製作年:2020年
製作国:アメリカ
日本公開:2020年12月23日
監督:ジョージ・クルーニー
出演:ジョージ・クルーニー,フェリシティ・ジョーンズ,デヴィッド・オイェロウォ
孤独な科学者オーガスティン(ジョージ・クルーニー) は、地球滅亡の日がすぐそこまで迫っているというのに、北極から動こうとしなかった。一方、宇宙船の乗組員サリー(フェリシティ・ジョーンズ)は、任務終了にともなって地球に帰還しようとしていた。そんな中、オーガスティンはサリーたちを乗せた宇宙船が地球に戻るのを、どうにかして阻止しようとする。
リリー・ブルックス=ダルトンの小説 「世界の終わりの天文台」を原作に描くSF。人類滅亡の危機にさらされた地球と、地球に帰還しようとする宇宙船を背景に物語が展開する。『オーシャンズ』シリーズなどのジョージ・クルーニーが監督・製作・主演を務め、『博士と彼女のセオリー』などのフェリシティ・ジョーンズや、『グリンゴ/最強の悪運男』などのデヴィッド・オイェロウォらが共演している。
人類滅亡の危機に瀕している地球と、地球に帰還しようとする宇宙船を舞台に描いた物語。科学者オーガスティンは一人きりと思っていたが、少女が取り残されていることに気付き、共同生活が始まります。サリーたちを乗せた宇宙船は任務を終えて地球に戻ろうとするのだが、オーガスティンとの交信の中で真実を知るのです。映像がとにかく綺麗!地上の映像も、宇宙の映像も相当な金が掛かってるなと感じさせます。地上の物語と、宇宙船内での物語が同時進行で進んでいき、どちらも危機的な状況に陥っていく展開は面白い。しかし、壮大な映像と物語のわりには話が全然進まずに淡々とし過ぎていました。見応えあるシーンが無い。ドキドキハラハラさせられる要素が弱い。地球に帰還する話をもう少し盛り上げてほしかった。もしくはエイリアンくらい出てきてくれたら良かったかな?(笑)取り残された少女をもっと上手く使えなかったのかなぁ。
ラストは切ない終わり方ではあるが、その後まで描いて欲しかった…。父から子へ、大切な人を守りたいというメッセージは伝わってくるのだけど…勿体ない作品でした。
この作品の評価・・・・★★★★☆☆☆☆☆☆(満点は★10)