股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ

2019年05月28日 15時31分18秒 | 映画評論カ行
製作年:2019年
製作国:アメリカ
日本公開:2019年5月31日
監督:マイケル・ドハティ
出演:カイル・チャンドラー,ヴェラ・ファーミガ,ミリー・ボビー・ブラウン,渡辺謙
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神話の時代に生息していた怪獣のモスラ、ラドン、キングギドラが復活する。彼らとゴジラとの戦いを食い止め世界の破滅を防ごうと、生物学者の芹沢(渡辺謙)やヴィヴィアン(サリー・ホーキンス)、考古人類学者のアイリーン(チャン・ツィイー)らが所属する、未確認生物特務機関モナークが動き出す。
『GODZILLA ゴジラ』『キングコング:髑髏島の巨神』に続く、“モンスター・ヴァース”シリーズの第3弾。ゴジラをはじめとする怪獣たちと、それに相対する人類を活写する。メガホンを取るのは『スーパーマン リターンズ』などで脚本を担当したマイケル・ドハティ。ドラマシリーズ「ブラッドライン」などのカイル・チャンドラー、『マイレージ、マイライフ』などのヴェラ・ファーミガ、『シェイプ・オブ・ウォーター』などのサリー・ホーキンス、『沈まぬ太陽』などの渡辺謙らが出演する。

ジャパンプレミアにて鑑賞。そういえば前作『GODZILLA ゴジラ』もジャパンプレミアで鑑賞したっけな。幼少期からのゴジラファンとしては楽しみにしていた作品です。とにかく怪獣たちのバトルが迫力凄い!「これぞゴジラ!!」と思えるくらい大暴れする怪獣たちの姿は幼い頃に観たゴジラシリーズを思い出させてくれました。2014年公開の『GODZILLA ゴジラ』よりは格段に怪獣映画として確立していました。ゴジラのテーマ曲が流れた時はゾワゾワしました(笑)本作ではゴジラの他、キングギドラ、モスラ、ラドンなどの人気怪獣も登場します。個人的にはモスラは僕が知ってるモスラではなかったです。どちらかと言えばバトラに見えた(笑)もう少しモスラの扱いや活躍を良くしてほしかったです。ゴジラはというと今回は人間っぽさを感じさせる場面がありました。とはいえ最後の覚醒するシーンはキングとしての貫禄がありました!
今回は渡辺謙演じる芹沢博士が結構な活躍をしてくれました。ゴジラに触れた瞬間は同じ日本人として「おおぉ!」って感じました。人間たちの愚かな行為が自然破壊に繋がっているというメッセージが伝わってきました。まぁストーリーはあってないようなもの。人間は地球にとって悪だから減らさなきゃという母親の考えは共感できませんね。悪党たちもちょっとバカっぽさがありますが続編が気になるところですね。

この作品の評価・・・・★★★★★★★☆☆☆(満点は★10)
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アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング

2019年05月26日 15時50分46秒 | 映画評論ア行
製作年:2018年
製作国:アメリカ
日本公開:2018年12月28日
監督:マーク・シルヴァースタイン,アビー・コーン
出演:エイミー・シューマー,ミシェル・ウィリアムズ,ローリー・スコーヴェル
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自分のルックスに引け目を感じていて、何事にも消極的なレネー(エイミー・シューマー)は、自分を変えるためにジムに通い始める。だが、ジムで頭を打って意識を失ってしまう。目覚めたとき、なぜか彼女は自分が超美人に変身したと思い込み、性格も前向きに変わっていた。
『エイミー、エイミー、エイミー! こじらせシングルライフの抜け出し方』などのエイミー・シューマーが主演を務めた女性賛歌。外見に対するコンプレックスを持つヒロインが、事故に遭って自分を絶世の美女だと勘違いする。ヒロインの上司を『マリリン 7日間の恋』などのミシェル・ウィリアムズが演じ、モデルのエミリー・ラタコウスキー、ナオミ・キャンベルらが共演。

外見にコンプレックスを持っていたヒロインが、頭を打って自分を美女だと勘違いしちゃうお話。よくある設定で、予想通りの先が読めてしまう展開でした。それでも主人公の茶目っ気たっぷりの自信たっぷりの行動が面白くて最後まで楽しんで観れました♪エイミー・シューマーの演技は最高です!頭を打ってある意味魔法にかかったレネーの日常は一変。何もかもが自分の思い通りになるような日々。だけどそんな中で大切なことを彼女は忘れていきます。それに気付いたのは再び現実の世界に戻ったとき。ありのままに生きることが本当の幸せであり、ありのままの自分を受け入れてくれる人こそが本当に大切な人なのだということ。よくあるストーリーでありながらも笑いあり涙ありの展開で、自分らしさとは何なのかをもう一度考えさせられる素敵な映画でした。

この作品の評価・・・・★★★★★★★☆☆☆(満点は★10)
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食べる女

2019年05月24日 18時10分52秒 | 映画評論タ行
製作年:2018年
製作国:日本
日本公開:2018年9月21日
監督:生野慈朗
出演:小泉今日子,沢尻エリカ,前田敦子,広瀬アリス,山田優,壇蜜,鈴木京香
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敦子(小泉今日子)は、古書店を経営しながら雑文筆家としても活動していた。古びた日本家屋の一軒家で暮らす彼女は、女性たちを招いておいしいものを好きなだけ食べる宴を開く。風采の上がらない中年男性との関係に戸惑う圭子(沢尻エリカ)、何かが足りない恋人に求婚されたことを悩む多実子(前田敦子)、恋愛で失敗ばかりしているあかり(広瀬アリス)らが集まり、敦子が振る舞う料理に舌鼓を打っていた。
脚本家として活躍する筒井ともみの著書を原作にしたドラマ。恋や仕事に奔走する8人の女性たちの日常から、食と性の問題を映し出す。メガホンを取るのは、ドラマ「3年B組金八先生」シリーズの演出を担当してきた生野慈朗。『空中庭園』などの小泉今日子が主演を務め、沢尻エリカ、前田敦子、広瀬アリス、山田優、壇蜜、シャーロット・ケイト・フォックス、鈴木京香らが共演する。

豪華女優陣が出演する、恋と仕事に奔走する8人の女性たちの日常を描いた本作。古びた日本家屋で暮らす敦子のもとには、様々な事情を抱えた女性たちが訪ねてきます。やっぱり女性向きの映画でした。恋の悩み、仕事の悩み、家族の悩みなどなど、女性なら共感できるのかなと思うポイントは多いです。タイトルの通り、料理がたくさん登場するのですが、美味しそうだけど特別魅力的ってほどじゃない料理ばかりでした(笑)最後に女優たちが卵かけご飯食べるのですが、それすら美味しそうに見えないというのが致命的。8人の登場人物を増やしてしまった結果、それぞれのエピソードが薄っぺらく感じてしまい、観終わってから「あれ?あのエピソードは完結したのか?」と疑問に思ってしまいました。特に壇蜜の話は必要なかったな…。女性たちがわいわい集まって楽しそうにご飯食べてる映画ってだけど印象。

この作品の評価・・・・★★★★★☆☆☆☆☆(満点は★10)
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山王町

2019年05月22日 21時01分07秒 | 国内旅々
1泊2日で山形県&新潟県へ行ってきました

きっかけは最近見た駅のポスター

山形県の羽黒山を知り「これは行きたい!!」と

ついでに友人からお勧めされていた新潟県の弥彦山も行ってみよう思いまして

方向も一緒だったのでまとめて2日間かけて行くことにしました

まぁ実際は結構離れていて移動距離は相当ありましたが…


1日目。新潟駅から特急いなほに乗車。奮発してグリーン車だよ


車内は2列+1列なので広々快適




席の前後に仕切りがあるので背もたれをMAXで倒してもご迷惑じゃありません


新潟駅で乗り換え時間僅かだったので事前に買っておいた駅弁(写真左)と意外と新潟駅で時間があったので買えちゃった駅弁(写真右)


新潟→鶴岡間の車窓。この日は快晴だったので日本海が綺麗に見えました♪


約2時間の特急列車の旅




そんでもって鶴岡駅到着




まずはずっと行きたかった加茂水族館へ。たくさんクラゲが展示されています♪


の前に…。クラゲ以外にも魚やウミガメやアザラシもいます










いよいよクラネタリウム





















個人的には↓のハナガサクラゲが一番好きかも。キレイ!


最後が巨大な水槽にクラゲがたくさん。癒されました♪来る価値ありますよー!


加茂水族館の滞在時間は約1時間。バスの本数が少ないため急いで羽黒山へ

見えてきました大鳥居


まずはバスで山頂へ










再びバスで山を下って五重塔近くの髄神門へ








やっと会えました国宝の五重塔。森の中にある五重塔は神秘的








山頂まで約2500段の階段がありますが、もちろん登ってません




昔の郵便ポスト。まだまだ現役です


帰りももちろん特急いなほのグリーン車


日本海に沈む夕日をちょうど見れました♪




そして本日の宿がある新潟駅に到着。夕飯はラーメンの人気店・三吉屋さんで


あっさりラーメンの中ではトップレベルの美味しさでした


翌日。新潟駅から出発です。


越後線からの弥彦線で弥彦駅へ向かいます


弥彦駅


駅から徒歩20分くらいでロープウェイの乗り場です。運良く途中でシャトルバスと遭遇


山麓から乗りまーす




この日も新潟県が快晴!越後平野がキレイに見えました


そして弥彦山の山頂へ到着!


日本海が一望です!うっすら佐渡島も見えました♪




パノラマタワーに乗りまーす


昭和感がすごい。他に誰も乗っておらず貸し切り


さらに100mの高さからの景色は絶景!




再びロープウェイで下山して弥彦神社でお参り






野生のヘビもおりました


駅まで戻る途中できんぴらだんご


からのパンダ焼き


弥彦駅から無料送迎のバスで弥彦温泉さくらの湯へ


温泉入浴+岩盤浴で1300円と破格のお値段!最高でした!
昼ご飯は新潟名物たれかつ丼。うんま!


約3時間半、たっぷり汗かいて温泉入ってのんびりして燕三条駅へ

夕飯は小嶋屋のへぎそば。こちらもうんまでした!


そして新幹線の中でみかん大福を食べる。冷凍すぎて歯にしみた…



これにて山形県&新潟県の旅は終わり。加茂水族館、羽黒山、弥彦山と行きたいとこ、まとめて3つも制覇出来たので大満足の旅でした


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500ページの夢の束

2019年05月21日 22時26分14秒 | 映画評論カ行
製作年:2017年
製作国:アメリカ
日本公開:2018年9月7日
監督:ベン・リューイン
出演:ダコタ・ファニング,トニ・コレット,アリス・イヴ,リヴァー・アレクサンダー
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『スター・トレック』について並外れた知識を持つ自閉症のウェンディ(ダコタ・ファニング)は、自分なりの『スター・トレック』の脚本を書くことが趣味だった。ある日、『スター・トレック』脚本コンテストの開催を知り脚本を書き上げるが、郵送だと締め切りを過ぎてしまうことに気付く。彼女は500ページの脚本を届けるため、愛犬と一緒にハリウッドを目指す旅に出る。
『リリィ、はちみつ色の秘密』などのダコタ・ファニングが主演を務めたハートフルストーリー。自閉症の少女が、脚本コンテストに参加するためハリウッドに向かう。共演は『リトル・ミス・サンシャイン』などのトニ・コレット、『スター・トレック イントゥ・ダークネス』などのアリス・イヴら。『セッションズ』などのベン・リューインがメガホンを取った。

自閉症の少女が脚本コンテストに参加するために旅に出るお話。天才少女だったダコタ・ファニングちゃんの演技力の高さに「良い女優さんになったなぁ」としみじみ。自閉症という難しい役を見事に演じ切っていました。なかなか周囲に理解されない自閉症のウェンディ。コミュニケーションが苦手だったり、こだわりがあったり、特定の分野に長けていたり。1人でロサンゼルスへ向かう旅の中で彼女は人間の様々な冷たさや温かさを学びます。それでも「スタートレック」の脚本コンテストのために懸命に目指す姿がとても素敵でした。観ていて気持ちが明るくなるようなお話でした♪大事なのは結果じゃない。一歩踏み出すことの大切さを学びました。
ただ、交通事故のその後、優しいおばあちゃんはどうなったのかが描かれていなかったり、パラマウント社の投函口に放り込んだ消印無しのウェンディの脚本を捜せなかったり、ちょっと気になるところはありますが、素敵なロードムービーでした♪チワワ可愛い!

この作品の評価・・・・★★★★★★★☆☆☆(満点は★10)
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グリンチ

2019年05月13日 17時16分58秒 | 映画評論カ行
製作年:2018年
製作国:アメリカ
日本公開:2018年12月14日
監督:ヤーロウ・チェイニー,スコット・モシャー
声の出演:大泉洋,杏,秋山竜次,横溝菜帆,宮野真守
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洞窟で暮らすへそ曲がりのグリンチは、山の麓で生活する村人たちに意地悪することを生きがいにしていた。愛犬マックスの純粋な愛情にも背を向ける彼は常に機嫌が悪く、孤独な日々を送っている。ある日、グリンチは村中の人々が大好きな“クリスマス”を盗もうと計画する。
実写映画化もされたドクター・スースの絵本を原作にした長編アニメ。ひねくれ者の主人公が、村人たちを困らせようとする。監督は『ペット』などのヤーロウ・チェイニーと『クラークス』シリーズなどに携ってきたスコット・モシャー。『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』などのベネディクト・カンバーバッチが声の出演を果たしている。


ひねくれ者のグリンチが村人たちを困らせようと色々なことを計画するお話。いじわるする時って、本当は羨ましかったり仲間に入れて欲しい時なんだよね。うんうん、なんか分かりますそういう気持ち(笑)思ったよりグリンチがひねくれ者じゃなかった。麓の村で行われるクリスマスの賑わいがとても素敵でした♪映像も綺麗で子供が見たら純粋に楽しめるでしょう。しかし子供向け過ぎるのが残念。都合よく話が進むのが大人からするとちょっと気になるところ。あれだけ悪さをしていたグリンチが、村人たちの一生懸命さを見てから急に心を入れ替えて更生するのが変ですよね。村人たちもグリンチを簡単に受け入れるのも変ですよ。終わり方も「ここで終わるの?」という最後。話を無理やり90分に引き伸ばしただけで内容はあまりありません。
吹替は良かったけどナレーションの抑揚が無い喋り方が気になりました。

この作品の評価・・・・★★★★☆☆☆☆☆☆(満点は★10)
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旅猫リポート

2019年05月10日 17時22分40秒 | 映画評論タ行
製作年:2018年
製作国:日本
日本公開:2018年10月26日
監督:三木康一郎
出演:福士蒼汰,広瀬アリス,大野拓朗,山本涼介,前野朋哉,竹内結子,高畑充希
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野良猫だったナナは交通事故に遭ってしまい、猫好きの人のいい青年・悟(福士蒼汰)に救われる。その後5年間、ナナは家猫として悟と仲良く暮らしてきたが、ある事情から彼は愛猫を手放す決意を固める。そして新たな飼い主を見つけるため、彼らは悟の親友や初恋の相手などを訪ねる旅に出る。
『イン・ザ・ヒーロー』『曇天に笑う』などの福士蒼汰を主演に迎え、有川浩のベストセラー小説を映画化したドラマ。新しい飼い主を探すため、日本全国を旅する主人公と彼の愛猫の姿を描写する。『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』でも有川の映画化作品のメガホンを取った三木康一郎が監督を担当。美しい日本の風景を背景に描かれる旅路が忘れ難い。

猫好きの青年と飼い猫のナナの旅を描いた本作。予告編を観てある程度のオチが分かってしまいましたが、予想以上に悲しいお話でした。主人公の悟が不幸続きで見ていられない。両親が事故死、本当の親じゃない、末期の病気…それでも愛猫のナナの可愛さに癒されるシーンも多々あり。家族を失った悟にとってナナは唯一の家族。悟もナナも最後まで傍にいたいと思う気持ちが伝わってきて切なかったです。死を覚悟した青年はナナを引き取ってもらえる人を捜しに旅に出る。仲間たちとの交流はほのぼのしています。実際に猫がこんな事を考えてたら面白いだろうなと思いながら観ていました。猫好きの人なら泣けるのではないでしょうか。ナナ役の猫ちゃんも名演技でした!

この作品の評価・・・・★★★★★☆☆☆☆☆(満点は★10)
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アベンジャーズ/エンドゲーム

2019年05月07日 22時54分07秒 | 映画評論ア行
製作年:2019年
製作国:アメリカ
日本公開:2019年4月26日
監督:アンソニー・ルッソ,ジョー・ルッソ
出演:ロバート・ダウニー・Jr,クリス・ヘムズワース,クリス・エヴァンス
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アイアンマン(ロバート・ダウニー・Jr)らアベンジャーズとサノス(ジョシュ・ブローリン)が戦った結果、全宇宙の生命は半数になってしまう。宇宙をさまよいながらスーツの開発を続けるアイアンマンをはじめ、生き残ったキャプテン・アメリカ(クリス・エヴァンス)やソー(クリス・ヘムズワース)らは再び集まり、サノスへの逆襲を始める。
『アベンジャーズ』シリーズの完結編で、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』でヒーローたちの前に立ちはだかったサノスとの戦いを描くアクション大作。人類の半数が失われた地球で、アベンジャーズのメンバーが再び壮絶なバトルを見せる。メガホンを取るのは、前作や『キャプテン・アメリカ』シリーズなどのアンソニー&ジョー・ルッソ。アイアンマンことトニー・スターク役のロバート・ダウニー・Jrらおなじみの面々が出演する。


※ネタバレ注意!!!


2008年の『アイアンマン』からスタートした「マーベル・シネティック・ユニバース(MCU)」。本作「アベンジャーズ/エンドゲーム」で21作品が公開されました。もちろん今後もMCUの関連映画は公開されますが、アベンジャーズとしての戦いは今回で完結です。21作品全て観てきた僕としては名残惜しいような、やっと終わってくれたという安堵のような複雑な気持ちです(笑)
せっかくなので関東初のDolby Cinemaを導入したMOVIXさいたまで3Dでの鑑賞。ドルビーシネマは、ドルビーの最新鋭シネマ技術。HDR表示を行なうDolby Visionと、立体音響技術のDolby Atmosを採用し、さらにシネマ体験に最適化されたインテリアカラー、空間デザイン、座席アレンジメントのシアターデザインも採用。これらが一体となって、「アクションやストーリーをより豊かに観客にお届けし、まるでスクリーン上の世界にいるような感覚を味わえる」という…だそうです。そのぶんかなりの強気な価格設定。たしかに音響がクリアで、座席も快適でしたが、3Dめがねが重い…いやっ本当に重い…。上映中、何度めがねが落ちてくるのを直したことか。話のタネに経験してみたのは正解でしたが、今後は普通の劇場で観ようと思います(笑)
さて、話がそれたので本題へ。上映時間180分。前作「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」で最強の敵サノスによって人類の数を半分にされてしまい、アベンジャーズのメンバーたちもほとんどが消されてしまったところから物語は始まります。前作までの作品を全て観てきた人でないと話にはついていけないでしょうね。やはりMCUシリーズの最後ということで今までのキャラクターたちが全員出演してくれています♪今までの関連作品を全て観てきた人にとっては全員集合は圧巻であり、もはや感動です!ただし、最後だからと色々と無理やりまとめた感が否めない印象…。キャラクター全員の話をするのは時間が足りなかったか。というかサノスがあっけなく倒されてしまったのは拍子抜け。最強の敵はどこへやら…。前作では最強の敵感があったのに、今回は小物感が。キャプテン・マーベルに力負けするサノスは見たくなかった(笑)やっぱりアベンジャーズで一番強いのはキャプテン・マーベルだと証明された瞬間でした。というかあれだけ強い力を持ってるのにインフィニティストーン集めには参加しないって何故なの??
前半のコミカルでグダグダ感に時間を取り過ぎて、後半の戦いシーンを濃くしてほしかった。特にソーの扱いは酷い!お腹タプタプで酔っ払いでマザコンキャラは求めていません!完結編でこんな事を長々と観たいわけじゃないのです!そしてサノスとの戦闘シーンを観ていると「あれ?これ前作のインフィニティ・ウォーでも似たようなシーンあったような…」と思ってしまいました。指パッチンで復活したキャラクターたちの扱いが雑だったような。もう少し細かく描いてくれても良かったかなと。いま流行りのタイムトラベルネタを入れてきたのは、ちょっと気になりました。しかし上映時間180分はそれほど長く感じませんでした(Dolby Cinemaの良質な座席のおかげかもしれないけど)。
劇中で死んでしまったブラック・ウィドウは今後新作が公開されるということで、どうやって生き返るのか楽しみですね♪何はともあれ、10年間も楽しませてくれたMCUシリーズには映画ファンとして感謝しかありません!ありがとうございました!

この作品の評価・・・・★★★★★★☆☆☆☆(満点は★10)
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マンディ 地獄のロード・ウォリアー

2019年05月06日 18時07分39秒 | 映画評論マ行
製作年:2017年
製作国:ベルギー
日本公開:2018年11月10日
監督:パノス・コスマトス
出演:ニコラス・ケイジ,アンドレア・ライズブロー,ライナス・ローチ
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レッド(ニコラス・ケイジ)は、人里離れた場所で最愛の女性マンディ(アンドレア・ライズブロー)と平穏な日々を過ごしていた。だがマンディに異常な執着を示すカルト集団に、目の前で彼女を焼き殺されてしまう。激怒した彼は自身の手で武器を作り、復讐(ふくしゅう)を誓う。しかし、その行く手を阻むように、不気味な姿をしたバイカー軍団が彼の前に現れる。
『ゴーストライダー』シリーズなどのニコラス・ケイジらが出演したホラー。妻を惨殺された男が、壮絶な復讐(ふくしゅう)を仕掛ける。監督は『ランボー/怒りの脱出』などのジョルジ・パン・コスマトス監督の息子のパノス・コスマトス。『シャドー・ダンサー』などのアンドレア・ライズブロー、『すべては愛のために』などのライナス・ローチらが共演。

妻を惨殺された男の壮絶な不空襲を描いた本作。名優ニコラス・ケイジ主演で、アメリカの有名映画レビューサイトロッテン・トマトでは最高値98%を叩き出した本作。どんなもんやと観ましたが、う~ん…理解しづらい…。妻の復讐をする男の話というのは分かるのだけどカルト教団?宇宙人?よく分からない人たちが最後まで何をしたいのか理解できませんでした。カルト教団のわりに人数少なめ。B級ホラーなのは間違いないのだけど、ここまで分かりづらい演出だと逆に芸術性す感じる(笑)ニコラス・ケイジの発狂っぷりは面白い。グロいシーンは多めだけど、話自体は淡々と進むので退屈。とりあえず良い意味でも悪い意味でも狂ってる映画です!
名俳優ニコラス・ケイジもここ数年はB級映画のちょい役ばっかり出てますね。どうしちゃったんだろ?

この作品の評価・・・・★★☆☆☆☆☆☆☆☆(満点は★10)
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春待つ僕ら

2019年05月05日 12時51分32秒 | 映画評論ハ行
製作年:2018年
製作国:日本
日本公開:2018年12月14日
監督:平川雄一朗
出演:土屋太鳳,北村匠海,小関裕太,磯村勇斗,杉野遥亮,稲葉友,泉里香,佐生雪
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春野美月(土屋太鳳)は、高校入学を機に友人を作りたいと思うが、なかなか周囲になじめなかった。ある日、アルバイト先で出会ったバスケットボール部の“イケメン四天王”浅倉永久(北村匠海)、若宮恭介(磯村勇斗)、多田竜二(杉野遥亮)、宮本瑠衣(稲葉友)と仲良くなる。イケメンたちに気に入られ彼女の日常が一変する中、幼なじみの神山亜哉(小関裕太)と再会。アメリカ帰りの彼は、有名高校のバスケ選手として活躍中で、美月に猛アタックを仕掛けてくるが......。
友達のいない女子高校生とイケメンバスケ男子が織り成す恋と友情をつづった、あなしんのコミックを実写映画化。クラスになじめないヒロインが、男子たちとの交流を通じて成長する姿を描く。主人公を『8年越しの花嫁 奇跡の実話』などの土屋太鳳が演じ、バスケ部の“イケメン四天王”に北村匠海、磯村勇斗、杉野遥亮、稲葉友、主人公の幼なじみに小関裕太がふんする。『ROOKIES』シリーズなどの平川雄一朗がメガホンを取った。

友達のいない女子高校生とイケメンバスケ男子が織り成す恋と友情を描いた物語。こんなような青春恋愛映画って今までも数十本観てきました。だいたい似たような展開で似たようなオチになるのですが、まさに今回も同じでした。冴えない女子がイケメン男子と恋に落ちて、帰国子女の幼馴染からも言い寄られて、ちょっとした壁にぶつかりながらも最後はハッピーエンド。あるある展開ばかりで驚きも新鮮さもありません。逆に言えば真面目な青春映画。土屋太鳳ってこんな映画ばかり出てるイメージ(笑)まぁ高校生ならでは爽やかな青春描写は素直に“うらやましい~!あの頃に戻りたい~!”と思いましたが、戻ったところでこんなキラキラした高校生活を送れるわけなんてなく…。コミックを実写化なんてこんなもんでしょう。無難に作られていると思います。そんなにバスケの練習していないのに、試合に勝ってるような違和感。花火大会で転がり落ちる土屋太鳳には笑いました。それにしても、大人になったあやちゃんは気持ち悪かったなー(笑)

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名探偵ピカチュウ

2019年05月04日 12時44分37秒 | 映画評論マ行
製作年:2019年
製作国:アメリカ
日本公開:2019年5月3日
監督:ロブ・レターマン
出演:ジャスティス・スミス,キャスリン・ニュートン,渡辺謙,ライアン・レイノルズ
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子供のころポケモンが好きだったティム(ジャスティス・スミス)は、ポケモンに関する事件の捜査から戻らないままだった父親のハリーが、事故で亡くなったと同僚のヨシダ警部(渡辺謙)から知らされる。人間とポケモンが共存する街、ライムシティにある父親の部屋を訪れたティムは、人間の言葉を話す名探偵ピカチュウに遭遇。ピカチュウは、ハリーが生きていると確信していた。
『ポケットモンスター』シリーズ初の実写作品となるアクションアドベンチャー。かつてポケモン好きだった青年が、父親を捜すために名探偵ピカチュウとコンビを組む。名探偵ピカチュウの声を『デッドプール』シリーズなどのライアン・レイノルズが担当するほか、ジャスティス・スミス、キャスリン・ニュートン、渡辺謙らが出演。監督を『ガリバー旅行記』などのロブ・レターマンが務める。

ポケモンシリーズでは初の実写化となる本作。ポケモン好きの少年が行方不明になった父親を見つけるために名探偵ピカチュウと手を組み、謎に挑む物語。字幕か吹替で迷いました…。西島秀俊がピカチュウの吹き替えをすることが発表されて“ちょっと聞いてみたい!”と思いましたが映画ファンとしてはライアン・レイノルズのピカチュウを見なければと思い字幕をチョイス!序盤は違和感を感じましたが慣れてくれは気になりません。テッドを観てるような感覚だった(笑)なぜピカチュウがおっさんの声なのかはラストで分かります。
さて本題に戻りまして。予告編を観たときはシワシワのピカチュウに“大丈夫かな?”と不安はありましたが実際に映画を観るとCG技術によって可愛いピカチュウに仕上がっていました。もちろん他のポケモンたちも良く作られていました。表情や毛のモフモフ感の再現度の高さはさすがハリウッド!知らないポケモンも数匹でてきたけど…。ただし、内容的には薄いです。子供向けに作られているせいなのか説明不足感が否めない。ティムが親と別れた理由もハッキリ見えないし、ミュウツーの生い立ちも描かれていない。“名探偵”ピカチュウと言っておきながら探偵らしいことはしていない。施設に簡単に侵入できてしまう。ライムシティの街並みはよく出来ているなと思いましたが、やっぱり初代ポケモンファンとしてはモンスターボールでゲットしたり、バトルシーンをたくさん見せて欲しかったので前半からのグダグダ感のまま最後まで行ってしまったのは残念。とりあえずミュウツー出しとけば良いんでしょって制作側は思っているのかなー。
ピカチュウが可愛いってだけの映画でした♪

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タリーと私の秘密の時間

2019年05月02日 15時11分17秒 | 映画評論タ行
製作年:2018年
製作国:アメリカ
日本公開:2018年8月17日公開
監督:ジェイソン・ライトマン
出演:シャーリーズ・セロン,マッケンジー・デイヴィス,マーク・デュプラス
OFFICIAL SITE

マーロ(シャーリーズ・セロン)は大きなお腹を抱え、娘サラ(リア・フランクランド)と息子ジョナ(アッシャー・マイルズ・フォーリカ)の世話に追われていた。聞き分けのいいサラと違い、落ち着きがないジョナのおかげでマーロは何度も小学校から呼び出される。夫ドリュー(ロン・リヴィングストン)は優しいが、家のことはマーロ一人に任されていた。
『ヤング≒アダルト』のジェイソン・ライトマン監督と脚本のディアブロ・コディ、オスカー女優シャーリーズ・セロンが再び組んだ人間ドラマ。3人目の子供が誕生して心も体も限界に達したヒロインが、ベビーシッターとの交流を通して復活する姿を描く。魅力的なシッターを『ブレードランナー 2049』などのマッケンジー・デイヴィスが好演している。

育児ノイローゼになった母親と、ベビーシッターとの交流を描いた本作。一生懸命に育児をして家事をして完璧な母親でいようとしたマーロはいつしか心身ともに疲れ切っていた。そんな彼女の前に現れたのがベビーシッターのタリー。仕事を完璧にこなしてくれるタリーの存在は、マーロにとってただのベビーシッターだけでなく何でも相談できる親友のような存在になっていきます。マーロが徐々に元気になっていき、一方でタリーの正体も明らかになっていきます。完璧な人間なんていない。子育てだってそう。正解なんてないけど、それでも100点満点の事をしようと頑張ってしまうから疲れたり悩んだりするのだろう。育児中のお母さんが観たら誰もが共感できる映画だと思いました。もちろん男性が観ても学べることが多いと思います。男性の自分からしたら夫の行動も分からなくもないのです。結末は切なくもありましたが優しい素敵な終わり方でした♪
体重を18kgも増量して撮影に臨んだシャーリーズ・セロンの女優魂には驚かされました!劇中での、だらしない体型を堂々と披露しています。さすが大女優!

この作品の評価・・・・★★★★★★☆☆☆☆(満点は★10)
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パーフェクトワールド 君といる奇跡

2019年05月01日 10時05分02秒 | 映画評論ハ行
製作年:2018年
製作国:日本
日本公開:2018年10月5日公開
監督:柴山健次
出演:岩田剛典,杉咲花,須賀健太,芦名星,マギー,大政絢,伊藤かずえ,財前直見
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インテリアデザイン会社で働く川奈つぐみ(杉咲花)は、ある日、設計事務所に勤める高校の先輩であり初恋の人である鮎川樹(岩田剛典)と再会する。樹は、事故によって車椅子の生活を余儀なくされていた。樹との恋愛はできないと思っていたつぐみだったが、彼の真っすぐさに触れ、かつての思いがよみがえる。一方、恋愛を諦めていた樹は、素直で優しいつぐみのことを少しずつ好きになっていくが......。
雑誌「Kiss」連載の有賀リエによるコミックを、『HiGH&LOW』シリーズなどの岩田剛典と『湯を沸かすほどの熱い愛』などの杉咲花の主演で実写映画化。車椅子生活を送る建築士と再会した高校の後輩との困難を抱えながらの恋愛を描く。監督は『流れ星が消えないうちに』などの柴山健次、脚本は『同級生』などの鹿目けい子が務める。

事故によって車椅子生活をする青年と、再会した後輩との恋愛模様を描いた作品。う~ん、なんでしょうね。障害者と健常者の恋ということで、まぁそうなって、そうなって、そうなるよねっていうお決まりの展開が最後まで続くので新鮮味はありませんでした。岩ちゃんと杉咲花が恋人同士っていうのも、なんか感動が薄れてしまう。つぐみが鮎川くんを招待されてもないのに元カノの結婚式に連れてくってどうなのよと思った(笑)それでも障害者の苦悩や、周囲の人たちの支えや偏見など、大変さや温かさは感じられて考えさせられる場面もありました。大切に思うからこそ、すれ違いや間違いも起きるのだろう。もう少し車椅子で生活する大変さをじっくり描いてくれていれば感情移入できたかもしれません。つぐみの心境も鮎川の心境ももっと細かく描いてほしかった。全体的に恋愛要素が強すぎて綺麗に作り過ぎかと。

この作品の評価・・・・★★★★★☆☆☆☆☆(満点は★10)
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