股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

屍人荘の殺人

2020年07月31日 23時42分11秒 | 映画評論サ行

製作年:2019年
製作国:日本
日本公開:2019年12月13日
監督:木村ひさし
出演:神木隆之介,浜辺美波,葉山奨之,矢本悠馬,池田鉄洋,古川雄輝,中村倫也
ようこそ屍人荘へ:映画『屍人荘の殺人』特設サイト

ミステリー小説が大好きな大学生・葉村譲(神木隆之介)は、ミステリー愛好会の会長を務める明智恭介(中村倫也)に強制的に入会させられ、学内で起きる事件に首を突っ込む毎日を過ごしていた。ある日、同じ大学に通いながら私立探偵としても活躍している剣崎比留子(浜辺美波)が、犯行予告が届いた音楽フェス研究会の夏合宿に行こうと彼らを誘う。三人は山奥の合宿地・紫湛荘を訪れる。
第27回鮎川哲也賞、第18回本格ミステリ大賞に輝いた今村昌弘の小説を実写映画化。大学生たちが山奥のペンションで起こる連続殺人に挑む。メガホンを取るのは『ATARU』シリーズなどの木村ひさし。『フォルトゥナの瞳』などの神木隆之介が主演を務め、『君の膵臓をたべたい』などの浜辺美波、『星ガ丘ワンダーランド』などの中村倫也らが共演。

コメディかと思いきや、意外とちゃんとした推理ドラマでした。コミカルでふざけたシーンも多少はありますが、隔離された空間で起きる連続殺人事件が解決していく展開は真面目に作られています。ただし笑いの小ネタがどれも全く面白くなく、それに耐えられない人も多そう。しかしゾンビ+推理っていうのは新鮮で面白い!ゾンビモノも推理モノも好きな僕としては謎解きにドキドキしちゃいました。これはまさにネタバレ厳禁の映画なので詳しいことは書きませんが、新感覚のミステリー映画といったかんじ。これハリウッドが笑い無しで真面目に作ってくれたら傑作になりそう…。グロいシーンも結構あるのでご注意を。キャストが個性派揃いでぴったりの配役だと思いました。流れが「TRICKトリック」に似てるなぁと思ったら脚本家が同じ人でした(笑)
ゾンビ化になる説明が一切無く、ウイルスを撒き散らした悪の集団の正体が非常に気になったのだけど、そこはスルーで良いのか?(笑)中村倫也が最後あんなことになってしまって残念でした…。中村倫也、もう少し活躍させてあげてもよかったかな。原作小説のほうが面白いらしいので、気が向いたら読んでみようと思います。

この作品の評価・・・・★★★★★★☆☆☆☆(満点は★10)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

空の青さを知る人よ

2020年07月28日 12時52分14秒 | 映画評論サ行

製作年:2019年
製作国:日本
日本公開:2019年10月11日
監督:長井龍雪
声の出演:吉沢亮,吉岡里帆,若山詩音,落合福嗣,松平健
映画『空の青さを知る人よ』公式サイト

ミュージシャン志望で17歳の高校生・相生あおいは、両親を亡くして以来、恋人との上京を断念し親代わりに自分を育ててきた姉のあかねに負い目を感じていた。あるとき、あかねの元恋人で上京してから音信不通になっていた金室慎之介が、音楽祭のために町へ戻ってくる。同じころ、13年前の過去から時間を超えてきた18歳の慎之介・しんのがあおいの前に現れる。
『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』『心が叫びたがってるんだ。』シリーズで知られるクリエイターチーム「超平和バスターズ」が再び結集したアニメ。ミュージシャンを夢見る女子高生、亡き両親の代わりに彼女を育てる姉、売れないギタリスト、過去から時間を超えてきた男子が織り成す不思議な四角関係を描く。声の出演には吉沢亮、吉岡里帆、若山詩音がオーディションで選出され、松平健も参加している。

両親を亡くした姉妹、売れないギタリスト、過去から時間を超えてきた男子が織り成す不思議な物語。4人それぞれの想いが交差して、恋愛、家族の絆、友情が重なっていく。テーマとしては「過去の自分と、今の自分」。大きな夢や幸せな未来を思い描いていた過去と、夢を叶えることの難しさを知った現在。誰もが似たような経験をしたことがあるだろう。自由に行動したり発言したり出来た高校生の頃とは違って、大人になると色んな責任感だったり周囲の目だったりプライドを邪魔したりして自分の気持ちを正直に伝えられない…。それでも想いを伝えなきゃと、自分のために、誰かのために行動するあおいやあかねがとても素敵に見えました。後半のファンタジー要素…大ジャンプのシーンは違和感ありありでした。なんで飛んじゃったんだろ(笑)しんのはあの小屋から最後まで出ないほうが良かったかも…。エンドロールに重要なシーンがあったので、そこは本編で描いてほしかった。
主人公の声を担当した吉沢亮と吉岡里帆がとても上手でした!特に2役を演じた吉沢亮を超えの使い分けは見事でした!「キングダム」の時もそうだったけど、同じ映画で2人のキャラクターの演じ分けを見事にこなせる彼の演技力って凄いんだなと思います。あいみょんの主題歌にだいぶ助けられたかな。

井の中の蛙大海を知らずされど空の青さを知る

この作品の評価・・・・★★★★★☆☆☆☆☆(満点は★10)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カツベン!

2020年07月27日 21時39分47秒 | 映画評論カ行

製作年:2019年
製作国:日本
日本公開:2019年12月13日
監督:周防正行
出演:成田凌,黒島結菜,永瀬正敏,高良健吾,音尾琢真,竹中直人,竹野内豊
周防正行監督最新作 映画『カツベン!』公式サイト

偽の活動弁士として泥棒一味の片棒を担ぐ生活にウンザリしていた染谷俊太郎(成田凌)は一味から逃亡し、とある町の映画館にたどり着く。そこで働くことになった染谷は、今度こそ本当の活動弁士になることができるとワクワクするが、そこは館主夫妻(竹中直人、渡辺えり)をはじめ、スターを気取る弁士の茂木貴之(高良健吾)や酒好き弁士の山岡秋聲(永瀬正敏)などくせ者ばかりだった。
『それでもボクはやってない』などの周防正行監督が、映画が「活動写真」と呼ばれていた時代に独自のしゃべりで観客を沸かせた「活動弁士」を主人公に据えた青春活劇。約100年前を舞台に、活動弁士を目指す青年と彼を取り巻く人々を描く。主演を『ニワトリ★スター』などの成田凌、ヒロインを『プリンシパル~恋する私はヒロインですか?~』などの黒島結菜が務める。共演には永瀬正敏、高良健吾、井上真央、竹中直人、小日向文世、竹野内豊らが名を連ねる。

活動弁士を目指す青年の奮闘と、巻き起こる騒動を描いた本作。豪華俳優陣がちょい役で出演しています。この映画で初めて活動弁士という職業を知りました。活動写真の吹き替えを1人の人間が全て演じる仕事。声や音が無い時代に、喜怒哀楽や性別、年齢、その場の空気を見事に使い分けて、字幕や吹替や音声に慣れてしまっている自分にとっては、これはこれで非常に面白いなと思いました。成田凌や永瀬正敏,高良健吾など、違和感なく見事な話術を披露していて、かなり練習したのだろうと感じました。活動弁士の中にも話術で魅了したり、甘いルックスで女性たちを魅了したりと様々なタイプがいるのも面白い!周防監督のドタバタ騒動っぷりは、王道で、いつも通り安定していてテンポが良かったです。しかし今回はあまり笑えるシーンが少なかったのが残念。ご都合主義な部分は仕方ないがドタバタが後半にいくにつれてワザとらしかったかな。最後の銃で撃つシーンなんて、まさにご都合主義。
活動弁士の仕事を学べただけでも観て良かったなと思います。一度生で見てみたい!

この作品の評価・・・・★★★★★☆☆☆☆☆(満点は★10)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

テッド・バンディ

2020年07月20日 16時49分59秒 | 映画評論タ行

製作年:2019年
製作国:アメリカ
日本公開:2019年12月20日
監督:ジョー・バーリンジャー
出演:ザック・エフロン,リリー・コリンズ,カヤ・スコデラーリオ
映画『テッド・バンディ』公式サイト

1969年、ワシントン州シアトル。シングルマザーのリズ(リリー・コリンズ)は、バーでテッド・バンディ(ザック・エフロン)と出会う。やがて彼女はテッドと暮らすようになり幸せをかみしめていたが、誘拐未遂事件の容疑でテッドが逮捕されてしまう。突然の出来事に戸惑うリズは、別の誘拐事件でテッドの愛車フォルクスワーゲンらしき車が目撃されていたことを知る。テッドは誤解だと説明するが、数々の事件への彼の関与が判明する。
1970年代のアメリカを震撼(しんかん)させた殺人鬼テッド・バンディの実録ドラマ。その凶悪さに加え、恋人の視点からの善人としての一面も描く。メガホンを取るのは『ブレアウィッチ2』などのジョー・バーリンジャー。『WE ARE YOUR FRIENDS ウィー・アー・ユア・フレンズ』などのザック・エフロン、『シャドウハンター』などのリリー・コリンズ、『ザ・シークレット・サービス』などのジョン・マルコヴィッチらが出演する。

1970年代に全米を震撼させた殺人鬼テッド・バンディの実録ドラマ。僅か数年で少なくとも30人以上の女性を殺害したバンディ。本作では殺害シーンなどはほぼ無く、ほとんどが法廷シーンや、シングルマザーのリズとの生活シーンを描いており、彼が30人もの女性を殺したサイコパスとは思えないほど、彼の言動を見ていると、これは冤罪で普通の好青年のように見えてしまいました。その容姿と、言葉巧みな主張で多くの人間を味方につけてきたのだろう。驚いたことに、殺人罪で裁判が行われている時でも「バンディが好きよ!」と言う女性ファンたちが法廷に出向いたのだから、それほど彼には人を惹きつけるような魅力があったのだろう。恐ろしいと美しいは紙一重なのかもしれない。
多くの犯罪を犯しながらもリズを想い続けたバンディの心理状態はどうなっているのか想像もつかない。最後のシーンでガラスに指で書いた言葉…ゾクッとしました。演出なのかどうか分かりませんが、最後の最後で本当の自分を愛する人に見せたバンディは何を想ったのだろう。まさしく人間性の無駄遣いといったところ。
殺害シーンは映らないのに恐怖を感じる映画って、ありそうで無かったかもしれない。欲を言えば彼の幼少期からの生い立ちが見たかったかも。エンドロールで実際の映像が流れますが、バンディを演じたザック・エフロンを始め、登場人物たちの再現度が高くて驚きました。さらに驚いたのは久しぶりに見たハーレイ・ジョエル・オスメント君がぽっちゃりなオジさんになってたこと(笑)

この作品の評価・・・・★★★★★★★☆☆☆(満点は★10)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

仮面病棟

2020年07月19日 14時15分58秒 | 映画評論カ行

製作年:2020年
製作国:日本
日本公開:2020年3月6日
監督:木村ひさし
出演:坂口健太郎,永野芽郁,内田理央,江口のりこ,大谷亮平,高嶋政伸
映画『仮面病棟』公式サイト

医師の速水(坂口健太郎)は、一日だけの当直医として元精神科病院に出向く。だがピエロの仮面をかぶった凶悪犯が突然押し入り、傷を負った女子大生の瞳(永野芽郁)と院内に立てこもる。速水は、身元のわからない64人の入院患者や病院の職員らと一緒に監禁されてしまう。
『ATARU』シリーズや『任侠学園』などの木村ひさしが監督し、知念実希人のミステリー小説を映画化。凶悪犯が籠城した病院から脱出を試みる人々を映し出す。主演をドラマ「シグナル 長期未解決事件捜査班」などの坂口健太郎、ヒロインをNHKの連続テレビ小説「半分、青い。」などの永野芽郁が務める。

凶悪犯が立てこもった病院から脱出を試みる人々を描いたサスペンス作品。ピエロの仮面を被った凶悪犯が病院に押し入ったことから、様々な謎と人間の裏の顔が明らかになっていきます。ただの脱出劇とは思っていませんでしたし、登場人物たちが明らかに何か隠している感じがあります。高嶋政伸が登場する時点で「この病院、絶対悪いことしてるでしょ!」と思ってしまうのは何故だろう(笑)病院という閉鎖された空間の中で繰り広げられる心理サスペンスは、なかなか面白くて最後まで飽きることなく観れました。伏線が回収されていく丁寧な展開は観ていて気持ちがいい。
しかしツッコミどころはあります。結構な数の入院患者がいるにもかかわらず医者や看護師の少なさよ。永野芽郁演じる瞳は腹部を撃たれて数針縫っているにもかかわらず、あまり痛む様子も無くピンピン動いている不思議。病院に勤めている人間なら、どうにか裏口から抜け出せそうな気もするが…。中盤からなんとなく展開が予想できてしまいました。王道のサスペンス映画ではありますが、スリリングな展開が続くので楽しめました。幸せなら手を叩こう!

この作品の評価・・・・★★★★★☆☆☆☆☆(満点は★10)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

君が世界のはじまり

2020年07月18日 14時43分53秒 | 映画評論カ行

製作年:2020年
製作国:日本
日本公開:2020年7月31日
監督:ふくだももこ
出演:松本穂香,中田青渚,片山友希,金子大地,甲斐翔真
映画『君が世界のはじまり』公式サイト

大阪のある町で暮らす高校2年生のえん(松本穂香)は、恋人を次々と変える親友の琴子とつまらない毎日を送っていたが、琴子がサッカー部のナリヒラを好きになったことで距離ができる。同じ高校のジュンは、母が家を出たことに向き合おうとしない父親に何も言えず、学校が終わった後ショッピングモールで過ごしていた。やがて、ナリヒラの秘密を知り彼と急接近するえん、それを見て見ぬ振りする琴子、転校生の伊尾と深い仲になるジュンらの思いが交錯する。
小説家で映画監督のふくだももこが手掛けた青春ドラマ。監督自身の小説「えん」「ブルーハーツを聴いた夜、君とキスしてさようなら」をベースに、高校生たちの物語が描かれる。主演を務めるのは『わたしは光をにぎっている』『酔うと化け物になる父がつらい』などの松本穂香。脚本を『愚行録』『ハード・コア』などの向井康介が担当した。

Filmarksさんのオンライン試写会で鑑賞。ある町で暮らしている高校生たちの日々を描いた本作。10代だからこそ、大人になりきれていないからこそ、家庭の事、友達との関係、恋愛について悩み苦しむ繊細な彼らの姿が非常にリアルに描かれていました。明るく振舞っている友達も、何も悩みが無さそうに見える友達も、誰だって心の中には人には言えない闇を抱えていて、それをどうやって発散していいのか分からない。でも若者だからこそ、親や学校ではなく傍にいる仲間たちの支えがとても重要なのだと思いました。劇中に流れるブルーハーツの音楽がとても映画と合っていて、子供たちの心の叫びを代弁しているかのよう。ブルーハーツの曲は現実社会でも多くの若者たちを救ったのだろう。深夜のショッピングモールのシーンが印象的でした。体育館倉庫、ビルの非常階段、陽の当て方など、その人物の心境を表したような場所や演出も上手かった。
映画冒頭で親を殺した子供が逮捕されるシーンが流れます。きっと映画に登場する誰かが犯人なのだろうと思っていましたが予想外の展開になりました。しかしこの映画に登場する高校生の中で誰が過ちを犯してもおかしくない。それくらい10代の心って繊細で壊れやすいのだと思いました。最後に前向きなシーンで終わってくれたのがとても良かったです。
物語とは関係ないが、台詞が聞こえづらいところが何か所かあり、音量を上げていたらいきなりブルーハーツが爆音で流れてびっくりしました。もう少し音響の編集をしっかりしてほしいです。

この作品の評価・・・・★★★★★★☆☆☆☆(満点は★10)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY

2020年07月17日 00時01分09秒 | 映画評論ハ行

製作年:2020年
製作国:アメリカ
日本公開:2020年3月20日
監督:キャシー・ヤン
出演:マーゴット・ロビー,メアリー・エリザベス・ウィンステッド,ユアン・マクレガー
映画『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒』

ジョーカーと別れたハーレイ・クイン(マーゴット・ロビー)は束縛から解放され、街にはびこる悪党が敵意を持つほど暴れまくっていた。謎のダイヤを盗んだ少女をめぐって、裏世界を支配するサイコパス、ブラックマスク(ユアン・マクレガー)と対決することになった彼女は、くせ者ばかりを集めてチームを作り上げる。
『スーサイド・スクワッド』で、ジョーカーの恋人として登場したハーレイ・クインが主人公のアクション。ハーレイ・クインが、裏世界を支配するブラックマスクと戦う。ハーレイ・クインを『スーサイド・スクワッド』に続いてマーゴット・ロビーが演じ、ブラックマスクに『スター・ウォーズ』シリーズなどのユアン・マクレガーがふんする。監督はキャシー・ヤンが務める。


『スーサイド・スクワッド』でジョーカーの恋人として登場したハーレイ・クインが主人公のアクション映画。先日観た『スキャンダル』で女の色気全開だったマーゴット・ロビーが本作では180度違う、ぶっとびキャラを演じています。『スーサイド・スクワット』の予備知識が無くても大丈夫です。ジョーカーを破局したハーレイ・クインが裏世界を支配するブラックマスクから命を狙われることに。同じ意志を持った女性たちが集結して巨大な敵に挑むのです。暗殺者、女刑事、スリなど色んなタイプの女性がいるチームのアクションは観ていてスカっとするし、鮮やかな色彩や音楽がまたアクションシーンに楽しさやスピード感を持たせています。お茶目だけどクレイジーだけど、ハーレイ・クインの悪びれない姿が何故か許せてしまうキュートさが面白い。しかしストーリーとしては普通かなと思いました。敵の男たちのほうが明らかに体が大きいし強そうだが、全然やられない女性たちが気になる。ダイヤを飲み込んだ女の子を皆で守るという展開に新鮮味は無く。何よりも敵が強そうに見えて弱い。ブラックマスクがあっけなく死んだのはちょっと笑ってしまいました。これだけゴッサムシティで大暴れしているのにバットマンは何してるんだろ?(笑)
とりあえずマーゴット・ロビーのクレイジーっぷりが楽しめたのと、ベーコンエッグサンドが美味しそうに見えました。何も考えずに観るのがおススメ。

この作品の評価・・・・★★★★★☆☆☆☆☆(満点は★10)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

WAVES/ウェイブス

2020年07月16日 02時20分10秒 | 映画評論ア行

製作年:2019年
製作国:アメリカ
日本公開:2020年7月10日
監督:トレイ・エドワード・シュルツ
出演:ケルヴィン・ハリソン・Jr,テイラー・ラッセル,スターリング・K・ブラウン
映画「WAVES」公式サイト

フロリダで高校生活を送るレスリング部のタイラーはスター選手で、成績も良く、美人の恋人もいた。厳格な父親と多少の距離はあるが、満ち足りた毎日を過ごしていたある日、タイラーは肩を負傷してしまう。医師は大事な試合に出場することを許さず、さらに恋人の妊娠が発覚して順調だった人生が狂い始める。
『イット・カムズ・アット・ナイト』などのトレイ・エドワード・シュルツが監督と脚本を担当した青春ドラマ。ある兄妹の物語をベースに、傷ついた若者たちの物語が描かれる。ケルヴィン・ハリソン・Jr、テイラー・ラッセル、ルーカス・ヘッジズらが出演。フランク・オーシャンやケンドリック・ラマーをはじめ、エイミー・ワインハウス、レディオヘッド、カニエ・ウェストらの楽曲が使用されている。

ある兄弟に起きる悲劇を描いた物語。この映画は前半と後半の2部構成になっています。前半は兄・タイラーの視点で。後半は妹・エミリーの視点で。前半と後半で音楽の使い方や色の使い方が全く違っているのが印象的。前半は家族の崩壊を。後半は家族の再生を描いています。劇中で流れる曲の歌詞が台詞の代わりになっているのがとても面白いです。台詞以上にストレートにメッセージが伝わってきて、若者たちの繊細で不安定な喜びや叫びがよく分かりました。この映画は家族の物語。家族にだって隠し事はあるのは当たり前なのかもしれない。10代は特に親に言えないモヤモヤした悩みを誰もが抱えているもの。タイラーもまた、周囲から期待されるたびにプレッシャーを抱えていたのだろう。タイラーが頑張って築き上げてきたものが1つの出来事がキッカケでドミノ倒しのように全てが崩れていってしまう…。自分では受け止められないほどの大きな波が彼を飲み込み、取り返しのつかない悲劇へと繋がっていく。素直で真面目な青年の末路がこうなるとは悲しすぎる…。そして兄に起きた悲劇によって生活が一変してしまった妹のエミリー。しかし独りぼっちの日々から少しずつ希望が生まれていく後半は観ているこちらも気持ちが救われたような気がしました。エミリーが彼氏のお父さんのお見舞いに行ったことで、家族をもう一度愛したいと思ってくれて本当に良かった。伝えられる時に伝えるって本当に大事なんだな。
人間は誰だって“愛されたい”“愛したい”と思うもの。だけど人間は“愛しされ方”“愛し方”が分からない不器用な生き物なのだろう。人生に正解や不正解が無いように、家族のカタチに正解や不正解も無い。人それぞれに色んな愛があるのだと、この映画を観て思いました。国や人種が違っても思うことは、みんな同じ。壊れてしまったのなら、また作り直せばいい…家族って良いもんですね。
思っていたよりは、あまり盛り上がらなかった映画でした。前半の内容の濃さやスピード感が良かっただけに、後半は少々失速気味になってしまったのが残念。重い話ではありましたが、様々なメロディーからメッセージが伝わってくる新感覚の映画でした♪

この作品の評価・・・・★★★★★★☆☆☆☆(満点は★10)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

透明人間

2020年07月13日 21時43分42秒 | 映画評論タ行

製作年:2019年
製作国:アメリカ
日本公開:2020年7月10日
監督:リー・ワネル
出演:エリザベス・モス,オリヴァー・ジャクソン=コーエン,ハリエット・ダイアー
映画『透明人間』公式サイト

天才科学者で富豪のエイドリアン(オリヴァー・ジャクソン=コーエン)の恋人セシリア(エリザベス・モス)は、彼に支配される毎日を送っていた。ある日、一緒に暮らす豪邸から逃げ出し、幼なじみのジェームズ(オルディス・ホッジ)の家に身を隠す。やがてエイドリアンの兄で財産を管理するトム(マイケル・ドーマン)から、彼がセシリアの逃亡にショックを受けて自殺したと告げられるが、彼女はそれを信じられなかった。
『ゲット・アウト』や『パージ』シリーズなどのジェイソン・ブラムが製作を担当したサスペンス。自殺した恋人が透明人間になって自分に近づいていると感じる女性の恐怖を描く。メガホンを取るのは『アップグレード』などのリー・ワネル。『アス』などのエリザベス・モス、『ファースター 怒りの銃弾』などのオリヴァー・ジャクソン=コーエン、『キリング・グラウンド』などのハリエット・ダイアーのほか、オルディス・ホッジ、ストーム・リードらが出演する。

自殺した恋人が透明人間になって近づいてくる恐怖を描いたサスペンス作品。製作費は僅か700万ドルに対し、オープニング興収だけで約4倍となる2900万ドルを稼ぎ出した本作。大富豪のエイドリアンの束縛に耐え切れなくなり、豪邸を抜け出したセシリア。そのショックにエイドリアンは自ら命を絶ってしまいます。遺産を手にしたセシリアだったが、彼女の周囲では不可解な出来事が起こり始めます。見えない何かにセシリアは徐々に精神が崩壊していくのです…。透明人間と言われると思い出すのが2000年に公開されたポール・バーホーヴェン監督の『インビジブル』。主演のケヴィン・ベーコンの狂気が印象的でした。そして個人的には20年ぶりであろう透明人間です(笑)
透明人間になって、どうやって襲ったり驚かせたりするのかは予想はしていましたが、それでもしっかりホラーとサスペンスのツボを押さえていて最後までドキドキさせられました。まさに“見えない恐怖”がいつどこから来るのかが分からないのは、本当に怖い。そして劇中で流れる微弱な音がまた恐怖を高めていて良いのです!何もないのに、そこに何かがいるような気がする…。何かが迫ってきているのに何も見えない…観ている自分ですらそんな錯覚に陥ってしまう視点やカメラワークや演出がとても上手い。人間の醜い部分が垣間見える展開は非常に面白く、セシリアが精神的に追い込まれていく絶望感と、そこからの復讐劇がまた爽快感すら感じさせます。人間と嫉妬や愛情とは、時に取り返しのつかないことになってしまうのだと、この映画を観てよく分かりました。支配から抜け出そうと、最後にセシリアが取った行動は許させることではないかもしれないが、あれが正解だったのかもしれない。ラストのオチも予想外で見事でした!!主演のエリザベス・モスがめちゃくちゃ美人ってほどじゃないのがまたリアリティがあって良かったです(笑)結局、一番怖いのは幽霊じゃなくて人間なんだな。まさにサプライズ…

この作品の評価・・・・★★★★★★★☆☆☆(満点は★10)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハスラーズ

2020年07月07日 16時43分14秒 | 映画評論ハ行

製作年:2019年
製作国:アメリカ
日本公開:2020年2月7日
監督:ローリーン・スカファリア
出演:コンスタンス・ウー,ジェニファー・ロペス,ジュリア・スタイルズ,キキ・パーマー
映画『ハスラーズ』オフィシャルサイト

デスティニー(コンスタンス・ウー)は、母に捨てられた自分を育ててくれた祖母の面倒を見るために、ストリップクラブで働き始める。先輩ストリッパーのラモーナ(ジェニファー・ロペス)やダイヤモンド(カーディ・B)から仕事のノウハウを教わり生活は安定するが、リーマン・ショックが起きて世界の経済が揺らぎ、彼女たちの仕事も不況のあおりを受ける。ある日ラモーナが、経済危機を引き起こしながら裕福な生活を送るウォール街の金融マンから大金を奪おうと仲間に持ち掛ける。
ニューヨークで実際に立てられた計画を基にしたクライムムービー。ストリップクラブの女性たちが、ウォール街で働く人々から大金を奪おうとする。メガホンを取るのは『エンド・オブ・ザ・ワールド』などのローリーン・スカファリア。『クレイジー・リッチ!』などのコンスタンス・ウー、『ザ・セル』などのジェニファー・ロペス、『セイブ・ザ・ラストダンス』などのジュリア・スタイルズのほか、キキ・パーマー、リリ・ラインハート、リゾ、カーディ・Bらが出演する。


ストリップクラブで働く女性たちがお金持ちから大金を奪おうとするクライムムービー。何と言ってもジェニファー・ロペスの色気に圧倒されてしまいました。今年で50歳!?あの美しさでポールダンスされたら、おじさま達はメロメロでしょうね(笑)
ストリッパーたちが華やかな世界で大金を稼いでいた2007年。しかしリーマンショックが起きた2008年。生活が苦しくなったストリッパーの女性たちはお金持ちの男に狙いを定め、酒を飲ませて酔わせカードで払わせるという戦略。「オーシャンズ8」のような華やかな映画かと思いましたが、意外としっかりとした真面目な映画になっていました。デスティニーとラモーナは親友と呼べるほど仲が良く、何をするのも一緒だった。しかし少しすれ違いによって何もかもが崩れていってしまう…。犯罪を犯した人間が、最後に痛い目に合うという展開はよくあるものだが、大金や友情を失ってから初めて気づかされるものがあるのだというラストの演出はとても良かったです。最後に「もっと子供の頃に出会ってたら、違う人生を送れたかも」と語るラモーナ。人生なんて後悔の繰り返しなんだよなぁ。あの時ああしておけば思うことばかり。前半の華やかさとスピード感は良かったが、後半になって展開の起伏があまり無かったのが勿体ない。実話を基にしているのだから地味で仕方ないのかもしれないがもう少し痛快な演出を期待してました。薬を飲ませて金を騙し取るデスティニーたちのやり口が全く共感できないので悪質な犯罪者としか思えなかったのも残念。逆に騙されたバカ男たちにちょっと同情してしまったよ。リーマンショックの時なら、騙された男たちの心理描写も見たかったです。
ジェニファー・ロペスのプロモーションビデオを見たような気分です(笑)

この作品の評価・・・・★★★★★★☆☆☆☆(満点は★10)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

野性の呼び声

2020年07月06日 16時37分02秒 | 映画評論ヤラワ行

製作年:2020年
製作国:アメリカ
日本公開:2020年2月28日
監督:クリス・サンダース
出演:ハリソン・フォード,ダン・スティーヴンス,カレン・ギラン,オマール・シー
野性の呼び声|映画

カリフォルニア州に住むミラー判事(ブラッドリー・ウィットフォード)のもとで暮らしていた雑種犬のバックは、4歳のときにさらわれて売り飛ばされ、そり犬として働いていた。その後再び売られて厳しい環境で重労働を強いられていたところを、一人で旅をしていたソーントン(ハリソン・フォード)に助けられる。世話をされるうちに、ソーントンとの間に信頼と友情が芽生え、彼らは地図にない地を目指す冒険に出る。
アメリカの作家ジャック・ロンドンの冒険小説を、ハリソン・フォード主演で実写映画化。未開の地に向けて旅をする冒険家と相棒の犬の過酷な旅を描く。共演に『美女と野獣』などのダン・スティーヴンス、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズなどのカレン・ギラン、『最強のふたり』などのオマール・シーらが集結。『ヒックとドラゴン』などに携ってきたクリス・サンダースがメガホンを取った。

未開の地へ旅に出る冒険家と犬のお話。CGで描かれている犬たちの完成度が高いです!実写映像にあんなに自然にCGの動物が溶け込んでいることに感動しました。犬たちが喋るわけではないが、表情1つで何を考えているのかが分かる点が面白い。犬たちの壮大な物語かと期待しましたが、想像していた内容とは少し違っていました。ハリソン・フォードが主演だが、中盤までほとんど登場しない…(笑)雑種犬のバックの天才っぷりには驚かされるが、ストーリーには驚きが特に無く、前半の犬ぞりのシーンがピークで、そこから右肩下がりにスケールが小さくなっていった感が否めない。ソーントンとバックがあっさり小屋と金を見つけてしまったような…。ボートで川を下ったり、キャンプをしたりはするが“野性”というほど過酷で壮大な物語では無かったです。やんちゃなバックの成長物語ではあるのだが、最後があっさりし過ぎていた。ハリソン・フォードも70歳を過ぎて老人役が似合ってきたな…

この作品の評価・・・・★★★★★☆☆☆☆☆(満点は★10)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

上半期 映画ランキング2020

2020年07月01日 14時50分05秒 | 年間・半期 映画ランキング
2020年も早くも折り返し地点になりました…

というわけで

上半期 映画ランキング2020

発表で~す






1月~6月までに観た映画は…

98作品(映画館:14作品 試写会:7作品 DVD:59作品 動画配信:18作品)


ご存じの通り、今年は新型コロナウイルスの影響で映画業界は大打撃を受けました。劇場公開作品は軒並み公開延期となり、試写会も開催中止。半年間の映画館での鑑賞本数14作品は2010年以来の低記録。そんな自粛ムードの中でおうち時間が増えました。
しかし!そのおかげかDVD鑑賞本数も急激に増えたことに加えて、Netflixに入ったこともあり鑑賞本数は昨年の72作品を大幅に超える98作品となりました!これは久しぶりの年間200作品鑑賞も夢じゃないかも!?

それでは98作品の中から勝手に選んだ2020年上半期のベスト10の発表です

【第10位】
ステップ


プロデューサーとしても活動している山田孝之を主演に迎え、重松清の小説を映画化。妻に先立たれた主人公が、男手一つで娘を育てる10年間の軌跡を描く。オーディションで選ばれた中野翠咲、白鳥玉季、田中里念が主人公の娘の2歳から12歳までを演じ、國村隼、余貴美子、広末涼子、伊藤沙莉、川栄李奈らが共演。山田と『荒川アンダー ザ ブリッジ』シリーズなどで組んだ飯塚健がメガホンを取った。


【第9位】
エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ


インディペンデント・スピリット賞や放送映画批評家協会賞などの賞レースを席巻した青春ドラマ。中学校卒業を迎える少女が、高校入学に向けて自分を変えようとする。監督は、本作でニューヨーク映画批評家協会賞新人監督賞を受賞したボー・バーナム。放送映画批評家協会賞若手俳優賞を受賞したエルシー・フィッシャーをはじめ、『ダークスカイズ』などのジョシュ・ハミルトンらが出演。ジェネレーションZと呼ばれる現代の若者が抱える葛藤が映し出される。


【第8位】
黒い司法 0%からの奇跡


えん罪で死刑宣告された被告人の容疑を晴らそうとする弁護士の奮闘を描いた人間ドラマ。ブライアン・スティーヴンソンのノンフィクションを、『ショート・ターム』などのデスティン・ダニエル・クレットン監督が映画化した。主人公を『クリード』シリーズなどのマイケル・B・ジョーダン、死刑囚を『ジャンゴ 繋がれざる者』などのジェイミー・フォックス、主人公の協力者を『ルーム』などのブリー・ラーソンが演じる。


【第7位】
彼の見つめる先に


ダニエル・ヒベイロ監督が手掛けた短編作を、自身が再びメガホンを取って長編映画にした青春ドラマ。目が見えない若者が恋を知り、少しずつ大人になっていく姿を描写する。主演に抜てきされたのは、舞台やテレビシリーズなどに出演してきたジュレルメ・ロボ。ファビオ・アウディ、テス・アモリン、ルシア・ホマノらが共演している。


【第6位】
存在のない子供たち


『キャラメル』などのナディーン・ラバキー監督が、中東の社会問題に切り込んだドラマ。主人公の少年が、さまざまな困難に向き合う姿を描く。ラバキー監督も出演するほか、ゼイン・アル・ラフィーア、ヨルダノス・シフェラウ、ボルワティフ・トレジャー・バンコレらが出演。第71回カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞したほか、第91回アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた。


【第5位】
盲目のメロディ~インド式殺人狂騒曲~


盲目を偽るピアニストが殺人現場に遭遇したことで起こる騒動を描くインド発のブラックコメディー。『エージェント・ヴィノッド 最強のスパイ』などのシュリラーム・ラガヴァン監督がフランスの短編映画から着想を得て製作された。絶妙なコメディーセンスを披露したアーユシュマーン・クラーナーをはじめ、『その名にちなんで』などのタブー、『パッドマン 5億人の女性を救った男』などのラーディカー・アープテーらが出演。

【第4位】
パラサイト 半地下の家族


『母なる証明』などのポン・ジュノが監督を務め、第72回カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した人間ドラマ。裕福な家族と貧しい家族の出会いから始まる物語を描く。ポン・ジュノ監督作『グエムル -漢江の怪物-』などのソン・ガンホをはじめ、『新感染 ファイナル・エクスプレス』などのチェ・ウシク、『最後まで行く』などのイ・ソンギュンらが出演。


【第位】
Fukushima 50(フクシマフィフティ)


多くの関係者への取材を基に書かれた門田隆将のノンフィクション「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発」を実写映画化。世界を震撼(しんかん)させた東日本大震災による福島第一原子力発電所事故発生以降も現場に残り、日本の危機を救おうとした作業員たちを描く。『64-ロクヨン-』シリーズなどの佐藤浩市、『明日の記憶』などの渡辺謙らが出演。『沈まぬ太陽』などの若松節朗がメガホンを取り、ドラマシリーズ「沈まぬ太陽」などの前川洋一が脚本を務めた。


【第位】
ジョジョ・ラビット


『マイティ・ソー バトルロイヤル』などのタイカ・ワイティティ監督がメガホンを取り、第2次世界大戦下のドイツを舞台に描くヒューマンドラマ。ヒトラーを空想上の友人に持つ少年の日常をコミカルに映し出す。『真珠の耳飾りの少女』などのスカーレット・ヨハンソンや『スリー・ビルボード』などのサム・ロックウェルらが共演。ワイティティ監督がヒトラーを演じている。


【第位】
シークレット・スーパースター


『きっと、うまくいく』などのアーミル・カーンが製作・出演したドラマ。YouTuberの少女が、音楽プロデューサーと組んで夢に向かって突き進む。メガホンを取るのは、アーミルの元マネージャーで本作が監督デビュー作となったアドヴェイト・チャンダン。『ダンガル きっと、つよくなる』でアーミルがふんした父親の娘を演じたザイラー・ワシームをはじめ、メヘル・ヴィジュらが共演した。


というわけで2020年上半期の1位はインド映画「シークレット・スーパースター」でした!このまま年間でも1位になればインド映画としては初の年間1位となります。下半期もたくさん観れるように頑張ります。年間200本目指します。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする