股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

俺はまだ本気出してないだけ

2013年12月14日 15時22分01秒 | 映画評論ア行
製作年:2013年
製作国:日本
日本公開:2013年6月15日
監督:福田雄一
出演:堤真一,橋本愛,生瀬勝久,山田孝之,濱田岳,水野美紀,石橋蓮司
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子持ちで離婚歴がある42歳、大黒シズオ。ある日、彼は「本当の自分を探す」と何も考えずに会社を辞めてしまう。だが、ゲームばかりの毎日を送り、同居する父親の志郎から怒鳴られてばかり。そんな中、本屋で立ち読みをしていたシズオは漫画家になろうと決意し、志郎と娘の鈴子に熱く夢を語る。しかし、出版社に原稿も持ち込むも不採用。さらに、生計を立てようとファストフード店でバイトするが、ミスを繰り返し、さらにはバイト仲間から店長というあだ名を付けられてしまう。
小学館「月刊IKKI」で連載されていた青野春秋の人気漫画を実写化したコメディー・ドラマ。何となく会社を辞めた42歳のバツイチ中年男が、漫画家になると宣言したことから巻き起こる騒動を追い掛ける。『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズの堤真一が、ゲームに明け暮れ、娘に借金し、グズった果てに家出するという、父親にも大人にも成り切れていないダメな主人公を怪演。メガホンを取るのは、『コドモ警察』シリーズなどの福田雄一。共演には、『さよならドビュッシー』の橋本愛をはじめ、生瀬勝久、山田孝之らが名を連ねる。

ギャグ漫画の実写化だったとは…。久しぶりに声を出して笑ってしまった映画でした。俺はまだやれる!まだ夢を見ていいんだ!と超ポジティブな主人公のシズオ。前向きでいることは素晴らしいことだけど、ちょっとは現実を見ようととツッコミを入れたくなる。大人に成りきれていない大人って世の中にたくさんいるよなぁ。これぞ反面教師!シズオと父親の絡みが特に面白かったです♪面白い部分がある反面、回想シーンや真面目なシーンがちょいちょいあって、それは必要なかったかなと思います。前半が良かっただけに、少しずつ失速していった気が…。コメディ要素をもっとガンガンに出して欲しかった。続編ありそうな終わり方でしたが…どうなんでしょう。
結局は周囲が変わって、主人公のシズオは何も変わっていなかった。大人にならなきゃいけないけど、子供の気持ちも忘れずにいなきゃな。そういう気持ちがいつか人の役に立つと信じて…。でも40過ぎてこんなグータラな人間にはなりたくないな…

この作品の評価・・・・73点
コメント
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