股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

AVP2 エイリアンズ VS. プレデター

2007年12月31日 17時16分36秒 | 映画評論ア行
製作年 : 2007年
製作国 : アメリカ
2007年12月28日公開
監督 : コリン・ストラウス,グレッグ・ストラウス
出演 : スティーヴン・パスカル,レイコ・エイルスワース,ジョン・オーティス
official site

死闘の末、宇宙船の中でプレデターから飛び出たチェストバスター=ニュー・エイリアンは、船内で“プレデリアン”へと成長し、プレデターを次々と殺戮していく。コントロール不能となった宇宙船はコロラドの森へ墜落し、“プレデリアン”をはじめ、宇宙船に潜んでいた無数のエイリアンたちが獲物を求め飛び出していった。一方、宇宙船の異変に気づいた、エイリアンを駆逐することを生業とするニュー・プレデター<ザ・クリーナー>が地球へと乗りこんでくる。そして遂に始まった、人類の眼前で次々と繰り広げられる壮絶かつ凄惨な戦い。史上最も恐ろしい2大モンスターの激突の行方は?そして人類を巻き込んだ戦いの果てに待ちうける、驚愕の結末とは?人類が最も恐れていた悪夢が現実となる…。果たして地球に明日はあるのか?
南極に存在したピラミッドでの死闘の末、宇宙船の中でプレデターの体内からチェストバスターが誕生するという衝撃のラストシーンで前作は終わった…。しかし、それはこれから地球で起こる惨劇の序章でしかなかった!前作のラストシーンでプレデターに寄生し生まれた、最強のハイブリッド=プレデリアンが、、本作では人類を、そして地球を恐怖のどん底に陥れる。監督は、これまで数多くの作品でVFXを手がけ、本作が長編初監督になる若手映像作家コリン・ストラウス&グレッグ・ストラウス。
人間とプレデターとの絆(?)を描いた前作の続編。前作のラストでプレデターの死体からエイリアンが生まれ、“プレデリアン”という新種が生まれたところから本作は始まります。プレデターの宇宙船の中でプレデリアンが大暴れして、その宇宙船が上手いこと地球に落ちますそこからはエイリアンとプレデターの喧嘩に人が巻き込まれるっていうお決まりのパターンです。意外とエイリアンって頭良いらしく、隠れ方も上手で驚きましたで宇宙船に乗ってたプレデターはエイリアンに全員殺されちゃうのですが、プレデターの星があるらしく助っ人が来るんですね。しかも…プレデター1匹!…えっ1匹!?何故に1匹だけ!?(笑)エイリアンは人間に卵を産み付けてどんどん数増やしてるっていうのに(笑)でもこのプレデターはプレデター星の王様らしく、1匹でエイリアン全匹を相手にしちゃうんですねもう途中からは前作と同じく「早く助けにきて!プレデター!」とアンパンマンみたいな感覚で観ていました(笑)ヒロインがあっけなく死んじゃったのも衝撃的でしたが、最も衝撃的なのがラストの核爆弾!政府は町全体を核爆弾で一掃しちゃおうって考えらしく、なんと生き残ってる人々を広場に集めて、その上に爆弾を落としちゃうんですねいくらエイリアンとプレデターを皆殺しにするといっても助けを求めている住民の上に爆弾を落とす意味が分かりません結局今回一番残酷だったのはエイリアンでもプレデターでもなく、政府の人々だったかもしれませんねそして何と!!パート3もあるんです!!ラストの女性は誰だったのか!?気になりますねぇ…。前作に引き続き、今回もツッコミどころ満載で逆に楽しめた気がします♪パート3はぜひ日本で暴れて欲しいですね(笑)それと注意ですが、妊婦の方は絶対に観ないようにしてください!入院中の妊婦にエイリアンが卵産み付けて、腹から子供がギャーって出てくるシーンは結構凄いんで(笑)

この作品の評価・・・・62点
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光の六つのしるし

2007年12月31日 17時01分56秒 | 映画評論ハ行
製作年 : 2007年
製作国 : アメリカ
2007年12月22日公開
監督 : デヴィッド・L・カニンガム
出演 : アレクサンダー・ルドウィッグ,クリストファー・エクルストン
official site

イングランドの幸せな家庭で、7番目の息子としてごく普通に育ったウィル。14歳の誕生日、<闇>の力から世界を守る<光>のものたちが現れ、ウィルこそが“しるしをさがすもの”として、光の力を取り戻すことのできるたった1人なのだと告げる。過去の異なる世界を行き来し、“木・青銅・鉄・水・火・石”に分けられた“6つのしるし”を見つけなければ、世界は<闇>に支配されてしまう…。忍び寄る不気味な黒騎手、旅人、そして謎の美少女…。必死に運命と向き合うウィルに、冷たく強大な<闇>の脅威が迫ってくる!
<闇>から世界を守るために選ばれた少年の運命を壮大なスケールで描く。原作は、「ゲド戦記」のル・グウィンと並び称されるファンタジーの名手スーザン・クーパーの代表作。時をさかのぼりながら“しるし”を探すという独創的なストーリー、深く描きこまれた<闇>のものたちのキャラクター。幸せなはずの誕生日にひとり重い運命を背負い、進むべき道を探っていく少年ウィルの戸惑い、葛藤、魔法と冒険。その先に待っているのは人間愛に満ちた深い感動…。「ナルニア国物語」を世に贈り出したウォルデン・メディアがすべての世代に贈る、数百年の時をこえるファンタジー・アドベンチャーの誕生だ。
「ホーム・アローン」のやんちゃ少年と「ハリポタ」の魔法少年を足して割ったような少年が主人公。まぁ上映館数が少ないのでつまらないかなと思ったけど王道とも言えるファンタジー作品ですかね。低予算っていうのが伝わってきて、こういうファンタジーってもっとスケールでっかい方が良いと思うけど、詰め込み過ぎたかなって感じがしたのが残念ですストーリーの方は“しるし”をゲットしてゲットしての繰り返しで正直だんだんとテンションは下がっていきます(笑)美少女も笑いを見ただけで「あっ、こいつ悪者だ…」とわかるぐらい不気味な笑みですまぁ普通のファンタジー映画なので、これ以上は書きません

この作品の評価・・・・70点
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スターダスト

2007年12月29日 20時58分26秒 | 映画評論サ行
製作年 : 2007年
製作国 : アメリカ
2007年10月27日公開
監督・脚色 : マシュー・ヴォーン
原作・製作 : ニール・ゲイマン
出演 : クレア・デインズ,ミシェル・ファイファー,ロバート・デ・ニーロ
official site

ウォール村に住む青年トリスタンは、村一番の美女ヴィクトリアに恋をした。だが彼女には恋人がいる。ある夜、なんとかヴィクトリアを外に誘い出すものの、彼女は心を許してくれない。その時、流れ星が現れ、それを見たトリスタンは、落ちた星を愛の証としてプレゼントすると約束する…。かくして落ちた場所に到着したトリスタンだが、そこには一人の美しい女性が。何と流れ星は、美女に姿を変えたていたのだった!同じ頃、魔女の3姉妹も流れ星を見て大喜び。永遠の若さをもたらす流れ星を400年間も待ち続けていたのだ。魔法のお告げが示す場所へと急ぐ魔女。流れ星が落ちてきたのには理由があった。ストームホールド王が息を引き取る瞬間、後継者の証であるルビーのネックレスが夜空へ舞い上がり、遥かな空間できらめく星を弾き飛ばしたのだ。それは、王位継承を狙う3人の王子による、ルビー争奪戦の幕開けを意味していた…。
豪華俳優陣が、ユニークなキャラクターを演じるファンタジー超大作。主役のトリスタンを演じるのは、売り出し中の俳優チャーリー・コックス。頼りない田舎の青年が、壮大な冒険を通してセクシーでカッコいい男になる変身ぶりは楽しみのひとつ。地に落ちた流れ星という特異な役を演じたクレア・デインズ、何としても若さを取り戻したい邪悪な魔女にミシェル・ファイファー、そして茶目っ気たっぷりの空飛ぶ海賊に扮したロバート・デ・ニーロと、共演陣もファンタジー世界の住人を楽しそうにイキイキと演じている。随所に施されたシニカルな笑いが、ファンタジーに大人向けのスパイスをプラス。また壮大な物語を128分に圧縮してあるので、ストーリーと場面展開が早く、飽きさせない。
まさにファンタジー映画。子供から大人まで、ハリポタ好きなら楽しめる作品じゃないかと思います!冒険をしていくにつれて主人公の成長していく姿が良いです。主人公のトリスタン役の俳優、最初は「主役顔じゃない!?」と思ったけど後半はいきなり格好良くなっちゃいましたね魔女姉妹や、7人の亡霊王子、そして空飛ぶ海賊たちなど、登場人物それぞれが個性的で面白いです!それでいて、魔法を使う度にシワやシミが増えていく魔女だったり、ヤギにされる青年など細部にまでこだわりがあって良かったと思います♪主人公の決断の早さが多少は気になりましたがね「宮崎アニメの実写版を観ているようだ」という宣伝文句ですが、最近のジブリ作品よりこっちの方が楽しめますよ(笑)お正月に観る映画としては良いと思います!

この作品の評価・・・・78点
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ドルフィンブルー フジ、もういちど宙へ

2007年12月29日 17時11分06秒 | 映画評論タ行
製作年 : 2007年
製作国 : 日本
2007年7月7日公開
監督 : 前田哲
出演 : 松山ケンイチ,高畑充希,西山茉希,永作博美,山崎努,池内博之
official site

沖縄美ら海水族館に意気揚々と赴任した新米の獣医・植村一也を待っていたのは飼育員の作業。それはイルカのことをよく知らなければ治療はできないと考える館長の方針だった。理想と現実のギャップに思い悩む日々の中で、3頭の子どもを産み育て“ビッグマザー”の異名をとるフジの尾びれが壊死し始める。尾びれを切除し一命はとりとめたものの、フジは泳ぐことをやめてしまう。一也は人工尾びれを作ることを提案する。
本作は信念を貫いて命を救い、さらには一歩進んで生きることの可能性を追求する物語だ。松山ケンイチが悩みながら成長して行く若き獣医を演じる。原因不明の病気で尾びれを切除せざるを得なかったバンドウイルカのフジが、再び泳ぐ力を得て生きる意志を取り戻すために、植田啓一獣医と沖縄美ら海水族館の面々が、タイヤメーカーのブリジストンと組んで挑んだ世界初の人工尾びれ再生プロジェクトという実話が原案。同水族館での1ヶ月にわたるロケと本物のフジの出演がドラマにリアリティを与える。監督は『陽気なギャングが地球を回す』の前田哲。また、試行錯誤を繰り返しながらの人工尾びれ開発には物作りの醍醐味がある。
実話だそうで、ドキュメンタリー映画として作れば良かったと思うけど、ストーリー仕立てにすると何だかまとまりが無いというかイルカが人工尾びれを装着して→イルカが次の人工尾びれを装着して→イルカがまた次の人工尾びれを装着して…の繰り返しで展開が全然ありません。で最後はイルカに合う人工尾びれが出来て終わりっていう最初から分かってるような終わり方まぁ実話だから変える事は出来ないけども、イルカだけじゃなくてもう少し主人公の植村の事も描けば良かったんじゃないかと思います。それに、ミチルの存在は正直言っていらないでしょ…イルカと会話出来るとかなら面白いけど、「イルカが可哀相だよ!」とか言ってるくせにお爺ちゃんが死んだから東京に行くとか、どーでもいい話観終わってからは美ら海水族館とブリジストンの宣伝映画のような気もしました(笑)フジの気持ちを考えれば、こういう映画が出来ちゃったことが残念なのでは?

この作品の評価・・・・64点
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エバン・オールマイティ

2007年12月28日 03時11分00秒 | 映画評論ア行
製作年 : 2007年
製作国 : アメリカ
日本未公開
監督 : トム・シャドヤック
出演 : スティーヴ・カレル,モーガン・フリーマン,ローレン・グレアム

一人の男と箱舟が世界を救う!?人気ニュースキャスターのエバンはマニフェスト‘世界を変えよう’が大当たり、圧倒的知名度とバックアップで見事に下院議員に当選!大仕事に有頂天のエバンだったが、彼の目の前に「神」が出現!「世界を変えたいのなら、箱舟を作りなさい」とのお達しが!やがてエバンの外見はノアにソックリになり、動物たちが集まってきて…!!
世界中で大ヒットを飛ばしながらも(アメリカでは公開時初登場第1位、興行収入1億ドル突破するほど!)なぜか、日本では劇場公開されなかった笑いと感動のヒューマンコメディ。主演は『40歳の童貞男』で大ブレイクを果たしたスティーヴ・カレル。ここでも笑いのセンスを見せつけてくれています!本作、実はジム・キャリー主演の『ブルース・オールマイティ』の続編的作品。コメディ映画史上最高額の製作費をかけたり、映画史上最多の動物たちが登場したり、製作総指揮はトム・ハンクスだったりと、話題に事欠かない注目作だ!
前作「ブルース・オールマイティ」はすっごく良かったです。その続編と言っても、ジム・キャリーが出てるわけじゃないので期待は低めでしたんまぁ最初にダムが映っちゃったから薄々結末がバレちゃった気がしましたが、動物たちとの絡みは面白かったです♪ノアの箱舟なんていう実際じゃ建築士に頼んで設計図とか必要なんじゃね?って思うような事を素人である下院議員が作っちゃうので「あれ?」とは思いますそれと洪水が起きて、町の人達がみんな箱舟に乗った的な雰囲気になってるけど実際は何も知らずに洪水に巻き込まれた人もいるんじゃないかな?まぁそこは神様が犠牲者を出さないようにしてくれてそうだけど(笑)日本未公開にするほどの駄作でもないので、DVD借りて観る価値はあると思います

この作品の評価・・・・73点
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消えた天使

2007年12月28日 00時06分11秒 | 映画評論カ行
製作年 : 2006年
製作国 : アメリカ
2007年8月4日公開
監督・製作 : アンドリュー・ラウ
脚本 : クレイグ・ミッチェル,ハンス・バウアー
出演 : リチャード・ギア,クレア・デインズ,ケイディー・ストリックランド
official site

長年性犯罪登録者の観察を続けてきた公共安全局のバベッジは、退任まであとわずかとなっていた。そんな彼の元に後任のアリスンがやってくる。バベッジはアリスンを連れ、実地訓練とばかりに担当登録者の元を訪れる。強姦を犯したエドモンド、夫がバラバラ殺人を犯し自らも3件の罪に問われたビオラらの家を回り、さらに車で移動する中、2人の元に誘拐事件の報が入る。バベッジはその犯人が登録者の中にいると確信し…。
『インファナル・アフェア』三部作で一躍全世界の注目を集めたアンドリュー・ラウ監督が、本格的にハリウッドでメガホンを握った初めての作品。全米で50万人以上いると言われる性犯罪登録者。その処遇にまつわる社会問題をベースにしながら、人の闇や残虐性に切り込んでいく繊細で鮮烈なサスペンスを作り上げた。計算しつくされた演出は、さすがアンドリュー・ラウといったところだ。退任目前の監察官を演じるのはリチャード・ギア。心が擦り切れ闇を抱える男を、丁寧に、狂気的に演じている。彼とペアを組むクレア・デインズは観客が共感しやすいキャラクターをナチュラルに表現。演技と演出が見事にかみ合い、味わい深い映画となっている。
アヴリル・ラヴィーンが物語の鍵を握ってるのかと思ったら彼女は2,3分しか登場しませんでした性犯罪者を調査する監察官の葛藤や苦悩といったものが上手く描かれていたと思います。主人公が真面目すぎて自らの手を染めようとするのは駄目だと思うし、警察抜きで自分たちだけで事件の真相に迫っていくのは危険過ぎるしどうかと感じました内容は結構重かったけど、日本では性犯罪に対しての関心が低いのであまり身近な内容ではなかったです。アメリカでは2分に1人、女性や児童が性的暴行を受けているそうで、アメリカで登録されている性犯罪者はなんと50万人以上!1人の監察官が1000人の登録者を監視するという現状なんだって監察官は全然足りてないんですね…。日本でもこういう制度は大切なんじゃないかなと思います。性犯罪だけとは限らず、犯罪を犯した者を数年の懲役でまた社会に復帰させるなんて考えてみれば怖いことですラストは意外な犯人でそこそこ驚かされます。まぁ好き嫌いがある映画だと思います!

この作品の評価・・・・67点
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ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記

2007年12月25日 04時47分29秒 | 映画評論ナ行
製作年 : 2007年
製作国 : アメリカ
2007年12月21日公開
監督・製作 : ジョン・タートルトーブ
出演 : ニコラス・ケイジ,ジョン・ボイト,ハーヴェイ・カイテル,エド・ハリス
official site

歴史上最も謎に満ちたリンカーン暗殺事件。その暗殺者ジョン・ウィルクス・ブースの日記から失われた18ページ…恐るべき陰謀が秘められたその一部が発見された。だが、そこにはゲイツの祖先が、暗殺者の属する秘密結社ゴールデン・サークル騎士団の一員として名を連ねていたーー。何者かによって故意に汚されたゲイツ家の名誉を守るために、リンカーン暗殺者の日記をめぐり、ビルとその仲間たちが再び動き出す。
前回、アメリカ独立宣言書をめぐって展開した壮大な物語は、今回もまた“自由の女神”を始めとした、誰もが見慣れたはずの物に隠蔽されている驚くべき真実へと迫る。だが、その禁断の歴史と隠された暗号をスリリングに解き明かした彼らの前に、歴代大統領のみが守り継いできた“究極のタブー”が立ちはだかる。究極の真実を求め、舞台はリバティー島の自由の女神からパリ、ロンドン、そしてアメリカの秘められた聖地ブラック・ヒルズ、ラシュモア山へーーベン・ゲイツの新たなる冒険が始まった!!
こういうシリーズモノの2作目って1作目より良いか悪いかがほとんどだけど、本作は何ていうか…1作目と作品の出来が変わってない!?ような気がしました。前回はアメリカの独立宣言書の話だったので、もちろんアメリカの中だけで話が進んでたけど、今回はアメリカを飛び出しちゃいます!でも…何でだろう?ハラハラしなかったんだよねたしかにカーチェイスなどのシーンは「おぉ!」って思ったけど。見ている観客も一緒に謎解きがしたいって気持ちもあるけど、どんどんゲイツが謎解きしてくれるから面白味が欠けるのかな。それと、ハラハラしない原因は敵が良い人すぎるから??何であのバランス台のシーンで敵は先に行ったのに後から手を差し伸べて助けたんだろ…あそこで裏切ればもっと面白くなったんじゃないかな。結局は「リンカーン暗殺者の日記」じゃなくて「歴代大統領の日記」だったわけで、このタイトルも間違えのような気がしますまぁ今の時期のもう一つの大作映画「アイ・アム・レジェンド」なんかより数倍観る価値ありますけど!あっ、それから母親役のヘレン・ミレン、「クイーン」の時の印象が強くて、登場した瞬間「えっ…エリザベス女王!?」かと思いました(笑)

この作品の評価・・・・76点
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ゴースト・ハウス

2007年12月25日 04時41分54秒 | 映画評論カ行
製作年 : 2007年
製作国 : アメリカ=カナダ
2007年7月21日公開
監督 : ダニー・パン,オキサイド・パン
製作 : サム・ライミ
出演 : クリステン・スチュワート,ディラン・マクダーモット,ペネロープ・アン・ミラー

ノースダコタ農村に建つ古い家に、シカゴからソロモン家が引っ越して来た。一家は、この村でヒマワリの栽培を始めようとしていたが、長女のジェスはこの家に不気味な何かがあると感じていた。ある日、留守を任されたジェスは、窓ガラスや階段が崩壊するのを目にする。しかし、両親は都会から来た娘が田舎に馴染めず、親の気を引きたいだけだと言って取り合わない。恐怖に震えるジェスは、地元の高校生ボビーに助けを求めるが…。
今、ハリウッドで最も信頼されている男、サム・ライミがプロデュースを手がけるローラー・コースター・ホラー・ムービー。隣の家さえ見えないほど広々とした大地に建つ家に、大都会シカゴからある一家が引っ越してくる。この家で過去に何かがあったことは一目瞭然だが、引っ越してきた家族も何か訳ありげなのである。闇に潜むゴーストたちが少しずつ姿を現す時も、一家の秘密ははっきりと明かされず、それが恐怖のスパイスとなってこの映画を盛り上げる。主演は、『パニック・ルーム』以来、すっかり大人に成長したクリステン・スチュワート。監督は、『レイン』、『the EYE【アイ】』の双子の監督ユニット、ダニー&オキサイド・パン。
主役の女の子役のクリステン・スチュワート、「パニック・ルーム」に出てきた女の子だったんだね!夜中に電気消して1人で観ました。そのおかげで怖かった(笑)冒頭の家族が次々に殺されていくシーンで父親だけが映らなかったので何となく予想はしてたけど、やっぱりオチはそういう事でしたかまぁ「悪魔の棲む家」と似たような話です。そんで描写は「呪怨」のハリウッド版に似ていて、やっぱりサム・ライミだなって感じです。それでもやっぱり怖かった訳あり物件に引っ越してくる訳ありな家族の物語。いきなり驚かされる場面がたくさんあるからドキドキでしたよ。でも天井に登っていたあのお化けは…CGだろうけど正直微妙…もうちょいリアルに出来ませんかね?怖いシーンはたくさんあったけど一番怖かったのは弟が目を下に引っ張って母親に見せるところですかね(笑)結局は普通のホラー映画というより家族愛などのテーマも含んでいて、一応はハッピーエンド的な終わり方になっています。ホラー映画は苦手な人でも楽しめる作品かもしれません!

この作品の評価・・・・75点
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西遊記

2007年12月22日 18時35分59秒 | 映画評論サ行
製作年 : 2007年
製作国 : 日本
2007年7月14日公開
監督 : 澤田鎌作
出演 : 香取慎吾,内村光良,伊藤淳史,深津絵里,水川あさみ,大倉孝二
official site

ありがたい経典を受け取るため天竺を目指す、三蔵法師と3人の弟子・悟空、沙悟浄、猪八戒。一行は果てしなく続く炎天下の砂漠を渡る途中で、小さな街に立ち寄る。ところが“虎誠(フーチェン)”というその国の王室は、三蔵法師が現れるのを待ち受けていた。美しくも勇猛な王女・玲美から「妖怪・金角、銀角の呪いで、亀にされてしまった王と王妃を助けて欲しい」と懇願された一行は、金角・銀角が潜むという臥龍山へ向かうが…。
06年1月から放送され、毎回視聴率が20%越えを記録した超人気ドラマが、スケールアップしてスクリーンに登場!今回映画化されたのは、TV版の第6話(森の国)と第7話(幽霊の国)の間に存在した、「西遊記」の中でもっとも有名で最大の強敵、金角・銀角が登場する“幻”のエピソード。香取慎吾、深津絵里らTV版ですっかり役が板についたレギュラーキャスト陣に加え、多部未華子、谷原章介、小林稔侍、最強の敵・金角&銀角に鹿賀丈史、岸谷五朗というオールキャストが登場。壮大な中国・日本国内のロケシーン、大掛かりなセット、贅沢にCGを駆使したアクションシーンも見ごたえあり。子供から大人まで楽しめる、エンタテインメント作品だ。
ドラマ版は1話も観ていないくせに映画版を鑑賞。夏の27時間テレビで馬鹿みたいに宣伝しまくっていたので逆に観る気も起きなかったけど、まぁビデオ屋行ったらたまたまラスト1本だけだったので借りました。まぁつまらないってわけじゃないけど正直言ってそこまでスケールの大きい映画ではありません話が途中から読めてきてドキドキ感もなく、そもそも学芸会なみに緊張感がない(笑)皆さん演技力が良いとは言えません…(深津ちゃんを除く)。わざわざ映画にしなくても2時間ドラマにした方が良かったと思います!「なまか」って言われるとウザいね(笑)普通に「なかま」で良いと思うんですが…

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ピアノの森

2007年12月22日 00時54分37秒 | 映画評論ハ行
製作年 : 2007年
製作国 : 日本
2007年7月21日公開
監督 : 小島正幸
原作 : 一色まこと
声の出演 : 上戸彩,神木隆之介,池脇千鶴,福田麻由子,宮迫博之
official site

田舎町へ転校してきた雨宮修平は、ピアニストを夢見る小学5年生。早速ガキ大将に目をつけられたところを、同級生の一ノ瀬海に救われる。放課後、修平を学校近くの“ピアノの森”へ誘う海。森にはグランドピアノがあったが、修平が弾こうとしても音が出ず、何故か海にだけ弾く事ができる。海の奏でる音色に激しく心を揺り動かされる修平。修平から海の事を聞いた音楽教師・阿字野は森に入り、海のピアノに心動かされる。翌日、阿字野から様々な曲を聴かされた海は、その曲を森のピアノで弾くが、ショパンだけが弾けない。阿字野に教えを乞い、それと引き換えに、修平も参加するピアノコンクールへ出場することになる海。練習に励む二人だったが、海は聞かされた“阿字野の音”に心を乱され、自分のピアノを弾くことができないままコンクールの日を迎える…。
自由奔放で天才的な音楽の才能を持つ少年・海が、様々な人と出会い、ピアニストを目指す姿をドラマチックに描いて絶大な人気を得ている、週刊モーニングで連載中の一色まことの同名漫画が原作。今回主人公・海の声を演じるのは、幅広い世代から絶大な支持を受ける上戸彩。そのライバルでもある親友の修平役には、神木隆之介。ピアノ演奏には、世界的ピアニストであるウラディーミル・アシュケナージが参加、主人公・海のピアノシーンを演奏するなど、音楽面のクオリティも高く、観る人の心に鮮烈な印象を残す。
環境が違う2人の男の子がピアノを通して成長していく物語。一ノ瀬海が先生に対してすっごい反抗的な態度なのが気になったり、海が1週間ぐらいであんなにピアノが上手になるのかと疑問を持ちましたまぁ良くもなく悪くもなくといった作品でしょうか。音楽や森のシーンは良かったと思うけど、もうちょい物語に深みが欲しかったですね天才的な少年と貧乏だけど努力型の少年、あまり新鮮な話ではありませんもうちょい森のシーンを多くして欲しかったかな。まヒマがあったら、どうぞ!

この作品の評価・・・・72点
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あしたの私の作り方

2007年12月21日 02時16分33秒 | 映画評論ア行
製作年 : 2007年
製作国 : 日本
2007年4月28日公開
監督 : 市川準
出演 : 成海璃子,前田敦子,高岡蒼甫,近藤芳正,奥貫薫,田口トモロヲ
official site

学校では仲間外れを恐れて目立たず、家では両親を気遣い良い子を演じる寿梨(成海璃子)は、周りに合わせてしまう自分に違和感を感じていた。小・中学校で同級生だった日南子(前田敦子)は、優等生からクラスで無視される存在に転落。ある出来事を思い出した寿梨は、疎遠になっていた日南子に架空の物語を携帯メールで送り始める。
仲間外れにされないよう自分を偽り、周りに合わせることで、自分を守ろうとする少女たちの、葛藤(かっとう)と成長を描いた青春ドラマ。新進女性作家、真戸香の同名小説を、『トニー滝谷』の市川準監督がみずみずしいタッチで映像化した。主演は「瑠璃の島」や『神童』などで圧倒的な存在感を放つ成海璃子。彼女の携帯メールに励まされる日南子役に、アイドルユニットAKB48の前田敦子。悩み傷つきながらも“本当の自分”を模索する少女たちの姿が共感を誘う。
すごく感情移入出来る作品だったと思います。成海璃子は14歳ですごい存在感がありますそのせいか前田敦子の演技はが浮いてましたね。誰もが学生生活で一度は感じたであろう不安や孤独、それが上手く描けていたと思います。自分も「たしかにあの頃はこんな事感じてたなぁ」と共感しました“自分らしさって何だろう?”“友達って何だろう?”と子供から大人まで考えさせられる作品です!全体的には良かったけど、やっぱり最後はありがちなメッセージで終わっちゃったので、そこが少し残念です

この作品の評価・・・・74点
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オープン・ウォーター2

2007年12月21日 02時04分54秒 | 映画評論ア行
製作年 : 2006年
製作国 : ドイツ
2007年7月28日公開
監督 : ハンス・ホーン
出演 : スーザン・メイ・プラット,リチャード・スパイト・ジュニア
official site

メキシコ湾沖、豪華な大型ヨットでクルーズに出た6人の男女。彼らは泳ぎを楽しもうと海へと飛び込んだ。だが、彼らは大切なことを忘れていた。甲板に上るための梯子を出し忘れていたのだ。その大型のヨットは水面から甲板まで数メートルあり、梯子なしでは上がることはできなかった。あまりにも愚かで単純なミスに気付いた時には、すべてはすでに手遅れだった。やがて海水は水着だけの彼らの体から体温を奪い、立ち泳ぎを続ける体力も限界に近づいていった。パニックに陥り、一人また一人と力尽きていく中、仲間割れからさらに全員を危機に陥れる事故が発生し…。
ダイビング中に海に取り残されて遭難し、サメの群れに襲われたカップルの戦慄体験をリアルに描いて大ヒットした『オープン・ウォーター』から2年、さらに恐ろしい衝撃の実話が映画化された。それは、単なるケアレスミスだったが、その愚かなる不注意は決定的な人災となり、美しい海を凄惨なる地獄へ変えた。監督はCMとミュージック・ビデオ業界で活躍し、ドイツのマイケル・ベイとも呼ばれてすでにハリウッドで数本のプロジェクトが進行中の新鋭ハンス・ホーン。ハリウッドの次世代スター候補を揃えたフレッシュなキャスティングも必見!
話題になった前作「オープン・ウォーター」の続編。前作はダイビング中に置き去りにされるという、明らかに会社側の責任でそれが余計に恐怖が増して良かったと思います。だけど今回はただの馬鹿カップルたちがイチャイチャし過ぎて全員がハシゴも下ろさずに海に飛び込んでしまい、パニックになるという「お前らが馬鹿すぎるんだ!」という同情も出来ない展開そんでもって海に落ちてからも結束力も無く、パニックパニックパニックで頭を使おうとしない。生きるか死ぬかの瀬戸際なのに、それでもなおヨットを守ろうとしてる男に苛立ちさえ感じました(笑)最初からナイフを船体に刺してその支えで女の子が飛べば全員助かるだろ?まぁ船体に傷付けたくないってギャーギャー言う男がいたとしても、水着でロープ作った時に上がるのは普通体重が軽い女だろ!?なんで男がするのさ?しかも周りも止めろよ(笑)でっ、何故に使えないからってケータイをすぐ捨てる!?使えるかもしれねぇじゃん!!なんだかここまで馬鹿な若者たちだと「これで死ぬのも自業自得かな」と思います(笑)一番可哀相なのは「もしかしたら陸にたどり着くかも!?」と言って泳いでいった女性かなラストのオチも意味わからんし…

この作品の評価・・・・49点
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歓喜の歌

2007年12月20日 05時13分24秒 | 映画評論カ行
製作年 : 2007年
製作国 : 日本
2008年2月2日公開
監督・脚本 : 松岡錠司
出演 : 小林薫,安田成美,伊藤淳史,由紀さおり,浅田美代子
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町の文化会館に勤める飯塚主任は、半年前に市役所から飛ばされてきた典型的なダメ公務員だ。年も押し迫った12月30日の朝、飯塚主任は1本の電話を受ける。それは大晦日の夜に予定している「みたまコーラスガールズ」のコンサート予約確認の電話だった。その横で部下の加藤が青くなっていた。というのは大晦日には「みたまレディースコーラス」の予約も受けていたからだ。さあ、緊急事態発生!「どうせオバさんたちの暇つぶしだから大丈夫だろう」とどこまでも楽観的な主任だったが…。
「今もっともチケットの取れないアーチスト」と言われる落語家・立川志の輔の傑作落語「歓喜の歌」を映画化。文化会館のダブルブッキングから巻き起こる騒動を、12月30日、31日の二日間の出来事に凝縮させ、お笑いして最後にホロリと泣かせるハートフルなドラマに仕上げた。「こんなダメダメな公務員、たくさんいそう」と思わせてしまう情けない主任を小林薫が好演。最後に家族や仲間にちょっとだけ“いいところ”を見せるところなど、『Shall we ダンス?』に通じるところもある。「第9」や「竹田の子守唄」「ダニーボーイ」など、本物のママさんコーラスグループが参加してのコンサート・シーンは本格的だ。
「立川志の輔って誰?」ってくらい興味が湧かなかった作品。でもとりあえず期待しないで観に行きました。いやぁ久しぶりに笑った映画でした♪後ろのおばさんとか1人で大声で笑ってたし…(笑)とにかく笑って泣ける映画ってこういう作品なんだなと思います。二つのコーラスグループがダブルブッキングされる、たった2日間を描いた作品。ですが2日間とは思えないほど色んな出来事があって、たくさんんの人が気持ちを1つにしてコンサートを成功される、いわば「フラガール」のような感じです。あまり緊迫感がなかったのが残念だったけど、ラストの合唱シーンは鳥肌が立つぐらい感動しました!!ママさんコーラスグループだけを描いてるだけじゃなく、家族の絆などもしっかり描いてあってラストはウルっとされましたやっぱりお互いを思いやる気持ちって大事ですね

この作品の評価・・・・85点
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魍魎の匣

2007年12月18日 01時17分19秒 | 映画評論マ行
製作年 : 2007年
製作国 : 日本
2007年12月22日公開
監督・脚本 : 原田眞人
原作 : 京極夏彦
出演 : 堤真一,阿部寛,椎名桔平,宮迫博之,田中麗奈,黒木瞳,宮藤官九郎
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戦後間もなくの東京。元・女優、陽子の娘が行方不明になり、探偵・榎木津が捜査を担当していた。一方、作家・関口と記者・敦子は、不幸を匣(はこ)に封じ込める謎の教団の陰謀を掴むべく調査していた。更に巨大なはこ型の建物の謎を追う刑事・木場。全ての事件は、複雑に絡まり、一つに繋がっていた。それぞれの謎を解くため、彼らは古書店・京極堂の店主、中尊寺のもとに集まった。
京極夏彦のベストセラー「京極堂(百鬼夜行)」シリーズ第2作目が映画化。05年に映画化された『姑獲鳥の夏』に続き、京極堂(中尊寺)、榎木津、関口が登場し、奇怪な事件を追っていく。小説は連続シリーズだが、本作は『姑獲夏の夏』とは違う監督が手がけている。映画としては続編ではないが、堤真一(京極堂)、阿部寛(榎木津)ら、同じ俳優が同じ役を演じている。『姑獲鳥の夏』では永瀬正敏が演じた関口を、本作では椎名桔平が演じ、堤、阿部と絶妙な掛け合いを見せている。最新技術を使って作り上げた東京の風景は圧巻。上海でのロケとVFXで、戦後の銀座周辺の雰囲気を見事に再現している。監督は、『伝染歌』『自由戀愛』の原田眞人。
「姑獲鳥の夏」も観てないし京極夏彦の作品も読んだことがないとりあえず俳優が豪華なので期待してました。で感想ですが、やっぱり京極夏彦って難しいね話がとにかく難しいので少しでも寝たらついていけません(笑)セリフ一つ一つが何言ってるんだか理解するのに時間がかかって、いつのまにか置いてけぼりですよ。ぶっちゃけて言えば全然話が分かりませんよ…。話が分からないのにグロさだけが目立っていて意味不明はオカルト映画みたいな感じです。「模倣犯」も意味分からなかったけど本作もなかなかです(笑)宮迫の演技がイマイチだった気が…でもクドカンはうまかったね!!

この作品の評価・・・・52点
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ラストラブ

2007年12月14日 02時35分57秒 | 映画評論ヤラワ行
製作年 : 2007年
製作国 : 日本
2007年6月16日公開
監督 : 藤田明二
原作 : Yoshi
出演 : 田村正和,伊東美咲,森迫永依,片岡鶴太郎,ユンソナ,細川茂樹
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NYでサックスプレイヤーとして活躍していた阿川明。だが妻の急死をきっかけにジャズ界から姿を消した彼は、1人娘の佐和と日本でひっそり暮らしていた。ある朝、明は清掃局の職員・結にゴミの出し方をきつく注意される。そんな最悪の出会いをした2人が、数日後、NYに向かう飛行機で再会。言葉を交わすうちに、結は大人の魅力を持つ明に惹かれていく。帰国後、佐和も結を慕い始め、3人の間には幸せな時間が流れるが…。
田村正和が14年ぶりにスクリーンに復帰した話題作。余命3ヶ月の男が最後の恋に落ち、自分の人生をも取り戻していくシリアスなラブストーリー。ヒロインを務めるのは、正統派美人女優の伊東美咲。なんと年齢差34歳、親子ほど歳の離れたカップルだが、いやいや、それもアリだなあ…と思わせるほど、正和サマはダンディで素敵。彼の役どころは、ニューヨークでも認められた一流サックスプレイヤー。もちろん劇中でも、猛特訓したサックスを披露している。多忙のため練習時間は短かったが、指導したサックス奏者・稲垣次郎も驚くほどカンが良く、あっという間に上達したとか。聞き分けが良すぎていじらしい1人娘を、森迫永依が好演している。
14年ぶりスクリーン復帰の田村正和と、「椿山課長の七日間」「Life 天国で君に逢えたら」と今年は高得点の作品に恵まれている伊東美咲。ただし、おじさんの田村正和と演技力が微妙な伊東美咲が主演なので、どうも作品に引き付けられない田村正和はとにかく声が聞きづらい途中で何回音量を上げたことか(笑)伊東美咲はとにかく演技力が下手ユンソナに至っては学芸会ですか?(笑)それに加えて原作がYoshiってのも駄目ですねぇ…。大人の恋愛かと思ったら、ただの不倫映画のような。まぁお互い家庭あるわけじゃないから悪い事してるわけじゃないんだけど、妻を失った阿川明(田村正和)と、彼と別れてすぐの結(伊東美咲)が恋に落ちるってのが何だか不思議。死んだ奥さんが高島礼子で子供が森迫永依ちゃんって、幾つで子供作ったんでしょうかね?結がそこまで明を好きになる理由も理解できませんでした。そもそも、2人が偶然会うことが多すぎるだろ!!運命っていうより、事前に打ち合わせしてるような(笑)結の方は彼氏と良い感じな雰囲気だったのにいきなり結婚破綻って…謎ですねぇとりあえず病気で死ぬオチにして観客を泣かせようっていう意図が見え見えですラストも納得できないねぇ…

この作品の評価・・・・58点
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