股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

東京島

2011年01月31日 09時35分41秒 | 映画評論タ行
製作年:2010年
製作国:日本
2010年8月28日公開
監督:篠崎誠
出演:木村多江,窪塚洋介,福士誠治,柄本佑,木村了
official site

んだろう清子と隆は、結婚20周年を記念して夫婦ふたりきりのクルーザー旅行に出かけるが、途中で嵐に遭い、太平洋に浮かぶ無人島に漂着する。43歳、専業主婦だった清子は、東京では何かと夫を頼っていたが、島で救助を待つ日々を送る中、意外にもサバイバル能力を発揮。一方、隆は島の生活に馴染めず、小屋にこもって食べ物の絵を描き続け、日に日に衰弱していく。そんなある日、16人の若いフリーターの男たちが漂着。彼らは島を“東京島”と呼び地域ごとに役割分担を決め、それぞれ生活を始める。
直木賞作家・桐野夏生の同名ベストセラー小説を原作に、無人島に漂着した23人の男と唯一の女性である40代の主婦が繰り広げるサバイバル生活を描く。無人島という閉ざされた社会が、やがて現代社会の縮図のように思えてくる展開が面白い。逆ハーレム状態で生きる主人公・清子を演じるのは、『ぐるりのこと。』で日本アカデミー賞主演女優賞に輝いた木村多江。タフさとしたたかさ、直観と行動力で困難を生き抜くヒロインは、まさにハマリ役。

無人島に流れ着いた1人の女性と若者たちの交流を描いた作品。原作は読んだ事ありませんが極限状態の中で生き抜く人々のサバイバルっていう真面目な作品かと思って観たら全然でしたなんだろう、この緊張感のない生活は。意外と不自由なく生活してるしコントかよ!って思うくらいの日々。フィリピン人が出てきた後半になってから、さらにつまらなさが加速。何が言いたいのか分からない。ラストも軽すぎやしないか?キャストが良いだけに勿体無いです。とっても長く感じたし、サバイバル生活をしてるのに真っ白なTシャツを着ている人たちが違和感ありすぎる!。無人島での快適な暮らしだけを描いた薄っぺらい映画です。

この作品の評価・・・・38点
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TSUNAMI-ツナミ-

2011年01月27日 00時05分24秒 | 映画評論タ行
製作年:2010年
製作国:韓国
2010年9月25日公開
監督:ユン・ジェギュン
出演:ソル・ギョング,ハ・ジウォン,パク・チュンフン,オム・ジョンファ
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プサン近郊のヘウンデ。韓国屈指のビーチリゾートとして知られるこの地には、多くの人々が訪れていた。マンシクは遠洋漁船で働いていた2004年、インド洋で予想もしない大津波に遭遇。ほんの一瞬の判断ミスで、思いを寄せる幼なじみヨニの父を死なせてしまった。海水浴に訪れた100万人の行楽客たち、平和な日常を送っているプサン市民に時速800キロの猛スピードで迫る超大型津波。人生の転機を迎えた人々に迫る大きな試練。残された時間はわずか10分。果たして、彼らの運命は……?!
韓国屈指のビーチリゾート、ヘウンデを舞台に、突然押し寄せる大津波に巻き込まれた人々の運命を描くディザスター映画。数組に及ぶ登場人物たちが、大災害を前に群像ドラマを織り成していく。スマトラ沖大地震による津波は、平均の高さが10mほどだったが、20万人を超える人々の命を奪った。この映画のように、100mの高さはあまり現実的ではないが、ビジュアル的にビルを飲み込むほどの『デイ・アフター・トゥモロー』級の大きさが必要なのだろう。


現実に韓国に大津波が来ることはないそうですが、大津波がくるっていう設定で作った説得力に欠ける映画。「ディープ・インパクト」や「デイ・アフター・トゥモロー」のハリウッド映画と比べてしまうと、やはりお粗末な映画になってしまっていますね。津波がいつ来るのかと思っていたら後半になってやっと。前半の1時間くらいは家族だの恋人だのとダラダラと人間模様を描いています。津波がやってきても、やはりメインは人間模様。なんだか津波の恐怖があまり感じられなかったです。あんだけの大津波がきたら、ほとんどの人間も街も流されちゃうと思うけど、意外に助かってるし。登場人物たちって、なんであんなに運が良いんでしょうか。電柱の陰に隠れただけで大津波から助かっちゃうなんて、ありえないでしょ!!あんだけコンテナが落ちてきても助かるって笑っちゃいますね。橋だってそんなに損傷ないし…。
ツッコミどころ満載のパニック映画ですが、救助隊の青年が自己犠牲で死ぬシーンは感動しちゃいました。

この作品の評価・・・・59点
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魔法使いの弟子

2011年01月26日 18時13分17秒 | 映画評論マ行
製作年:2010年
製作国:アメリカ
2010年8月13日公開
監督:ジョン・タートルトーブ
出演:ニコラス・ケイジ,ジェイ・バルチェル,アルフレッド・モリーナ
official site

今は亡き偉大なる魔法使いマーリンの弟子で、善なる魔法使い“マーリニアンズ”を率いる第777代目の最高指導者バルサザールは一千年近くの間、マーリンの後継者を探して世界中を旅していた。現代のニューヨークで、バルサザールはついにその“選ばれし者”を見つける。しかしその男デイヴは、物理学には強いが、ケンカひとつしたことない気弱な大学生だった。突然のできごとに混乱するデイヴの意志をよそに、バルサザールは彼を自分の弟子とし、魔法の技と美学を教えようとする。
1940年に製作されたディズニー・アニメ『ファンタジア』の中の一編『魔法使いの弟子』をモチーフに製作された本作。現代のニューヨークを舞台に、魔法大戦争に巻き込まれた青年の成長を描く。おっちょこちょいの弟子が、魔法使いの言うことを聞かずに暴走し、ひどい目にあいつつも成長していくと言う基本ラインを踏襲したストーリー。

この手の作品は今までたくさんありました。その中でもこの作品、面白いってわけではないけど最近の魔法映画よりは面白いかなってくらいの作品(笑)CG映像は見応え十分ありましたが悪の大王の復活を阻止するっていうのもよくある話だし。主人公が恋愛にいくのか、魔法を練習するのか、どっちかにしてほしかったです。物理オタクの主人公がヘタレ過ぎて感情移入も出来ず魅力も感じませんでした。そして、あっさりと魔法を習得してしまう早さ(笑)
わかりやすい話ではあるけれど、よくある話でもある。ディズニー!ジェリー・ブラッカイマー!だからハズレではないけど、もっと深みのある作品にして欲しかったです。ビデオ屋に行って何も観たいものが見つからない時に丁度いい感じの作品です。

この作品の評価・・・・69点
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ベスト・キッド

2011年01月24日 00時50分03秒 | 映画評論ハ行
製作年:2010年
製作国:アメリカ=中国
2010年8月14日公開
監督:ハラルド・ズワルト
出演:ジェイデン・クリストファー・サイア・スミス,ジャッキー・チェン
official site

父を亡くし、母親と2人で暮らしをしている11歳の少年ドレ。彼は母の転職を機に、アメリカから中国・北京に引っ越してくる。言葉も文化も違う新天地での生活に馴染めないドレは、近所のカンフー少年チョンたちにいじめられる。ドレは彼らから逃げてばかりいたが、ある日、マンションの管理人ハンに助けられる。実はカンフーの達人であるハンは、自分を守るために使うことを条件に、ドレにカンフーを教える。ドレはカンフーの訓練にひたむきに取り組み、同時に、逃げずに立ち向かうことの大切さも学んでいく。やがてドレは、チョンとのカンフー決戦の日を迎える。
1985年公開の名作「ベスト・キッド」のリメイク。北京を舞台に、環境に馴染めずいじめられていた少年がカンフーの達人と出会い、心身ともに成長していく姿を描く。今回のリメイクは、設定や物語の枠組みはほぼそのままだが、キャラクターやストーリーを大幅に変更。さらに舞台を中国の北京に移した。主人公の12歳の少年を演じるのは、『幸せのちから』で親子共演をしたウィル・スミスの息子のジェイデン・スミス。重要なカンフーマスター役を、ジャッキー・チェンが演じている。

カンフーを通して少年と師匠との交流を描いた本作。オリジナルの方を観た事はありませんが、久しぶりに感動しました♪
わかりやすくてシンプルなストーリーの中にも親子愛、師匠との絆、友情、初恋であったりと、とっても心温まる要素が盛り込まれています。ドレの一生懸命さが素敵でした。最初はドレにカンフーを教えていたハンでしたが、ハンの過去の出来事を知ってからは、ハンもドレによって大切なことを教わったんだと感じました。目標に向かって頑張る姿ってカッコいいし感動します!140分が長く感じませんでした。まぁ大会のシーンは足に怪我してるのに大技繰り出しちゃうところは無理があるかなと思ったけど…。
ジャッキーの渋い演技も良かったけど、なによりウィル・スミスの息子、ジェイデン・クリストファー・サイア・スミス君。父親譲りか演技上手ですね。ラストはちょっぴり彼に泣かされました本当に強い人間とは何なのか…それを教えてくれる作品でした。

この作品の評価・・・・80点
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クレイジー・ハート

2011年01月23日 17時08分13秒 | 映画評論カ行
製作年:2009年
製作国:アメリカ
2010年6月12日公開
監督:スコット・クーパー
出演:ジェフ・ブリッジス,マギー・ギレンホール,ロバート・デュヴァル
official site

かつて一世を風靡したシンガーソングライターのバッド・ブレイクは57歳になった今、ドサ回りの歌手に落ちぶれていた。彼の弟子トミー・スウィートは、若手トップシンガーとして人気を集めている。バッドは新曲もかけず、酒に溺れていた。バッドはショーのため訪れたサンタフェのバーで、バンドのピアニスト、ウェズリーから、彼の姪で地元紙の記者ジーン・クラドックの取材を受けるよう頼まれる。バッドはジーンと打ち解けるが、トミーや結婚といった核心に触れると、一方的に取材を打ち切ってしまう。
ジェフ・ブリッジスが破滅的な人生を送るシンガーを演じ、アカデミー賞主演男優賞を受賞した感動のヒューマンドラマ。かつて一世を風靡(ふうび)した伝説のシンガーソングライターの愛と再生を描く。監督は、本作がデビュー作となるスコット・クーパー。主人公と惹(ひ)かれ合うシングルマザーを『ダークナイト』のマギー・ギレンホールが演じる。俳優人生の集大成ともいえるジェフの熱演と、物語を彩るアメリカンミュージックに注目だ。

落ちぶれた男の人生と、その再起を描いた作品。淡々と進む話の中にも苦悩であったり恋愛であったりと、主人公の心境の変化が上手く描かれている。地方営業を日々こなしていくだけの主人公が1人の女性と出会い、そして少しずつ変わっていく。彼はただギターを弾いてるわけじゃなく、歌を愛していたんだと思う。そんな中で、1人の女性に、今度は人を愛することを知ったわけです。普段はパっとしない中年男性だけど、歌う姿はカッコいい!そして相手を想い続ける姿もまたカッコいい!
中盤からはアルコール依存症で様々な困難が立ちはだかるわけなんだけど、依存症から立ち直るのが、急展開すぎて不思議に思いましたこの程度なら最初から治療しておけばよかったじゃん!
ありがちなストーリーではあるので泣けはしませんでした。けれど、何歳になっても夢を追う姿や、何があっても諦めない姿には心打たれました。大切な人を傷つけたこと、過去に犯した過ちがあっても、人はきっと変われるんだとバッド・ブレイクに教わりました。のんびりと観るぶんには良い作品です。
てか、コリン・ファエルって歌上手い!


この作品の評価・・・・71点
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パーマネント野ばら

2011年01月21日 01時40分40秒 | 映画評論ハ行
製作年:2010年
製作国:日本
2010年5月22日公開
監督:吉田大八
出演:菅野美穂,小池栄子,池脇千鶴,宇崎竜童,夏木マリ,江口洋介
official site

海辺の町にある唯一の美容室“パーマネント野ばら”は、離婚して一人娘のももを連れて出戻ったなおこと、その母まさ子が切り盛りしている。町の女たちはこの店に来ては、恋の悲喜こもごもを語っていく。まさ子の夫カズオは、他の女の家に入り浸っている。なおこはカズオに家に戻ってくるよう言いに行くが、むちゃくちゃな理屈で断られる。なおこの友人みっちゃんは、夫のヒサシが店の女の子と浮気をしては、みっちゃんに金の無心ばかりしている。今度の浮気は愛があるのではないかと疑ったみっちゃんは、ラブホテルから出てきた浮気相手を車で轢き殺そうとするが…。
漫画家・西原理恵子による叙情派作品の最高傑作と評される同名コミックを映画化。美しい自然に囲まれた高知の田舎町を舞台に、大人の女性の恋心を描く。美容室「パーマネント野ばら」では、パンチパーマの強烈な(御年50歳は越えているはずの)女性たちが下ネタトークを連発。お目当ての男性をラブホテルにはたきこむ、いくつになっても恋とセックスを忘れない元気な姿は、女性が根源的に持つ生命力を強く感じさせる。

小さな町を舞台に、女性達がたくましく生きる姿を描いた本作。なおこ、ともちゃん、みっちゃんの3人の女性を中心に物語りは進んでいきます。色々な経験をしてきたからこそ知ることもあるし、本音で語り合えることもある。悲しいことも楽しいことも愚痴を言い合って笑い話に出来るような関係っていいですね。
ほのぼのしている中でも女性の力強さを感じられる作品でした。けど、印象に残るような作品ではないかな。ラストのオチには意外性があって驚きました。しかしラストにいくまでの流れが弱い。長編映画にしては途中がちょっと退屈でした。しかし、人間っていうのは時に弱い生き物だし、時に強い生き物なのだ。誰かの支えによって生きていられ、そして誰かを支える。恋人を想う一途な思いはとても儚い。心が温まる作品なのは間違いないです♪


この作品の評価・・・・73点
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アデル/ファラオと復活の秘薬

2011年01月20日 01時00分04秒 | 映画評論ア行
製作年:2010年
製作国:フランス
2010年7月3日公開
監督:リュック・ベッソン
出演:ルイーズ・ブルゴワン,ジル・ルルーシュ,ジャン=ポール・ルーヴ
official site

1911年、世界中の秘宝を集めるルポ・ライター、アデル・ブラン=セックは、不慮の事故で瀕死の状態にある双子の妹アガットを救うためにエジプト王家に伝わる“復活の秘薬”を手に入れようと、エジプトの砂漠を越えていた。アデルはラムセス2世に仕えたミイラを発見するが、黄金を横取りしようとする盗賊の襲撃を受ける。それをかわしたのもつかの間、いつも彼女の邪魔をするマッドサイエンティスト、デュールヴーによって石室に閉じ込められてしまう。そのころパリでは、謎の巨大な怪鳥が現われて人々を恐怖に陥れていた。
リュック・ベッソンの13作目の監督作は、1976年から続くフランスの国民的人気コミック「アデル・ブラン=セック」シリーズの実写映画化作品。若く賢く美しい女性ジャーナリスト、アデル・ブラン=セックがエジプトの砂漠やパリの街中で大活躍するヒロイン・アドベンチャーだ。アデルを演じたルイーズ・ブルゴワンは、テレビ番組にて“ミス天気予報”として人気を博した若手女優。エジプトのファラオが現代に復活するという奇想天外なストーリーだが、個性的なキャラクターたちの魅力で一気に見せている。

アクションミステリー映画かと思ってたら全然!なんだろうフランスジョーク満載のコメディやないかい!
エジプトの王家に伝わる秘伝の薬にまつわる冒険映画。アデルの華麗なコスプレ姿が面白かったしポロリもあったりと男としては楽しめました(笑)植物状態の妹を助けるためにエジプトの王を復活させるというお話なのだけど、なんともバカらしい。後半のミイラたちの団体様は何なんだ?「インディジョーンズ」や「ハムナプトラ」を期待してたのに軽くて笑えないコメディ映画でした。あんなに聞き分けのいいミイラも珍しいですね。
ラストも「ここで終わり!?」と思うくらいの中途半端さ。映画館で観てたら絶対に後悔してました。

この作品の評価・・・・54点
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ソーシャル・ネットワーク

2011年01月19日 01時21分14秒 | 映画評論サ行
製作年:2010年
製作国:アメリカ
2011年1月15日公開
監督:デヴィッド・フィンチャー
出演:ジェシー・アイゼンバーグ,アンドリュー・ガーフィールド
official site

2003年。ハーバード大学2年生のマーク・ザッカーバーグは、高校時代から腕利きのハッカーだったが、人付き合いに関してはおくてで、今もガールフレンドのエリカを怒らせ別れてきたところだ。寮の自室に戻り、やけでビールを飲みブログに彼女の悪口を書いていたが、やがてハーバード中の寮の名簿をハッキング、女子学生たちの写真を並べてランク付けするサイト作りに没頭していた。このサイト“フェイスマッシュ”はたった2時間で22,000アクセスに達し、マークの名前はハーバード中に知れ渡る。これが利用者全世界5億人以上のSNS“フェイスブック”の始まりであった……。
フェイスブックの創業者、マーク・ザッカーバーグがフェイスブックを作りだす過程を描く。プログラマやハッカーとして天才的な能力を持つマークが、凡人離れした情熱を傾けてサイトを作っていく様子を、ジェシー・アイゼンバーグは独特のマシンガントークや不審な挙動などで、見事に表現している。監督のデヴィッド・フィンチャーは独創的な天才と、彼を理解できない凡人たちの織りなす古典的な悲劇を、極めて現代的な題材を通して見事に描き出した。

ゴールデングローブ賞で作品賞受賞!こりゃあアカデミー作品賞もいけちゃうか!?
Facebookの創始者であるマーク・ザッカーバーグの半生を描いた本作。酔った勢いで親友と作ったサイトが一夜にして爆発的なアクセス数を記録。そんな彼に先輩から新しいソーシャルネットワークを作ることを手伝って欲しいと持ちかけられる。盗作されたと主張する先輩達を尻目に、マークは今までに無いソーシャルネットワーク「Facebook」を作りだし、あっという間に世界中を虜にするサイトへと広がっていった。Facebookの価値は500億ドル!日本円にすると…想像できません
現在の訴訟シーンと過去の回想シーンを交互に映していく手法は面白い。観終わってから「面白かったぁ!!」と言えるような作品ではないけど、とても深い作品だと感じました。地位や名誉、金を手にしたマークが引き換えに失ったものは、あまりに大切なものだったと思う。世界中の人たちと繋がることが出来るFacebook。しかし彼は誰とも繋がることが出来なかったんだろう。たしかに大金が自分の懐に入ってきたら人は変わってしまうかもしれません。自己中心的で変人で天才で…5億人のもの人々を魅了した世界最年少の億万長者の成功物語はとても切ない話でした。

ちなみにマーク・ザッカーバーグ本人は「僕の人生はこんなんじゃない」と主張してるそうです。

この作品の評価・・・・77点
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相棒-劇場版II-警視庁占拠!特命係の一番長い夜

2011年01月18日 00時39分51秒 | 映画評論ア行
製作年:2010年
製作国:日本
2010年12月23日公開
監督:和泉聖治
出演:水谷豊,及川光博,小西真奈美,小澤征悦,宇津井健,六角精児,岸部一徳
official site

日本警察の要所・警視庁本部内で、前代未聞の人質籠城事件が発生。人質は、田丸警視総監、長谷川副総監を始めとした幹部12名。現場となった会議室は機動隊と特殊捜査班SITによって完全に包囲されるが、犯人の動機は不明。要求もないまま、いたずらに時間が過ぎていく。いち早く事件に気づいたのは、特命係の神戸尊と杉下右京。右京は会議室内の様子を把握することが肝心と、鑑識の米沢守や元特命係の陣川公平の協力を得て、誰も予想しなかった奇策に出る。
2000年のドラマ初放送から数えて、10周年を迎えた「相棒」が、再びスクリーンに帰ってきた。舞台は日本警察の要所・警視庁本部。警視庁始まって以来の大事件が勃発。特命係の2人が犯人の動機を探るうち、過酷な真実がつまびらかになる。劇場でしか描けない衝撃のストーリーと、テレビでは味わえないスケール感で、深みのある本物の人間ドラマが展開していく。脚本は、「相棒」の生みの親である輿水泰弘&前作『相棒-劇場版-絶体絶命! 42.195km 東京ビッグシティマラソン』を大ヒットに導いた戸田山雅司の2人。前作に続いてメガホンをとるのは、スタイリッシュでスピーディーな演出に定評のある和泉聖治。

前作の劇場版パート1以来の“相棒”鑑賞。ドラマ版を1話も観たことがないので話についていけるか不安でしたが、気にせずにストーリーに入り込めました。パート1がかなり楽しめたので期待してましたが、正直期待してたよりは残念な感じでした。右京さんは前回と同様、あの冷静さがたまらなくカッコいい!神戸さんも時折見せる熱血ぶりがたまらない!いつもの特命係2人の推理は今回も楽しめたし、国家に挑むっていうスケールの大きさは感じられました。7年前の事件の真相と、陰の管理官の正体など、裏の裏をかかれてドキドキしましたがっ…ラストの終わり方はどうも納得できない。「官房長!!」で終わりなんてスッキリしなさ過ぎるでしょ。演技派の俳優陣のおかげで最後まで楽しめましたが、続編あるのでしょうか??パート1が良かっただけに、今回はちょっぴり残念でした。

この作品の評価・・・・76点
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シュアリー・サムデイ

2011年01月17日 00時38分16秒 | 映画評論サ行
製作年:2010年
製作国:日本
2010年7月17日公開
監督:小栗旬
出演:小出恵介,勝地涼,鈴木亮平,ムロツヨシ,綾野剛,小西真奈美,岡村隆史
official site

女の子にモテたい一心で文化祭に向けて必死でバンドの練習を続けてきた男子高校生、タクミ、キョウヘイ、カズオ、ユウキ、シュウト。だが学校の都合で突然、文化祭の中止が決定。5人は抗議と文化祭復活の願いを込めて教室を占拠する。だが、ハッタリのつもりで持ち込んでいた爆弾が誤って爆発してしまう。学校爆破犯のレッテルを貼られ、5人は退学させられる羽目に。その後は、勘当、引きこもり、しまいには親の自殺と、全員が見事に坂道を転げ落ちるような転落人生。明るい未来なんかあるはずない…。そう思い込んでいたある日、ヤクザ稼業に身を落としたカズオのせいで大事件が勃発する。
構想9年、今や人気と実力を兼ね備えた俳優としてトップを走る小栗旬が、いつかきっとと諦めずに温め続け情熱を傾けた監督デビュー作がいよいよ完成した。バカな失敗と挫折の果てに、明日を生きるのが怖くなってしまった負け犬たちが、破れかぶれに敗者復活に挑む青春ストーリーは、少年の日の初恋のほろ苦さを織り交ぜつつ、後半に疾走感と躍動感のある展開を見せる。主演の小出恵介、勝地涼らスタッフ・キャスト共に小栗コネクションとでも呼べるこれまでの人脈が見事に生かされた賑やかな顔ぶれが揃った。

小栗旬の初監督作品で主役級の豪華なキャスト陣が集結!
キャストが豪華な割には、まとまりがないというかジャンルを何にしたいのかが分かりづらかったです。ストーリーとしては、ありえないが多いので真剣に観たら損します。若者たちのバカ騒ぎ程度に観て頂ければいいかなと。後半で繋がる部分はスッキリするけど、「ん?」って思うところも幾つか。細かい部分までこだわってるなという感じはしますが、細かすぎて付いていけない学生時代の仲間と一致団結して立ち向かってくっていう姿はカッコよかったし、ラストもまぁまぁ良かった。けれど、やっぱり印象には残らない作品です。主人公たちもバカだったら追ってるヤクザたちもバカですね(笑)本気さが伝わってきませんでした。
小栗監督の自己満足で作りましたって感じでした…。

この作品の評価・・・・65点
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瞬 またたき

2011年01月16日 18時20分39秒 | 映画評論マ行
製作年:2010年
製作国:日本
2010年6月19日公開
監督:磯村一路
出演:北川景子,大塚寧々,岡田将生,永島暎子,深水元基
official site

花屋で働く泉美はある日、配達に訪れたショッピングモールで、美大生の淳一と出会う。予想外のトラブルに見舞われた微笑ましい出会いだったが、互いに惹かれあい、交際が始まる。デートと喧嘩を繰り返し、時間と共に深まってゆく2人の絆。幸福な日々は、このままずっと続くと信じていた。だがある春の日、バイクで出掛けた2人を突然、交通事故という悲劇が襲う。病院のベッドで目覚める泉美。だがその横に淳一の姿はなかった……。1人生き残った泉美は、2人でいた最期の記憶を失っていることに気付き、呆然とする。
河原れんの同名小説を、『解夏』の磯村一路監督が映画化した愛と喪失の物語。北海道の美しい自然の中で、若い恋人たちが悩みながら成長していく姿と、記憶を失った女性が徐々に自分を取り戻して行く姿を描く。恋人を亡くした主人公・泉美を演じる北川景子は、映画冒頭では生気もなく、セリフ回しも単調。しかし、ストーリーが進んで行くごとに生命力を増していく見事な演技の変遷を見せ、彼女の女優としての成長を感じさせている。淳一を演じた岡田将生も、自分らしい生き方を求めて悩みつつも、恋人を愛し抜こうとする大学生を好演。

観る前からお涙頂戴の雰囲気がありましたが、当たりでした。泉美と淳一、2人の出会いから別れまでを描いているけど、なんとも描き方がお粗末。描き方によっては感情移入できて感動できると思うけど、出会いから付き合うまでが全てカットされてるので、泉美の淳一への愛情が伝わりづらかったです。彼を失った喪失感、自分だけが助かった罪悪感。失くした記憶を取り戻すために、あの日あの場所で何が起きたのかを知ろうと泉美は弁護士に頼んで調査してもらいます。なんとなく展開が見えてしまうが惜しい!こういう話って結局は「彼はあなたの事を守ろうとしてたんです」っていう終わり方でまとまってしまう。北川景子の演技がもっと良ければ事故現場のシーンもリアリティが出たかなと思います。
ラストで急に菅井きんが登場したのには驚きでした。無理矢理感があるし、菅井きんってまだお元気だったんですね

この作品の評価・・・・63点
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特攻野郎Aチーム THE MOVIE

2011年01月14日 00時17分49秒 | 映画評論タ行
製作年;2010年
製作国:アメリカ
2010年8月20日公開
監督:ジョー・カーナハン
出演:リーアム・ニーソン,ブラッドリー・クーパー,ジェシカ・ビール
official site

1年前。特殊部隊のメンバーから結成されたAチームの面々が、何者かの謀略により無実の罪で逮捕された。だがリーダーのハンニバルは、刑務所から脱獄、部下のフェイス、B.A.、マードックと合流する。かくして復活したAチームは、無実を証明するために行動を開始。ハンニバルが編み出す荒唐無稽な作戦のもと、当局の追跡をかわしながら、自分たちの名誉を汚した黒幕に迫っていく。フェイスの元恋人でありながら、4人の逮捕に執念を燃やす国防犯罪調査局のソーサや、謎のCIA捜査官リンチとの策略合戦が火花を散らす…。
1980年代にアメリカで人気を博したTVドラマ「特攻野郎Aチーム」を映画化。無実の罪で投獄された〈Aチーム〉と呼ばれる元特殊部隊のメンバーたちが、汚名を晴らすため、一大バトルを仕掛けていく姿をアクション満載で映し出す。葉巻がトレードマークのリーダー“ハンニバル”を始め、調達のプロ“フェイス”、怪力の持ち主“B.A”、ヘリ操縦の達人“マードック”といった奇抜なキャラクターが楽しい。“ハンニバル”を演じるのは、『96時間』や『タイタンの戦い』などアクションへの出演が続くリーアム・ニーソン。この命知らずの男たちによるド派手なアクションを手掛けたのは、『スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい』で注目のジョー・カーナハン。

アメリカのよくあるアクションコメディ映画かと思ったら、その通り(笑)
TVシリーズを観たことないけどハリウッドらしいド派手なアクション満載で楽しめました。ここまで派手にやってくれると面白い!何も考えずに観れるし、彼らの大胆で緻密な計画さに関心してしまうほど。とにかく個性的な4人が団体行動をしつつも単独行動で勝手に進めちゃうことが観ていて面白いです♪
痛快アクション!って感じですが、もう少し話に工夫が欲しかったかなと思います。脚本がやりたい放題に作りました感があるけど大画面で観れば、それなりに楽しめるかなと。これって続編あるのかな?

この作品の評価・・・・71点
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フローズン

2011年01月13日 14時42分42秒 | 映画評論ハ行
製作年:2010年
製作国:アメリカ
2010年8月7日公開
監督:アダム・グリーン
出演:ケヴィン・ゼガーズ,ショーン・アシュモア,エマ・ベル,エド・アッカーマン
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ダン・ウォーカー、ジョー・リンチ、パーカー・オニールの3人は、日の暮れたスキー場で最後の滑りを楽しもうとリフトに乗り込むが、山上への途中で突然停止してしまう。大声で助けを呼ぶ3人。しかし、大自然の真っただ中では誰にも悲鳴は届かず、まもなくゲレンデの照明が消え、地上15メートルの空中に置き去りにされてしまう。スキー場の営業が再開されるのは1週間後。携帯電話も食料も持っていない3人は、猛烈な吹雪にさらされ、気温マイナス20℃という暗闇の中、体力と気力を失い、寒さと凍傷の恐怖から逃れられない。まさしく絶体絶命、最悪の状況に陥ってしまった3人は、この悪夢から脱出することができるのか……。
スキー場のリフトの上に置き去りに――そんなバッド・シチュエーションに置かれた男女3人の、身も心も凍る恐怖を描くシチュエーション・スリラー。地上15メートル、気温マイナス20度、携帯も食料もないという最悪の状況で、寒さと飢え、そして孤独感にさいなまれる若者たちの姿を、圧倒的なリアリティで描きだしている。“仕掛け人”は『ソウ』シリーズのプロデューサー、ピーター・ブロックと新鋭アダム・グリーン監督、出演はケヴィン・ゼガーズ(『トランスアメリカ』)、ショーン・アシュモア(『X-MEN』シリーズ)ら若手注目株たち。「だれの身にも起こりえる」リアルなシチュエーションだからこそ、その痛々しさに恐怖心が煽られる。

この映画、去年の真夏に公開されて「公開時期、外し過ぎだろ!」と思って気になってた作品。真冬のスキー場でリフト取り残された若者3人の恐怖を描いた本作。分かりやすく言えば、「オープン・ウォーター」の雪山バージョン。海で通用するなら山でも使える話だ。
極寒のスキー場に取り残されて1週間も助けが来なかったら…実際にありえそうなシチュエーションだから、また怖いリフト代をケチった代償がこれかぁって思うと、また怖い自業自得な感じもするけど、あまりにも悲惨すぎて本当に助けてあげたくなりました(笑)リフトに取り残された3人は色々と考えるわけです。まぁ飛び降りるっていう考えは誰だって思うだろうな。飛び降りたら予想通りの結果になったけど…。寒さや孤独に対する怖さが途中までは良かったんだけど、中盤から登場したオオカミたちが主役っぽくなってきて、なんだかオオカミから逃げるだけの映画になってしまったのが残念でした3人で協力してハシゴまで辿りつければよかったのにと思うけど、ああいう極限状態の中だと冷静になれないのかな。なかなかの怖さと寒さは感じましたが色んな意味で後味が悪い作品でした

この作品の評価・・・・64点
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ローラーガールズ・ダイアリー

2011年01月11日 01時53分36秒 | 映画評論ヤラワ行
製作年:2009年
製作国:アメリカ
2010年5月22日公開
監督:ドリュー・バリモア
出演:エレン・ペイジ,マーシャ・ゲイ・ハーデン,クリステン・ウィグ
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17歳の女子高校生ブリス・キャベンダーは、テキサスの退屈な田舎町ボディーンで生まれ育った。母親ブルックは美人コンテストにハマっており、かつて自分が出場したミス・ブルーボンネット大会で優勝することだけが娘の人生の成功だと信じていた。そんな生活に違和感を覚えるブリスは親友パシュと、少し都会の隣町オースティンに出かける。そこでローラーゲームと出会ったブリスは、女性らしさとは無縁でワイルドにぶつかり合い、個性を称え合うローラーゲームの世界にすっかり魅了される。
ワイルドな衣装に網タイツ、アゴ紐付きのヘルメットをかぶった女性たちが、ローラースケート靴を履いて小さなトラックを互いにぶつかり合いながら猛スピードで競走する―そんなローラーゲームに魅了された女子高生が、猛練習をこなしながら成長していく姿を描くガールズ・ムービー。アカデミー賞にノミネートされた『JUNO/ジュノ』の演技が記憶に新しいエレン・ペイジが、自分の居場所を求めて奮闘する少女を演じている。また、プロデューサーとして数々の作品に関わってきた人気女優のドリュー・バリモアが、本作で念願の初監督を務めていることも話題。

ローラーゲームに魅了され、成長していく少女を描いた本作。よくあるスポコン映画ですが、親友との絆や、親子の愛情、夢に向かって突き進む姿。青春が過ぎてしまった自分が観ても楽しめる作品でした(笑)子供のためにと思って厳しくしている親の気持ちも分かるし、そんな制限が嫌でやりたい事をしてるブリスの気持ちも分かる。
ローラーゲームという新しい居場所を見つけたブリスにとっては、そこが輝いてみえてたのかも。でも上手くいく事ばかりではないのが人生。家族や親友や彼氏との関係に悩みながらも、少しずつ“自分”っていうものを知っていくブリスがとっても素敵でした♪自分はたくさんの人の支えがあるから今を生きていけるんだ思いました。
ゲームって勝ち負けだけが勝負だけじゃなくて、もっと大事なものが見つかるんじゃないかと思います。王道のストーリーですが、観終わったあとにスッキリ出来る作品です!

この作品の評価・・・・74点
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座頭市 THE LAST

2011年01月10日 00時49分37秒 | 映画評論サ行
製作年:2010年
製作国:日本
2010年5月29日公開
監督:阪本順治
出演:香取慎吾,石原さとみ,反町隆史,工藤夕貴,寺島進,高岡蒼甫,仲代達矢
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最愛の妻・タネに「これが最後」という約束をして、市は最後の死闘に臨むが、やっと終わるかと思ったその時、タネが追手の刃に落ちてしまう。絶望に沈む市は、タネとの約束を守るため、もう人を斬ることはせずに平穏な暮らしをしようと故郷に帰り、かつての親友・柳司の家に身を寄せる。この地で百姓として静かに暮らそうと仕込み杖を置いた市。柳司の母・ミツやその息子・五郎らに囲まれながら平和な日々が続くかに思えたが、村は非道な天道一家によって支配され、百姓達は悪の限りを尽くす彼らに苦しめられていた。追いつめられた百姓達は市に助けを求め、一度封じ込めた仕込み杖を市は再び手にせざるをえなくなってしまう。だが、その先には更なる壮絶な運命が待ち受けていた……。
勝新太郎主演でおなじみの「座頭市」シリーズが、主演・香取慎吾、監督・阪本順治のコンビで映画化された。「THE LAST」と銘打つだけあり、今回が「座頭市」シリーズの最終作になる。それだけに大きな期待のかかる本作だが、キャスト・スタッフともに気合いの入った仕事でその期待に十分に応えている。コミカルなイメージの強い香取も、盲目の居合の達人・座頭市を好演。勝新座頭市にも通じる軽みとおかしみを見せている。雪原の中での斬り合いシーンなど、監督こだわりの映像が随所に見られるので、こちらも注目。

初めて“座頭市”を鑑賞。
つまらないわけじゃないけど、緊張感が感じられない作品でした。やっぱり香取慎吾って「西遊記」とか「こち亀」のイメージが強くて、こういう役って不向きなんじゃないかなぁ。そして、斬っても斬られても血が全然出ないなんでだ??子供たちにも観せられるように、あえて血を出さないようにしたのか?それにしても、時代劇で血が出ないっていうのは違和感があり過ぎです。殺陣も迫力が足りません!
結局何を言いたいのか分かりませんでした。切ない話なのに繋ぎ目が悪くて感動も出来ません。が金をかけて豪華なキャストを集めて製作者側の個人的な趣味で作りましたって感じの作品でした。テーマが「愛」なのに、最後まで観ても「愛」が何なのか分からなかったー(笑)

この作品の評価・・・・59点
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