製作年:2010年
製作国:アメリカ=イギリス
2011年6月18日公開
監督・脚本:ダニー・ボイル
原作:アーロン・ラルストン
出演:ジェームズ・フランコ,アンバー・タンブリン,ケイト・マーラ
official site
2003年4月25日金曜日。いつものように行き先を誰にも告げず、休日はクライマーとして人生を謳歌しているアーロン。今回の目的地はブルー・ジョン・キャニオン。土曜日の朝、車からMTBを取り出し渓谷へ向かった。途中、道に迷った二人の女性を秘密の場所へと案内する。そこは岩と岩の隙間から下の泉へとダイブできる場所。大胆なアーロンの行動力は彼女たちを魅了する。そんなアーロンに、思わぬ災難が降りかかる。
『スラムドッグ$ミリオネア』でアカデミー賞8部門に輝いたダニー・ボイル監督が、断崖に腕を挟まれ動けなくなった男性の実話を映画化。落石に運命を決められた瞬間から、生命の限界を迎えるまでの127時間、死の恐怖に直面し、絶望の底で“人生”を体験する。そして遂に彼はある“決断”を下す―何が何でも生きるために…。第83回アカデミー賞で作品賞、主演男優賞をはじめとする6部門でノミネートされた。“生きたい”という情熱を体いっぱいで演じ切ったジェームズ・フランコの陽気さとクールさ、そして並はずれた演技力は驚嘆の一言だ。
本年度アカデミー賞主要6部門ノミネートの実話を基にした作品。渓谷に落ちて岩に手を挟まれた青年の物語。
さすがダニー・ボイル監督。映像の撮り方も良いし音楽も効果的に使われている。主人公の感情の変化がこちらまで伝わってきました。この映画から伝わってくることは「生きることへの執着」。“たとえ絶望の淵へ落ちてもこの先きっと良いことが待っている。だから諦めてはいけない”「人は生きなければならない」「人は1人では生きていけない」アーロンの諦めない気持ちに勇気をもらいました。主演のジェームズ・フランコ、彼の演技は素晴らしかった♪“死”を覚悟した表情と“生”を見つけた表情。どちらも緊張感を感じられる演技力でした。
展開が予想通りだったのが残念でしたが、命の大切さや重さを感じられる作品でした。シンプルに作られていそうで、中身は濃い内容になっています。グロいシーンもありますが観終わったあとは爽やかな気分になれます。もし自分が同じ状況に置かれたとしたら…今までの人生を振り返り、アーロンのように大きな犠牲を払ってまで生きたいと思うか…。毎日平和に生きていることがどれだけ幸せなことかを改めて感じました。
この作品の評価・・・・75点
製作国:アメリカ=イギリス
2011年6月18日公開
監督・脚本:ダニー・ボイル
原作:アーロン・ラルストン
出演:ジェームズ・フランコ,アンバー・タンブリン,ケイト・マーラ
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2003年4月25日金曜日。いつものように行き先を誰にも告げず、休日はクライマーとして人生を謳歌しているアーロン。今回の目的地はブルー・ジョン・キャニオン。土曜日の朝、車からMTBを取り出し渓谷へ向かった。途中、道に迷った二人の女性を秘密の場所へと案内する。そこは岩と岩の隙間から下の泉へとダイブできる場所。大胆なアーロンの行動力は彼女たちを魅了する。そんなアーロンに、思わぬ災難が降りかかる。
『スラムドッグ$ミリオネア』でアカデミー賞8部門に輝いたダニー・ボイル監督が、断崖に腕を挟まれ動けなくなった男性の実話を映画化。落石に運命を決められた瞬間から、生命の限界を迎えるまでの127時間、死の恐怖に直面し、絶望の底で“人生”を体験する。そして遂に彼はある“決断”を下す―何が何でも生きるために…。第83回アカデミー賞で作品賞、主演男優賞をはじめとする6部門でノミネートされた。“生きたい”という情熱を体いっぱいで演じ切ったジェームズ・フランコの陽気さとクールさ、そして並はずれた演技力は驚嘆の一言だ。
本年度アカデミー賞主要6部門ノミネートの実話を基にした作品。渓谷に落ちて岩に手を挟まれた青年の物語。
さすがダニー・ボイル監督。映像の撮り方も良いし音楽も効果的に使われている。主人公の感情の変化がこちらまで伝わってきました。この映画から伝わってくることは「生きることへの執着」。“たとえ絶望の淵へ落ちてもこの先きっと良いことが待っている。だから諦めてはいけない”「人は生きなければならない」「人は1人では生きていけない」アーロンの諦めない気持ちに勇気をもらいました。主演のジェームズ・フランコ、彼の演技は素晴らしかった♪“死”を覚悟した表情と“生”を見つけた表情。どちらも緊張感を感じられる演技力でした。
展開が予想通りだったのが残念でしたが、命の大切さや重さを感じられる作品でした。シンプルに作られていそうで、中身は濃い内容になっています。グロいシーンもありますが観終わったあとは爽やかな気分になれます。もし自分が同じ状況に置かれたとしたら…今までの人生を振り返り、アーロンのように大きな犠牲を払ってまで生きたいと思うか…。毎日平和に生きていることがどれだけ幸せなことかを改めて感じました。
この作品の評価・・・・75点