股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

ディスタービア

2007年10月31日 23時18分19秒 | 映画評論タ行
製作年 : 2007年
製作国 : アメリカ
2007年11月10日公開
監督 : D・J・カルーソ
出演 : シャイア・ラブーフ,キャリー=アン・モス,デヴィッド・モース
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父の死が引き金となり、警察沙汰を起こして自宅軟禁処分を受けたケールは、暇つぶしのために軽い気持ちで近所の“覗き見ゲーム”をはじめる。美少女の水着姿、大人たちの秘密、お向かいさんの家庭事情…。ケールの覗き見ゲームはエスカレートしていくが、ある時血まみれのゴミ袋を引きずる人影を目撃する。同じ頃、付近では同じ特徴をした女性たちが次々と姿を消す行方不明事件が発生。それらの関係を疑い始めるケールは、やがて単なるお遊びでは済まされない、絶体絶命の危うい深みへと引きずりこまれていくことに…。
2007年4月に公開されるや3週連続NO.1を記録、シリーズ大作が次々と公開される中、堂々の10週連続トップ10入りという驚異的なロングランヒットを記録したスリラーもの。主人公ケールを演じるのは、本作がきっかけで『トランスフォーマー』の主役に抜擢された注目の大型若手俳優シャイア・ラブーフ。今後の出演作も超大作が目白押しで目が離せない。監督は『テイキング・ライブス』など、スタイリッシュな作品を生み出しているD・J・カルーソが務めている。
絶対面白い!と期待して観てきました。確かに面白い!だけどイマイチ新鮮さがありません話の展開がありきたりな設定だし、ラストは「やっぱりね」って感じの結末。それに彼女とのイチャイチャシーンが無駄に多かった気がします…。どーでもいいシーンが多いから作品自体のハラハラ感があまり感じられませんでしたどうせだったらチャイニーズの友達はあのまま殺された方が盛り上がったのでは?結局一番印象的だったのは冒頭の父と息子の会話シーンと事故シーンですかね。現代の最新機器を使って色んな仕掛けを作ったのは良かったと思います♪「トランスフォーマー」で一躍有名になったシャイア・ラブーフは今回の作品の役の方が似合ってた気もします。でもって隣人役のデヴィッド・モースは結構怖い窓からこっちを見てるシーンなんかはゾっとしますよ(笑)てか隣人のターナーさんの家って外観とは違って中がめっちゃデカくて驚きました。あんまり詳しいことは書けないのでぜひ劇場へ!

この作品の評価・・・・75点
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ウィッカーマン

2007年10月29日 18時36分03秒 | 映画評論ア行
製作年 : 2006年
製作国 : アメリカ
2007年9月1日公開
監督・脚本 : ニール・ラビュート
出演 : ニコラス・ケイジ,エレン・バースティン,ケイト・ビーハン
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カリフォルニア州の白バイ警官メイラスは、親娘の乗る車が事故で炎上する姿を目の当たりにして以来、精神的なダメージを負っていた。そんな彼にある日、失踪した婚約者ウィローから手紙が届く。娘のローワンが行方不明になっており、助けてほしいという。今でもウィローを想うメイラスは、一路ウィローの住むワシントン州の島サマーズアイルへと向かった。そこでメイラスは島の人々の不気味な雰囲気と冷たい視線を感じて……。
1973年に製作された同名のイギリス映画を元に作り上げられた、ショッキングなサスペンス・スリラー。謎めいた島で失踪した娘を追う警察官の姿を、どこか現実感の薄い映像で描いていく。舞台となるのは外界から閉じられた島・サマーズアイル。徹底した女尊男卑文化が広がるその島で繰り広げられる物語は、女性のしたたかさを空恐ろしい感覚とともに紡ぎ出す。主演のニコラス・ケイジは、主人公のメイラスを人間味あふれるキャラクターとして表現。心の動きを多少オーバー気味に演じることで、観客を作品に引き込んでいく。そして引き込まれた分、物語の終盤で彼の身に起こる出来事に対して、強烈な不快感を覚えることになるだろう。
サスペンスだと思ってみたらオカルト映画でした前半から謎な部分が多くて何を伝えたいのか全然分かりません。そもそもニコラス・ケイジが生贄にされた理由もわからんし、気味悪いと言うより後味悪いって感じの映画です(笑)ラストで主人公がああなっちゃうのは凄く後味が悪いですねやっぱり何だかんだで最後は正義が勝って欲しいもん。娘に殺されるなんてショックですなぁ~

この作品の評価・・・・52点
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バイオハザードⅢ

2007年10月25日 22時59分03秒 | 映画評論ハ行
製作年 : 2007年
製作国 : アメリカ
2007年11月3日公開
監督 : ラッセル・マルケイ
出演 : ミラ・ジョヴォヴィッチ,マイク・エップス,オデット・フェール
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ラクーンシティに広まったTウィルスの感染は、数年後には世界中へと広まっていた。アンデットに埋め尽くされた地上は砂漠と化し、わずかな生存者が限られた資源でその日暮らしをしていた。そんな状況下、ウィルス蔓延の元凶であるアンブレラ社による人体実験後、監視衛星に追跡されているアリスは、立ち寄ったガソリンスタンドで、赤いノートを手に入れる。ノートにはアラスカは感染が及んでいない安息の地だと記されていた…。
日本が生んだゲームの映画化第3弾。全米ではシリーズ最高のオープニングを記録。主演は勿論、ミラ・ジョヴォヴィッチ。アンデッドやゾンビ犬といった定番キャラに加え、ゲーム版では御馴染みのカラス、そして、アンブレラ社によって知能とスピードを向上させたスーパー・アンデッドが登場。更に最強の敵がアリスの前に立ちはだかるなど、今回はクリーチャーが充実。クリーチャーとの戦いの場は、撮影時に熱中症で倒れる人が続出したという砂漠。灼熱の地でミラ・ジョヴォヴィッチがしなやかなアクションを見せている。本作単体でも楽しめるが、やはり前2作を見ておいた方が無難。特に1作目とは密接に関係しているので、見ておくと良いでしょう。
そこまで好きなシリーズではないけど試写会が当たったので観てきました。ソンビの特殊メイクだけを見れば面白いけど作品自体の完成度を見ればそこまで高いとは言えません。っていうかシリーズ3作品、どれも似たような話なんだよね。あまり話が進んでないようにも思えます一応は今回で完結。なんだけど納得できる終わり方ではありません…。だってかなり中途半端な終わり方なんですもん。これからって時にエンドロールが流れて唖然としちゃいましたそれに人間食われすぎじゃないっすか??確かにゾンビたちが運動神経抜群で走ってくるから食われるのは仕方無いかもしれないけど、食われすぎてて逆に冷めた気がします。そんでボスキャラみたいな怪物も弱すぎるでしょ(笑)あんな簡単に罠に引っかかるなんて馬鹿にもほどがありますって途中途中はつまらなくてもラストだけはどうにか綺麗にまとめて欲しかったですね。アラスカに行った生き残った人たちは本当に助かったかすら描かれてないんですから

この作品の評価・・・・57点

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秒速5センチメートル

2007年10月24日 23時52分17秒 | 映画評論ハ行
製作年 : 2006年
製作国 : 日本
2007年3月3日公開
監督 : 新海誠
声の出演 : 水橋研二,近藤好美,尾上綾華,花村怜美
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小学校の卒業と同時に離ればなれになった遠野貴樹と篠原明里。二人だけの間に存在していた特別な想いをよそに、時だけが過ぎていった。そんなある日、大雪の降るなか、ついに貴樹は明里に会いに行く…。貴樹と明里の再会の日を描いた『桜花抄』、その後の貴樹を別の人物の視点から描いた『コスモナウト』、そして彼らの魂の彷徨(ほうこう)を切り取った表題作『秒速5センチメートル』、三本の連作アニメーション作品。
第59回毎日映画コンクールアニメーション映画賞受賞をはじめ、国内外で高い評価を受けた前作『雲のむこう、約束の場所』から2年、新海誠監督の待望の最新作『秒速5センチメートル』がいよいよ公開。新海監督がいちばん描きたかったものを凝縮した本作は、制作体制の面でも新海監督自身の原点に立ち返り、完全少人数制のもと細部まで監督本人が手を入れていくという、いわば個人スタジオ体制での制作で進行。そして主題歌には、現代を生きる人々にとって普遍性のある楽曲として山崎まさよしの「One more time, One more chance」新海作品の情感あふれる映像に、切なくも美しいメロディーが響き、心を揺さぶられずにはいられない、極上の連作短編アニメーションとなった。
意外にも普通のストーリー。珍しくもない本当に普通の話で、主人公とその恋人が卒業と同時に引越ししたり、数年後に会ったりと、ありきたりな話。まぁ普通なら良いんだけど、どうもこの主人公の男の子は精神的に病んでるというか(笑)もうちょい明るい話にして欲しかったかな。でも映像が凄く綺麗で純粋な気持ちになれる作品だと思います!てか考えてみたら山崎まさよしの曲のために作られたイメージ作品にも思える(笑)

この作品の評価・・・・67点
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バタフライ・エフェクト2

2007年10月24日 18時34分29秒 | 映画評論ハ行
製作年 : 2006年
製作国 : アメリカ
2007年10月13日公開
監督 : ジョン・R・レオネッティ
出演 : エリック・ライヴリー,エリカ・デュランス,デヴィッド・ルイス
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設立されたばかりの企業で、ビッグプロジェクトを担うニック・ラーセン。恋人ジュリーの誕生日を祝うため、親友カップルと郊外でピクニックを楽しんでいた途中、会社から「すぐに出社しろ」と電話が入る。仕事を優先したニックは、渋る仲間を車に乗せ街に引き返すが、途中で交通事故を起こしてしまう。1年後。たった1人生き残ったニックは、仕事しかない孤独な人生を送っていたが、激しい頭痛に襲われた直後、事故を起こした日に引き戻され…?!
本国アメリカはもちろん、日本でも口コミで評判が広まり、大ヒットした『バタフライ・エフェクト』の続編。過去へ戻るたびに予想もつかない現実が現われるユニークな作風はそのままに、独立したオリジナル・ストーリーになっているので、前作が未見でも十分に楽しめる。アシュトン・カッチャーから主演を受け継いだのは、TVシリーズ「Lの世界」で人気を博すエリック・ライヴリー。日本ではほぼ無名の俳優だが、過去に戻る特殊能力を持ちながら煩悩に振り回され失敗を繰り返す、人間くさい主人公を好演している。SFテイストのサスペンスだが、根底にあるのは人間の欲深さと切ないラブストーリー。ラストには、思いもよらない感動が待ち受ける!
大ヒットした前作と比べると有名な俳優も出ないし、似たような前回とストーリー展開は同じような感じなので日本では話題にもなりませんでしたねまぁ話は難しくなく、愛する人を助けるために過去にタイムスリップするので気楽に観れます。でももう少し工夫が欲しかったかな。そもそも、あれくらいの事故で3人も死ぬのかって疑問に思いますパート2と言っても続編ではないので安心を!でも前作が面白かっただけに、シリーズ物として思われちゃうのが残念ですね今回は1作目の足を引っ張ってるだけの作品にしか思えません

この作品の評価・・・・59点
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名探偵コナン 紺碧の棺(ジョリー・ロジャー)

2007年10月21日 03時19分00秒 | 映画評論マ行
製作年 : 2007年
製作国 : 日本
2007年4月21日公開
監督 : 山本泰一郎
声の出演 : 高山みなみ,山崎和佳奈,神谷明
official site

太平洋に浮かぶ“神海島(こうみじま)”。古くからそこには、海の底に眠る古代遺跡“海底宮殿”と、300年前に実在した2人の女海賊が遺した財宝の伝説が語り継がれていた。神海島へバカンスに訪れたコナンたち一行は、財宝探しに集まったどこか不審な影のあるトレジャーハンターたちと出会う。そんな中、海底宮殿を探検していたハンターの1人が、鮫の群れに襲われ死亡する。事件のにおいを感じ、コナンは捜査を開始する……。
青山剛昌原作「名探偵コナン」は、週刊少年サンデーで絶賛連載中の大人気スーパーコミック。よみうりテレビ・日本テレビ系列で大人気放送中のアニメシリーズ、そして、GW恒例の劇場版シリーズは、2006年にともに10周年を迎え、高視聴率、大ヒットを記録した。そして2007年。コナンシリーズの新たな歴史がスタートする。最新作「紺碧の棺(ジョリー・ロジャー)」は、本格推理はもちろん、歴史ミステリーと冒険アクションが満載の、ゴールデン・ウィーク最高のエンターテインメントだ。スクリーンでしか味わえない迫力のスケール感を、絶対に見逃すな!
映画版コナンも11作目ですか…。そろそろ黒の組織と本格的に対決して感動のフィナーレにしても良いと思うのだけど、今回もわざとらしく御一行で旅行に出かけて、運よく事件に巻き込まれます。今回はストーリー的にはコナンより蘭と園子が主役って感じもするけど結局はコナンが良いとこ取りしてる感じがしました(笑)そして毎回思うけどコナンの運の強さまぁコナンが死んだら作品自体終わっちゃうけど、もう少し危機感を感じさせて欲しかったですね。そんで意外なトリックとか犯人とかを期待してたけど、途中で何となく犯人は誰か分かっちゃいましたし…。まぁ今回の作品は微妙なんだけど、何やかんやで来年のも再来年のも見ちゃうんですよねぇ(笑)

この作品の評価・・・・69点
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インベージョン

2007年10月20日 17時07分49秒 | 映画評論ア行
製作年 : 2007年
製作国 : アメリカ
2007年10月20日公開
監督 : オリバー・ヒルシュビーゲル
出演 : ニコール・キッドマン,ダニエル・クレイグ,ジェレミー・ノーサム
official site

精神科医のキャロル・ベネルは、元夫タッカーから、息子オリバーへの面会要求を受けていた。離婚してから全くオリバーに興味を示さなかったタッカーの突然の要求に戸惑うキャロル。その頃、彼女の周囲で不可思議なことが起こり始める。夫が別人になってしまったと訴える患者、謎の言葉を発しながら車に轢かれる女性、その事故の目撃証言を要らないという警官。そんな中彼女はオリバーをタッカーの元へと送り出すのだが……。
隣人たちが外見はそのままに、いつの間にか中身だけ、感情を持たない“別の何か”に変わってしまう。そしてその変化が自らにも起ころうとしている――そんなジリジリと追い込まれていく状況の中で、かけがえのない息子のために戦う母親の姿を描いたSFサスペンス。息子を愛し、守るために、文字通り不眠不休で行動する母親キャロルを、ニコール・キッドマンが力強くも繊細な演技で表現。キャロルを愛する医師・ベンを演じたダニエル・クレイグも好演を見せている。感情を失った人間だらけの街の映像はリアルで、うすら寒い恐怖を感じさせる。そしてそれ故に感情の温かさ、大切さを思い出させてくれる作品だ。
予告を観る限りでは面白そうだけど結局はソンビのような、映画「パラサイト」とほとんど似たような作品でした正体不明の生命体が墜落したスペースシャトルから地球に来て人間たちを侵略していくわけですが、この生命体が結局何者なのかは分からず「戦争のない平和な世界を作るのだよ」とか言ってるけど、アンタらに感情まで支配される方がもっと怖いですって(笑)でもソンビのように「ウゥ~ウゥ~」とか言ってゆっくり襲ってくるような馬鹿な生命体じゃなく、意外と知的で走って追いかけてきたりするので、結構観ていて飽きません。ベタな話だしラストをもう少し深く掘り下げて欲しかった気もしますが、何だかんだで結構楽しめました。意外と観る価値アリかもよ!?世界で戦争が無くなるのは良い事だけど、みんなが無表情で暮らすってのも不気味ですね…

この作品の評価・・・・82点
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ALWAYS 続・三丁目の夕日

2007年10月19日 22時51分10秒 | 映画評論ア行
製作年 : 2007年
製作国 : 日本
2007年11月3日公開
監督 : 山崎貴
出演 : 吉岡秀隆,堤真一,小雪,堀北真希,薬師丸ひろ子,三浦友和
official site

昭和34年春。東京オリンピックの開催が決定し、日本が高度成長時代に足を踏み入れることになるこの年。黙って去っていったヒロミを思い続けながら、淳之介と暮らしていた芥川のもとに、川渕が再び淳之介を連れ戻しにやって来る。人並みの暮らしをさせることを条件に淳之介を預かった芥川は、安定した生活をするために、またヒロミに一人前の自分を見せるために、一度はあきらめていた“芥川賞受賞”の夢に向かって再び純文学の執筆を始める。一方、鈴木オートでは、六子も一人前に仕事をこなせるようになり、順調に取引先が拡大し始める。そんなある日、鈴木家に新しい家族が加わって…。
2005年11月に公開され、年末から春先にかけて多くの人々の熱い支援に支えられ異例のロングラン、興行収入、観客動員を記録した『ALWAYS 三丁目の夕日』。多くの続編を望む声に応え、約1年の開発期間を経ていよいろ動き始めた本作。昭和の完全再現に多くの称賛の声が上がった前作よりも、それ以上のVFX技術によりさらにスケールが広がった昭和の世界が作り上げられた。吉岡秀隆、堤真一、小雪、堀北真希、もたいまさこ、三浦友和そして薬師丸ひろ子らの出演陣、監督・脚本・VFXの山崎貴をはじめ、前作と同じキャスト・スタッフに新たな豪華出演メンバーも加わり、あらゆる世代が共感する“感動と希望の物語”が生まれる。
試写会で鑑賞。設定では前作から数ヵ月後の話だけど淳之介役の子、声太くなったなぁ(笑)前作が素晴らしかったので今回も期待しましたが、自分的には前作を越える感動だったと思います!話は前作の続きなので、一緒に行った友人みたいに前作を観ていない人が本作を観てもよく分からないですよ。後半は特にね前回は感動をメインにしてた感じがあったけど今回は泣きより笑いをメインにしていて笑いっぱなしです。ただし笑いはあったけど脚本に工夫が感じられなかったのが残念前回が良かっただけに今回はもっと波乱万丈にして欲しかった気もします。登場人物それぞれの話があるけど、それが広がり過ぎていてどれをテーマにしているのかが薄れてたと思いますね。でもラストの茶川が書いた文章にちゃっかり泣かせてもらいましたなんだかんだ言って自分は満足です!主題歌、BUMP OF CHICKENの「花の名」も作品と良く合ってました昭和って時代も良いもんですね

この作品の評価・・・・87点
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13/ザメッティ

2007年10月17日 23時56分31秒 | 映画評論サ行
製作年 : 2006年
製作国 : フランス
2007年4月7日公開
製作・監督・脚本 : ゲラ・バブルアニ
出演 : ギオルギ・バブルアニ,オーレリアン・ルコワン,パスカル・ボンガール
official site

セバスチャンは、屋根の修理で得るわずかな収入で家族を養っていた。ある日、仕事先の家主フランソワの下に友人が金の無心に来た。セバスチャンに払う修理代さえままならないフランソワだったが、大金を手にする方法があると、妻や友人たちに漏らしていた。数日後、その方法を告げる“封筒”が届くが、日頃から麻薬漬けのフランソワは、過剰摂取で死んでしまう。儲け話が気になったセバスチャンが、“封筒”を開けると……。
ザメッティとは、グルジア語で13の意味。作品のキーワードとなる数字である。モノクロの映像と絶妙なカメラワークが、切れそうなほどの緊張感をかもし出す。この映画を何とジャンル分けすればよいのか? サスペンス、ミステリー、アクション、ヴァイオレンス、全ての要素が絡み合った、大金獲得を企む危険なゲーム。フィルムノワールと呼ぶのが一番妥当だろう。主演のギオルギ・バブルアニと監督ゲラ・バブルアニは、グルジア出身の兄弟。父、テムルも映画監督で、ファミリーで製作した作品もある。ストーリー展開の面白さは秀逸で、既にハリウッドがリメイク権を獲得。ブラッド・ピットやディカプリオなど、トップスターが出演との噂だ。
いわゆるロシアン・ルーレットを使ったサスペンス作品。今までにそういうのを題材にした作品ってあまり無かったから期待してました。作品自体は最初から最後まで白黒映像。それもまた独特の雰囲気があって良かったとおもいます♪とくにゲーム中に中央の電球が光る瞬間はドキドキしましたでも内容はイマイチ主人公の若者は危ないとわかっていてゲームの開始場所に行くのでしょうか?もう少し疑った方がいいですよ…。それと、ラスト4人になってからクジで対戦相手を決めてたけど、まず1組が対戦して勝った主人公が優勝って…!?もう1組は!?!?(笑)ハリウッドがリメイク権を獲得したそうですが、一歩間違えると相当な駄作になると思うんで気をつけた方がええですよ(笑)

この作品の評価・・・・61点
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オール・ザ・キングスメン

2007年10月15日 20時29分14秒 | 映画評論ア行
製作年 : 2006年
製作国 : アメリカ
2007年4月7日公開
監督・脚色 : スティーヴン・ゼイリアン
出演 : ショーン・ペン,ジュード・ロウ,ケイト・ウィンスレット
official site

1949年、ルイジアナ州。新聞記者ジャックがウィリーと出会ったのは、役人であるウィリーが郡の汚職を非難していた頃だった。やがて職を辞したウィリーに、州知事選立候補の転機が訪れる。当初は対立候補の当て馬だったウィリーだが、形勢が逆転、遂に州知事になる。その頃ジャックは記者を辞め、ウィリーの参謀になっていた。時が経ち、ウィリーの権力は絶大になり、いつしか彼自身が嫌っていた汚職やスキャンダルにまみれ…。
人は権力を握ると、次第に腐敗していくのか?いや、最初からあった「悪」の心が開花するのかもしれない。この作品は、1920~30年代に活躍した実際の政治家をモデルにした原作の二度目の映画化。最初の映画化は1949年、『ハスラー』などの名匠ロベール・ロッセン監督による作品で、作品賞などアカデミー賞三部門受賞し、高い評価を受けた。今作では次第に悪に染まっていく政治家にアカデミー賞俳優ショーン・ペン、新聞記者にジュード・ロウという二人の主演俳優を、ケイト・ウィンスレット、アンソニー・ホプキンスといった名優たちが脇を固めている。演出は重厚で見応えがあり、各俳優たちはそれぞれいい演技を披露している。
豪華スター共演による政治家のドロドロとした裏の顔を描いた政治ドラマ。一見難しいような話の気もしますが、そこまで難しくはありません!簡単に言えば1人の無名の男が州知事まで登りつめながらも、少しずつヒトラーのような顔を見せていくって感じでしょうか。話のわりには時間が長く感じて少し飽きてしまいました。キャストは豪華だけど観終わった後に印象に残らないです。こういう悪い政治家って描き方次第では面白くなるだろうから、ちょっと残念ですね…。てか日本政治家にもこの男と同じような事をやってきた人がいるから特には驚きはありません。

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となり町戦争

2007年10月13日 23時34分52秒 | 映画評論タ行
製作年 : 2006年
製作国 : 日本
2007年2月10日公開
監督 : 渡辺謙作
原作 : 三崎亜記
出演 : 江口洋介,原田知世,瑛太,菅田俊,飯田孝男,小林麻子,余貴美子
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舞坂町に暮らし始めて一年、北原修路は町の広報紙で隣りの森見町と戦争が始まる事を知る。しかし、開戦初日を迎えても町の様子に変化はなく、戦争を実感することは何一つなかった。広報紙に掲載される戦死者数を除いては…。数日後、対森見町戦争推進室の香西と名のる女性から電話があり、特別偵察業務辞令の交付式への出席を促される。その業務の延長で、やがて北原は敵地へ潜入するため香西と結婚する事になる…。
行政事業としての戦争を業務として遂行する。それは旨味のある商売ゆえに町興しの一貫として粛々と進められるのだ。戦争である以上、人は死に、愛国心ならぬ町への愛を胸に兵士たちは血を流し倒れて行く。が、所詮、死者は統計上の数字に過ぎない。地球上のどこかでいつ果てることなく繰り返される戦争の本質的な不気味さを描いた本作は、05年の第17回すばる文学賞を受賞し、一大センセーションを巻き起こした新鋭・三崎亜記のデビュー小説の映画化。戦時下であることを実感できないまま否応なく戦争に取り込まれて行く主人公・北原を江口洋介、一切の感情を押し殺し任務を淡々とこなす町役場の香西さんに原田知世が扮している。
映画が公開される前に原作本を本屋で見つけ、読もう読もうと思ってたけど結局読まずレンタルされるまで今回観てみましたが、タイトルが「となり町戦争」って割には戦争という印象は無く、心理的な感じでもなく、じれったい作品でした(笑)どうせならバトルロワイアルのようにバンバン撃ち合いでもやってくれりゃあ良いんだけど戦争シーンも死人も映されず、ただ“戦争してまーす!”と言ってるだけって感じですそういう設定だから仕方無いのかもしれないけど何が言いたいのかよく分かりませんでした。戦争をメインテーマにしてるのかと思ったら結局は男女関係をメインにしているようにか思えません。もう少し何かしらのメッセージ性が欲しかったですね。原作だけで終わっとけばよかったのに…

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クワイエットルームにようこそ

2007年10月13日 17時15分24秒 | 映画評論カ行
製作年 : 2007年
製作国 : 日本
2007年10月20日公開
監督・脚本 : 松尾スズキ
出演 : 内田有紀,宮藤官九郎,蒼井優,りょう,妻夫木聡,大竹しのぶ
official site

佐倉明日香、28才、バツイチ。職業フリーライター。締め切りに追われ、仕事に行き詰まる毎日。同棲相手とも、すれ違いの微妙な状態。そんなある日、目が醒めると、見知らぬ白い部屋にいた。そこは“クワイエットルーム”と呼ばれる閉鎖病棟だった…。
松尾スズキの長編監督第2作は、06年度134回芥川賞にノミネートされた松尾自身による同名小説の映画化で、松尾自らが脚本も務めている。出演は、フリーライターの明日香役に内田有紀、同棲相手の放送作家・鉄雄に宮藤官九郎、患者役には蒼井優、大竹しのぶ、ナース役にはりょう、鉄雄の子分役には妻夫木聡。
豪華な役者陣で、脇役の人たちも個性的な役で笑わせてもらいました♪クワイエットルームという場所には過食症、拒食症、逃げ癖、自傷癖などなど、一風変わった人達が入院しています。そんな場所に内田有紀演じる明日香は入院させられるんだけど、最初は明日香にとっては周りの人達は“面倒くさい”“ウザい”っていう感情しかない。だけど少しずつ自分の中で何かが変わっていき、“面倒くさい”のは自分で、自分が変わらなきゃって思うようになるんですね人間の弱い部分が描かれた作品だと思いました。個人的に和服のオバサンはツボです(笑)ただし映画自体にあまり入り込めなかったのが残念です…。蒼井優と大竹しのぶはさすがの演技ですね

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ヒートアイランド

2007年10月11日 00時02分39秒 | 映画評論ハ行
製作年 : 2007年
製作国 : 日本
2007年10月20日公開
監督 : 片山修
出演 : 城田優,木村了,北川景子,小柳友,浦田直也,鈴木昌平,伴都美子
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渋谷の若者たちを仕切る6人組、ギルティ。彼らは、毎週バー“PinkPink”にケンカの強い連中を集めて、ファイトパーティーを開いていた。ある夜、メンバーのタケシとサトルはギルティの掟、「ケンカをしない」を破り、揉め事を起こす。盗んだバッグを持ち帰ると、中には札束がぎっしり。しかし、翌日テレビや新聞を見ても、盗難の報道はされない。ヤバい金に違いないと気が付いた時、6人に近付こうとする男たちがいた。
「ワイルド・ソウルズ」で日本推理作家協会賞他、三冠を受賞した垣根涼介が原作のアクション&ミステリー。リーダー、アキが率いる少年たちの組織、ギルティが、渋谷を牛耳るヤクザたちに仕掛けた頭脳ゲームだ。思わぬアクシデントが重なり、裏社会の権力者が少年たちが手玉に取られるところが痛快だ。出演は、城田優、木村了、北川景子。ギルティ・メンバーに扮するフレッシュな若手と、伊原剛志、細川茂樹、豊原功輔らベテランが火花を散らし合っているところが頼もしい。特に城田優と豊原攻輔が対面するシーンは秀逸。ワイルドなのにスタイリッシュ。全て計算しつくされたガラの悪さにしびれるばかり。監督は、ドラマ「女帝」の片山修。
普通の青春モノ映画かと思ったら、意外にもサスペンスとかアクションとか色んなジャンルが混ざっていて楽しめる作品でした♪DoAs好きの自分は伴都美子さんの演技ばかりに注目してましたが全体的にキャストは個性的な人達ばかりでバランスは良かったと思います!ですが皆さん演技力が…主演の城田優なんて見るからに演技力無しですね。無いように関してはギルティ、ヤクザ、強盗犯、謎の外人などなど、一見すると別々に見えるストーリーが実は繋がっていて最後は一つにまとまるっていう、よくある話だけど面白かったです。でもやっぱり何だか物足りない俳優の演技力だけじゃなくて、中途半端で面白くない笑いのツボだったり、結構危ないことしてる割にはギルティのメンバーは誰も死ななかったり(笑)そんでラストだって、桃井の家に宅配便が届いた時点でラストのオチが簡単に分かっちゃうのもつまらない唯一良かったのはブラジルのマフィア役のパパイヤ鈴木の独特な存在感かな。まぁ楽しめる作品だけど意外と血がたくさん出るのでご注意を!

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クローズド・ノート

2007年10月09日 02時15分04秒 | 映画評論カ行
製作年 : 2007年
製作国 : 日本
2007年9月29日公開
監督 : 行定勲
出演 : 沢尻エリカ,伊勢谷友介,竹内結子,板谷由夏,田中哲司,サエコ
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小学校の先生を目指す大学生・香恵は、母親の再婚を機に初めての1人暮らしを始める。そんなある日、彼女はバイト先の万年筆屋にやってきたイラストレーター・石飛リュウに恋をする。彼は引っ越しの日に、香恵の部屋を見上げていた男だった。彼への思いを持て余していた香恵は、いけないと思いつつ前の住人が置き忘れていったノートを何気なく開く。それは小学校の新任教師・伊吹先生が、教え子との日々と元恋人“隆”への思いを綴った日記だった…。
前の住人の残した日記に励まされ、成長していくヒロインに沢尻エリカ、その日記を書いた伊吹先生役に竹内結子をキャスティングした、豪華なラブストーリー。恋愛モノとはいえ、原作はミステリー界の俊英・雫井脩介だ。一筋縄では行かない、衝撃のラストが待ち受ける。ひたむきな片思いを通し、瑞々しくも初々しい表情を見せる沢尻。恋愛に仕事に悩みつつ、まっすぐにしなやかに生きる伊吹先生をサラリと自然体で演じた竹内。当代きっての実力派女優の魅力が、行定勲監督の名演出によって余すところなく引き出されている。伊勢谷友介も飄々としていて真意のつかめない男・リュウを好演。ちなみにリュウの作品として登場する絵は、新進気鋭の画家・下田昌克氏のもの。
エリカ様の言動ばっかりメディアで取り上げられてますが、映画自体も結構ヒットしています。いつも思うのですが行定勲監督って「セカチュー」も「春の雪」も本作も、何となく話の展開が似てる気がするんですねぇそれでも今回の作品はなかなかの出来だったと思います♪主演の沢尻エリカは何だかんだ言って同世代の他の女優と比べても演技力は凄く上手いと思います。彼女の表情一つ一つが物語を引き立てる重要な要素になっている気がしました。そしてそんな沢尻エリカばっかり目立って影に隠れつつある竹内結子。竹内結子はまた沢尻エリカとは違う独特の落ち着きのある演技でした内容は、沢尻エリカが番組で「スタンダードなラブストーリーです」と言う通りの普通のラブストーリーで展開は何となく予想できます。でも分かっていてもラストは感動しちゃいました他人の日記を読むなんて不謹慎だと思いますが、沢尻エリカ演じる大学生の香恵と、竹内結子演じる伊吹の恋が同時進行で進んでいき、ラストはしっかり一つにまとまっているので分かりやすい展開が逆に観ていて安心です♪夏目涼が途中で香恵の頭の中で登場してきますが架空の人物だと忘れていて、ラストまで伊吹の本当の恋人だと勘違いしてました香恵が本当の事実を知るシーン、伊吹の日記の最後の1ページを知るリュウ、先生との思い出を語る小学生の君代ちゃん。登場人物それぞれが日記に関連した思い出を持っていて、どれも感動してしまう話でした。YUIの主題歌「LOVE&TRUTH」も最高です♪映画館で観る価値はありますよ~

この作品の評価・・・・84点
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パーフェクト・ストレンジャー

2007年10月09日 02時09分13秒 | 映画評論ハ行
製作年 : 2007年
製作国 : アメリカ
2007年9月29日公開
監督 : ジェームズ・フォーリー
出演 : ハル・ベリー,ブルース・ウィリス,ジョヴァンニ・リビシ
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議員のスクープを握りつぶされて会社を辞めた元新聞記者のロウィーナ。彼女はある夜、幼馴染のグレースから広告業界の大物ハリソン・ヒルの不倫スキャンダルの話を聞いた。その数日後、グレースは変死体となって発見されてしまう。死の真相がハリソンの口封じではないかと疑ったロウィーナは、大スクープを得るべく独自の調査を開始。元同僚のマイルズの力を借り、偽名でハリソンの会社にもぐりこむことに成功するが…。
インターネットをはじめ、様々なコミュニケーション手段が発達した現代。その中で円滑なコミュニケーションを保つには、誰しも何かしらの秘密を持っている―。そんな現代社会のエッセンスを搾り出し、サスペンスへと仕上げたのがこの作品だ。犯人は大きな秘密を隠したまま“パーフェクト・ストレンジャー”=完璧な別人となり、スクリーンに登場。それが誰なのかは、ラスト寸前から怒涛の勢いで明らかになっていく。最後には驚きと共に、何か言い知れぬ敗北感が感じられるはずだ。主演のハル・ベリーは様々なキャラクターを器用に演じ分けた。甘い言葉を囁きまくるブルース・ウィリスの演技もなかなか新鮮だ。
「ラスト7分11秒まで、真犯人は絶対わからない」ってキャッチ・コピーが気になったので観てきました。ハッキリ言えば期待外れ登場人物の少なさと、キャッチ・コピーの事を考えれば薄々誰が犯人かなんて気づいてきました一応ラスト7分11秒で犯人がわかる設定になっていますが、そのラストまでの話がどーでもよく思えました。ラストの終わり方を知った時は「えっ?ここまで引き延ばして結局そのオチですか」って感じ。「アイデンティティ」と同じような展開に新鮮さも感じられませんでした…。登場人物が少ないのなら、もっと他に意外な人物を犯人にした方が面白かったと思います。ぶっちゃけハリソン役はブルース・ウィリスじゃなくてもよかったのでは?ブルース・ウィリスの印象が強すぎて、犯人じゃないって知った瞬間冷めちゃったしマイルズだって自分が殺されるだろうって警戒しようよ(笑)ここに結末は書きませんが、正直映画館でわざわざ観なくてもレンタルで十分だと思います。

この作品の評価・・・・69点
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