製作年:2018年
製作国:アメリカ
日本公開:2019年2月22日
監督:バリー・ジェンキンス
出演:キキ・レイン,ステファン・ジェームズ,レジーナ・キング,テヨナ・パリス
OFFICIAL SITE
1970年代のニューヨーク。19歳のティッシュ(キキ・レイン)は、小さいころから一緒に育ってきたファニー(ステファン・ジェームズ)と愛し合い、彼との子供を妊娠する。幸せな毎日を送っていたある日、ファニーが身に覚えのない罪で逮捕されてしまう。彼を信じるティッシュと家族は、ファニーを助け出そうと力を注ぐ。
第89回アカデミー賞作品賞受賞作『ムーンライト』などのバリー・ジェンキンス監督が、ジェイムズ・ボールドウィンの小説を映画化。『ムーンライト』でも組んだブラッド・ピットが製作総指揮に名を連ね、1970年代ニューヨークのハーレムで生活しているカップルの物語が描かれる。オーディションで選ばれたキキ・レインと、『栄光のランナー/1936ベルリン』などのステファン・ジェームズがカップルを演じる。
第89回アカデミー賞作品賞を受賞した「ムーンライト」のバリー・ジェンキンス監督作品。1970年代ニューヨークのハーレムで暮らす黒人カップルの姿を描いた本作。黒人差別が当たり前のように起きていた時代に、それでも深い愛で結ばれていたティッシュとファニーの2人。しかしファニーは無実の罪で投獄されてしまったことで歯車は狂い始めます。劇中では暴言や暴力はハッキリと描かれていません。それでもただ生活しているだけで差別や偏見に合う事の辛さや怖さがスクリーンから伝わってきます。「白人は悪魔だ」というセリフはこの映画のメッセージなのだろう。監督が伝えたいのは“黒人差別”ではなく、どんなに辛い状況でも愛すること大切さ、決して諦めないことの大切さなのだろう。家族や周囲の人々の温かさが素晴らしい。ラストの終わり方は「これが現実なのかぁ…」と。幸せな瞬間と絶望的な瞬間を交互に見せる演出はとても楽しめました。娘の恋人の無実を晴らすために奮闘する母役のレジーナ・キングの演技が良かった!アカデミー賞助演女優賞に期待ですね。劇中の音楽も良かったです♪
個人的には「ムーンライト」のほうが好みですが、本作もメッセージ性の強い素敵な作品でした。
この作品の評価・・・・★★★★★★★☆☆☆(満点は★10)
製作国:アメリカ
日本公開:2019年2月22日
監督:バリー・ジェンキンス
出演:キキ・レイン,ステファン・ジェームズ,レジーナ・キング,テヨナ・パリス
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1970年代のニューヨーク。19歳のティッシュ(キキ・レイン)は、小さいころから一緒に育ってきたファニー(ステファン・ジェームズ)と愛し合い、彼との子供を妊娠する。幸せな毎日を送っていたある日、ファニーが身に覚えのない罪で逮捕されてしまう。彼を信じるティッシュと家族は、ファニーを助け出そうと力を注ぐ。
第89回アカデミー賞作品賞受賞作『ムーンライト』などのバリー・ジェンキンス監督が、ジェイムズ・ボールドウィンの小説を映画化。『ムーンライト』でも組んだブラッド・ピットが製作総指揮に名を連ね、1970年代ニューヨークのハーレムで生活しているカップルの物語が描かれる。オーディションで選ばれたキキ・レインと、『栄光のランナー/1936ベルリン』などのステファン・ジェームズがカップルを演じる。
第89回アカデミー賞作品賞を受賞した「ムーンライト」のバリー・ジェンキンス監督作品。1970年代ニューヨークのハーレムで暮らす黒人カップルの姿を描いた本作。黒人差別が当たり前のように起きていた時代に、それでも深い愛で結ばれていたティッシュとファニーの2人。しかしファニーは無実の罪で投獄されてしまったことで歯車は狂い始めます。劇中では暴言や暴力はハッキリと描かれていません。それでもただ生活しているだけで差別や偏見に合う事の辛さや怖さがスクリーンから伝わってきます。「白人は悪魔だ」というセリフはこの映画のメッセージなのだろう。監督が伝えたいのは“黒人差別”ではなく、どんなに辛い状況でも愛すること大切さ、決して諦めないことの大切さなのだろう。家族や周囲の人々の温かさが素晴らしい。ラストの終わり方は「これが現実なのかぁ…」と。幸せな瞬間と絶望的な瞬間を交互に見せる演出はとても楽しめました。娘の恋人の無実を晴らすために奮闘する母役のレジーナ・キングの演技が良かった!アカデミー賞助演女優賞に期待ですね。劇中の音楽も良かったです♪
個人的には「ムーンライト」のほうが好みですが、本作もメッセージ性の強い素敵な作品でした。
この作品の評価・・・・★★★★★★★☆☆☆(満点は★10)