股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

ビューティー・インサイド

2016年09月24日 17時16分30秒 | 映画評論ハ行
製作年:2015年
製作国:韓国
日本公開:2016年1月22日
監督:ペク
出演:ハン・ヒョジュ,上野樹里,キム・デミョン,ユ・ヨンソク,パク・シネ
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ウジンは18歳を境に、目覚めると年齢や性別や国籍を問わず、それまでとは全然違う外見に変化する奇妙な運命を背負うことに。一人の人物としてのルックスが定まらない彼は、インターネットを駆使して家具デザイナーとして働いていた。ある日、ウジンは家具店で働くイスを見初め、毎日一見客のフリをしてその店に通い詰めるが…。
『監視者たち』などのハン・ヒョジュや、日本から『のだめカンタービレ』シリーズなどの上野樹里らが出演したラブストーリー。日々外見が変化する主人公が思い悩む根本的な恋愛問題を、さまざまな視点から描き出す。悩める若者を、『尚衣院 サンイウォン』などのユ・ヨンソクとパク・シネ、『ポイントブランク ~標的にされた男~』などのイ・ジヌクらがが好演。ユニークな設定や、複雑ながらもピュアな恋愛模様に引き込まれる。

目が覚める度に年齢や性別が違う人間になってしまう青年の恋模様を描いた韓国のラブストーリー作品。今までになかったようなストーリーでとても新鮮でした。現実にはありえない事なのに、外見が変わってしまうウジンの苦悩や、恋をしたイスと少しでも一緒にいるために取る行動がとても切なくて共感しました。好きになったら外見なんて関係ない。でも毎日外見が変わる人を本当に好きになれるのか…。正直言ってイスがウジンに惹かれていった過程が少し弱いかなと思いました。大事な時に限ってイケメンになるっていうのは調子良すぎじゃないかな。老人や女性、子供になったウジンに対してイスがどう接していくのか、もっと見せて欲しかったです。でもすれ違いながらも、距離を置きながらも、相手を想い続ける気持ちって素敵だなと感じました。どうなるかを思ったけど良いハッピーエンドでした。韓国映画ってやっぱり質が良いですね。自分だったら…中身が一緒でも毎日顔が違う相手を好きになれない気がする(笑)

この作品の評価・・・・★★★★★★★☆☆☆(満点は★10)
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あいつだ

2016年09月21日 18時54分13秒 | 映画評論ア行
製作年:2015年
製作国:韓国
日本公開:2016年4月16日
監督:ユン・ジョンヒョン
出演:チュウォン,ユ・ヘジン,イ・ユヨン
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田舎の漁村で、妹のウンジと2人で生活しているジャンウ。他界した両親に代わって懸命に働いてウンジを養ってきたジャンウだったが、何者かに彼女を殺されてしまう。その後ジャンウは、妹のために死者の魂を慰めるとされる救魂祭で怪しい男を見掛けて犯人だと直感するが逃げられる。激しい怒りと深い悲しみを抱える中、他人の死を予知できる霊能力者シウンの助けを借りながら男の行方を追う。やがて、ミンという薬剤師の存在が浮かび上がるが…。
1999年の釜山で起きた出来事から着想を得たスリラー。妹を殺された男が、その犯人であると直感した人物を不思議な予知能力を持つ女性の手を借りながら追い詰めていく。監督は、短編などでも活躍するユン・ジョンヒョン。『ファッションキング』などのチュウォン、『パイレーツ』などのユ・ヘジン、『アトリエの春、昼下がりの裸婦』などのイ・ユヨンらが結集。息詰まる展開とタッチに加え、復讐に取りつかれた主人公にふんしたチュウォンが繰り出す鬼気迫る演技にも圧倒される。

最愛の妹を殺された青年が、犯人だと疑われる男を追い詰めていく物語。韓国映画らしいサスペンスを期待はしていましたが、もう一捻り欲しいところ。タイトルの「あいつだ」。どいつなんだ!?と後半まで分からないのかと思いきや、「やっぱりあいつかよ!」とツッコミたくなるほど。犯人が分かってからはよくある追い詰める展開。犯人の表情が凄く怖かったけど犯人の動機の描き方が弱かったと思います。霊能力者の女性シウンが手助けのために搭乗しますが、彼女は必要なかったような。ジャンウ1人で追い詰めていった方が、緊張感が増したような気がします。というかシウンがどうしても黒木華にしか見えなかった(笑)韓国の警察は相変わらず役立たずですね…。題材は良いのに色々惜しい作品でした。

この作品の評価・・・・★★★★★☆☆☆☆☆(満点は★10)
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怒り

2016年09月20日 22時51分04秒 | 映画評論ア行
製作年:2016年
製作国:日本
日本公開:2016年9月17日
監督:李相日
出演:渡辺謙,森山未來,松山ケンイチ,綾野剛,広瀬すず,宮崎あおい,妻夫木聡
0fficial site

八王子で起きた凄惨な殺人事件の現場には「怒」の血文字が残され、事件から1年が経過しても未解決のままだった。洋平と娘の愛子が暮らす千葉の漁港で田代と名乗る青年が働き始め、やがて彼は愛子と恋仲になる。洋平は娘の幸せを願うも前歴不詳の田代の素性に不安を抱いていた折り、ニュースで報じられる八王子の殺人事件の続報に目が留まり…。
『横道世之介』『さよなら渓谷』などの原作者・吉田修一のミステリー小説を、『悪人』でタッグを組んだ李相日監督が映画化。現場に「怒」という血文字が残った未解決殺人事件から1年後の千葉、東京、沖縄を舞台に三つのストーリーが紡がれる群像劇で、前歴不詳の3人の男と出会った人々がその正体をめぐり、疑念と信頼のはざまで揺れる様子を描く。出演には渡辺謙、森山未來、松山ケンイチ、綾野剛、宮崎あおい、妻夫木聡など日本映画界を代表する豪華キャストが集結。

現場に「怒」という文字が残された未解決の夫婦殺人事件。1年後…千葉、東京、沖縄にそれぞれ3人の男が現れる。そこで出会った人間たちは彼らに信頼と疑念の感情を抱くのだが…。主役級の役者がそろった本作。最後まで殺人犯が誰なのか、この結末はどうなるのか、全く予想がつかず、ずっと緊張感がありました。手配写真がまた森山未來と松山ケンイチと綾野剛の丁度中間くらいの顔をしていて誰が犯人でも不思議じゃないんです(笑)3つのストーリーが同時に進んでいくのだが、交わる事はないのに何一つ違和感無く進んでいくのが凄いなと思いました。「人は人をどこまで信じられるのか」「人は人をどこまで愛せるのか」「人は人をどこまで許せるのか」この映画を観終わると、色んな事を考えてしまいました。生きづらい世の中で、それでも人は前を向いて生きていかなければならない。ありのままの姿で生きる事も、偽りの姿で生きる事も、本当はどちらも生きづらいのかもしれない。少しの優しさに触れた時に、人はきっと何かに気付いて優しい気持ちになれるのだろう。後半になり3人の男たちの正体を知った時に、泣きそうになりました。ただ信じたいだけなのに…、ただ愛したいだけなのに…。こんなに人を愛して信じることが難しいとは思いませんでした。劇中での台詞で「幸せは減るもの」という言葉があります。確かに減ってしまうのかもしれない。だからこそ今ある幸せを精一杯に愛そうと思いました。刺激強めのシーンもありますがぜひ観て欲しい作品です。

この作品の評価・・・・★★★★★★★★★☆(満点は★10)
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BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント

2016年09月17日 21時48分45秒 | 映画評論ハ行
製作年:2016年
製作国:アメリカ
日本公開:2016年9月17日
監督:スティーヴン・スピルバーグ
出演:マーク・ライランス,ルビー・バーンヒル,ペネロープ・ウィルトン,レベッカ・ホール
official site

10歳の女の子ソフィーは、ロンドンの児童養護施設で生活していた。寝付きの悪いソフィーが窓から夜の街を見ていると、身長約7メートルの巨人が出現し、彼女を巨人の国へ連れていく。巨人の名はBFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント。優しいBFGに、ソフィーは心を許すようになる。そして、子供たちに夢を吹き込む仕事をしているBFGと一緒に、ソフィーは夢の国へと向かう。
巨匠スティーヴン・スピルバーグがロアルド・ダールの児童文学「オ・ヤサシ巨人BFG」を映画化した、孤独な少女と心優しい巨人の友情を描くファンタジーアドベンチャー。ロンドンの児童養護施設で暮らす少女が巨人の国に連れていかれ、巨人と心の距離を縮めていくさまを映す。『E.T.』などで知られるメリッサ・マシスンが脚本に名を連ね、巨人を『ブリッジ・オブ・スパイ』で第88回アカデミー賞助演男優賞に輝いたマーク・ライランスが、少女を新鋭ルビー・バーンヒルが演じる。スピルバーグが手掛けるファンタジー作品に期待。

児童文学を巨匠スティーヴン・スピルバーグが実写化した作品。実写とCGを織り交ぜていて、綺麗な映像がたくさんあります。しかしディズニー色が強すぎて、絵本をそのまま綺麗なものばかり見させられている感じでした。もっとスピルバーグ色を見たかったのに…。ストーリー展開に意外性が無い。予想通りにほぼほぼ平和に進んでいく物語。悪い巨人たちも、あっけなく捕獲されていたし…。そもそもBFGがソフィーを選んだ理由も納得いかない。見られたから連れ去ったって酷いよ。過去に男の子を連れ去ったら他の巨人に喰われたなんて事があったのに何故またやった?人喰い巨人たちの暴走を止めるために、BFGとソフィーは女王陛下にお願いしに行って、自衛隊だの軍隊総動員して悪い巨人たちを捕獲して無人島にポイするなんて、なんかさっきまで夢のある話だったのに一気に現実に引き戻された気分になりました(笑)美しい映像はあるものの中盤までは眠気が…。後半は小ネタが詰まっていたが見事に滑っていた。やはりディズニーとスピルバーグはタッグを組んではいけないのかも!?

この作品の評価・・・・★★★★☆☆☆☆☆☆(満点は★10)
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SPY/スパイ

2016年09月12日 22時12分09秒 | 映画評論サ行
製作年:2015年
製作国:アメリカ
日本未公開
監督:ポール・フェイグ
出演:メリッサ・マッカーシー,ジェイソン・ステイサム,ローズ・バーン,ジュード・ロウ

CIAの優秀な分析官であるスーザンは仕事上のパートナーであり現場で情報収集する諜報部員ブラッドリーを影から何度も救っている。しかし東欧に隠された小型核爆弾を探すミッションのなかでブラッドリーは重要参考人を誤って射殺してしまう。そこで殺してしまった参考人の娘なら情報を知っていると考えて、彼女の元にブラッドリーは向かうも、あっけなく見つかって殺されてしまう。

日本未公開作品。豪華な役者陣が揃っていて、冒頭でまさかのジュード・ロウが死ぬという展開。アクションとコメディが良い感じで絡み合っていて前半は面白かったです。ジェイソン・ステイサムがおバカ役を演じているのも初めて見たかも(笑)ジュード・ロウは相変わらずのカッコ良さ。アクションシーンもあり、どんでん返しもありで劇場未公開にするのは、ちょっと勿体ないかも!メリッサ・マッカーシー演じるスパイは最初は「おいっ大丈夫か??」と思いましたが、持ち前の明るさとおバカさと憎めない姉御肌で、もう中盤からは可愛くも見えました(笑)まぁ、ありえない作戦ばかりではありますが、アクションコメディなのだから、これぐらい爽快な作品が良いですね。コメディの中にも、きちんとアクションが満載なのが好きです。

この作品の評価・・・・★★★★★★★☆☆☆(満点は★10)
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ハドソン川の奇跡

2016年09月11日 09時32分12秒 | 映画評論ハ行
製作年:2016年
製作国:アメリカ
日本公開:2016年9月24日
監督:クリント・イーストウッド
出演:トム・ハンクス,アーロン・エッカート,ローラ・リニー,ジェフ・コーバー
official site

2009年1月15日、真冬のニューヨークで、安全第一がモットーのベテラン操縦士サレンバーガー機長は、いつものように操縦席へ向かう。飛行機は無事に離陸したものの、マンハッタンの上空わずか850メートルという低空地点で急にエンジンが停止してしまう。このまま墜落すれば、乗客はおろか、ニューヨーク市民にも甚大な被害が及ぶ状況で彼が下した決断は、ハドソン川への着水だった。
俳優としても監督としても著名なクリント・イーストウッド監督と、名優トム・ハンクスがタッグを組んだ人間ドラマ。2009年1月15日、突然の全エンジン停止という危機に見舞われながらも、ハドソン川に不時着して乗客全員が生還した航空機事故のてん末に迫る。『サンキュー・スモーキング』などのアーロン・エッカートらが共演。機長の手記を基に描かれる、奇跡の脱出劇の背後に隠された真実に言葉を失う。

マンハッタンの上空でエンジンが止まった航空機。咄嗟の判断でハドソン川に着水し、乗客乗員全員の命を救った機長だったが、一変して彼は容疑者にされた。実話を基にした話をアカデミー賞監督のクリント・イーストウッドが映画化。
なぜ155名もの命を救ったにもかかわらず容疑者として疑われなければならないのか…。ヒーローとして祭り上げられたからこその重圧はその本人にしか分からないのかもしれない…。苦悩するサリーの気持ちを考えると辛い。委員会が提示したデータを見た世間は、「エンジンは停止していなかったのでは?」「空港に引き返すことが出来たのでは?」とサリーに疑いの目を向けるのです。それでも家族や仲間たちがサリーの行動が正しいと証明するために奮闘します。208秒の間で判断して命を救うなんて簡単に出来るものじゃない。話は淡々と進んでいきますが、サリーが周囲からとても信頼されている事を感じました。ただし、サリーと副機長が窮地に追い込まれていく説明が弱かったかなと思います。予告では「容疑者となった」となっているけど、言うほど容疑者としての扱いを受けていないように感じました。
しかしながら事故の事はニュースで知っていましたが、背景にこんな事があったとは知りませんでした。本当に“奇跡”です。トム・ハンクスの演技は素晴らしい!

この作品の評価・・・・★★★★★★★☆☆☆(満点は★10)
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テラフォーマーズ

2016年09月09日 21時09分03秒 | 映画評論タ行
製作年:2016年
製作国:日本
日本公開:2016年4月29日
監督:三池崇史
出演:伊藤英明,武井咲,山下智久,山田孝之,ケイン・コスギ,菊地凛子,加藤雅也,小栗旬
official site

21世紀、地球では猛烈な人口増加が起き、人類は火星への移住を計画する。まずはコケと古来から地球に生息するある生物を火星へと送り込み、地球化への道を探る。500年後、移住計画の最終段階としてその生物の駆除のため火星に15人の隊員が派遣されるが、小町小吉以外は高額の報酬が目当てで…。
『クローズZERO』シリーズや『藁の楯 わらのたて』などの鬼才三池崇史監督がメガホンを取り、人気SFアクション漫画を実写映画化。未来を舞台に、二足歩行の人型に進化したゴキブリと人類が繰り広げる壮絶なバトルを映し出す。衝撃的な原作は、「このマンガがすごい!2013」オトコ編でトップになったほか、2014年にはテレビアニメ化もされた。パワフルな展開に期待が高まる。

終始、虫たちの気持ち悪い映像が続く映画でした。残虐なシーンが続きますが、CG丸出しの安っぽい映像とキャラの薄さにガッカリ。俳優陣は結構豪華だと思うが、みんな説明も無くあっけなく死んでいく…。人間がゴキブリにしてきたことを、今度はゴキブリが人間を思いっきり踏みつぶしたり…。ゴキブリ星人たちの大群は凄かったけど、だから何だという感じ。全体的に雑に作られた感じが否めない。DVDレンタルならまだ許せるが、映画館でこんなの観させられたら踏み潰したくなるだろう(笑)まぁ昆虫たちの説明で今まで知らなかった事が勉強できたのは良かったかな。三池監督がなぜに巨匠と言われているのかが分からない…。

この作品の評価・・・・★★☆☆☆☆☆☆☆☆(満点は★10)
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君の名は。

2016年09月08日 12時40分38秒 | 映画評論カ行
製作年:2016年
製作国:日本
日本公開:2016年8月26日
監督:新海誠
声の出演:神木隆之介,上白石萌音,成田凌,悠木碧,長澤まさみ,市原悦子
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1,000年に1度のすい星来訪が、1か月後に迫る日本。山々に囲まれた田舎町に住む女子高生の三葉は、町長である父の選挙運動や、家系の神社の風習などに鬱屈していた。それゆえに都会への憧れを強く持っていたが、ある日彼女は自分が都会に暮らしている少年になった夢を見る。夢では東京での生活を楽しみながらも、その不思議な感覚に困惑する三葉。一方、東京在住の男子高校生・瀧も自分が田舎町に生活する少女になった夢を見る。やがて、その奇妙な夢を通じて彼らは引き合うようになっていくが…。
『星を追う子ども』『言の葉の庭』などの新海誠が監督と脚本を務めたアニメーション。見知らぬ者同士であった田舎町で生活している少女と東京に住む少年が、奇妙な夢を通じて導かれていく姿を追う。キャラクターデザインに『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』シリーズなどの田中将賀、作画監督に『もののけ姫』などの安藤雅司、ボイスキャストに『バクマン。』などの神木隆之介、『舞妓はレディ』などの上白石萌音が名を連ねる。ファンタスティックでスケール感に満ちあふれた物語や、緻密で繊細なビジュアルにも圧倒される。

異例の大ヒットを記録している本作。観る予定はなかったけど、あまりの大ヒットにとりあえず観てみた。映像の美しさ、ストーリーの分かりやすさ、そして中盤からの意外な展開に、最後まで飽きることなく楽しめました♪まぁ王道っちゃ王道のストーリー。泣けるほどではなかったけれど、お金を払って観る価値は十分にあります。過ぎてしまった過去を変えることは出来ない…過去に戻って会いたい人に会うことは出来ないそれでも変えられると信じて行動する三葉と瀧に凄く共感できました。劇中で流れるRADWIMPSの音楽も映画とマッチしていて心地よかったです。そもそもなんで入れ替わったのか、入れ替わったその日から普通に学校に行ったりしたり、恋愛に発展する説明を弱いしと、はツッコミたくなりましたが、細かい事は気にしない。ハッピーエンドで良かったとは思うけど、盛り上がりのピークがラストよりも若干前だったので、ちょっと惜しいかなと思いました。でも良い映画でした!

この作品の評価・・・・★★★★★★★☆☆☆(満点は★10)
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黒崎くんの言いなりになんてならない

2016年09月07日 11時42分22秒 | 映画評論カ行
製作年:2016年
製作国:日本
日本公開:2016年2月27日
監督:月川翔
出演:中島健人,小松菜奈,千葉雄大,高月彩良,岸優太
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親の転勤で寮に入ることになった女子高生の赤羽由宇は、絶大な人気を誇る「白王子」こと白河タクミがいる学園寮に住むことに。有頂天になる由宇だったが、そこには「黒悪魔」と周囲から恐れられているSっ気満載の黒崎晴人も暮らしていた。ある日、副寮長を務める黒崎に逆らった由宇は罰として初キスを奪われ、以後彼に服従しなくてはならなくなり…。
別冊フレンド連載のマキノによる人気少女漫画を実写映画化した青春ラブストーリー。周囲から「黒悪魔」と恐れられる超ドS男子と、「白王子」と呼ばれる学園のスターの間で揺れる女子高生の姿を描く。「俺に絶対服従しろ」と言い放つ主人公・黒崎役には Sexy Zone の中島健人、ヒロインの由宇を『渇き。』などの小松菜奈、黒崎の親友で女子の憧れの的・白河役に『通学シリーズ』などの千葉雄大。脚本は『L・DK』などの松田裕子、『この世で俺/僕だけ』などの月川翔がメガホンを取る。

2人の男子の間で揺れる女子高生の恋を描いた本作。いかにも10代のSexyZoneファンがキャーキャー言いそうな事ばかり詰め込んだだけの映画でした。なんでもかんでも胸キュンシーンばかり集めればいいってもんじゃない。序盤の展開はまさかのダイジェストって…。主人公の赤羽さんが何故そんなにモテるのか分からない。もう少しリアリティのある脚本に出来なかったものか。学校で1、2を争う2人のイケメンに追われて、最後は恋愛も友情も最後は全てが丸く収まるって、現実はそんな甘くないよ。これやっとけば女子はキュンキュンするんだろっていう安易な考えが詰まった映画。それと、尞の風呂場に腰にタオルを巻いて入る男は不自然だし嫌だ(笑)しかしながら年齢的にこういう映画を観るのはもう辛い歳になってしまったかな(笑)

この作品の評価・・・・★★★☆☆☆☆☆☆☆(満点は★10)
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グランド・イリュージョン 見破られたトリック

2016年09月06日 00時37分51秒 | 映画評論カ行
製作年:2016年
製作国:アメリカ
日本公開:2016年9月1日
監督:ジョン・M・チュウ
出演:ジェシー・アイゼンバーグ,マーク・ラファロ,ウディ・ハレルソン,ダニエル・ラドクリフ
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アトラスがリーダーのマジシャン集団、フォー・ホースメン。イリュージョンショーを繰り広げては不正に搾取された金を奪取してきた彼らが、再び出現し注目を浴びる。しかし、新たなショーでハイテク企業の不正を暴こうとするが、何者かによってイリュージョンは失敗に終わる。その裏に、ウォルターという天才ハイテクエンジニアの存在があった。
イリュージョンを駆使して悪がせしめた大金を奪う犯罪集団フォー・ホースメンの活躍を描いた『グランド・イリュージョン』の続編。ハイテク企業の不正を暴こうと計画を進める彼らと、立ちふさがる天才エンジニアの攻防を活写する。監督は『G.I.ジョー バック2リベンジ』などのジョン・M・チュウ。ジェシー・アイゼンバーグ、マーク・ラファロ、ウディ・ハレルソンなどの主要メンバーが再結集し、ダニエル・ラドクリフが宿敵となるエンジニア役で参戦。より驚きを増したイリュージョンとスリルを極めた物語に圧倒される。

イリュージョンを駆使して悪党たちから大金を奪う犯罪集団フォー・ホースメンの活躍を描いたシリーズ第2弾。前作の人物やストーリーを忘れていた…。3年前に公開された前作を観ていても思ったが、手品というよりは、もはや魔法使いのレベル(笑)実際こんなに上手くいくとは思えないし、全てが上手くいくようなご都合主義の展開は仕方ないのか…。それにしてもカードの手さばきが異常に上手くなってる。前作よりもスケールのデカさが目立っていて、たしかにイリュージョンのショーは凄いなと思いましたが、話を複雑になって広げ過ぎていてまとまりに欠けていたような。新メンバーも女性も、簡単にメンバー入りしてしまった。結局、催眠術さえあれば何でも出来ちゃう説(笑)イリュージョンの演出だけ楽しむ映画でしょう。なんかんだ言っても今回も騙されました!!

この作品の評価・・・・★★★★★★☆☆☆☆(満点は★10)
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namie amuro LIVE STYLE 2016-2017

2016年09月02日 14時00分04秒 | ライブレビュー
今年も安室ちゃんのライブに参戦してきましたー♪♪



namie amuro LIVE STYLE 2016-2017

in さいたま市民センター





なんと今回は88公演のホールツアー。いつもより距離が近い!顔が見える!!近い!!!


Set List

01.Stranger
02.Ballerina
03.Fly
04.Black Make Up
05.Show Me What You've Got
06.It
07.Golden Touch
08.Red Carpet
09.Alive
10.Hands On Me
11.Hide&Seek
12.Time Has Come
13.Space Invader
14.Baby don't cry
15.Every Woman
16.Neonlight Lipstick
17.Love Story
18.Hero
19.Mint
20.Heaven
21.Fashionista
22.Scream


アンコール

23.Chit Chat
24.Anything
25.Birthday


今回はgenicから7割、FEELから3割といった感じかな。でもでもでも大満足のセットリスト!!
冒頭の演出からもう引き込まれました!
Black Make Upのカッコ良さはハンパない!
ライブでは初めて聴いたHide&Seek!迷彩服の安室ちゃんクールで可愛いくてヤバいな!
Baby don't cryってやっぱり名曲だと思う
Love Storyもやっぱり名曲だと思う
Hero初お披露目!リオの感動が蘇えってきて思わず泣きそうになった
Mintちょーちょーちょーカッコいい!!今回のライブで一番興奮した!!
Chit Chatの可愛さは罪だよもう


来年は25周年!!!ベスト出すか?ベストツアーするのか??今から楽しみです♪
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