製作年:2013年
製作国:アメリカ
日本公開:2013年11月29日
監督:ポール・グリーングラス
出演:トム・ハンクス,バーカッド・アブディ,バーカッド・アブディラマン
official site
2009年4月、ソマリア海域を航海中のコンテナ船、マークス・アラバマ号を海賊が襲撃。武器を所持していた4人の海賊に、武装していなかったアラバマ号はあっという間に占拠されてしまう。船長のリチャード・フィリップスは、20人の乗組員を自由にしてもらう代わりに自らが海賊の人質となり…。
2009年のソマリア海域人質事件をテーマに、海賊に拉致されたコンテナ船船長をトム・ハンクスが演じたドラマ。船員の救出と引き換えに4日間にわたって海賊の人質となった船長の運命と、海軍特殊部隊ネイビーシールズによる救出作戦を、緊張感あふれる演出で活写する。原作は、船長リチャード・フィリップスが著したノンフィクション。『ボーン』シリーズや『ユナイテッド93』などのポール・グリーングラス監督が映画化した。船長としての誇りと拘束された恐怖を体現するトム・ハンクスの熱演と、リアルで迫力ある救出劇が見どころ。
アカデミー賞俳優のトム・ハンクス×「ユナイテッド93」「ボーン・アルティメイタム」のポール・グリーングラス監督の最新作。2009年にアメリカのコンテナ船がソマリア沖で海賊に襲われた事件を描いた作品。134分の上映時間で、ここまで最初から最後まで緊張感を味わっていた作品は久しぶりだろう。海賊に襲われる前から何故かドキドキしていた自分。ドキュメンタリーを観ているような感覚になると同時に、最後までスピード感を保ち続けられるのはホントに凄い!これはポール・グリーングラス監督の腕と、トム・ハンクスの演技力だからこそ成せることだ。船長として乗組員の守り抜く勇気と、最後まで諦めなかった姿。そして救出された後の医務室での悲壮感…言葉では表せないほどの、あの演技力は凄すぎる!!海賊役の黒人の役者さん達も皆さん演技上手い!!結末が分かっていながらも、こんなにドキドキしてしまうものなのか…!?
乗組員の人も被害者かもしれないけど海賊たちもある意味被害者なのかもしれない。海賊の言葉に、あんな最期…悲しいなぁ。海賊になった理由を知ると何とも言えなくなる。1つだけ引っかかったのはアメリカ海軍の最強さ。武力行使で潰すっていうアメリカのやり方はちょっと嫌でした。でも、これが実際に起きていたことだと思うと…。こういう作品って最後は映画らしく感動的に終わらせることが多いけど、本作は最後まで事実を淡々と描いている。そこが良いのです。今年は邦画が強いと思っていたけど、洋画の底力を久しぶりに感じられる作品でした♪
この作品の評価・・・・84点
製作国:アメリカ
日本公開:2013年11月29日
監督:ポール・グリーングラス
出演:トム・ハンクス,バーカッド・アブディ,バーカッド・アブディラマン
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2009年4月、ソマリア海域を航海中のコンテナ船、マークス・アラバマ号を海賊が襲撃。武器を所持していた4人の海賊に、武装していなかったアラバマ号はあっという間に占拠されてしまう。船長のリチャード・フィリップスは、20人の乗組員を自由にしてもらう代わりに自らが海賊の人質となり…。
2009年のソマリア海域人質事件をテーマに、海賊に拉致されたコンテナ船船長をトム・ハンクスが演じたドラマ。船員の救出と引き換えに4日間にわたって海賊の人質となった船長の運命と、海軍特殊部隊ネイビーシールズによる救出作戦を、緊張感あふれる演出で活写する。原作は、船長リチャード・フィリップスが著したノンフィクション。『ボーン』シリーズや『ユナイテッド93』などのポール・グリーングラス監督が映画化した。船長としての誇りと拘束された恐怖を体現するトム・ハンクスの熱演と、リアルで迫力ある救出劇が見どころ。
アカデミー賞俳優のトム・ハンクス×「ユナイテッド93」「ボーン・アルティメイタム」のポール・グリーングラス監督の最新作。2009年にアメリカのコンテナ船がソマリア沖で海賊に襲われた事件を描いた作品。134分の上映時間で、ここまで最初から最後まで緊張感を味わっていた作品は久しぶりだろう。海賊に襲われる前から何故かドキドキしていた自分。ドキュメンタリーを観ているような感覚になると同時に、最後までスピード感を保ち続けられるのはホントに凄い!これはポール・グリーングラス監督の腕と、トム・ハンクスの演技力だからこそ成せることだ。船長として乗組員の守り抜く勇気と、最後まで諦めなかった姿。そして救出された後の医務室での悲壮感…言葉では表せないほどの、あの演技力は凄すぎる!!海賊役の黒人の役者さん達も皆さん演技上手い!!結末が分かっていながらも、こんなにドキドキしてしまうものなのか…!?
乗組員の人も被害者かもしれないけど海賊たちもある意味被害者なのかもしれない。海賊の言葉に、あんな最期…悲しいなぁ。海賊になった理由を知ると何とも言えなくなる。1つだけ引っかかったのはアメリカ海軍の最強さ。武力行使で潰すっていうアメリカのやり方はちょっと嫌でした。でも、これが実際に起きていたことだと思うと…。こういう作品って最後は映画らしく感動的に終わらせることが多いけど、本作は最後まで事実を淡々と描いている。そこが良いのです。今年は邦画が強いと思っていたけど、洋画の底力を久しぶりに感じられる作品でした♪
この作品の評価・・・・84点