股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

死霊館のシスター 呪いの秘密

2024年04月28日 21時20分10秒 | 映画評論サ行

製作年:2023年
製作国:アメリカ
日本公開:2023年10月13日
監督:マイケル・チャベス
出演:タイッサ・ファーミガ,ジョナ・ブロケ,ストーム・リード

映画『死霊館のシスター 呪いの秘密』公式サイト

映画『死霊館のシスター 呪いの秘密』公式サイト 1.24ブルーレイ&DVDリリース/デジタル配信中 実際にあった心霊現象の映画化 全世界興行収入3,000億円超えの大ヒットホラー ...

 


1956年、フランスで神父殺害事件が起きたことをきっかけに、世界に悪がはびこるようになり、特殊な能力を持つシスター・アイリーン(タイッサ・ファーミガ)は教会の要請を受けて事件の調査を開始する。自らの命を危険にさらしながらも、祈りをささげ続ける彼女は、ついに悪の元凶であるシスター・ヴァラクと相対する。
悪魔のシスター・ヴァラクの誕生を描いた『死霊館のシスター』の第2弾となるホラー。特殊な能力を持つシスターが、邪悪なシスター・ヴァラクに立ち向かう。タイッサ・ファーミガ、ジョナ・ブロケ、ボニー・アーロンズらが続投し、『search/#サーチ2』などのストーム・リードらが出演。『死霊館』シリーズなどのジェームズ・ワンが製作などを手掛け、『死霊館 悪魔のせいなら、無罪。』などのマイケル・チャベスがメガホンを取る。

悪魔のシスター・ヴァラクの誕生を描いた『死霊館のシスター』の第2弾。死霊館シリーズはほぼ観てきましたが、あまり記憶に残っておらず。ただし本作はシリーズの始まりの物語を描いた作品の続編なので、予備知識はあまり必要ないかもしれません。ビックリさせるホラー要素はしっかりあるものの、何か新鮮味を感じられなかったのが惜しい。予告編で観客を驚かせるシーンを見せてしまったのが残念。ジワジワ系というよりは、お化け屋敷のようなビックリさせる映画でした。アイリーンとシスター・ヴァラクの直接対決も見どころの一つだが、悪魔というよりはモンスターに見えてしまって、期待していたほどの怖さを感じられませんでした。ヤギに化ける悪魔って…ギャグにしか見えない(笑)
シスターヴァラクもちょっと見飽きてきた。そろそろヴァラクさんの意外性な面で本領発揮を見たいところですね。

この作品の評価・・・・★★★★★☆☆☆☆☆(満点は★10)
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ドミノ

2024年04月26日 18時27分29秒 | 映画評論タ行

製作年:2023年
製作国:アメリカ
日本公開:2023年10月27日
監督:ロバート・ロドリゲス
出演:ベン・アフレック,アリシー・ブラガ,J・D・パルド

映画『ドミノ』公式サイト

娘を探す刑事は、その鍵を握る‘絶対に捕まらない男’を追い、〈世界〉に迷い込む。かつてない映像体験! かつてないギミック! かつてないどんでん返し! - 10.27 FRI

映画『ドミノ』公式サイト

 


刑事のダニー・ローク(ベン・アフレック)の一人娘ミニーの行方がわからなくなり、彼は心身のバランスを崩していた。そんな折、銀行強盗を予告する匿名の通報が入り、銀行の外にいた怪しげな男(ウィリアム・フィクトナー)を見つけたダニーは、犯人より前に貸金庫を開ける。中には行方不明のミニーの写真が入っており、そこには「レヴ・デルレーンを見つけろ」と書いてあった。その後ダニーは、二人の警官と共に男を追って屋上へとたどりつく。
行方不明の娘を捜す刑事が、現実と見まがう世界に入り込んでいくサスペンス。銀行強盗の現場である男を見つけた刑事が、その男を追って不思議な世界に足を踏み入れる。監督などを手掛けるのは『シン・シティ』シリーズなどのロバート・ロドリゲス。『底知れぬ愛の闇』などのベン・アフレック、『アイ・アム・レジェンド』などのアリシー・ブラガのほか、J・D・パルド、ジャッキー・アール・ヘイリー、ウィリアム・フィクトナーらが出演している。

行方不明の娘を捜す父親が、不思議な世界に足を踏み入れるサスペンス。クリストファー・ノーラン監督の「インセプション」に少し似ている内容。使い古された設定ではある。見えている世界は真実か嘘か…。物凄いことをしているのだけど、スケールの大きさを感じられない。組織は国家規模のことをしていそうだけど全貌が見えてこない。総動員して数十人しかいないのか?
どんでん返しを売りにした映画らしいですが、どんでん返しを繰り返しで、途中からもう何でもアリというか、もうどっちでもいいかも!って思ってしまった。ドミノ並べるの大変そうだなぁ。
続編ありありの終わり方ですが…嘘か本当か…。

この作品の評価・・・・★★★★★☆☆☆☆☆(満点は★10)
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グランツーリスモ

2024年04月23日 22時25分15秒 | 映画評論カ行

製作年:2023年
製作国:アメリカ
日本公開:2023年9月15日
監督:ニール・ブロムカンプ
出演:デヴィッド・ハーバー,オーランド・ブルーム,アーチー・マデクウィ

レースゲーム「グランツーリスモ」に夢中な少年ヤン(アーチー・マデクウィ)は、父親があきれるほどゲームに打ち込んでいた。そんな中、同ゲームのトッププレイヤーたちを実際のプロレーサーとして育成するプログラム「GTアカデミー」に参加することになる。GTアカデミー創設者のダニー(オーランド・ブルーム)をはじめ、指導を引き受けた元レーサーのジャック(デヴィッド・ハーバー)、世界中から選抜されたすご腕ゲーマーたちの思惑が交錯する中、不可能ともいえる夢へ向かってヤンの過酷なトレーニングが始まる。
レースゲーム「グランツーリスモ」にまつわる実話を映画化。周囲があきれるほどゲームに熱中する少年が、同ゲームから生まれたレースドライバー育成プログラムを通じてプロレーサーを目指す。監督を『第9地区』などのニール・ブロムカンプ、脚本を『アメリカン・スナイパー』などのジェイソン・ホールと『ドリームプラン』などのザック・ベイリンが担当。『ミッドサマー』などのアーチー・マデクウィをはじめ、デヴィッド・ハーバー、オーランド・ブルーム、ジャイモン・フンスーらが出演する。

レースゲームをした事もなく、全くの予備知識がないまま鑑賞。レースや車が好きな人はもちろん楽しめるだろうけど、車に興味ない自分でも楽しめました。撮り方が秀逸。レースシーンは実写とゲーム映像を織り交ぜていて、ゲーマーの視点で魅せる演出など、スピード感が凄い!ゲーマーが本物の車のレーサーになったっという実話も凄い!本人が実際にスタントをこなしたのも凄い!何から何まで凄いという言葉しか出ない映画でした。王道のストーリーではあるものの、これは映画館で観るべき映画だと思います。どこまでが実話なのかは分かりませんがヤンが成長していく姿、指導者ジャックとの関係、ライバルとの駆け引き、父親との確執…。ジャックが鬼教官から徐々に優しく接するようになっていくところが素敵。ヤンもジャックに対して信頼を築いていくところが素敵。でも父親との関係性をもう少し描いてほしかったところはある。

やっちゃえNISSAN !

この作品の評価・・・・★★★★★★★☆☆☆(満点は★10)
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aftersun/アフターサン

2024年04月22日 17時39分13秒 | 映画評論ア行

製作年:2022年
製作国:イギリス/アメリカ
日本公開:2023年5月26日
監督:シャーロット・ウェルズ
出演:ポール・メスカル,フランキー・コリオ,セリア・ロールソン=ホール

映画『aftersun/アフターサン』公式サイト 5/26(金)公開。

映画『aftersun/アフターサン』公式サイト。5/26(金)公開!アカデミー賞(R)ノミネート<主演男優賞:ポール・メスカル>!11歳のソフィが父親とふたりきりで過ごした夏休...

映画『aftersun/アフターサン』公式サイト 5/26(金)公開

 


思春期真っただ中の11歳のソフィ(フランキー・コリオ)は、離れて暮らしている31歳の父親カラム(ポール・メスカル)と夏休みを過ごすため、トルコの閑散としたリゾート地にやってくる。二人はビデオカメラで互いを撮影し合い、親密な時間が流れる。20年後、当時の父の年齢になったソフィが映像を見返すと、そこには大人になって分かる父親の一面があった。
幼いころに父親と二人きりで過ごした夏休みを、成長した女性が回想するかたちで描き、世界各国の映画祭や映画賞で話題となったヒューマンドラマ。トルコのリゾート地で31歳の父親と短い夏を過ごした11歳の少女が、当時の父親と同じ年齢になり、大好きだった父親の記憶をたどる。監督は本作が初長編となるシャーロット・ウェルズ。出演はドラマ「ふつうの人々」などのポール・メスカルをはじめ、フランキー・コリオ、セリア・ロールソン=ホールなど。

11歳の娘ソフィと31歳の父親カラムが過ごす夏休みのひと時を描いたヒューマンドラマ。父親が知らなかった娘の一面。娘が知らなかった父親の一面。「あの時ああしておけば…」その時は全然理解できなかったり気付かなかったことも、歳を重ねて振り返ってみると理解できることもある。愛おしいという気持ちと、不器用になってしまう気持ち。親子であっても、すれ違いが生まれてしまうのは切ない。ソフィが父と同じ年齢になって、父と過ごした時間を思い出す展開はとても良かったです。きっとカラムはもうこの世にはいないのだろう…。淡々とした展開も中にも“今、この時間を大切にする”というメッセージが込められていたように感じました。でも物語としては観客に推測させる場面が多かったし、淡々とし過ぎているので好みが分かれる作品でもある。
そういえばコリン・ファレル主演の「アフター・ヤン」って映画あったなぁ

この作品の評価・・・・★★★★★★☆☆☆☆(満点は★10)
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法廷遊戯

2024年04月17日 11時52分57秒 | 映画評論ハ行

製作年:2023年
製作国:日本
日本公開:2023年11月10日
監督:深川栄洋
出演:永瀬廉,杉咲花,北村匠海,筒井道隆,大森南朋

映画『法廷遊戯』公式サイト

誰も暴いてはいけない、死の秘密 ―― 主演:永瀬廉(King & Prince)/出演:杉咲花、北村匠海。映画『法廷遊戯』Blu-ray&DVD 2024.6.12(水)発売&レンタル開始!

映画『法廷遊戯』公式サイト

 


セイギ(永瀬廉)、彼の幼なじみの美鈴(杉咲花)、馨(北村匠海)らの通うロースクールでは、「無辜ゲーム」と呼ばれる模擬裁判が行われていた。あるときクラスメートに過去の出来事を告発されたセイギは、異議を申し立てるために美鈴を弁護人に指名して模擬裁判に臨む。ロースクール卒業後、セイギは弁護士、馨は法学の研究者になっていたが、ある日、セイギは無辜ゲームを再び開くという馨に呼び出されるが、そこで彼が目にしたのは馨の死体と、その隣でナイフを手にした美鈴の姿だった。
小説家で弁護士の五十嵐律人が司法修習生時代に上梓した小説を原作に描くミステリー。ロースクールの同級生の3人の男女が、実際に起きた殺人事件の真相を模擬裁判として追う中で、彼らの隠された真実が暴かれていく。メガホンを取るのは『桜のような僕の恋人』などの深川栄洋。『真夜中乙女戦争』などの永瀬廉、『市子』などの杉咲花、『スクロール』などの北村匠海のほか、柄本明、生瀬勝久、筒井道隆、大森南朋らが出演している。

学生たちが模擬裁判を行う中で、過去の事件の真相が明らかになっていくミステリー作品。法廷劇というか何というか…緊張感がありそうで無い。辛い人生を送ってきた子供たちが司法という世界でどう生きていくのか。面白そうな内容ではあるけれど主人公のセイギや、美鈴、馨が考えていることが伝わってこない。3人が何を想っているのかが分かりづらい。馨は事件の目撃者なのに、何故にその時に行動しなかったのだろうか。自分の命をかけてまで父親の無実を証明しようとしたのか?でも自分が死んだら元も子もない。馨の父親も冤罪になるような流れになることが不思議。盗聴していたおじさんや、裁判映像を見て嘔吐してしまうおばさんに、何か意味があったのだろうか?
セイギのその後の審判が気になった。面白くなりそうでならない。色々惜しい作品でした。

この作品の評価・・・・★★★★★☆☆☆☆☆(満点は★10)
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ミンナのウタ

2024年04月16日 15時55分41秒 | 映画評論マ行

製作年:2023年
製作国:日本
日本公開:2023年8月11日
監督:清水崇
出演:白濱亜嵐,片寄涼太,小森隼,佐野玲於,関口メンディー,中務裕太,数原龍友

映画『ミンナのウタ』|絶賛公開中

「カセットテープ、届き…ま……した…?」 ジャパニーズホラーの巨匠・清水崇監督 最新作。このメロディー、口ずさんだら最期───

映画『ミンナのウタ』|絶賛公開中

 


ラジオ番組のパーソナリティーを務める「GENERATIONS from EXILE TRIBE」の小森隼は、収録前にラジオ局の倉庫で「ミンナノウタ」と書かれた1本のカセットテープを見つける。その後、収録中に謎の声を耳にした彼は、ライブを数日後に控えているにもかかわらず突然失踪してしまう。マネージャー・凛(早見あかり)の依頼を受け、元刑事の探偵・権田(マキタスポーツ)が調査に乗りだすが、メンバーの周りで不可解な出来事が続発する。
『呪怨』シリーズや『犬鳴村』などを手掛けてきた清水崇監督によるホラー。1本のカセットテープから流れるメロディーを耳にした人々が、次々と怪異に巻き込まれる。ダンス&ボーカルグループ「GENERATIONS from EXILE TRIBE」が主演を務め、白濱亜嵐、片寄涼太らメンバー全員が本人役で出演し、『女の機嫌の直し方』シリーズなどの早見あかり、『MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない』などのマキタスポーツのほか、穂紫朋子、天野はな、山川真里果らが共演する。

GENERATIONS from EXILE TRIBEのメンバーが主演を務めたホラー作品。最近の“村”シリーズが不評な清水崇監督ですが、本作は「呪怨」や「リング」のようなジャパニーズホラーの原点に近づけた作品のように感じて、怖さもありつつ王道なストーリー展開は良かったと思います。いつの時代もビデオテープやカセットテープは恐ろしい。まぁホラー映画と言いつつ、GENERATIONSの曲が随所に流れるので、LDHのプロモーションビデオを観ているような感覚にもなりましたが…。サナが学校や家庭環境によって、おかしくなっていったのかと思ったら、元々超サイコパス少女だったのは怖かった。サナの最期があれはトラウマレベル。でもサナよりも何度も同じことを繰り返すお母さんが一番怖かったです。コンセント咥えてるサナは思っていた程は怖くなった。ホラー映画としては合格点をあげてもいいとは思うけどGENERATIONSのメンバーが主演しているため、全員にスポットを当てなきゃというルールがあるせいか、話が薄味になってしまったのが惜しいところ。普通に主演俳優1人にしてくれたら、もっと面白いホラーに仕上がっていた気がする。
最後は…やっぱりそういうオチだよね。

この作品の評価・・・・★★★★★★☆☆☆☆(満点は★10)
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ある閉ざされた雪の山荘で

2024年04月11日 15時43分49秒 | 映画評論ア行

製作年:2024年
製作国:日本
日本公開:2024年1月12日
監督:飯塚健
出演:重岡大毅,間宮祥太朗,中条あやみ,岡山天音,西野七瀬,堀田真由,戸塚純貴

映画『ある閉ざされた雪の山荘で』|大ヒット公開中!

事件(ルビ:オーディション)が、始まる。重岡大毅(ジャニーズWEST)主演。累計1億部突破の東野圭吾が仕掛ける、サスペンス・エンターテインメント!

映画『ある閉ざされた雪の山荘で』|大ヒット公開中!

 


オーディションに合格した男女7人の役者が、早春の乗鞍高原のペンションに集まる。大雪に見舞われ、孤立した山荘が舞台の殺人劇という設定の舞台稽古がスタートするが、現実の世界でも一人また一人と参加者たちが消えていく。これは本当に芝居なのだろうかという疑心が、やがて役者たちの間に生まれていく。
『禁じられた遊び』などの重岡大毅が主演を務め、東野圭吾の小説を原作に描くサスペンス。大雪で外部との接触が断たれた山荘という設定の空間に集められた7人の役者たちが、実際に次々と姿を消していく。監督などを担当するのは『宇宙人のあいつ』などの飯塚健。『あまろっく』などの中条あやみ、『笑いのカイブツ』などの岡山天音のほか、西野七瀬、堀田真由、戸塚純貴、森川葵らがキャストに名を連ねる。
『禁じられた遊び』などの重岡大毅が主演を務め、東野圭吾の小説を原作に描くサスペンス。大雪で外部との接触が断たれた山荘という設定の空間に集められた7人の役者たちが、実際に次々と姿を消していく。監督などを担当するのは『宇宙人のあいつ』などの飯塚健。『あまろっく』などの中条あやみ、『笑いのカイブツ』などの岡山天音のほか、西野七瀬、堀田真由、戸塚純貴、森川葵らがキャストに名を連ねる。

東野圭吾のサスペンス小説を映画化。閉ざされた山荘の中で起きる殺人事件。犯人は誰?動機は何?と推理しながら観ていたのですが…う~ん。これはヒューマンドラマなのか、サスペンスなのか、復讐劇なのか、どれにしても中途半端な仕上がりが気になりました。そもそも犯人の復讐の動機が弱すぎる。それは逆恨みだよ(笑)温子の性格が悪すぎるせいか、他の2人は何もしていないのに巻き込まれたとしか思えない。
死体が全然出てこないし、殺人事件が起きているのに誰も外部に連絡しようとしない。上から映したマップの意図は?
サスペンス映画としては、もっとドキドキハラハラを期待していたのに物足りなかったです。

この作品の評価・・・・★★★★★☆☆☆☆☆(満点は★10)
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Winny

2024年04月06日 19時06分44秒 | 映画評論ア行

製作年:2023年
製作国:日本
日本公開:2023年3月10日
監督:松本優作
出演:東出昌大,三浦貴大,皆川猿時,渡辺いっけい,吉田羊,吹越満,吉岡秀隆

映画『Winny』|公式サイト

大ヒット上映中!東出昌大×三浦貴大 W主演、松本優作監督。ネット史上最大の事件、禁断の映画化!日本の天才はなぜ警察に潰されてしまったのか。

 


2002年、金子勇(東出昌大)は、ファイルを簡単に共有できるソフト「Winny」を開発し、2ちゃんねるに試用版を公開。そのシステムがシェアを伸ばしていく一方、Winnyによる違法アップロードが社会問題に発展していく。違法コピーした者たちが逮捕される中、開発者の金子も著作権法違反幇助の容疑で2004年に逮捕されたため、弁護士の壇俊光(三浦貴大)が弁護を引き受ける。
ファイル共有ソフト「Winny」の開発者である金子勇さんの実話を基に描くヒューマンドラマ。あるソフトを開発して逮捕されたプログラマーと、開発者を守るために権力やメディアに立ち向かった人々を描く。監督などを務めるのは『ぜんぶ、ボクのせい』などの松本優作。『草の響き』などの東出昌大、『大綱引の恋』などの三浦貴大らが出演している。

ファイル共有ソフト「Winny」の開発者である金子勇さんの実話を基に描いた作品。Winnyというソフトの存在は知っていたけど、どんな人が開発したのかまでは知らなかったので興味深かったです。Winnyによる違法アップロードが社会問題に発展していき、金子氏は逮捕されてしまう。何故、彼は逮捕されたのか…。包丁が開発されて食べ物を切ることが便利になった一方で、簡単に人を刺し殺せる道具になった。では包丁による殺傷事件が起きた場合、悪いのはその犯人。しかしその包丁を作った人間が罪に問われるとしたら…。これが実際にあった冤罪事件。
淡々とした展開と、裁判シーンが続く本作ですが見応えがありました。世の中のためと思って開発した技術も、それが悪であると一方的に決めつけられる。出る杭は打たれてしまう。新しいことをしようとすると今の日本では色々な規制がかかってしまう。だから日本から天才的な技術者が生まれにくいのかなと感じました。逮捕されなければ、金子さんはもっと世界的にも有名なプログラマーになっていただろうに。彼の才能と時間を奪った警察の罪は重い。
東出くん、棒演技かと思ってたけど今回の役は合ってたと思います。

この作品の評価・・・・★★★★★★☆☆☆☆(満点は★10)
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名探偵コナン 黒鉄の魚影

2024年04月05日 22時55分54秒 | 映画評論マ行

製作年:2023年
製作国:日本
日本公開:2023年4月14日
監督:立川譲
出演:高山みなみ,山崎和佳奈,小山力也,林原めぐみ,池田秀一,沢村一樹

世界中の警察が管理する防犯カメラをつなぐための海洋施設「パシフィック・ブイ」が、東京・八丈島の近海に建設される。そのころ、江戸川コナンも鈴木園子の招待で八丈島を訪れていた。ユーロポールの職員が黒ずくめの組織に殺害されたという情報がコナンにもたらされ、不穏に思ったコナンがパシフィック・ブイに向かうと、そこで黒ずくめの組織によるエンジニアの誘拐事件が発生する。
青山剛昌の人気コミックを原作とするアニメの劇場版第26弾。東京・八丈島近海に世界各国のエンジニアがとある計画のため集まる中、江戸川コナンたちに黒ずくめの組織が忍び寄る。ボイスキャストはコナンの声を担当する高山みなみのほか、山崎和佳奈や小山力也、林原めぐみなどが名を連ねる。

漫画もアニメも途中から見なくなった自分にとっては映画でしかコナンに触れる機会がありません。なので主要な登場人物以外のキャラ(黒の組織関係の方たち)の関係性が分からない(笑)安室さんや赤井さんって誰だっけレベルです。でも途中で黒の組織の最低限の説明はしてくれたので何となく理解しました。
八丈島に浮かぶ、世界の監視カメラと繋がっている“パシフィック・ブイ”を巡るコナンたちと黒の組織の攻防戦。哀ちゃんにスポットが当てられるのは久しぶりな気もする。黒ずくめの組織が結構な人数が居る組織であることに驚き。コナンのアクロバットなスケボー技術は見慣れましたが、蘭ねえちゃんの武術も凄いし、阿笠博士の運転技術も凄い。国家機密の施設を小学生に見せちゃうのもどうかと思うし、90秒で全員避難なんて無理ありすぎでしょ。ストーリーとしては分かりやすい内容だったし、ツッコミ要素も今回は少なめな気もしました。

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