股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

殺人の告白

2013年12月11日 20時35分52秒 | 映画評論サ行
製作年:2012年
製作国:韓国
日本公開:2013年6月1日
監督:チョン・ビョンギル
出演:チョン・ジェヨン,パク・シフ,キム・ヨンエ,チョ・ウンジ,オ・ヨン
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時効の成立後、イ・ドゥソクという男が、自分は15年前に世間を騒がせた連続殺人事件の犯人だと告白する。その後、暴露本を出版した彼はそのルックスの良さも味方し、一躍時の人として世間にもてはやされる。一方、ずっと犯人を追い続けてきたチェ刑事は、本の中にまだ解決されていない事件の真相の記述がないことを不審に思い…。
テレビドラマ「検事プリンセス」「王女の男」などで人気の俳優パク・シフが、初の映画主演をこなしたサスペンス。突然自らの罪を告白した美貌の連続殺人犯と彼を執拗に追う刑事、そして凶行によって愛する人を失った残された者たちの物語を丁寧に紡ぎ出す。タフな刑事を熱演するのは、『黒く濁る村』などのチョン・ジェヨン。犯人と刑事の緊迫感あふれる心理戦や、リアルで躍動感あふれるチェイスシーンに圧倒される。

連続殺人事件の時効後に真犯人が名乗り出てきて暴露本を出版する…被害者遺族からしたら、たまったもんじゃない。チェ刑事、イ・ドゥソク、そして遺族の考えや策略が交差する展開がとてもおもしろかったです♪犯人を殺すためにあんなに計画的な犯行をする遺族も凄い。途中までの心理戦から後半は一気に急展開を見せます。後半のテレビ局での生中継討論会でどんでん返しが驚きです!!サスペンスかミステリーなのかと思いましたが、途中からはカーアクション満載。このカーアクションが無駄に長くて必要ないかなと思いました。車のボンネットに乗ったりするのは、さすがにやり過ぎ感がある。あれは絶対死ぬって!(笑)でも最後まで見ごたえのある作品でした。ラストにチェ刑事が取った行動は良くないけど、日本映画にはない結末で個人的には好きでした。
邦画「藁の楯」とは比べ物にならないほど良かった。まだまだ映画界は日本<韓国ですね。傑作とまでは言えないが、やはり韓国映画って凄いと再認識させられる作品でした。で結局、暴露本には何が書いてあったのだろうか?

この作品の評価・・・・78点
コメント
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