股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

最高の人生の見つけ方

2008年05月26日 02時45分28秒 | 映画評論サ行
製作年 : 2008年
製作国 : アメリカ
2008年5月10日公開
監督 : ロブ・ライナー
出演 : ジャック・ニコルソン,モーガン・フリーマン,ショーン・ヘイズ
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自動車整備工のカーターと実業家で大金持ちのエドワードが入院先の病院で相部屋となる。方や見舞いに訪れる家族に囲まれ、方ややって来るのは秘書だけという2人には何の共通点もなかった。ところが、共に余命半年の末期ガンであることが判明し、カーターが死ぬ前にやっておきたいことをメモした“棺おけリスト”を見つけたエドワードはリストの実行を持ちかける。2人は周囲の反対を押し切って冒険の旅に出るのだった。
タージマハル、ピラミッド、ヒマラヤを周り、レーシングカーでの対決やスカイダイビングにも挑戦し、人生のグランド・フィナーレを豪勢に飾るのは、これが初共演となるジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマン。言わずと知れた当代切っての名優2人、最高に贅沢な配役である。彼らはニコルソン演じる富豪エドワードの資金力で次々に“棺おけリスト”をクリアしつつ、かけがえのない友情を築いてゆく。そして、それぞれが心から求めていたものを見出し、一番大切なことを再確認するのだ。この夢のような冒険譚をコミカルにそつなくまとめ上げたのは、『スタンド・バイ・ミー』『恋人たちの予感』のベテラン監督ロブ・ライナー。
ジャック・ニコルソン,モーガン・フリーマンというアカデミー賞俳優2人が出てるので、予想通りなかなか良かったです。余命半年と宣告された2人が棺桶リストに実行したいことを書いていき、それを1つずつ実現させていこうというお話。「死ぬまでにしたい10の事」と若干かぶるかもしれませんが…。スカイダイビングやカーレースなどなど、「結局は金じゃね?」と思うような事ばかりしてますが、最後に大切なのは金じゃないと感じました。主人公のカーターとエドワードは死ぬ前に最高の友達に出会えたことを互いに幸せだったんじゃないかな。自分がもし余命半年って言われたら…世界1周でもしたいですね~でも結局は金が必要だけど…(笑)「世界一の美女にキスをする」「エベレストに登る」というリストの場面ではウルっときましたね。その理由は…ぜひ映画をご覧ください!

この作品の評価・・・・79点
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ルイスと未来泥棒

2008年05月19日 14時45分43秒 | 映画評論ヤラワ行
製作年 : 2007年
製作国 : アメリカ
2007年12月22日公開
監督 : スティーヴン・アンダーソン
声の出演 : ダニエル・ハンセン,アンジェラ・バセット,トム・セレック
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養護施設で育ったルイスは、発明好きの12歳。だが発明が失敗し、大爆発を起こすことも…。問題児と見なされ、なかなか里親が決まらない彼は、ある日「ボクがママの顔を思い出せれば、ママを探せるかもしれない」と思いつく。連日連夜の奮闘の末、忘れてしまった記憶を呼び戻す“記憶スキャナー”を完成させたルイスは、科学フェアに出品。だがその会場で「怪しい男から君を守るため、未来からやってきた」という少年ウィルバーと出会い…。
世界初の長編アニメ「白雪姫」から70年。ウォルト・ディズニーが贈る最新3DCGアニメは、未来ファンタジーだ。ウィルバーに連れられ未来にやって来たルイスは、それぞれが思うがままに、自由に生きるウィルバーの家族と出会う。“未来”もディズニーの手にかかれば、まるでおとぎ話のように明るくて夢あふれる世界として描かれる。その自由な発想は、大人の観客も十分に楽しませてくれるはずだ。ルイスが立ち向かうことになる山高帽をかぶった謎の男・未来泥棒がまた、愛すべきキャラクター! ディズニー歴代の名悪役の系譜に、新たな名を刻んだ。現在と未来、時空を超えて大冒険するルイスだが、作品の根底には少年の家族を求める切ない願いが流れ続け、ラストには想像以上の感動が用意されている。
最近のディズニー映画の中では一番良いんじゃないでしょうか。実写映画「魔法にかけられて」なんかより、やっぱりディズニーはアニメーションの方が良いですね。家族愛や友情に、ラストは心が温まります。自分を捨てた母親を記憶を頼りに過去に戻るルイス。だけど大切なのは過去より未来だと知るルイス。”誰しも好奇心を忘れてはならない”というウォルト・ディズニーのメッセージが印象的でした!過去を後悔したって何も変わらない。未来のために今を生きることが大事なんだよね。「成功からは何も学べない。失敗から学んで進歩するのだ」という劇中でも言葉も感動でした♪子供だけでなく大人が観ても感動できる作品です!!!

この作品の評価・・・・80点
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ボビーZ

2008年05月18日 03時50分53秒 | 映画評論ハ行
製作年 : 2007年
製作国 : アメリカ
2007年11月17日公開
監督 : ジョン・ハーツフェルド
出演 : ポール・ウォーカー,ローレンス・フィッシュバーン,オリビア・ワイルド
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元海兵隊員のティムは、トラブルだらけの人生で、現在長期服役中の身。塀の中でも問題ばかりを引き起こす彼に、ある麻薬捜査の囮になる話を持ちかける。それは、かつてカリフォルニアで伝説として語られている男“ボビーZ”に成りすまし、事件解決に協力すること。成功すれば刑は帳消し。晴れて“ボビーZ”として自由の身になった彼に、次々に罠と謎が襲いかかる。麻薬王、ギャング、捜査官、そして遂には、本物の“ボビーZ”に追われるハメになり…。
『ワイルド・スピード』『イントゥ・ザ・ブルー』などで全米人気沸騰のクール・ガイ、ポール・ウォーカー主演作。人生大逆転のチャンスを手にした男の奮闘、をアクション満載、マリン・スポーツの醍醐味ふんだんで描く。監督は『2days/トゥー・デイズ』『15ミニッツ』の才人ジョン・ハーツフェルド。
アクション満載で飽きはしません。でも「だから何が言いたいの?」って感じの終わり方になってるのが残念アクション、お色気、家族愛を詰め込んだけど、全然それらがまとまってないのが分かりました。出てくる敵をバッサバッサ倒していくティムに多少の違和感を感じました。足に怪我してるくせにドア蹴り破ってましたし(笑)展開が上手くいきすぎてましたね。主演のポール・ウォーカーはマジでイケメンだぁルックスは良いんだから売れるかなと思うけど、なかなか良い作品に恵まれませんね実は「父親たちの星条旗」に出てることはあまり知られてない…

この作品の評価・・・・62点
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ベオウルフ/呪われし勇者

2008年05月17日 19時13分06秒 | 映画評論ハ行
製作年 : 2007年
製作国 : アメリカ
2007年12月1日公開
監督 : ロバート・ゼメキス
脚本 : ニール・ゲイマン,ロジャー・エイヴァリー
出演 : レイ・ウィンストン,アンソニー・ホプキンス,アンジェリーナ・ジョリー
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6世紀のデンマーク。フローズガール王が盛大な宴を催す中に、醜く巨大な怪物グレンデルが姿を現した。人々を虐殺したグレンデルに対し、王は褒賞を用意して討伐隊を募集。これに応じた戦士ベオウルフは、見事グレンデル撃退に成功する。戦勝を祝い再び華やかに繰り広げられる宴。しかし翌朝ベオウルフが目にしたのは、皆殺しにされた兵士たちの姿だった。彼はその犯人と思しきグレンデルの母親の元へと向かうが……。
英国文学最古の英雄叙事詩を、独自の解釈を織り交ぜて映像化。デジタルシネマ技術を駆使し、悠遠の昔のファンタジー世界をスクリーンに蘇らせた。前半の巨人グレンデルとの素手での一騎打ち、そして後半の飛竜との死闘とダイナミックで息を呑むシーンが続き、どちらも目が離せない。レイ・ウィンストンは勇者ベオウルフを時に荒々しく、人間臭く表現。ベオウルフを惑わす怪物の母を演じたアンジェリーナ・ジョリーは、その妖艶な魅力を最大限に発揮した。脇を固めるアンソニー・ホプキンス、ジョン・マルコビッチら個性派俳優のクセのある演技も見逃せない。それらが相まって、単なる英雄礼賛とは違う、深みのあるファンタジーに仕上がった。
映画館で見たかったけど3Dなんとかで1800円という高額料金だったので行けませんでした。CGだなんて思えないほど凄い映像でした!何でフルCGにした理由が分からんけど(笑)だって実写にした方がもっと迫力出た気がするんだよね。まぁロバート・ゼメキス監督だからCGが好きなんだろうね。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』『ポーラー・エクスプレス』もロバート・ゼメキス監督だったのね内容はデンマークで怪物グエンデルが暴れて人々を殺し、ベオウルフが助っ人で来てグエンデルを倒すが、今度はグエンデルの母親が出てきてまた人々を殺し、またベオウルフが退治しに行くっていう分かりやすいお話。ただ、もうちょいストーリー新鮮味が欲しかったですね。ラストもあのおっさんがどうなったのかよく分からんし…ドラゴンは手強いけど心臓小さくね?(笑)駄作とまではいかないけど、期待よりはガッカリって感じです

この作品の評価・・・・66点
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僕の彼女はサイボーグ

2008年05月15日 06時37分50秒 | 映画評論ハ行
製作年 : 2008年
製作国 : 日本
2008年5月31日公開
監督・脚本 : クァク・ジェヨン
出演 : 綾瀬はるか,小出恵介
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ひとりぼっちで過ごす20歳の誕生日。寂しい大学生ジローの前に、突然キュートな“彼女”が現れる。彼女と過ごした数時間は人生の中で最も輝ける時間となるが、突然彼女は姿を消してしまう。1年後の21歳の誕生日、ジローは再び彼女に出会う。似ているけれどどこか違う、“完璧”な彼女に。しかしそれは、決して起こるはずのなかった、運命を変えてしまう“恋”の始まりだった。
韓国のみならず、日本でも大ヒットを記録した『猟奇的な彼女』『僕の彼女を紹介します』のクァク・ジェヨン監督が、日本を舞台に、可憐だけどパワフルすぎる“彼女”とちょっと頼りない“僕”の、ピュアで切ないラブストーリーを誕生させた。“彼女”を演じるのは、ドラマ「世界の中心で、愛をさけぶ」や「ホタルノヒカリ」などで女優として輝きを増し続ける綾瀬はるか。初挑戦となるロボット役を体当たりで熱演している。いつも微笑みを浮かべている心優しい大学生ジローには、映画『キサラギ』『恋空』など若手実力派として活躍中の小出恵介。“彼女”を愛し続けるジローの一途さや優しさを繊細に演じている。
まさしく韓国ドラマのような、ちょっと大袈裟な作品でした。前半はなかなかのテンポの良さで、笑えました。無銭飲食や万引きはサイボーグとはいえ納得出来ませんが…。で、後半になると少しずつペースダウン大地震はさすがにやり過ぎだと思います。だって最近の建物ってだいたいが耐震構造にになってね?なのにあの崩れ方は異常でした。ジローの故郷のシーンは長すぎに思えたし。ジャンルとしてはアクションなのか、ラブストーリーなのか、ヒューマン系なのかよく分からず、どこで感動したらいいのか分かりにくかったですてか、綾瀬はるかってあんなにセクシーで可愛いかったっけ!?

この作品の評価・・・・67点
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ミスト

2008年05月14日 03時49分21秒 | 映画評論マ行
製作年 : 2007年
製作国 : アメリカ
2008年5月10日公開
監督・製作・脚本 : フランク・ダラボン
原作 : スティーヴン・キング
出演 : トーマス・ジェーン,マーシャ・ゲイ・ハーデン,ローリー・ホールデン
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激しい嵐が街を襲った翌日、湖の向こう岸に不穏な霧が発生していた。デイヴィッドは不安に駆られながら、息子のビリーを連れ、隣人の弁護士ノートンと街へ買い出しに向かう。3人がスーパーマーケットに入ろうとすると、店内は大混乱。外では軍人が歩き回り、サイレンが鳴り続ける。すると、ひとりの中年男が叫びながら駈け込んで来た。「霧の中に何かがいる!」と。店外を見ると深い霧が駐車場を覆っていた!
ホラーの巨匠スティーヴン・キング原作、鬼才フランク・ダラボン監督のコンビによる3作目。とある田舎町を嵐が襲った後、霧がゆっくり町を飲み込んでいく。そして時間の経過とともに判明していく、霧の中に生息するこの世のものとは思えない生物たち。スーパーマーケットの店内に閉じ込められた人間たちはいかにして生き延びようとするのか…。恐怖とパニックに直面した人間の行動、心理を鋭くえぐる描写が秀逸だ。中でも狂信的な女性ミセス・カーモディを演じたオスカー女優、マーシャ・ゲイ・ハーデンの演技は注目。センセーショナルなラスト、主人公たちのショッキングな“決断”は、全米公開時、さまざまな議論を呼んだという。
“スティーヴン・キング原作”それだけで「どうせ、つまらない…」と思いながらも少しの期待を持って観に行きました。たしかにスティーヴン・キングは凄い作家だと思うけど、それは過去の「ショーシャンクの空に」とか「グリーン・マイル」であって、最近の「ドリーム・キャッチャー」「シークレット・ウインドウ」は駄作なんだよねで本作「ミスト」なんですが、やはり中途半端な仕上がりでした(笑)同じような作品なら2005年の「ザ・フォッグ」という作品がありますが、やぱ“霧”って難しいテーマなのかなぁ。上映時間が2時間というわりには、無駄な部分が多くて長く感じました開始早々「霧の中に何がいるんだ!?」とワクワクしてたら出てきたのはタコの足?(笑)これが出てきた瞬間、B級映画確定しました。その後は外に出てはデッカい怪獣に食われていき、デッカい蚊や蜘蛛に殺されたりと、ただのモンスター映画みたいな感じです薬局でのシーンでは「さっさと逃げろよ!」と叫びたくなった(笑)何で怪獣がいるのかという説明も「政府の極秘実験で失敗して…」とかいう曖昧な説明で全然分からずイライラしてましたが、それ以上に宗教のおばさんがウザかったです!人間って極限状態になると宗教に頼っちゃうものなのだろうか?でも兵隊の青年が可哀相過ぎだよ生贄って何なのだろ??
で予告での“衝撃のラスト15分”なんだけど…別に衝撃でもなく、どちらかと言えばガッカリのラストでした(笑)だってもうちょい待てばみんな助かったのに…。しかも子供を残すのかと思いきや、ラストは自分だけ生き残るのかよ!?と今までの父親の行動からすると理解できませんでしたてか、あのままショッピング・センターに留まってれば助かったんじゃ?(笑)

この作品の評価・・・・59点
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キャプテン

2008年05月13日 01時40分37秒 | 映画評論カ行
製作年 : 2007年
製作国 : 日本
2007年8月18日公開
監督・脚本 : 室賀厚
出演 : 布施紀行,小川拓哉,中西健,岩田さゆり,小林麻央,菅田俊,宮崎美子
official site

墨谷第二中学に転校してきた谷口タカオは、野球部に入部して早々、全国大会3年連続優勝を誇る強豪・青葉学院にいたことを買われ、いきなりキャプテンに任命されてしまう。しかし、彼は球拾い程度の経験しかなく、初めての試合で下手なところを見せてしまい、部員から呆れられてしまう。そこで谷口は一念発起し、秘密の特訓を開始する。そして迎えた地区予選第一試合。9回2アウト一打逆転の好機に代打で登場した谷口は、奇跡の逆転ホームランを放った!信頼で結ばれた墨谷二中ナインが目指すは、あの青葉学院と決勝戦で戦うことだが…。
1972年。現実的で、欠点を持ちあわせ、魔球も無ければ、恋愛の要素を微塵も感じさせない、極めて等身大の中学生を主人公に描いた飾り気のない野球まんがが登場した。故・ちばあきお著の名作野球まんが「キャプテン」である。谷口をはじめとする代々の墨谷二中野球部キャプテンを主人公にしながらチームを追い続ける独特の作風で、青臭い中学野球のリアリズムを追求した本作品は「月刊 少年ジャンプ」(当時は別冊少年ジャンプ)で連載をスタートさせて以来、現在に至るまで、様々な世代を超えて愛され続けている。本作は、中でも特に人気の高い“谷口キャプテン時代”にスポットを当て、谷口の転入から、神社での父との猛特訓、ナインの成長過程から宿命のライバル・青葉学院との死闘までをこと細かに描いている。
よくあるスポーツ青春映画ですかね。皆さんセリフが棒読みだったのが気になりましたが、話の内容としてはなかなか良かったと思います。こういうスポーツ作品って、だいたい結末が予想出来ちゃうけど、それでも弱小の野球チームが思いを1つにして強豪チームに勝とうとする姿は良かったです♪『NEVER GIVE UP』の意味が伝わってきました!もうちょい青葉学院との試合を見せて欲しかったかなと思います…。2週間で新築を立てたってのは何だか無理があるかなと…。演技力を除けば、なかなかの作品だと思いますよ!

この作品の評価・・・・73点
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カタコンベ

2008年05月12日 03時39分09秒 | 映画評論カ行
製作年 : 2006年
製作国 : アメリカ
2007年10月6日公開
監督・脚本 : トム・コーカー,デヴィッド・エリオット
出演 : シャニン・ソサモン,アリシア・ムーア
official site

内気で神経質なヴィクトリアにとっての初めての海外旅行。ソルボンヌ大学に通う姉キャロリンは、パリへの旅が妹にとって良い薬になってほしいと、到着早々に彼女を悪名高き“パリの秘密”へと誘う。そこは華やかなパリに埋められた地下の闇。何世紀もの昔に張りめぐらされた300マイルに及ぶ地下の廃坑に、700万体もの遺骨が捨てられた巨大カタコンベ(地下墓地)だった。キャロリンは仲間とともに、現在も残るカタコンベに侵入し、過激なパーティを主催していた。暗闇への恐怖と、キャロリンの仲間に馴染めない不安を抱えたまま、ヴィクトリアは否応なしにパーティへ連れて行かれる。精神安定剤と強いアルコールで混乱し、パーティの途中で迷路に迷い込んでしまうヴィクトリア。運よくキャロリンが見つけ出すが、突然何者かが現れ…。
大ヒット「SAW」シリーズの製作陣が、実在する地下墓地を舞台に新たに仕掛けるサイコ・ハラスメントスリラー。主演は『ロック・ユー!』『悪霊喰』『ホリデイ』の若手スター、シャニン・ソサモン。グラミー賞に輝くロック界のスーパースター“PINK”ことアリシア・ムーアが共演。また、本作でハリウッド・デビューとなる、元X-JAPANのYOSHIKIがメインテーマソングを手掛けている。
パリの地下が墓地になっているなんて初めて知りましたこういう系の作品ってほとんど駄作なんだけど、うん…やっぱり今回も(笑)前半は地下っていう独特の密室の中で殺人鬼に追われるってところが凄くドキドキしたんだけど、何ですかあのオチは…!?「実は肝試ししてました!」的なオチなんだけど、あんだけ妹を怖がらせておいて姉は平然と「ただの遊びよ~」なんてよく言えるなで、彼氏(?)を殺されたから「あんたって最低!」って…おいおい、あれだけの恐怖を味わったら反撃に合うくらい予想出来たんじゃねぇの??(笑)そんで、最後は妹が…んー普通に殺人鬼に追われるっていう作品ならまぁまぁ楽しめたと思うけど、ラストで全てが台無しになった感じがします。

この作品の評価・・・・54点
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ワルボロ

2008年05月08日 01時01分14秒 | 映画評論ヤラワ行
製作年 : 2007年
製作国 : 日本
2007年9月8日公開
監督 : 隅田靖
出演 : 松田翔太,新垣結衣,福士誠治,木村了,城田優,仲村トオル,戸田恵子
official site

1980年代、ピストルの形をしたスラム一歩手前のショボイ町・東京都立川。この町の中学生は、毎日バカな喧嘩を繰り返してグダグダの人生に突入していくか、<立川脱出>のため懸命に勉強するかのどちらかだった。それまで勉強一筋だった中学3年生のコーちゃんは、授業中に幼馴染みのヤンキー・ヤッコと大喧嘩!鼻血は出るし恥ずかしいのに、不思議な解放感を得たコーちゃんは、この日から突然ヤンキーに転身。喧嘩三昧の日々に突入していく。
これまでクールな役柄が多かった松田翔太が、イメージを覆すツッパリ不良役で暴れまくる痛快青春映画。東京都立川市を舞台に、個性的な各校の不良グループが覇権争いを繰り広げる。とはいっても主人公コーちゃんとヤッコたちのグループは、喧嘩戦力外のメンバーを含んだ弱小グループ。他校から喧嘩を仕掛けられては、仲間を守るために必死で抵抗する日々なのだが…。主演の松田翔太、ヒロイン役の新垣結衣を始め、人気急上昇の若手俳優が勢揃い。さらに往年の不良映画でおなじみ仲村トオルが、主人公の叔父(武闘派ヤクザ!)を演じるのも心憎い。原作はゲッツ板谷の青春小説で、現在コミック版が週刊「ヤングジャンプ」で連載中の同名作。
似たような作品なら「クローズZERO」の方が良かったです。ただの喧嘩映画って感じでした全然話も進まないし、頑張れば30分ドラマにも出来ると思います「クローズZERO」の男気溢れる主人公たちとは違って、こっちの主人公は逃げてばっかりで格好いいとは言えません新垣結衣はちょこちょこ出てくるくらいで完全に脇役って感じがして勿体無いと思いました。2人の恋も何だかダラダラしてたし…。

この作品の評価・・・・63点
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P2

2008年05月06日 01時04分13秒 | 映画評論ハ行
製作年 : 2007年
製作国 : アメリカ
2008年5月10日公開
監督・脚本 : フランク・カルフーン
出演 : レイチェル・ニコルズ,ウェス・ベントリー,サイモン・レイノルズ
official site

クリスマスイヴのNY。残業を終えたアンジェラはホームパーティへ向かうために車に乗り込むが、エンジンがかからない。駐車場の警備員・トムに車を診てもらうが、やはりエンジンはかからなかった。しかもビルが施錠されていてしまい、外にも出られなくなってしまう。それを知り途方に暮れていたアンジェラは、直後、薬で何者かに眠らされる。そして気が付くと、そこには手錠をはめられた自分と、サンタ姿で微笑むトムがいた……。
夜のオフィスビル、誰もいない地下2階駐車場“P2”――この作品は、そんなごくありふれた場所から始まる恐怖と戦慄の物語。帰宅のために駐車場へと降りた1人の女性が駐車場警備員の魔の手にかかり監禁され、そこから逃げ出そうとする姿を、胃を締めつけるような映像と共に描いていく。いつも使う“当たり前の場所”が逃れられない地獄と化す様は、凶悪犯罪がどこでも起こりうる現代の社会事情を思わせる。暴力シーンはかなり残酷で、R-18指定を受けるほど。そうしたリアルな描写が、追い詰められていく女性の心理を鋭く伝える手助けとなっている。「エイリアス」のレイチェル・ニコルズの体当たりの演技も見どころだ。
このタイプの映画、前に何か見た事あるんだよなぁ~って思って自分のレビューを見直してたら「ノーウェイ・アップ」という作品でした。この「ノーウェイ・アップ」って作品は劇場未公開作品なのですが、地下駐車場で何者かに襲われるってところは本作と似ています。
さて今回の「P2」という作品。タイトル見た時は何がP2なのか分かりませんでしたが地下2階ってことだったのね見た感想ですが、予想以上に怖かったです。最初から警備員が犯人だと分かってしまうのは残念だったけど、それでも追い詰められる恐怖感がありました警備員はいわゆる変態ストーカーって奴ですが、警備員を殺して上司を惨殺してるのくせに女性はなかなか殺さないのが少し引っかかりました実際ならレイプして殺すってのが普通だけども…。それともう一つ気になったのがレイチェル・ニコルズの巨乳ですかねw逃げる度に揺れる巨乳は観客に対してのサービスショットなのかな?まぁなかなか面白かったので見る価値はありますよ。ちなみにR18指定でございます

この作品の評価・・・・78点
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相棒 劇場版 絶体絶命!42.195km 東京ビッグシティマラソン

2008年05月04日 11時20分08秒 | 映画評論ア行
製作年 : 2008年
製作国 : 日本
2008年5月1日公開
監督 : 和泉聖治
出演 : 水谷豊,寺脇康文,鈴木砂羽,高樹沙耶,岸部一徳,木村佳乃,西村雅彦
official site

現場に謎の記号が残される殺人事件が連続して発生。記号をチェスの棋譜と看破した警視庁特命係の杉下右京と亀山薫は独自の捜査に乗り出し、被害者全員に連絡を取っていた少女・やよいを割り出した。しかしやよいへの取調べは弁護士によって阻止され、捜査は行き詰ってしまう。そこで右京は事件に関連するサイトの管理人とメール交換によるチェス勝負に挑む。結果は右京の勝利。しかし投了図は、予期せぬものを示していた……。
人気刑事ドラマが満を持しての映画化。警視庁の窓際部署・特命係に所属する2人――切れすぎる頭脳を持つ杉下右京と熱血正義感の亀山薫が、巨大マラソンを巻き込んだ陰謀に挑む。ドラマ版のテンポの良さと緻密に練られたストーリーという長所はそのままに、アクションや舞台をスケールアップ。ドラマ以上の緊迫感を味わえる。セミレギュラーキャラが次々と登場したり、ドラマ版ではめったに見られない右京のアクションシーンが見られたりするなど、ドラマファンには垂涎の内容。もちろんそちらを全く知らない人でも問題なく楽しめる。謎解きと追跡の連続に魅せられて、あっという間に上映時間が終わってしまう作品だ。
ドラマから映画になった作品ってほとんどドラマ版を見てないです…。で今回もドラマ版を1話も見てなくて半分嫌々で見に行ったわけですが、いやぁ予想以上の出来でしたよ♪ドラマが良くても映画だと落ちるって作品が多い中で、この映画は緊迫感、犯人との心理戦、全てが上手くまとまってました前半は犯人との心理戦!犯人とチェスの試合をする右京さんがカッコよかった!!で後半になると犯人の気持ちに胸が熱くなりましたキャストもすごく豪華!!西田敏行の演技には何回かウルっときちゃいましたでも有森さんは出演しなくてもよかったんじゃ(笑)
犯人側の背景、政府が隠していた事実、ただの刑事モノというより人間が持っている“悪”の部分っていうのを感じられた作品でした。犯人が罪を犯した動機は理解出来なくもないけど、でもやっぱり復讐なんかじゃ解決されないんだよね…。日本でも何年か前に実際にイラクで日本人が拉致されたって事件があった事を思い出して、「遺族はこういうバッシングを受けてたのかなぁ」って思うと言葉が出てきません…。
なんか映画が良かったからドラマ版を見たくなりました。調べたらシーズン6まであるんですね長すぎるなぁ

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少林少女

2008年05月02日 00時40分34秒 | 映画評論サ行
製作年 : 2008年
製作国 : 日本=香港
2008年4月26日公開
監督 : 本広克行
出演 : 柴咲コウ,江口洋介,仲村トオル,岡村隆史,キティ・チャン
official site

中国での修行を終え、日本に少林拳を広めるために帰郷した桜沢凛。しかしかつて学んだ祖父の道場は廃墟と化し、先生と慕った岩井は町外れの中華料理屋の店長に収まっていた。凛は岩井に反発して朽ちた道場に1人寝泊りすることを選ぶが、ひょんなことから大学でラクロスをやることに。少林拳仕込みのパワーでラクロス部員たちのド肝を抜く凛。そしてそんな彼女の近くには、その力に目を細める怪しげな影があった……。
「踊る大捜査線」シリーズの亀山千広プロデューサーと本広克行監督のコンビに『少林サッカー』のチャウ・シンチーが加わって送り出す、痛快カンフーエンターテイメント。少林拳の達人・桜沢凛が、兄弟子の岩井やラクロス部の仲間たちの中で成長し、真の強さに目覚めていく姿を描く。主演の柴咲コウはこの作品のために1年間の武術特訓を敢行。さらに実際の撮影ではアクションシーンも吹き替えほとんどナシで臨むという気合いの入れ様だ。その結果、とても女優とは思えない見事なカンフーアクションを完成させた。彼女の脇を固める江口洋介、岡村隆史ら個性的な面々の演技も光る。ギャグに笑って、アクションでスカっと爽快になれる作品だ。
久しぶりに映画館で見た事をすごく後悔した作品でした。いやぁ~ホントにホントにつまらない(笑)素人でももう少し良く作れると思う!中国で3000日修行した少女が日本に帰ってきて少林寺をたくさんの人に広めるって言ってたのに、いつのまにかラクロスやってますが…まぁそれは良いとしても、最初からわけわかんないCGばっかりで退屈でした。そんで出てくる敵がまた微妙。仲村トオル率いる悪の軍団は一体何者なんでしょうか!?少女1人にあそこまで大人数で男が襲ってきたら普通は勝てませんよねでそれを凛が倒して仲村トオルと戦うわけだけど、戦う理由が「ホントに強い奴と戦いたいんだ」…って、えったったそれだけの理由で、中華料理屋を爆破させたりしたの!?んー全く共感できませんねそんで敵のくせに最後は凛と和解って(笑)敵って最後は死ぬもんでしょー!結局何がしたかったのか分かりませんでした。くだらなすぎて呆れちゃいましたね。キャストと主題歌が良いのがせめてもの救いか

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砂時計

2008年05月02日 00時36分54秒 | 映画評論サ行
製作年 : 2008年
製作国 : 日本
2008年4月26日公開
監督・脚本 : 佐藤信介
出演 : 松下奈緒,夏帆,井坂俊哉,池松壮亮,塚田健太,岡本杏理,戸田菜穂
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両親が離婚し、母の故郷である島根にやって来た14歳の杏。東京育ちの杏に、田舎の生活は不慣れなものであったが、口では厳しいことを言うが心根は優しい祖母や近所に住む同級生の大悟に支えられ、次第に村に溶け込んでいく。しかし、離婚後、祖母からの叱咤激励の言葉に追い詰められた母は、杏を置いて自殺してしまう。母の死を止められなかった自責の念と孤独に苛まれる杏に大悟は、「俺がずっと一緒におっちゃる」と約束する。
芦原妃名子原作の同名のコミックが映画化。「初恋」をテーマに、永い時間と複雑な状況を乗り越え、幼い恋を実らせた男女を描く。中学・高校時代の杏を『うた魂♪』の夏帆が、現代を松下奈緒が演じているが、10年以上の長い歳月を2時間の映画に収める演出・脚本は見事。母の死を止められなかったことを長い間悔やんでいる杏の苦悩も丁寧に表現されており、単なるラブストーリーから一歩踏み出した文芸作と言えるだろう。原作ファンの聖地でもある仁摩サンドスタジアムももちろん登場。出雲大社など島根県の景勝地でロケを行っているので、観光ガイドとしても見応えあり。監督は、『修羅雪姫』(01)、『LOVESONG』(01)の佐藤信介。
「あ~ん!」予告の中でこの台詞が印象的ですよね。予告が良さげだったので見に行ってきましたが、ん~何かダラダラ感がありましたね…純粋な少年と母親を失った少女の恋愛を描いてるんだけど、その割には話が複雑過ぎてました。過去と現在が行ったり来たりしてるから途中からよく分かりませんでしただったら前半1時間が過去で、後半1時間を現在って感じにしてくれればいいのに…。そんでもって内容も恋愛なのに結構暗いです。両親が離婚して、母親が自殺して、婚約破棄されて、杏も自殺するって重すぎですよあっ、それと、いなくなる人多すぎ(笑)『過去が未来になったよ』って台詞は好きですけど…

この作品の評価・・・・68点
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