股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

トワイライト ~初恋~

2009年06月30日 18時26分37秒 | 映画評論タ行
製作年 : 2008年
製作国 : アメリカ
2009年4月4日公開
監督 : キャサリン・ハードウィック
出演 : クリステン・スチュワート,ロバート・パティンソン,エリザベス・リーサー
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高校生のベラは、母親の再婚でワシントン州の小さな町フォークスで父親と暮らす事になる。そこでベラは謎めいた美青年エドワードと出会う。やがて二人は恋に落ちるが、実はエドワードにはある秘密があった―彼は不死のヴァンパイアで、1918年から年をとっていないのだ! だがエドワードには牙がなく、人間の血は飲まない。動物の血が唯一の栄養源なのだ。そしてエドワードにとってベラは、90年間待ち続けた運命の相手だった…。
全世界で2500万部を突破したベストセラー小説の映画化。ちょっと変わり者で内気な少女と、ヴァンパイアの美青年――二人の恋をメインに据えながら、ほかの吸血鬼一族との対立を描くアクションシーンや、ヴァンパイアの因習、人間との関わり合いなど伝承的でミステリアスな要素も含んだ世界観を楽しめる1作。『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』でもそのハンサムぶりが際立っていたロバート・パティンソンは、ヒロインのピンチを救う白皙の王子様のような吸血鬼を演じ、多くの女性を虜にした。原作は全4部からなる大作だけあって、早くも続編の制作がスタートしているというから今から楽しみだ。

人間とヴァパイアとの恋愛映画。今までに無い新鮮な話でした。ベラもエドワードも可愛いしカッコいい話の軸としては2人の恋愛物語なんだけど、やっぱりそれだけを2時間見させられているのは退屈になってしまいます…。ヴァンパイア同士の戦いも途中であるけど、あっさり敵が死にます(笑)再び2人の恋愛話ヴァパイア家族で野球をするシーンがあるけど、このシーンはいらなくねぇか?なんかコメディっぽく感じたしヴァンパイアと狼の昔話も説明不足だと思いました。
ベラはヴァンパイアになりたいって言ってるけどエドワードは結局ならせない…次回作に持ち越しにするのはやめて欲しかったなぁ…。とか言いつつ続編も観ちゃうだろうな~

この作品の評価・・・・71点
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ノウイング

2009年06月30日 16時14分56秒 | 映画評論ナ行
製作年 : 2009年
製作国 : アメリカ
2009年7月10日公開
監督・製作・脚本 : アレックス・プロヤス
出演 : ニコラス・ケイジ,チャンドラー・カンタベリー,ローズ・バーン
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大学で宇宙物理学を教えているジョンは、ある日、小学生の息子ケレイブが持ち帰った紙に書かれた数字に目を留める。そこには過去に起きた大惨事の日付と犠牲者の数が書かれていたのだ。しかもそれは、50年前に小学校に埋められたタイムカプセルから出てきたものだった。やがて数字に予告された日付に大事故が起きる。さらに数字の最後には、人類がかつて遭遇したことがない大惨事が待っていた…。
“アカデミー賞受賞俳優”という功績を忘れ去ったかのように、このところひたすらB級作品やSF映画に出演し続けるニコラス・ケイジ。きっと彼自身、心底、そのジャンル映画が好きなのだろう。そのニコラス・ケイジがカルトSF『ダーク・シティ』のアレックス・プロヤス監督とタッグを組んだ新作は、“歴史上の大事件はすでに予言されていた”という有名なトンデモ話を、派手なCGを駆使して描いたもの。小さな息子と二人暮らしの大学教授が、やがて地球規模の大惨事が来ることを知った時、彼はどう行動するか。「エゼキエル書(旧約聖書の中の預言書)」をはじめ、聖書の引用が散りばめられているのもトンデモ話的で、ミステリーだと思ってみていると、後々の展開に驚くだろう。

迫力は確かにすごかったです。飛行機の墜落場面や、地下鉄の脱線事故場面など、かなり本物っぽくて作られていて、まさに地獄絵図ですあの数字は何を意味しているのか!?次に起こる惨事は何か!?そして謎の男たちの正体は…!?中盤まではドキドキしてましたが、ラストの急な展開にビックリです。えっ…何…宇宙人???(笑)今回の地球消滅の話と宇宙人って全く関係ない気がしますが宇宙人なら何とかして地球を助けてくれないもんかな??しかも子供たちだけ連れていくって…親子愛ってそんなもんなのかって疑問に感じるし、主人公たちだけ助かれば良いっていう考えが理解できません地球規模の問題なのに主人公のジョンは1人で解決させようとしてるのも意味わからん。大学教授ならそこそこの発言力があるんだから、国家政府に早く言わなきゃ!!結局、地球は無くなっちゃうのも納得できませんね…。ここまで数字がヒント出してくれたんだから何とか回避させて欲しかった。「地球が静止する日」と似ていますが、事故シーンが予想以上の迫力があったので、そこだけは高評価です。予告に騙されちゃだめですよ~

この作品の評価・・・・60点
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トランスフォーマー/リベンジ

2009年06月30日 16時10分45秒 | 映画評論タ行
製作年 : 2009年
製作国 : アメリカ
2009年6月20日公開
監督 : マイケル・ベイ
製作総指揮 : スティーブン・スピルバーグ
出演 : シャイア・ラブーフ,ミーガン・フォックス
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オートボットとの壮絶な戦いの末に敗北したディセプティコンが、新たな仲間を率い、より凶悪になって復活。ディセプティコンの新たな侵略計画は、現存するオートボットたちの総力をはるかに上回る巨大なトランスフォーマー、“デヴァステーター”やメガトロン以上に凶悪な“フォールン”を擁するものだった…。
2007年に製作され、世界中で大ヒットを飛ばした「トランスフォーマー」が帰ってきた!本作では、2億ドル以上の巨額の製作費を投じ、前作をはるかに超えるスケール、世界各国を舞台にするグローバルな設定、より凶悪に襲いかかるディセプティコンたちと立ち向かう人間たちのストーリーなど、まさに全編がクライマックスともいうべき超大作となっている。トランスフォーマーたちも前作の3倍以上のキャラクターが登場!しかも数量のみならず、新たなバリエーションや、より巨大に小型になるサイズなど、映像革命も格段にパワーアップしている。

前作はかなり面白かった!!前評判も良いので今年ナンバー1かっ!?って思ってました。やっぱり比べちゃうのは先日鑑賞した「ターミネーター4」だな。「ターミネーター4」もCG技術は凄いですが、やっぱり「トランスフォーマー」には勝てませんねまさに今回も“映像革命”!トランスフォームの時の変わり方は見ものです!
ただ…正直言って今回の見所はCGだけと言っても間違いじゃありません。まぁそれが売りでもあるのだけど、めまぐるしく画面が変わっていくので2時間40分の上映時間はさすがに疲れました(笑)どうやってトランスフォームしたのかよく分かりませんでした。同じようなシーンの繰り返しだし、終盤の戦いのシーンはロボットが多すぎて敵か味方かの区別が分からず、ボォ~っと観てました(笑)つーか部品修理で簡単にロボットって直るんだね死んだら生き返らないかと思ったのに…ロボット以上に多かったのが、両親の慌てぶりの回数。メインはロボットたちの戦いなんだから必要なくね??
1作目が高得点だっただけに今回は残念です

どうやら3作目もあるみたいなので、ぜひ次でリベンジして欲しいですな(笑)

※上映中、大爆笑している人たちが数人…映画館では黙ってみたい自分としては、うざいです。そんなに大声出して笑うシーンでもないし…。上映前の“携帯電話の電源はお切りください”とか“前の座席は蹴らないで”とかと一緒に“上映中の大笑いはお控えください”を加えて欲しい!

この作品の評価・・・・72点
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コーチ・カーター

2009年06月30日 14時56分15秒 | 映画評論カ行
製作年 : 2005年
製作国 : アメリカ
2005年8月6日公開
監督 : トーマス・カーター
出演 : サミュエル・L・ジャクソン,リック・ゴンザレス,ロブ・ブラウン

リッチモンド高校のバスケット部を立て直すため、1人のコーチが就任した。卒業生であるカーターは、在学中はバスケット部のスター選手。しかし、今のバスケ部は、貧しい家庭の子供が多く、生活は荒んでおり、皆授業にもまともに出ていなかった。カーターは、部員たちに3つの約束をさせる。常に一定以上の成績をとること、授業には全て出席すること、試合の日には上着とネクタイを着用すること。反発の声も上がったが、カーターは自分の主張を曲げなかった。かくして、カーターの地獄のような厳しいトレーニングが始まった。
99年、カリフォルニア州リッチモンド高校で実際にあった物語。優秀な指導者により、落ちこぼれチームが優勝チームへと成長するのは、『スクール・ウォーズ』と同じだが、本作が日本のスポ根ものと違うのは、勝利の先に大学進学があることである。現実に、チームの数名がバスケットで奨学金をもらい、有名大学に進学している。日本とは違った意味で学歴が重視されるアメリカ社会。貧しい家庭の子供がスポーツで奨学金をもらい、大学に進むのは輝かしい栄誉なのだ。バスケットを通じて彼らの人生を軌道修正したカーターは、真の指導者だろう。監督は、『セイブ・ザ・ラストダンス』のトーマス・カーター。人気シンガー、アシャンティの演技にも注目だ。

B級映画&駄作映画の帝王だと自分の中で勝手に決め付けているサミュエル・L・ジャクソンの主演作品。どことなく昨年観た「フリーダム・ライターズ」に雰囲気は似てます。最近で言うと「ルーキーズ」とかもそうかな。スポーツ映画は個人的にあまり好きではないのですが、この映画はスポーツ映画っぽくはありません。ベタな話ではあるけど…。高校の中でも最低ランクに位置付けられているリッチモンド高校に通う不良少年たち。彼らは将来の夢も希望も持っておらず、「きっと自分は刑務所行きなんだ」と思っている。そんな彼らを変えようとカーター先生は少年たちにバスケを通じて自分の夢を持ってもらいたいと立ち上がります。
最初はカーターからの厳しい特訓に反発する少年達ですが、少しずつカーターを信頼し成長していく姿がカッコよかったです。1人の生徒がカーターから「もう来るな」と言われた時、他の生徒が「俺が腕立て伏せ手伝うよ」と言って全員で腕立てを分担してやり始めるシーンは感動しました「1人はみんなのために。みんなは1人のために」スポーツもそうだけど、友情も仲間で支えあうからこそ深まるものだと思います。それを観たカーターも、きっと生徒たちから学ばされる物が多かったはず。
カーターは本当に素晴らしい人です。不良少年たちの保護者は、バスケをやらせると言ったら「なんでバスケなんてさせるの!?」と猛反対。訳あってバスケをさせない事になったら今度は「うちの子にはバスケしかないのよ!」と猛反対。こんな親ばかりだと思います。自分の考えの枠の中だけで子供をはめ込もうとする保護者たち。周囲のそんな意見にも決して屈することなくカーターは少年たちに厳しい試練や罰を与え続けます。

生徒の本分は学業。当たり前のことが守れない人間は、社会に出てもルールが守れない人間になる。たとえバスケさえ上手くなっても、成績が良くても規則が守れなければ意味がないという考えが素晴らしい!

何がすごいって、この話が実話なのだからビックリですカーターみたいな先生ががいたら、きっと教育問題も少しは変わるんじゃないかな。試合シーンの迫力も見事でした

勝ち負けが人生じゃない!失敗から学んで成長していく事が大切なんだよね

この作品の評価・・・・80点
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天使と悪魔

2009年06月29日 22時22分30秒 | 映画評論タ行
製作年 : 2009年
製作国 : アメリカ
2009年5月15日公開
監督 : ロン・ハワード
原作 : ダン・ブラウン
出演 : トム・ハンクス,アィエレット・ゾラー,ユアン・マクレガー
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教皇が病死し、次の教皇を選出するコンクラーベが行われようとしているヴァチカンに、400年前に弾圧された秘密結社「イルミナティ」が復讐を開始する。彼らは4人の教皇候補を誘拐。科学の四大元素“土”“空気”“火”“水”を表わす焼き印を胸に押しつけ、一時間ごとに惨殺すると予告する。さらに街を吹き飛ばすほどの破壊力を持つ反物質を、ローマのどこかに隠したのだった…。この恐ろしい計画を阻止するため、ヴァチカンは宗教象徴学者のラングドン教授に助けを求める。
全世界を風靡したベストセラー「ダ・ヴィンチ・コード」シリーズの映画化第二弾。キリストの血脈に迫った前作に対し、本作で描かれるのは宗教と科学の対立。“天使”と“悪魔”のように対立する存在と長く捉えられてきた両者に、歩み寄る道はないのか?という問いが作品の根底に横たわっている。また教皇が逝去し、次の教皇が選定されるまでのヴァチカンという、これまで秘密のヴェールで覆われてきた世界が垣間見られるのも本作の醍醐味だ。主演は、前作に引き続きトム・ハンクス。彼の講釈シーンがやや多かった前作に比べ、反物質の爆発というタイムリミットがある本作では、緊迫度とアクションシーンが格段にパワーアップ。キリスト教など周辺の事情にさほど詳しくなくとも、十分に楽しめる知的エンターテインメント作品に仕上がっている。

前作「ダ・ヴィンチ・コード」が理解不能だったので当初は観る予定は無かったのですが、評判も良いので結局観に行ってきました前半は話が難しめですが後半になるにつれて徐々に面白くなっていきました♪前作と比べれば理解しやすい内容だし、“ミステリー・アクション”みたいな感じです。次々に起こる連続殺人→犯人を追う。こんな展開です。所々でよく分からない宗教言葉は出てきますが気にしない気にしない(笑)研究所から反物質を盗まれるところから物語は始まります。さらに枢機卿の4人が誘拐されます。さらにさらに前教皇の暗殺疑惑も浮上し複数の話が同時進行で進んでいきます。

反物質はどこにあるのか?
枢機卿の監禁場所は?
前教皇は暗殺されたのか?
犯人の目的は?

複数の話が同時進行で進んでいきながらも上手く混ざり合っていて最後には1つに収束していく展開は観ていてスッキリするし頭で悩まされることもありませんでした。謎を解き明かしていくにもタイムリミットがあるのでテンポの良さも感じられました♪
ラストは噂通り、ドンデン返しはあったけど、んーその前のシーンで何となくあの人が怪しいっていうのは感じてたので自分はそこまで驚かなかったです犯人が犯行に至るまでの経緯が少し薄かったかなと思いますが、まぁ久しぶりに大きなスクリーンで観れて良かったと思える映画でした!

観終わってから疑問に感じたことは…

・ユアン・マクレガーみたいなイケメンの司祭は本当にいるんかな?
・“宗教”と“科学”難しい問題ですね…

この作品の評価・・・・79点
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ハイスクール・ミュージカル/ザ・ムービー

2009年06月28日 03時03分17秒 | 映画評論ハ行
製作年 : 2008年
製作国 : アメリカ
2009年2月7日公開
監督・製作総指揮・振付 : ケニー・オルテガ
出演 : ザック・エフロン,ヴァネッサ・ハジェンズ,アシュレイ・ティスデイル
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アルバカーキ大学バスケットチームへの進学が内定したのに浮かない顔のトロイ。ガブリエラがスタンフォード大学に合格した今、このまま進学したら、二人の距離は1600キロ。トロイは、このままバスケットを続けることにも疑問を感じていた。そんな時、なぜか学校行事のスプリング・ミュージカルのオーディションを受けることになってしまった。その舞台は、ジュリアード音楽院の奨学生の選考審査なのだった。
「ハイスクール・ミュージカル」とは、全米で06年に放映され、ティーンの間で大ブームを巻き起こしたテレビ映画ミュージカル。翌年、07年には続編が製作され、本作はその待望の映画化。バスケ部のエース、トロイは高校卒業を前に将来について悩んでいた。そんな時、学校のミュージカルに出演するチャンスを得て、トロイの中で何かが変わり始める。主演は、今全米で人気No1のザック・エフロン。「HSM」から歌とダンスに一段と磨きがかかり、甘い歌声に身も心もとろけそう。監督はTV版「HSM」シリーズの監督・製作を手がけてきたケニー・オルテガ。振付師でもある彼は、ダンスシーンにキャストたちのアイデアを積極的に取り入れたとか。

タイトルに“ムービー”と付いてますが列記としたシリーズ3作目の続編モノ(原題では3って付いてます)です。1,2作目を観ていなかったので、話について行けるかどうか…不安でしたが、まぁ多少の壁はあったものの一般的な若者たちの青春ストーリーって感じです。主人公たちそれぞれに悩みはあるけど、やっぱり最後はハッピーエンドになるお決まりのパターンでしたてか、ディズニーだからハッピーエンド以外は無いか…(笑)
進学とか恋愛とかバスケとか色々悩みつつも、周りの人たちに支えられて自分の道を見つけていく姿には同世代としては結構共感出来る部分も多かったです。「卒業」がテーマになっているので楽しみながらも寂しさを感じる作品だったかなと思います。ただし、もう少し内容を濃くして欲しかったです

この作品の評価・・・・71点
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ゲット スマート

2009年06月27日 02時12分23秒 | 映画評論カ行
製作年 : 2008年
製作国 : アメリカ
2008年10月11日公開
監督 : ピーター・シーガル
出演 : スティーブ・カレル,アン・ハサウェイ,ドウェイン・ジョンソン
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極秘諜報機関「コントロール」で情報分析官を務めているスマートの夢は、エージェントとなって活躍する事。ある日「コントロール」本部が犯罪組織「カオス」に襲われ、すべてのエージェントの身元が知られてしまう。そのため、顔が知られていないスマートはエージェントに昇格。整形した美人エージェント99と組んで、カオスの陰謀を暴く使命を受ける。張り切るスマートだが、失敗の連続。しかしついに敵ボスの居場所を突き止める。
本作は、60年代にアメリカで人気を博したTVスパイシリーズの映画化だ(日本では「それ行けスマート」のタイトル)。設定はオリジナルを踏襲しているらしいが、ストーリーは現代風に新たに書かれたものだ。リメイクにありがちな、爆発やカーチェイスといった「お約束」の派手なアクションが加味されているが、主人公のスマートを演じているのが、『40歳の童貞男』でブレイクしたスティーブ・カレル。脇をザ・ロックから改名したドウェイン・ジョンソンや、人気TVドラマ「HEROES/ヒーローズ」のマシ・オカ、ベテランのアラン・アーキン、テレンス・スタンプ、ジェイムズ・カーンといった面々がしっかりと固めており、何かと楽しめる。

スパイアクションだけど、お馬鹿っぽくてコメディっぽくて所々で笑ってしまうような、丁度良い作品でした。でも考えてみれば、ストーリーは結構シンプルです。たしかにエージェントって007のジェームズ・ボンドみたいな人間だけじゃないと思うし、こういうドジで変わってる人もいると思うと面白い!アン・ハサウェイみたいなエージェントがいたら絶対騙されそうだけど(笑)アクションシーンも結構な迫力があるし、まさにドキドキワクワクが感じられる作品じゃないかな。ただし、期待してたより大笑いは出来なかったのが残念…もうちょいツボに入ってほしかった。まぁ誰が観ても、そこそこ楽しめる映画だと思います♪

この作品の評価・・・・75点
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隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS

2009年06月22日 22時45分37秒 | 映画評論カ行
製作年 : 2008年
製作国 : 日本
2008年5月10日公開
監督 : 樋口真嗣
出演 : 松本潤,長澤まさみ,宮川大輔,阿部寛,椎名桔平,甲本雅裕,生瀬勝久
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戦国時代、隣国・山名に攻め込まれ陥落した秋月の城では、消えた埋蔵金と世継ぎである雪姫の行方を追って山名軍が躍起になっていた。そんな中、金掘り師の武蔵ときこりの新八は、偶然、秋月の隠し金を見つける。が、突如現れた真壁六郎太と名のる男とその弟に捕えられ、金も奪われてしまう。金を秋月の同盟国・早川へ持ち出そうと企む六郎太に武蔵は敵国の山名を横断する奇策を提案し、金の分け前を要求するのだった。
活劇の面白さを追求したこの娯楽映画、オリジナルは『スター・ウォーズ』の元ネタと言われる1958年公開の黒澤明の名作『隠し砦の三悪人』だが、ストーリーもキャラクター設定もごく基本的な部分のみを残し大胆にアレンジされ新たな作品として甦った。名セリフ「裏切り御免!」もまったく違うシチュエーションだが、やはり印象的に使われている。「劇団☆新感線」の座付き作家・中島かずきによる脚色と『日本沈没』の樋口真嗣による演出は、個々のキャラクターをより現代的に明確にすると同時に、危機又危機をくぐり抜けるスピーディでテンポの良い展開で楽しませる。松本潤、長澤まさみら若手演技陣も好演。

「椿三十郎」といい本作といい、世界の黒澤監督の作品をリメイクすること自体が間違ってるように思うが…。前回の「椿三十郎」はオリジナル作品とリメイク作品を両方観て比較してみました。確かに織田裕二が演じる椿三十郎はオリジナルと比べれば落ちるけれど、作品の完成度としては良い方だったとは思います。
がっ…今作「隠し砦の三悪人」は黒澤作品のリメイクというよりはジャニーズ作品と言った方が近いのかもしれません。松潤には、まだ黒澤作品で主役を演じるほどの力はない!オリジナルを観ていないので比較は出来ませんが、なんだか松潤、長澤まさみ、阿部寛などなど現代人ウケが良さそうなキャストばっかり起用してヒットさせようとしてるようにしか思えません。CGばっかり使ってて、最後の爆破シーンなんて絶対阿部ちゃん達は死んでるんじゃねぇか?(笑)いやっ、その前に松潤たちが板に乗って急降下して、あれぐらいの衝撃のわけがない!(笑)色んな不自然さを感じられる作品でした~

この作品の評価・・・・65点
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ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー

2009年06月21日 02時53分02秒 | 映画評論ハ行
製作年 : 2008年
製作国 : アメリカ
2009年1月9日公開
監督 : ギレルモ・デル・トロ
出演 : ロン・パールマン,セルマ・ブレア,ダグ・ジョーンズ,ジョン・アレクサンダー
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極秘機関・BPRDのエージェントのヘルボーイは、恋人のリズや水棲人のエイブと共に怪事件の捜査にあたっていた。ある夜NYのオークション会場が凶暴な怪物に襲われる事件が発生。ヘルボーイたちはなんとかこれを退治するが、人前に姿をさらしてしまう。その頃闇の世界ではヌアダ王子が人間を抹殺すべくゴールンデン・アーミーの復活を目論んでいた。しかし復活に必要なパーツを王女のヌアラが持ち出しており……。
マイク・ミニョーラ原作のアメコミヒーロームービー第2弾。鬼のような外見で口は悪いが、実は人情家で熱いハートを持つという個性的な主人公・ヘルボーイと仲間たちが、人類からの地上奪還を目論む魔界の王子と戦う姿を描く。物語には世界中の民話や伝説、さらにはクトゥルー神話までさまざまな要素を取り入れ、独特の世界を確立。ビジュアルも独特で、地下世界や数々のクリーチャーも細部までこだわって仕上げられている。第1作目や『パンズ・ラビリンス』でも素晴らしい映像を作り上げたギレルモ・デル・トロ監督の手腕が十分に活かされた形だ。メインキャストはヘルボーイ役のロン・パールマンをはじめ前作のキャストが再び顔を合わせている。

赤鬼や青魚人などなど、カッコいいヒーロー物とはちょっと違ったヒーローたちが活躍するお話。結構前に1作目は観たんだけど全然覚えてない…(笑)本作だけ考えれば、何だかパっとしない作品だと感じました。出てくる敵が大して強くはないし、戦いが結構あっさりしてた。歯の妖精が出てくるシーンはホラー映画っぽくて面白かったですが♪アメコミの中では合格点だとは思うけど、やっぱり物足りなさが残る作品でした

この作品の評価・・・・68点
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ターミネーター4

2009年06月20日 21時15分31秒 | 映画評論タ行
製作年 : 2009年
製作国 : アメリカ
2009年6月13日公開
監督 : マックG
出演 : クリスチャン・ベイル,サム・ワーシントン,アントン・イェルチン
official site

時は2018年。核戦争で荒廃した世界は、人工知能搭載のスーパーコンピューター“スカイネット”に支配されていた。生き残った人々は抵抗軍を組織し、機械との最後の戦いに備えていた。部隊のリーダーであるジョン・コナーは、“スカイネット”がやがて自分の父親となるカイル・リースの命を狙っていると知り、彼を探し始める。一方、ターミネーターがさまよう荒野をたくましく生き抜く少年カイルは、核戦争のことも、今が何年かさえもわからない屈強な男・マーカスと出会う。

SF/アクション映画の概念を塗り替え、かつてアーノルド・シュワルツェネッガーをスターダムへ押し上げた「ターミネーター」シリーズ、待望の最新作。前3作では、未来から現代へ送り込まれた殺人マシン・ターミネーターに、人類の救世主となる運命のジョン&サラ・コナー親子が立ち向かうストーリーだったが、新3部作の序章となる本作では、ついに“審判の日”以降の世界が描かれる。すっかりタフガイに成長したものの、いまだ抵抗軍のリーダーではなく、自分が救世主になることに確信を持てずにいるジョン。そんな彼と、やがて過去の世界に送られて父親となるカイルとの出会いは大きな見どころだ。また元死刑囚で、死刑執行後の記憶がないマーカスの存在が、衝撃の展開を巻き起こしていく。ド派手なアクション、最新VFXで作り上げられたターミネーターたち、壮大なスケール感…。“黄金の系譜”に恥じない、エンターテインメント超大作に仕上がっている。

今年の超大作の1つである本作。まぁストーリー自体が面白いので期待は裏切らないであろうと予想してましたが、まさにその通りでした。一言で言えば「人間vs機械の戦争」を延々と見させられてる感じです。まぁターミネーターだからそれが話の軸ではあるのだけどね…。戦闘シーンは思った以上の迫力で、「そこまでするかスカイネット!!」と感じました。ハンターキラーや巨大ロボットなど…あんだけのハイテク機械なら人間たちは勝ち目がないんじゃないかと思うけど、半分人間半分ロボットのマーカス・ライトによって危機は脱します。結局はマーカス・ライトのおかげで工場も爆破できたわけだしジョン・コナーよりマーカス・ライトが正義のヒーローでしょ(笑)ラストも何だかスッキリこないし…テントで心臓移植って出来るんかな??
シリーズ1作目や2作目の完成度には到底届かないのは最初から分かってたけど“審判の日”以降のストーリーが描かれているターミネーター新3部作というわけなので、続編だけど新しいターミネーターとして受け入れましょうか。

この作品の評価・・・・77点
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初雪の恋 ヴァージン・スノー

2009年06月20日 20時17分21秒 | 映画評論ハ行
製作年 : 2007年
製作国 : 日本=韓国
2009年6月19日公開
監督 : スティーヴン・ダルドリー
出演 : イ・ジュンギ,宮崎あおい,塩谷瞬,森田彩華,柳生みゆ

大学教授で陶芸家の父親の都合により、日本に転校することになった韓国人の少年、ミン(イ・ジュンギ)。京都にやってきたミンは、マウンテンバイクで街を走り回っていたおりに、神社で一人の日本人女子高生、七重(宮崎あおい)と出会う。澄んだ瞳を持つ七重に一目惚れするミン。偶然にも、七重はミンが転校した学校の生徒だった。七重と仲良くなりたいと思うミンだったが、その思いとは裏腹に、自転車で七重に接触してしまい、彼女の大事な美術道具を川へ落としてしまう。申し訳なく思ったミンは、クラスメートの助けを借りてチンドン屋でアルバイトをはじめ、貯まったお金で美術道具を買い七重にプレゼントする。ミンの思いが詰まった美術道具を受け取った七重は、それを機に少しずつミンに心を開いていくのだった。
日本の高校へ転校して来た韓国人の青年と、同じ高校の女子高生の切ない恋を描いた日韓合作のラブストーリー。“韓国一美しい男”の異名を取る『王の男』のイ・ジュンギと、『ただ、君を愛してる』の宮崎あおいが共演を果たし、純粋無垢(むく)な淡い恋愛模様を体現した。監督は本作が初メガホンとなる新人ハン・サンヒ。言葉の壁を越えて育まれるピュアな恋愛と、南禅寺や嵐山、祇園祭など四季折々の京都の風光明媚(めいび)な景観が美しい。爽やかな映像に花をそえる主題歌は、叙情的な歌で支持を集める森山直太朗。

映像が綺麗な作品。だけど脚本は薄っぺらいです。上手い具合に話が進んでいくのが不自然だし、七重は頑張って韓国語を覚えようとしてるのにミンは全然覚える気なし日本にいるなら少しぐらい覚えようよ…。とくに心に何も残らない綺麗ごとを並べたような映画でした!

この作品の評価・・・・59点
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シューテム・アップ

2009年06月17日 01時54分43秒 | 映画評論サ行
製作年 : 2007年
製作国 : アメリカ
2008年5月31日公開
監督・脚本 : マイケル・デイヴィス
出演 : クライヴ・オーウェン,モニカ・ベルッチ,ポール・ジアマッティ

深夜、NYの裏通り。謎の男に追われる妊婦を見たスミスは、いきがかりから彼女を助けた。しかしそこに男の仲間らしき者たちが乱入し、事態は銃撃戦に発展。そんな中妊婦から赤ちゃんを取り上げたスミスは、流れ弾で死んだ母親の代わりに子どもを抱えて逃走。すると男たちは、今度は子どもを奪うためにスミスに襲い掛かった。子どもが狙われる理由がわからないまま、スミスは娼婦ドンナのもとへと逃げ込むが……。
一匹狼のガンマンが小さな赤ちゃんを守るため、マフィアや巨大組織に挑むクライム・アクション。その最大の魅力は何といってもガンアクションだ。オートマチック、リボルバー、ライフル、サブマシンガン等々、バラエティに富んだ数々の銃から2万5千発もの銃弾がぶっ放される。その爽快感たるは、なかなか比肩する映画作品を見つけられないほどだ。しかも単に撃ちまくるだけではなく、トラップを利用した銃撃戦やスカイダイビングでの打ち合いなど、様々なシチュエーションで印象の違うガンアクションを演出し、観る者を飽きさせない。主人公のスミスはもちろん、敵役のハーツなどキャラクターも魅力的。スカっとしたい人にはぴったりの作品だ。

こんなにメチャクチャな話があっていいものか…。赤ちゃんを守るために悪の組織に挑む男を描いた作品。ストーリーは理解できるのだけど、間違い探しをしてるくらいの勢いで意味不明な事ばかり起きます(笑)銃撃シーンでは敵が「撃ってくれ」と言わんばかりのタイミングの良さ。あんだけ大勢から一度に撃たれて当たらないとか運が良すぎというか何というか…。しかもHしながら撃つって馬鹿にも程がある監視カメラを見ながら、仕掛けてた銃で撃つなんて神業すぎないか??飛行機から落ちながらの銃撃なんて神業以上の神業でしょ!!無理無理(笑)敵のボスも「自分は奴らの居場所が分かるんだ」とか意味不明な事を言って、ピンポイントで主人公達の隠れ家が行くし…ありえねー展開に、観終わってからの後味が悪かったです。ニンジン嫌いな人は観ない方がいいですよ(笑)

この作品の評価・・・・53点
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デス・レース

2009年06月17日 01時51分35秒 | 映画評論タ行
製作年 : 2008年
製作国 : アメリカ
2008年11月29日公開
監督・製作・原案・脚本 : ポール・W・S・アンダーソン
出演 : ジェイソン・ステイサム,ナタリー・マルティネス,ジョアン・アレン
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民間企業が刑務所を運営している近未来。凶悪な犯罪者を収容するターミナル・アイランドでは、“デス・レース”と呼ばれる残酷なカーレースが行われ全世界に中継されていた。元レーサーのエイムズは親子三人で慎ましい生活を送っていたが、ある夜何者かに襲われ、妻殺しの濡れ衣を着せられた上、ターミナル・アイランドに収容される。彼は刑務所を牛耳る冷酷な所長ヘネシーから、“デス・レース”への出場を持ちかけられた…。
近未来のアメリカには、大衆を興奮の渦に巻き込む人気番組が存在していた…。アメリカ・インディペンデントの祖、ロジャー・コーマンの伝説的アクション映画『デスレース2000』が、パワーとスリルを増強させ甦った。服役中の凶悪犯による“デス・レース”。勝利か死かという極限状態の狂った世界で、その裏にある陰謀に敢然と立ち向かう男の姿を描いている。演じるのは、今屈強な男を演じさせたら右に出る者がいないジェイソン・ステイサム。オスカーにノミネート経験のある名女優、ジョアン・アレンが冷徹な敵役を演じているのにも注目だ。ポルシェやジャガー、BMWなどが重装備に身を包み、走るモンスターと化して疾走するさまは迫力満点!

すべては視聴率のために!!刑務所の中で行われる殺人カーレースに、無実の罪で投獄された主人公が復讐のために参加するというお話。タイトル通り、レースをメインに…というかレースしか見所はありません(笑)だけど、このレースシーンがなかなかよく出来てます。確かにグロいシーンは多々あるけど、路上のマークを通過すると武器が使えたり、いきなり邪魔者が現われたり…まさにゲーム感覚で楽しめました♪レース以外にも、主人公の復讐劇が同時進行で進められていきます。まぁ復讐の方は意外にあっさりと犯人も分かったのが残念だったけど…視聴率のためにそこまでするのか!!と驚かされたりもしましたラストは釈放されるのかと思いきや、予想外の展開に…まぁ観て下さい。どちらかと言えば男性向けの作品ですが、スカっとしたい人にはおススメですよ☆
それと、赤ん坊を里親から返してもらう時に問題はなかったのかなぁ…???

この作品の評価・・・・76点
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ベッドタイム・ストーリー

2009年06月16日 15時48分47秒 | 映画評論ハ行
製作年 : 2008年
製作国 : アメリカ
2009年3月20日公開
監督・製作総指揮 : アダム・シャンクマン
出演 : アダム・サンドラー,ケリー・ラッセル,ガイ・ピアース
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スキーターはパッとしない中年の独身男。姉から幼い甥と姪の面倒を見るように頼まれた。子どもたちにせがまれて、中世を舞台にしたファンタジーや、古代ローマの馬車レース、宇宙で繰り広げられるSFなど、彼自身が主人公のハチャメチャな作り話を作って話してあげると、子どもたちはスキーターの作り話の続きを好きなように勝手に創り上げてしまった。翌日、子どもたちが語った一場面が、何とスキーターの目の前で現実となって…。
ベッドタイム・ストーリー―それは、子どもを安らかに眠らせるために語り聞かせるお話のこと。それが、なんと現実の世界で実際に起きてしまうというファンタジー・アドベンチャー。『ヘアスプレー』のアダム・シャンクマン監督がメガホンをとり、『再会の街で』でシリアスな演技を披露したアダム・サンドラーが一転、本来の“隣のお兄さん”的な朗らかな主人公を演じている。そのほかにも『M:i:III』のケリー・ラッセルやガイ・ピアース、リチャード・グリフィス、ジョナサン・プライスら実力派俳優が賑やかに名を連ねている。子どもたちの発想に驚かされながら、彼らのベッドタイム・ストーリーは無事ハッピーエンドを迎えられるのか!?

子供向けっぽくて夢がある、まさにディズニー映画の王道とも言える作品です。子供達が言う事が現実の世界で起きてしまうというのは面白いけど、捻りが足りないしもう少し大人向けに作って欲しかったです。やっぱりそうなるかっていう展開の連続で、走ってる列車をすり抜けたり、学校の爆発を危機一髪で回避させたり、大人からすれば「やりすぎじゃね?」と感じてしまう。だけどディズニーだからと思えばコンパクトにスッキリまとめたなと思います。ハムスターが活躍するのかと思ったら特に何もせず、つーかあのハムスター気持ち悪いなぁ(笑)

この作品の評価・・・・68点
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それでも恋するバルセロナ

2009年06月15日 02時22分51秒 | 映画評論サ行
製作年 : 2008年
製作国 : アメリカ
2009年6月27日公開
監督・脚本 : ウディ・アレン
出演 : スカーレット・ヨハンソン,ペネロペ・クルス,ハビエル・バルデム
official site

バカンスでバルセロナを訪れたヴィッキーとクリスティーナは、親友同士だが恋愛観は正反対。二人はヴィッキーの親戚夫婦の家に滞在して、バルセロナの街を観光する。ガウディの建築物や、ミロの芸術に酔いしれていた。ある晩、訪れた画廊のパーティーで出会ったのは、画家のフアン・アントニオ。彼は元妻と離婚したばかりだった。そんな彼に、クリスティーナは興味を持つ。
年一作のペースで新作を発表するウディ・アレン監督が、スペインのバルセロナを舞台に、四角関係(それ以上?)の恋愛を描くロマンチック・コメディ。二人のアメリカ人女性、そしてスペイン人の画家と彼の元妻が、それぞれの個性や恋愛観をぶつけあいながら駆け引きを繰り広げる。『マッチポイント』『タロットカード殺人事件』に続き、ウディ・アレン作品でヒロインを演じるスカーレット・ヨハンソンのほか、『ノーカントリー』でオスカー受賞のハビエル・バルデムとペネロペ・クルスが出演。ペネロペはこの作品で、本年度アカデミー賞助演女優賞を受賞。そんな魅力的な俳優陣に加え、美しいバルセロナの街並、名所も見どころの一つ。

1人の男性と3人のタイプの違う女性の恋愛話。こっちの女に行ったり、あっちの女に行ったり…男としてはこんなに女性にモテるフアンが羨ましいだけどフアンを見る限り、ただの女ったらしにしか思えなくて、確かに分かりやすい話ではあるけれど、グダグダ感があったりして新鮮さが足りないかなと思いました。ナレーションがしつこいぐらい多かったし…。ウディ・アレンの作品ってこういう男女の駆け引きみたい作品ばっかりだけど嫌いじゃないです。だけど今回はどうも好きになれませんでした…。あーバルセロナに行きたい!!(笑)

この作品の評価・・・・64点
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