股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

17歳のエンディングノート

2013年12月13日 14時19分20秒 | 映画評論サ行
製作年:2012年
製作国:イギリス
日本公開:2013年4月27日
監督:オル・パーカー
出演:ダコタ・ファニング,ジェレミー・アーヴァイン,パディ・コンシダイン
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白血病で余命宣告を受けたテッサは引きこもる日々を過ごしていたが、17歳になり死期が迫っていることを悟る。残りの人生を精いっぱい生きるべく、彼女は死ぬまでにしてみたい事柄のTO DOリストを作る。作成したリストの内容を実行していく中で、隣に引っ越してきた青年アダムに恋してしまい…。
不治の病で余命9か月の少女が、残りの人生でしてみたい事柄を実行していく中で予定外の恋に落ち、生きる意味を見いだしていく人間ドラマ。監督は、『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』の脚本家オル・パーカー。限られた人生を謳歌しようとするヒロインを、天才子役としてキャリアを重ねてきたダコタ・ファニングが熱演。共演には『戦火の馬』のジェレミー・アーヴァイン、『思秋期』で監督デビューを果たしたパディ・コンシダインら実力派が顔をそろえる。

余命僅かな少女の物語。残された時間をどう生きるか…誰かを愛し愛され…自分らしい最期を迎えるために。治療よりも残された時間を大切にするというテッサの姿が良かった。でも…こんな感じの映画って今までたくさん作られてきましたよね。今更感がありました。リストを作るって…そんな映画あったわ(笑)始めの頃は自分勝手でワガママな主人公でしたが、徐々に周囲の優しさや愛に気付き始めた辺りは良かったです。主演のダコタ・ファニングの演技が上手すぎ♪これからどんな女優さんなっていくのか楽しみです。

お涙頂戴感が漂う作品でしたが、泣ける人は号泣するでしょう。死と向き合うという重いテーマでメッセージ性はあったけど、今まで似たような作品をたくさん観てきた自分としては新鮮さが欠けました。死は誰にでもいつかは訪れるものだ。いつかやればいいと思っていることも、結局やらないことの方が多い。限られた時間の中で今を一生懸命に生きるとしよう。

この作品の評価・・・・63点
コメント
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