)2人が時空を超えて出会うSF映画だと勝手に思っていたので、ちょっと肩透かしを食らいました。全体的にもう少しスッキリさっぱり出来ないものか…。母親が父親のことをあんなに隠す必要があったのか。雰囲気や空気感を楽しむ映画かな。

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ヴァレリアン 千の惑星の救世主

2018年10月05日 11時45分38秒 | 映画評論ア行
製作年:2017年
製作国:アメリカ
日本公開:2018年3月30日
監督:リュック・ベッソン
出演:デイン・デハーン,カーラ・デルヴィーニュ,クライヴ・オーウェン,イーサン・ホーク
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西暦2740年。宇宙の平和を守るため、銀河をパトロールしている連邦捜査官のヴァレリアンとローレリーヌ。アルファ宇宙ステーションに降り立った彼らは、長い時間をかけて規模を広げ、多種多彩な種族が共存している“千の惑星の都市”の繁栄を目にする。だがその裏にはある秘密が存在し……。
数々の名作を手掛けてきたリュック・ベッソンが監督と脚本を務め、人気SFコミックを実写化。宇宙の平和を守るエージェントたちが、ある宇宙ステーションの裏でうごめく陰謀に立ち向かう。『ディーン、君がいた瞬間(とき)』などのデイン・デハーン、『スーサイド・スクワッド』などのカーラ・デルヴィーニュ、『クローサー』などのクライヴ・オーウェンらが出演。銀河を股にかける冒険とそれを具現化した映像に期待。

リュック・ベッソンが描く銀河を駆け抜ける冒険劇。色彩が美しくて独特で異様で個性的なキャラクターたちがたくさん登場します。宇宙が舞台なので壮大なストーリーでしたが、話が広がり過ぎているような気がして少々グダグダ感がありました。千の惑星というタイトルのわりにはアルファという宇宙ステーションの中のことしか描いていないような…。スターウォーズやスタートレックを観てきた身としては、どこかで観たことがあるような映像がちらほら。映像は美しいから飽きることはないのだけど王道寄りの展開は新鮮味に欠けます。主人公2人にもあまり魅力を感じられず…。優秀と言われているけどアホでチャラくてやる気があるようには見えず…。なんでこの2人なのだろうか?そもそも壮大な宇宙で捜査官が2人だけなの?あまり深く考えずにサラッと観るくらいが丁度いい映画かなと思います。

この作品の評価・・・・★★★★★☆☆☆☆☆(満点は★10)
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クレイジー・リッチ!

2018年10月01日 21時43分33秒 | 映画評論カ行
製作年:2018年
製作国:アメリカ
日本公開:2018年9月28日
監督:ジョン・M・チュウ
出演:コンスタンス・ウー,ヘンリー・ゴールディング,ジェンマ・チャン,リサ・ルー
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ニューヨーカーのレイチェルは、親友の結婚式に出るためにシンガポールに行くという恋人ニックに同行する。ニックの家族と対面することも決まったレイチェルは、彼がシンガポールの富豪一族の御曹司だと知って驚く。レイチェルはニックの母親のエレナと会うが、彼女は自分たちの交際を良く思っていなかった。
ケヴィン・クワンの小説を原作にしたドラマ。恋人が不動産王の御曹司だと知った女性の物語が展開する。メガホンを取るのは『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』などのジョン・M・チュウ。ドラマシリーズ「フアン家のアメリカ開拓記」などのコンスタンス・ウー、『グリーン・デスティニー』などのミシェル・ヨーらが出演する。

大学教授の女性と不動産王の御曹司の恋模様を描いた全米大ヒット作品。主人公レイチェルは彼氏のニックの母親エレナと会うためにシンガポールに向かう。しかしエレナはレイチェルのことを良く思っていなかった…。日本で言うと「花より男子」のような王道ストーリーではありますが、シンガポールでの豪華な生活の様子を見てシンガポールに行きたいと思いました(笑)レイチェルはどうも美人には見えないのだけど強気な姿勢で困難に立ち向かっていく姿はとても素敵でした。大金持ちのお坊ちゃまでも一途に女性を愛するところも素敵!中国色全開の映画ですが嫌み感はありません。女性キャストが似たような顔でちょっと混乱しましたし、男性キャストは揃いも揃って上半身裸になって見事な肉体美を披露しています(笑)
ゴージャスなシンデレラストーリーなので新鮮味はありませんが、中国のお金持ちの生活を垣間見れる映画でした♪

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