股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

パッチギ!LOVE&PEACE

2008年01月31日 20時34分15秒 | 映画評論ハ行
製作年 : 2007年
製作国 : 日本
2007年5月19日公開
監督 : 井筒和幸
出演 : 井坂俊哉,西島秀俊,中村ゆり,藤井隆,風間杜夫,キムラ緑子
official site

1974年、東京。江東区枝川でサンダル工場を営む叔父夫婦のもとに身を寄せるリ・アンソン一家。難病に冒された幼い息子チャンスの治療のために京都から出てきたものの、医師の下した診断は厳しく、さらに多額の費用が必要なことがわかり、乱闘騒ぎをきっかけに親友になった元国鉄職員の佐藤と命がけの計画を立てるアンソン。妹のキョンジャは稼ぎのいい芸能界に飛び込むが、人気俳優の野村と出会い恋に落ちて…。
68年の京都でエネルギッシュに青春の日々を送った『パッチギ!』のアンソンとキョンジャの兄妹が帰ってきた。大人になった彼らはさらなる厳しい現実に立ち向かうことになる。日本の植民地時代に生きた2人の父親の若き日の姿も交え、親子三代にわたるドラマが展開するが、それは「在日」の人々の物語にスポットを当てると同時に、非「在日」も含めた矛盾だらけの日本の姿も痛烈に浮かび上がらせる。ありきたりな続編ものとは一線を画し果敢に攻め続ける井筒和幸監督は、徹底的に生きることを肯定する。何が何でも生き延びてやるという必死さこそがパッチギの心意気なのだ。新たに主役に抜擢された井坂俊哉と中村ユリも好演。
映画賞を総なめにした前作。確かに前作は素晴らしい作品だと思ったけど続編の本作はどうなんでしょうか…。井筒監督が「前作を越えた!」なんて言ってたけどそんな事ないって(笑)前作は日本と朝鮮の間に「壁」みたいなものがあって、それを若者たちの力で壊そうじゃないか!っていう青春映画みたいな感じで良かったんだけど、今回は一体何を伝えたいんだか理解できませんタイトル通り「愛と平和」がテーマなのかと思ったけど、なんだか色んな要素を詰め込みすぎでしょ戦争から芸能界まで、もう何がどう繋がってるのか分かりませんとくに父親の戦場のシーンは全く必要ないって!「だから何なのさ?」と思いました(笑)ただの半日映画ですな。ラストの舞台挨拶のシーンであんなこと言うのはどうかと思いますよ…。だったら途中で降板すりゃあいいじゃんって思うしある意味、エリカ様より問題だなと思いました(笑)

この作品の評価・・・・53点
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ラッキー・ユー

2008年01月31日 04時30分22秒 | 映画評論ヤラワ行
製作年 : 2007年
製作国 : アメリカ
2007年6月23日公開
監督・脚本 : カーティス・ハンソン
出演 : エリック・バナ,ドリュー・バリモア,ロバート・デュヴァル
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ラスベガス。凄腕のプロポーカープレイヤーのハックは、歌手になる夢を追いかけてラスベガスにやって来たビリーに出会う。互いに惹かれ合う2人だったが、素直で裏表のないビリーと、相手の裏ばかり読んできたハックは正反対で、すれ違いが続く。やがて、ハックはポーカー世界大会に出場する決意をする。そこで戦わなければならないのは、かつて自分と母を捨てた父親で、伝説的なポーカープレイヤーのLC・チーバーだった…。
エリック・バナとドリュー・バリモア主演でおくる大人のラブストーリー。『L.A.コンフィデンシャル』『イン・ハー・シューズ』のカーティス・ハンソン監督だけに、ただのラブストーリーに終わらず、父と息子の確執、恋そして人生における駆け引き、人を信じること…などさまざまな要素が織り込まれ、温かく、味わい深い作品に仕上がっている。主人公はポーカーで生計を立てるプロのポーカープレイヤーだが、映画にも実際のプロポーカープレイヤーが多数出演。その緊張感漂うポーカーシーンは見ものだ。ポーカーのルールがわからなくても、駆け引きのスリリングな空気が伝わってくる。ロマンティックなラスベガスの夜景に、酔いしれたくなるような1本。
ラスベガス行きてぇ~!ポーカーしてぇ~!と思ってしまうような作品。ほとんどがポーカーのシーンなのでポーカーを知らない人でも観ていくうちにルールが分かると思います(笑)ラブストーリーなのかと思いきや、父と息子の親子の絆みたいなものがメインになっていて、途中からは「えっ?ビリーは…?」と思うくらいビリーとハックの恋愛描写がなくて残念でした2人が何故に惹かれあったのか、ビリーが何でハックをあそこまで好きなのか、女は遊びとしか考えてないエリックが何故彼女にだけ本気になったのか、そういう部分がしっかり描けてなかったですね…。まぁポーカー大会のシーンは独特の緊張感があって良かったと思います!相手の表情で持ってるカードが分かっちゃうなんてMr.マリックも江原先生もビックリでしょう(笑)作品自体は悪くない映画なんだけど「父親」「恋人」2つのテーマを同時進行で描ききれてなかったのが残念ですねぇ

この作品の評価・・・・67点
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銀色のシーズン

2008年01月10日 00時33分03秒 | 映画評論カ行
製作年 : 2007年
製作国 : 日本
2008年1月12日公開
監督 : 羽住英一郎
出演 : 瑛太,田中麗奈,玉山鉄二,青木崇高,佐藤江梨子,田中要次,杉本哲太
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モーグルの町、桃山町には、ゲレンデの厄介者と呼ばれる3人組がいた。リーダー格の銀を中心に、ゲレンデの客を相手にぼったくり商売をしたり、当たり屋をしたりとやりたい放題。ある日、町の名物、雪の教会で挙式を挙げるため、一人の女性が訪れる。スキー好きの婚約者と違って雪を見るのも初めての彼女は、ゲレンデでも転んでばかり。雪山で一儲けを狙う銀は、彼女にスキーのコーチを買って出る。しかし、彼女には秘密があった。
「海猿」シリーズの羽住英一郎監督が、海原から雪山にステージを変えて放つ、新しいタイプのエンターテイメント。ある事件から町の問題児となった主人公・銀が、結婚式を3日後に控えた花嫁との出会いをきっかけに自分の道を見つける。プロ並のスキー腕前を持った3人が、雪山を自由自在に駆け回る姿は、言わば“雪の上の海猿”。オープニングはじめ3人が町を駆け回るシーンでは、本格的スキー・アクションも楽しめる。スキー好きにはたまらないかも。主演は、『アヒルと鴨のコインロッカー』などで実力を見せる瑛太、田中麗奈、玉山鉄二、青木崇高、佐藤江梨子ら。佐藤江梨子がなぜこの役を?と最初は思うが、その秘密は中盤辺りから分かるはず。
今年一発目の映画というわけで気合を入れて観に行ってきました。がっ…期待してたよりは楽しめなかったですスキーのシーンはそれなりに迫力があって去年の暮れに観た「ミッドナイト・イーグル」なんかより全然良かったと思うけど脚本がイマイチでしたよ。主人公のあまりにも自分勝手な行動に多少イライラを感じました(笑)2時間の映画で主人公の過去との葛藤を描いた感じだけど、そのわりには薄っぺらいかなぁ…。ハラハラもなくドキドキもなく感動もなく、「さすがにそれはないだろ…」って思うシーンが多かったのが残念玉鉄とその友達の絡みが最後まで全然なかったのも物足りないし、あの吹雪の中で遭難してる田中麗奈を空から見つけたのも不思議。大砲ぶっ放して雪崩起こしてたけど、あれで死者でも出たらどうなってたんでしょうか(笑)まぁつまらなくはないけど映画館で観るほどの作品じゃありませんでしたもうちょいテンポよく青春映画みたいに作れたと思います!コブクロの主題歌は何度聴いても良いっすね

この作品の評価・・・・72点
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2007年 映画ランキング TOP50

2008年01月01日 02時59分24秒 | 年間・半期 映画ランキング
お待たせしました!!2007年も終わってしまいましたねぇ…
というわけで2007年、年間映画ランキングをドドォーンと発表♪





さぁて、ランキングの前に総評を…
今年は 上半期 92本(映画館:31本 DVD:60本 テレビ:1本)
     下半期 100本(映画館:35本 DVD:64本 テレビ:1本)
で、  トータル 192本(映画館:66本 DVD:124 テレビ:2本)

いやぁ今年もよく観ましたねぇとくに今年の下半期は試写会に行きまくりまして、上半期が試写会1作だったのに対し下半期は19作そして忘れちゃいけないのがマット・デイモン&ウィル・スミスに会えたこと!マット・デイモンの方は会えただけだったけど、ウィル・スミスからはサインもらっちゃいました♪
さぁ、昨年の189本は越えたものの、200本越えは残念ながら達成出来ませんでしたまぁ192作品も観たので今年はBEST50を作ってみました。ではでは


     2007年 年間映画ランキングBEST50!


(対象期間は2007年1月1日~12月31日までに観た192本です)

まずは50位~31位まで


第50位「カオス」

第49位「スターダスト」

第48位「もしも昨日が選べたら」

第47位「ホリデイ」

第46位「暗いところで待ち合わせ」

第45位「ダイ・ハード4.0」

第44位「グエムル-漢江の怪物-」

第43位「ラストキング・オブ・スコットランド」

第42位「スパイダーマン3」

第41位「ローグ アサシン」

第40位「マッチポイント」

第39位「ピンク・パンサー」

第38位「ブラッド・ダイヤモンド」

第37位「オープン・シーズン」

第36位「モーテル」

第35位「それでもボクはやってない」

第34位「300<スリーハンドレッド>」

第33位「Life 天国で君に逢えたら」

第32位「RV」

第31位「あるいは裏切りという名の犬」



ではでは30位から11位までいきましょう!


第30位「幸福な食卓」


第29位「ラブソングができるまで」


第28位「ザ・センチネル 陰謀の星条旗」


第27位「椿山課長の七日間」


第26位「インベージョン」


第25位「眉山」


第24位「ナイト ミュージアム」


第23位「名犬ラッシー」


第22位「ファンタスティック・フォー:銀河の危機」


第21位「不都合な真実」


第20位「トランスアメリカ」


第19位「クローズド・ノート」


第18位「きみにしか聞こえない」


第17位「河童のクゥと夏休み」


第16位「プラダを着た悪魔」


第15位「時をかける少女」


第14位「歓喜の歌」


第13位「虹の女神 Rainbow Song」


第12位「ハンニバル・ライジング」


第11位「バッテリー」




ではTOP10の発表です!




第10位「トランスフォーマー」

夏の話題作がTOP10に入りました。自動車が走りながらロボットに変身するシーンは圧巻です!!とにかく迫力があってCGとは思えないほどでした。まさに映像革命ですね

第9位「ALWAYS 続・三丁目の夕日」

世間の評判はイマイチですが自分は感動したよ!!話が広がり過ぎてるかもしれないけど全然気にしない気にしない♪前作とセットで観ないと話が理解できないので
ご注意を!

第8位「佐賀のがばいばあちゃん」

貧乏だけど考え方次第で人生は楽しくなるもんですね♪中盤までは笑えて後半では泣かせてくれる作品です。ホントに“がばい”ばあちゃんですよ

第7位「キサラギ」

久しぶりに声を出して笑ってしまった作品でした出てくる人間がみんな個性的で面白いです!コメディとサスペンスをここまで上手く掛け合わせたのがホントにすごいです

第6位「ボーン・アルティメイタム」

人気シリーズの完結編が年間6位!脚本の面白さはもちろんですが、全てのシーンをCG無しで撮ってるってのが凄すぎますぜひ劇場で観て欲しいですな

第5位「テキサス・チェーンソー ビギニング」

今年公開された数多くの続編作品の中で最も高い評価となりました。前作は言われてみれば気になる箇所が幾つか。その疑問を本作で解決させてくれました。ぜひ前作と続けて観て欲しいです!

第4位「ドリームガールズ」

夢をつかむためには時には犠牲が必要。それは物だけじゃなくて家族だったり恋人だったり友人だったり。でも夢をつかんだ時に本当に必要なものが何なのか、それをこの映画で教わった気がしました。ミュージカル映画嫌いな人でも楽しめてラストは泣ける作品だと思います



いよいよTOP3の発表です!!!



第3位「フラガール」

日本アカデミー賞を総なめにして米アカデミー賞の日本代表にも選ばれた作品。人々の絆だったり、フラダンスを通じて町を再生しようとする姿に感動しました!ダンスシーンは何故か泣けてきた

第2位「Little DJ ~小さな恋の物語」

今年映画館で観た作品としては1位となりました!病気の話だから使い古された設定と思いきや、描かれているのは主人公と友人や家族との絆。エンドロールが終わってからもしばらく立ち上がれませんでしたこれを観てから自分を生んでくれた両親やたくさんの友達に「ありがとう」って言いたくなりました(笑)たぶんもう一回観ても泣きそうです




というわけで2007年 年間ランキング1位は…

第1位「明日の記憶」に決定しました~!

若年性アルツハイマー病という、自分たちにはあまり関係なさそうな病気がテーマになっています。愛する人の記憶が少しずつ消えていくという悲しい現実に“こんなに泣いたこと無いんじゃね!?”ってぐらい泣いてしまいましたぜひぜひおススメなので観て下さい!


てことで2007年は「明日の記憶」が1位となりました。なんと1位~3位まで邦画が占める結果に今年は洋画の続編作品が続々公開されましたが当たりは少なかったですね邦画の方は当たりが多かったと思います!2008年は今度こそ200本超えを!!!無理かなぁ…(笑)まっ頑張ります
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