製作年:2015年
製作国:日本
日本公開:2015年11月7日
監督:篠原哲雄
出演:佐藤浩市,本田翼,尾野真千子
official site
北海道旭川の地方裁判所判事だった鷲田は、覚せい剤事件の被告となった昔の恋人・冴子と法廷で再会。東京に妻子を置いてきた身でありながら、関係をよみがえらせてしまう。だが、その半年後に彼女を失って深く傷つく。それから25年後、鷲田は判事を辞め、妻子と別れ、釧路で国選弁護専門の弁護士として孤独な日々を送っていた。そんな中、担当することになった事件の被告人・敦子と出会った彼は、彼女に冴子の面影を見る。一方の敦子も鷲田に心を許し…。
「ホテルローヤル」で直木賞を受賞した、桜木紫乃の短編小説を原作にした人間ドラマ。判事だったころに体験した苦い出来事を引きずる55歳の弁護士が、孤独な25歳の女との出会いを経て再生していくさまを追い掛ける。メガホンを取るのは、『小川の辺』などの篠原哲雄。『壬生義士伝』、『ザ・マジックアワー』などの佐藤浩市、『アオハライド』などの本田翼が主人公となる男女を、『そして父になる』などの尾野真千子が男の人生に深く関わる人物を演じる。実力派たちの共演に加え、ロケを敢行した北海道釧路市の風景も見どころ。
辛い過去を引きずりながら生きる男が、孤独な女性と出会ったことで再生していく物語。北海道の美しい風景と、美味しそうな料理がたくさん出てきます。しかし本田翼の演技力の無さが目立つ…。こういう映画に演技力の無い役者をもってくると台無しになることは最初から分かっていることなのに何故。辛い出来事を経験した女性を演じるにはまだまだ彼女には早過ぎる。佐藤浩市と並ぶと余計に目立つんだよな。大人向きの映画ではあるので、静かに話は進んでいくのだが、妻子がいながらも浮気をして、その浮気相手が自殺して、妻とも離婚して、子供にも会おうとしないっていうのは、共感しずらい部分が多かったです。冴子の自殺の理由もよくわからなかったし。しかし過去に失敗したり辛い経験をしたからこそ、人はそこから多くのことを学び、それを次に生かそうとする。過去に誰かを救えなかったのなら、いま目の前で苦しんでいる人を全力で助けようとする鷲田は凄く共感する部分もありました。“生きているだけでいい”この言葉がとても印象的でした。あー、ヒロインが本田翼じゃなければなー
この作品の評価・・・・★★★★★☆☆☆☆☆(満点は★10)
製作国:日本
日本公開:2015年11月7日
監督:篠原哲雄
出演:佐藤浩市,本田翼,尾野真千子
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北海道旭川の地方裁判所判事だった鷲田は、覚せい剤事件の被告となった昔の恋人・冴子と法廷で再会。東京に妻子を置いてきた身でありながら、関係をよみがえらせてしまう。だが、その半年後に彼女を失って深く傷つく。それから25年後、鷲田は判事を辞め、妻子と別れ、釧路で国選弁護専門の弁護士として孤独な日々を送っていた。そんな中、担当することになった事件の被告人・敦子と出会った彼は、彼女に冴子の面影を見る。一方の敦子も鷲田に心を許し…。
「ホテルローヤル」で直木賞を受賞した、桜木紫乃の短編小説を原作にした人間ドラマ。判事だったころに体験した苦い出来事を引きずる55歳の弁護士が、孤独な25歳の女との出会いを経て再生していくさまを追い掛ける。メガホンを取るのは、『小川の辺』などの篠原哲雄。『壬生義士伝』、『ザ・マジックアワー』などの佐藤浩市、『アオハライド』などの本田翼が主人公となる男女を、『そして父になる』などの尾野真千子が男の人生に深く関わる人物を演じる。実力派たちの共演に加え、ロケを敢行した北海道釧路市の風景も見どころ。
辛い過去を引きずりながら生きる男が、孤独な女性と出会ったことで再生していく物語。北海道の美しい風景と、美味しそうな料理がたくさん出てきます。しかし本田翼の演技力の無さが目立つ…。こういう映画に演技力の無い役者をもってくると台無しになることは最初から分かっていることなのに何故。辛い出来事を経験した女性を演じるにはまだまだ彼女には早過ぎる。佐藤浩市と並ぶと余計に目立つんだよな。大人向きの映画ではあるので、静かに話は進んでいくのだが、妻子がいながらも浮気をして、その浮気相手が自殺して、妻とも離婚して、子供にも会おうとしないっていうのは、共感しずらい部分が多かったです。冴子の自殺の理由もよくわからなかったし。しかし過去に失敗したり辛い経験をしたからこそ、人はそこから多くのことを学び、それを次に生かそうとする。過去に誰かを救えなかったのなら、いま目の前で苦しんでいる人を全力で助けようとする鷲田は凄く共感する部分もありました。“生きているだけでいい”この言葉がとても印象的でした。あー、ヒロインが本田翼じゃなければなー
この作品の評価・・・・★★★★★☆☆☆☆☆(満点は★10)