股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

ニュー・ワールド

2006年04月24日 00時09分31秒 | 映画評論ナ行
製作年 : 2005年
製作国 : アメリカ
2006/04/22公開
監督・脚本 : テレンス・マリック
出演 : コリン・ファレル,クリスチャン・ベイル,クオリアンカ・キルヒャー
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1607年、イギリスを出航した船が”ニュー・ワールド”北米ヴァージニアに到着する。しかしそこにはすでに、ネイティヴ・アメリカンの人々が暮らしていた。船には反乱罪で繋がれていたジョン・スミス大尉がいた。船長は彼の命を惜しみ、ネイティヴとの交渉役を託す。しかしスミスはネイティヴの戦士たちに囚われ、処刑されそうになる、その彼の命を助けたのが王の娘ポカホンタスだった。2人は恋に落ちるが、やがてスミスは砦に戻らなくてはならない日が来る。
25年間にわずか3本と超寡作ながらも、作品を発表する度に注目を集め、多くの俳優たちが出演を願うという監督、テレンス・マリック。その待望の新作は、アメリカ人なら誰もが知っているという、ネイティヴ・アメリカンの酋長の娘ポカホンタスの愛の物語。主演は俺が一番好きな俳優、コリン・ファレル。そして「バットマン・ビギンズ」のクリスチャン・ベール。物語の中心となるポカホンタスには新人のクオリアンカ・キルヒャー。この人はあんまり美人じゃなかったです
まず映画が始まって思う事は映像の美しさ。今年度アカデミー賞で撮影賞にノミネートされただけはある残念ながら受賞はできなかったけどね。映像の美しさに感動されて、脚本も期待しました。がっ...脚本がちょっとねぇまずテーマが恋愛なのか戦争なのかファンタジーなのかよく分かりません!!今までこの時代が舞台の映画って数本しか見たことなかったから、そこは良かったと思うけど、この時代にするなら「グラディ・エーター」とか「アレキサンダー」みたいに内容を複雑にすれば良いってもんじゃなくて、シンプルに男女の恋愛って感じに作って欲しかったもしくは新大陸を発見したって事に重点を置いて話を進めても良かったと思う話が複雑過ぎて途中で理解できなくなりました。主役2人がくっついたと思ったら離れたりして、見てて少々イライラしましたよwそれに何でコリン・ファレルが死ぬわけ!?主役っしょ!?最後はヒロインも白血病じゃないけど何とかっていう病気で死ぬしさぁ。見終わった後には何も残らないって映画です。周りの観客も“飽きてます”って雰囲気があったし。映像の美しさに力を入れ過ぎたかもね...。
結構、辛口な事言ってますけどぉ将来、映像関係の仕事に就きたい俺としては少しは勉強にもなった気がします。評価としては現在までに映画館で観た作品としては最下位の「サウンド・オブ・サンダー」と良い勝負かもしれませんがギリギリこっちが上って感じです。映画館で観たら後悔するよ♪

この作品の評価・・・・59点
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メゾン・ド・ヒミコ

2006年04月22日 17時54分54秒 | 映画評論マ行
製作年 : 2005年
製作国 : 日本
2005/08/27公開
監督 : 犬童一心
出演 : オダギリジョー,柴咲コウ
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わけあって借金を抱えてしまい、昼はしがない会社の事務員、夜はコンビニのバイトをして働く24歳の沙織は、いっそ風俗ででも働こうかと思い悩んでいる。身近に気になる男性もいるが、ままならず。そんなある雨の日、彼女のもとに若くて美しい男が訪ねてくる。青年の名はは岸本春彦。春彦は、沙織の父が癌で余命幾ばくもないと言い、父の経営する老人ホームを手伝わないかと誘う。沙織の父・照雄は幼い沙織と母親を捨て、ゲイバー「卑弥呼」の二代目を継ぎ、そして今は神奈川県の海岸近くにゲイのための老人ホームを作ったというのだ。そして春彦は、父の恋人だった。父を憎み、その存在さえも否定してきた沙織だが、破格の日給と遺産をちらつかされ、老人ホームの手伝いに行くことを決意する。翌日曜の朝、沙織はおそるおそる老人ホーム「メゾン・ド・ヒミコ」の門をくぐる。プチ・ホテルを改装した洒落た建物には、個性的な住人ばかりが暮らしていた。
卑弥呼の娘・沙織には、『着信アリ』『世界の中心で、愛をさけぶ』の柴咲コウ、ゲイの青年・春彦に、『血と骨』のオダギリジョー。日本映画のヒットメーカー2人が共演の作品。柴咲コウのスッピン姿が見れるのは貴重だ。この映画には柴咲コウはハマリ役だったと思う。話はゲイ映画と思いきやそこまでディープな話ではなく人間関係をテーマにした作品なので安心して見れる。ただ幾つかディープなシーンは含まれているのでそこら辺は早送りして観るべきだろうwゲイ役の人達の演技は自然な感じでうまかったと思うそして物語の重要ワード“ピキピキピッキー”!!これは映画を観た人じゃないと分からないっしょ。この“ピキピキピッキー”が話を展開させていく。全体的にほのぼのしてて、なかなか良い作品だったと思う....。がっ、あんまり盛り上がる所がなくて淡々と話が進んでいくんで途中で飽きる人が続出しそうw

この作品の評価・・・・59点
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SAW ZERO

2006年04月14日 00時34分47秒 | 映画評論サ行
製作年 : 2005年
製作国 : カナダ
監督 : ロビン・オウベール
出演 : フランソワ・シュニエ /イザベル・ブレ

失踪者が多発しているという謎の村の調査に向かった三流タブロイド紙の記者・フラヴィエン。ひとまずは友人のカメラマンと、老夫婦の経営するいい感じに寂れた宿にチェックインした。が、間もなくカメラマンは行方不明。しかもホテルの支配人は全くの別人となっていた。異様な雰囲気の村の中で、友人を捜索するフラヴィエンだったが…。
「SAWソウ」シリーズとは全く関係ないのでご注意を...。と言ってもパッケージだけ見れば「SAWソウ」のような感じに思えてしまって観たくなっちゃうよだいたいさぁ、こういうジャンルって白っぽいパッケージ多くねぇか?でっ、観ていて思ったんですがまさしくC級レベルの映画だと思います。ストーリー流れは悪くない気もするんですけど意味不明な所が多すぎて、ちゃんと観ていても分かりません。これがカナダ人には理解できると思うと恐怖ですw前半は良かったと思うけど中盤から全く話が分からなくないました。しかもセ○クスシーンは抱き合いながら浮遊してるしwこのシーンだけはもう映画とは言えないだろう。どっかのアーティストのプロモ見てる感じ。久しぶりにクソ過ぎる作品でした

この作品の評価・・・・18点
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名探偵コナン 水平線上の陰謀

2006年04月03日 23時32分47秒 | 映画評論マ行
製作年 : 2005年
製作国 : 日本
2005/04/09公開
監督 : 山本泰一郎
声の出演 : 高山みなみ,山崎和佳奈
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コナン、蘭、小五郎たち一行は、蘭の親友・園子に誘われ、豪華客船アフロディーテ号の処女航海に参加していた。優雅な船旅を満喫する面々だったが、そんな華々しい航海も一転、暗い影を落とすことに。アフロディーテ号を持つ八代客船の女社長・八代貴江が刺殺され、彼女の父親で同グループの会長・八代延太郎も船中から姿を消してしまったのだ。目暮警部率いる捜査陣がヘリで船に到着し、さっそく海上保安庁との合同捜査を開始するのだが・・・。
累計動員1700万人を突破している劇場版シリーズも、本作で第9弾となる。前々回の「迷宮の十字路」は2回観てやっと感動したけど、前回の「銀翼の奇術師」がクソだったので今回のはテレビで観ようと決意。
でっ今作なんですけど、結構良かったと思うよ。冒頭のシーンが完全にタイタニックをパクったという印象は強いですけど...。犯人が最初から分かってる設定なんだけどラストは面白い展開がある♪それと、ずっと小五郎は怪盗キッドだと思ってた。だってあんなに推理がさえてるのは変だもん。蘭だって、避難すりゃあ良いのに子供達の作った貝の首飾りを取りに行く勇気も凄すぎる。とくに今回は今までになく"命の大切さ"的な事を教えてくれる。 「人はどうして人を殺すの?」 「相手を思いやる気持ちが足りないからさ」 と当たり前の事だけどちょっと感動してしまった俺w終わり方も最近のシリーズの中では良かったと思うよ。今月公開の「探偵たちの鎮魂歌」も少し観たくなってきた...。

この作品の評価・・・・76点
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DOOM ドゥーム

2006年04月01日 17時36分37秒 | 映画評論タ行
製作年 : 2005年
製作国 : アメリカ
2006/04/01公開
監督 : アンジェイ・バートコウィアク
出演 : カール・アーバン,ザ・ロック
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火星・オルドゥヴァイ研究所のカーマック博士から、「極秘研究の被験体が脱出、至急ここを封鎖しろ」との救援要請が入った。状況は深刻な模様。サージ、リーパーら緊急対応戦略部隊の精鋭8人は、火星の古代都市への通路「アーク」を利用して、救援任務へと赴く。火星到着後、リーパーの姉・サマンサの案内で研究所の調査を開始すると、やがて血まみれのカーマック博士を発見。そして謎の巨大な影に遭遇する……。
未知の生命体との接触と戦闘、そしてその謎に迫っていくSFホラー・アクション。原作はFPS(一人称型シューティング)という言葉を定着させた、同名の大ヒットゲーム。"全米初登場ナンバー1"って言葉にやはり俺は弱いwバイオハザードと似てるんだろうなと思ってはいたが、やはり予想は的中w設定もストーリーも同じような感じです。しかしバイオハザードと違うのは次々と出てくる登場人物の名前が多すぎて誰が誰だか分からなくなります。こりゃあ2回以上観ないと完璧に覚えられないと思いました。カツヒコ・クマノスケ・タカハシだっけ?完全に日本を馬鹿にしてますねwクマノスケなんて名前今の時代付けないしこの脚本家も近年の日本ブームに乗りたかったみたいです
内容の方は、なかなか怪物が正体を見せず、隊員達もさっさと死ねば良いのになかなか死にませんwまぁ中盤からテンポ良く死んでったので良かったとは思いますけどでも怪物は出てくるけどイマイチ観客をビクっと驚かせようとする気持ちがないような気がしました。怪物もゾンビも怖さがあまり無かったし、ゾンビの集団が襲ってきた時だって銃乱射したら簡単に死んでったし...。ラストの方は怪物もゾンビも関係なくなって、人間同士の戦いっぽくなっちゃたんで一気にテンションが落ちた。だってさぁ、隊長が感染してない人まで殺す事なくね?しかも反対した隊員まで殺しちゃうなんてさぁ。こういうジャンルの映画だと隊長ってのは最後の3人ぐらいまで生き残ったらゾンビに食われるのがベストなのに
でもラストの方のFPS(一人称型シューティング)の視点を再現したシーンは映画界初としては良かったと思います。自分がその場にいるような気分になれたし。ただ、その時に流れていたロックっぽい音楽。これはあの場面では合わないと思いました。あのシーンでは無音の方がハラハラ感が出ていいのに....。全体を見れば"ゲームのイメージから抜け出せてない"って思いました。もうちょい映画っぽく作って、ゾンビとか怪物とか増やして最後まで隊員たちと死闘を繰り広げれば、かなり面白い作品になったのでは?

この作品の評価・・・・61点
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