股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

僕らのミライへ逆回転

2008年12月31日 18時01分20秒 | 映画評論ハ行
製作年 : 2008年
製作国 : アメリカ
2008年10月11日公開
監督・脚本 : ミシェル・ゴンドリー
出演 : ジャック・ブラック,モス・デフ,ダニー・グローヴァー
official site

いまだにビデオテープしか置いてない街角のレンタルショップ。そこは30年代に活躍した伝説のピアニストの生家だというが、いまや再開発のため取り壊しの運命に。そんな中、店員のマイクは店長から店の留守を預かる。やる気満々のマイクだが、近くのトレーラーハウスに住む友人ジェリーが起こした「事件」のせいで、店の全ビデオの中身が消去されてしまう。困った二人は自分たちで映画をリメイクし、それを客に貸し出すのだが…。
「貸す中身がないなら、自分たちで作ってしまえ!」という発想で次々に名作・旧作映画をリメイクしていくのは、『スクール・オブ・ロック』のジャック・ブラックとラッパーのモス・デフ。リメイクされるのは『ゴーストバスターズ』『ロボコップ』『ライオンキング』など一貫性はない。だが、手作り感がうけ、評判を呼んでいく。監督は『エターナル・サンシャイン』のミシェル・ゴンドリー。本作ではとくに奇をてらった映像は出てこない。むしろ「映像派」と言われることに反発するかのように、メジャー作品を登場人物たちがチープにリメイクしていくのだ。それが人気を呼ぶというところに、メジャーに対するアンチテーゼが含まれているのだろう。

映画に対する人々の熱意というものを感じる作品でした。名作映画を自分たちで作り、それによって街の人々が交流を深める、下町人情物語って感じでしょうか(笑)有名な作品ばかりを描いているので、「ああ、こういうシーンあったなぁ」と思いつつ、そのあまりのお粗末な作りに新鮮さも感じましたただし、磁気の要素はストーリーを考えれば余計な設定なのかなと思いました店のビデオを全部壊すなら、もうちょい良い設定があったんじゃないかな。ラストの終わり方もあまり感動出来なかったのが残念もう1つぐらい展開があれば良かったなと思います。

この作品の評価・・・・75点
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ソウ5

2008年12月31日 05時23分55秒 | 映画評論サ行
製作年 : 2008年
製作国 : アメリカ
2008年11月28日公開
監督 : デイヴィッド・ハックル
出演 : トビン・ベル,コスタス・マンディラー,スコット・パターソン
official site

ジグソウの遺体と対面し、ゲームへの強制参加を知ったFBI捜査官ストラムは奇跡的にトラップを逃れる。ところが、満身創痍の自分に比べ、同じく生還したホフマン刑事は無傷で、しかも連続殺人事件解決の手柄を独り占めにしていた。一方、ジグソウことジョンの元妻ジルは弁護士から手渡された遺品の木箱を開けて驚愕する。そして、密室に監禁され、首輪で繋がれた5人の男女に新たなゲームの開始が告げられるのだった…。
ついに5作目を迎えた大ヒット・スリラーシリーズ。今作は、『ソウ2』からプロダクション・デザインを担ってきたデイヴィッド・ハックルが初めてのメガホンをとり、これまで巧妙にずらされていた時間軸を整理し、ある意味、仕切り直しの様相を呈している。が、「殺人ではなく、更生のチャンスを与えている」とゲームの哲学を主張するジグソウが、ジルに託した遺言と遺品の中身は何なのかという新たな謎が提示される。さらには、ストラムがジグソウの後継者とにらむホフマンの抱える苦悩も明かされ、新たなゲームの展開を期待せずにはいられなくなる。脚本は前作に引き続きマーカス・ダンスタンとパトリック・メルトンのコンビ。

毎年ハロウィンの時期に公開されるのがSAWシリーズ。「ソウsaw97点」→「ソウsaw2 95点」→「ソウ3 78点」→「ソウ4 71点」と年々下がってますねぇで今回の最新作「ソウ5」。前作4作品を観ている事がまず前提です。前作からの続きから物語は始まります。言ってしまえば今回は前作で残っていた謎を説明する感じです。なので物語としては大して展開はありません4の詳しい解説書のようなのが5なのだけど、それでも新たな謎を残してくれたまずは「遺品の中身は何だったのか?」そして「真の後継者は誰か?」相変わらず焦らしてくれますねぇホフマン刑事が最初から怪しいのは確実なのだけど、それでもラストにストラム刑事が死ぬのは予想外でした!ジグソウが狙うのは社会的に何か悪い事をした人間だったはずストラム刑事って特に悪い事もしてないのに殺されちゃって、不思議というか可哀相な(笑)つーか今までのジグソウならば、ケースの中に入れば絶対に殺されるのだが、今回はケースに入ったホフマンが脱出しちゃうっていう今までと逆の展開これって裏で誰か別の人間が操ってるのかなと考えちゃいました。あともう一つ言えば、今までの登場人物がちょこちょこ出てくることに焦りました。「こいつ誰だっけ??」と数年前に見た前作の死んだ人物なんて覚えてませんよ(笑)
ストーリーとは別に、やはりソウと言えば残虐なシーンが見物!!今回もそういうシーンはあったけど意外にグロさは抑え目だった気もしますというか定番の一般人が巻き込まれるゲーム。今回も男女5人のゲームに参加させられるわけだけど、どういうわけか今回はストーリーに全く繋がりがない完全に「男女5人のゲーム+今までの謎の説明」と別々に描かれているんですね…。これが6で繋がるのかもしれませんが
6を観れば5の評価がもっと上がるのかもしれませんね。6に期待!!

この作品の評価・・・・71点
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軍鶏 Shamo

2008年12月31日 05時19分47秒 | 映画評論サ行
製作年 : 2006年
製作国 : 香港=日本
2008年5月3日公開
監督 : ソイ・チェン
出演 : ショーン・ユー,魔裟斗,ディラン・クォ,ブルース・リャン,石橋凌
official site

両親を惨殺した罪で少年院へ送られた成瀬亮。最愛の妹も去り、周囲の少年たちから虐げられる中、彼は終身刑の囚人・黒川から空手を習い、強さを身につけた。退院後男妾をしながら妹を探す成瀬は、道場に誘ってくれた黒川の弟子でヤクザの山崎を裏切り、同じくヤクザの望月が主催する総合格闘技「リーサルファイト」へと出場することに。しかしそれは親殺しの成瀬を相手選手に倒させて大会を盛り上げようという望月の罠だった……。
ドラマ「スケバン刑事」シリーズや『AKIRA』などの脚本で知られる橋本以蔵のコミックを、香港映画界の若き奇才ソイ・チェン監督の手で映画化。地獄を見た少年が空手と出会い戦いの世界へと身を投じていく姿を、変幻自在の映像で描く。主演のショーン・ユーはそれまでの好青年的な印象を一変させる、野獣のような激しく猛々しい演技を披露。アクションの切れ味も鋭い。“台湾の速水もこみち”ことディラン・クォも長い手足を自在に動かす美しいファイトシーンを見せてくれる。また日本からは主人公成瀬の敵役として格闘家の魔裟斗が出演。さらに少年院長役で出演した石橋凌は、彼らしい凄みと嫌味の効いた演技で作品にスパイスを与えた。

面白いのはホントに最初の方だけで、終わりに近づくにつれて薄っぺらい話になってきます親を殺し少年院に入りイジメに会うが、そこで空手を覚え格闘技に挑戦するストーリー。彼がそこまでして闘う理由が全然見えてこないので、金のためにしか思えません。妹を思うだけでそこまでやるのか普通?しかも重傷を負ったのに黒川と特訓して痛みを克服できるのも謎マサトの格闘シーンはやはり本物だけに迫力はありました。でもラストの終わり方は納得行きませんねこれからどうなるんだ!?って所で終わってしまって全然スッキリしません

この作品の評価・・・・53点
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252-生存者あり-

2008年12月29日 01時37分13秒 | 映画評論ナ行
製作年 : 2008年
製作国 : 日本
2008年12月6日公開
監督・脚本 : 水田伸生
出演 : 伊藤英明,内野聖陽,山田孝之,香椎由宇,木村祐一
official site

関東に直下型地震が発生して数週間後、都心の機能は回復しつつあった。しかし、この地震の影響で海水温度が急上昇、それは巨大台風を発生させ、その脅威が臨海副都心に迫っていた。東京消防庁のハイパーレスキュー隊が必死の救助にあたるなか、音波探索機が高潮による水没で壊滅した新橋の地下から「2、5、2(生存者ありの暗号)」の音をキャッチ。ハイパーレスキューの暗号を知っている人間が地下に閉じ込められているのだ…。
タイトルにある“252”とは、「生存者あり」を示すレスキュー信号のこと。閉じ込められ、救助を求めるときに、2回、5回、2回の順で壁などを叩くことで生存者がいることを伝える信号になっている。大地震、海面の上昇、巨大台風など、予測をはるかに上回る自然の脅威でパニック状態となった大都会。その状況下で、生存者を助け出すために命を賭けるハイパーレスキュー隊の姿を描いたヒューマンドラマだ。地下鉄内に閉じ込められた元ハイパーレスキュー隊員・篠原祐司を演じるのは伊藤英明。一方、生存者の救出に向かうレスキュー隊員・篠原静馬役には内野聖陽。地上と地下、救出する側とされる側のそれぞれの想いが胸に迫る。

観る前から嫌な予感はしていました。「日本沈没」のようにどうせ何人か死んで何人か助かるんだろ?っていう予想(笑)いやっ…そんなレベルじゃありません!!予想以上に酷かった(笑)
日本にあれだけの規模の台風が来ることがまず疑問に感じますあれだけ凄いのが来るって気象庁も分かってるなら避難させるとか何らかの対策は出来たんじゃ?つーか政府は何やってんだぁ???(笑)まぁそんな事も分からずにとりあえず東京湾に大津波が発生!!フジテレビがあっという間につぶされて、しかも2回も映像で映したのは日テレの計算かな?と思いましたお台場を飲み込んだ大津波は新橋に…。どんどん大津波によって人が飲み込まれ、もちろん汐留にある日本テレビ本社も飲み込まれてしまいました!
がっ……テレビでは日テレのアナウンサーがまるで地方のニュースを報道するかのような落ち着きで「さきほど大津波が起きました」と原稿を読んでましたいやいやいや!!!そこの下の階はもう浸水してますがっ早く逃げなさいよ!!(笑)
日テレのよく分からないメッセージは置いといて…。水は地下鉄まで流れてきます。もちろん大型の台風なので都心部全体が大パニックになってるはず!!と思いきや、出てくる映像は新橋付近だけ(笑)えっ???被災地は新橋限定ですか???(笑)しかも銀座線だけが大変なことになってるし(笑)

もーここまでの話だけでも面白すぎて笑えますでもまだまだあるんですね(笑)

地下鉄に大量の水が流れこんできて、そこに偶然にも居合わせたのが伊藤英明演じる主人公とその妻と娘。みんなパニックになる中でわざとらしくお母さんと娘がはぐれてしまいますお母さんは運良く地上に戻るのですが、主人公(夫)と耳の不自由な娘は行方不明ものすごい量の水によってほとんどの人が死にます。が、まぁここでもまた、わざとらしく主人公のその娘が生きていて意外にあっさり再会出来ちゃうんですねその他にも3人の人が生き残り、彼らは旧新橋駅のホームへと辿りつき、そこで助けが来るのを待ちます…。しかし助かった人の中の1人の女性が負傷しており、今すぐにでも輸血が必要という絶対絶命の状況になりますそんな時に、またわざとらしく別の人が持っていたのが“あわ・えもん”という熱帯魚用の酸素ポンプ。しかも水を柔らかくする液体までご丁寧に持ってました(笑)じゃあ準備万端だ!と思ったら女性の血液型はB型B型はなかなかいないだろ…と思ったら、研修医がまさかのB型(笑)もー、笑うしかない(笑)そんなこんなで女性は一命を取り留めます
それから彼らは救助を待ちますが、天井が崩れ主人公の娘が生き埋めに!!!これはさすがに死んだな……と思ったら生きてました洪水で助かって、今度は生き埋めから生還って…どんだけ運良いんだこの子は!?(笑)
そしてようやくレスキュー隊が到着します。台風の目玉に入り風が治まるのは18分間だけ!それまでに全員を救出しなければいけません!こんな一刻を争う状況において、何故かレスキュー隊と主人公たちは無駄話をダラダラと…そんな話あとでいいじゃねぇか、とイライラしました

あまりの馬鹿らしさに最初から最後までニヤニヤしながら観ていました(笑)ここまで観終わった後にイライラしたのは久しぶりかも!?実際に観れば逆の意味で笑えると思います!

この作品の評価・・・・49点
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ワールド・オブ・ライズ

2008年12月27日 03時42分38秒 | 映画評論ヤラワ行
製作年 : 2008年
製作国 : アメリカ
2008年12月20日公開
監督 : リドリー・スコット
出演 : レオナルド・ディカプリオ,ラッセル・クロウ,マーク・ストロング
official site

ロジャー・フェリスはCIAで最高の腕を誇るスパイ。世界中の戦場で常に死と隣り合わせの彼の任務を決めるのは、遠く離れた安全な場所で、時には子供の世話をしながら命令を下すベテラン局員エド・ホフマン。彼らの目的は、地球規模の破壊を含む爆破テロ組織のリーダーを捕まえること。正体不明のその男を罠にかけるには、味方すらも欺く完璧な嘘をつかなければならない。世界を救うのは、いったい誰のどんな嘘なのか…?
息もつけない頭脳戦と、一瞬先も読めない熱き戦いを描くアクション・エンタテインメント。監督は、『グラディエーター』『アメリカン・ギャングスター』のリドリー・スコット。原作は、ワシントン・ポスト紙のコラムニスト、デイビッド・イグネイシアスがCIA工作員を描いた2007年の小説「ボディ・オブ・ライズ」。

本物(?)の映像と見間違えるほどの迫力がありました。今の中東情勢をズバっと描いた作品だと思います!「主役2人のどちらの嘘が世界を救うのか?」というのがキャッチコピーですが、いつラッセル・クロウは嘘付いたっけ?(笑)嘘の情報で相手を騙せれば勝ち、騙されれば負けという心理戦を描いた今作。現代では携帯電話はもちろんのこと、レーダーや宇宙衛星による監視など高性能な機器が増え、それにより情報がすぐに伝わりますが、果たしてそれが本当に確かな情報なのか?という疑問も感じさせられますいざとなれば生の声が正しかったりするのかも…ラッセル・クロウ演じるホフマンと、ヨルダン情報局のハニ。この2人の駆け引きが個人的には楽しめました。とにかく自国(アメリカ)を愛するホフマンは、自国のためなら何だってしちゃう性格。そのせいで部下が危険な目に遭ってるというのに…それに対して、ハニの計画的な行動。その2人の間で困惑するのがディカプリオ演じるフェリスなのです。ハニに内緒で偽のテロリストを作っちゃおうなんて考えるところは、さすがアメリカ!と言えるかもしれませんねしかしフェリスが敵に捕まることで計画は台無しに…そんなフェリスを助けたのは誰でもないハニだったのです!
ラストのホフマンとフェリスの言葉が印象的でした!

ホフマン「中東なんて最悪だ。」

フェリス「そんな考え方の方が問題だな」

まぁまぁの作品だけど、考えさせられる作品でした!てか…最近のリドリー・スコット監督は社会風刺の映画ばっかり撮っていて、どうも好きになれません

この作品の評価・・・・72点
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K-20 怪人二十面相・伝

2008年12月22日 02時51分59秒 | 映画評論カ行
製作年 : 2008年
製作国 : 日本
2008年12月20日公開
監督・脚本 : 佐藤嗣麻子
出演 : 金城武,松たか子,仲村トオル,國村隼,高島礼子
official site

1945年の架空都市<帝都>。19世紀から続く華族制度により、極端な格差社会が生じる日本で、世間を脅かしている強盗がいた。“怪人20面相”と呼ばれるその強盗は、富裕層だけをターゲットとし、美術品や骨董品を魔法のようなテクニックで、次々と盗み出すというのだ。頭脳明晰でこれまでも数々の事件を解決してきた探偵、明智小五郎は、サーカスの人気曲芸師、平吉が謎の怪人20面相<K-20>だと疑い、捜査を始めるが…。
北村想原作の同名の小説を20年の構想期間を経て映画化。第2次世界大戦を回避した架空の日本を舞台に、富める者から金品を奪う怪人20面相の正体を明かしていく。名探偵、明智小五郎は、サーカスの曲芸師、平吉を<K-20>だと疑い、捜査するが、彼の婚約者、羽柴葉子は明智の行動に疑問を持たずにいられなかった。元祖・探偵小説のヒーロー、怪人20面相をバットマンやスパイダーマンのような全く新しいアクション・ヒーローとして甦らせた発想のセンスに拍手。出演は、金城武、仲村トオル、松たか子ほか。監督は、『ヴァージニア』で世界的に評価され、近年は『アンフェア the movie』など脚本家としても活躍している佐藤嗣麻子。

前評判が良かった通り、なかなか楽しめた作品でした日本版バットマンのような感じでしょうか、レトロな雰囲気の街並みもすごく良かったです!怪人二十面相が誰なのか、推理しながら見るときっと楽しめると思います!何だか全員怪しく見えました最後に犯人が判明するのですが、その動機が何だかあっさりしてたのが残念です。ラストにまたどんでん返しがあるのかなと期待してた自分も悪いのですが(笑)でもストーリーに関しては合格です!!映像に関してはCG使ってると感じつつも自然な感じで良かったと思います。でも銃で撃たれて追われるシーンとか、「一発ぐらい当たってるだろ~!?」って思うシーンが幾つかありましたがあとラストの飛行機操縦とか絶対絶対ありえませんからでもまぁこの映画は単なるアクション映画ではなく、ラブストーリーもコメディも色んな要素があるからこそ楽しめるんじゃないかなと思います!!久しぶりの当たり作品でした♪

この作品の評価・・・・78点
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地球が静止する日

2008年12月21日 05時42分18秒 | 映画評論タ行
製作年 : 2008年
製作国 : アメリカ
2008年12月19日公開
監督 : スコット・デリクソン
出演 : キアヌ・リーブス,ジェニファー・コネリー,キャシー・ベイツ
official site

任務遂行のため、ロボットの“ゴート”を従えて地球に降り立った人間型異星人“クラトゥ”。政府や科学者たちが謎の解明に奔走する中、ある女性と義理の息子は、クラトゥの任務に巻き込まれていく。そして二人は“地球史上最大の危機”が、今まさに訪れていることに気付く…。
『ウエスト・サイド物語』『サウンド・オブ・ミュージック』など数々の名作を生んだロバート・ワイズ監督によるSF映画をリメイク。ワイズ版でのクラトゥは人類に核兵器の放棄を要求したが、本作では環境破壊への警告へと変えられている。主演は、「マトリックス」シリーズ、『スピード』のキアヌ・リーブス。監督は『エミリー・ローズ』で世界中から絶賛されたスコット・デリクソン。

予告編で巨人がチラっと出ていて「あっ、つまらん」と薄々は感じていました。はい、つまらないです(笑)SF映画と言いつつ、別にエイリアンが襲ってくるわけじゃないし、出てくるのはキアヌ・リーブスの体を借りた宇宙人と、気持ち悪い虫くらいです前半でB級映画に登場しそうな巨人が出てきたのには驚きました宇宙人が地球に降り立ち、人類滅亡の警告をするが人間たちは耳を貸しません。アメリカ大統領は自分だけ安全な場所に避難しやがって顔すら出てきませんその大統領の代わりに国防長官のおばちゃんが指示するのですが、まぁこの人がまた自分勝手というかコロコロ考え変えちゃってさ。そんな感じで人間があーだこーだ言ってるので宇宙人たちも怒って攻撃するわけです。
そこで主人公の女性は宇宙人のキアヌに「人間は変われるわ!だから攻撃なんてしないで!」というわけです。Change!We can change!とどこかで聞いた事があるセリフが何度も出てきましたあれ…オバマさん…?てことは一度も顔見せない大統領はオバマさんか!?と、変な妄想をしていました(笑)で、結局は親子愛に感動して宇宙人たちは諦めて帰っていきます。血も繋がってない親子の姿を見て人類滅亡をやめるなんて、どんだけ優しい宇宙人なんだよ!!!!(笑)「私たちは変われるわ」とか言いつつ身勝手な行動ばかりしてる人間。つまり今回は宇宙人が良い人だったから助かったわけです。ハァ~くだらんわ

この作品の評価・・・・59点
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スピード・レーサー

2008年12月20日 02時13分40秒 | 映画評論サ行
製作年 : 2008年
製作国 : アメリカ
2008年7月5日公開
監督 : ウォシャウスキー兄弟
出演 : エミール・ハーシュ,スーザン・サランドン,ジョン・グッドマン
official site

レーシング一家に育ったスピードは、レース事故で死んだ兄の遺志を継いでレーサーとなり、地元のレースでぶっちぎりの優勝を果たした。その才能に目をつけたローヤルトンからスポンサーの申し出を受けるが、家族と共にレースに出ることを望みこれを断る。するとローヤルトンの態度が一変、すべてのレースは八百長で、スピードは勝てないと言い放つ。その言葉を証明するようにレースでの妨害が始まり…。
原作は、日本はもとより海外でも多くの人々に愛されたアニメ「マッハGoGoGo」。その大ファンであったラリー&アンディのウォシャウスキー兄弟が、VFX技術と映像センスを駆使して極彩色のレーシングワールドを作り上げた。特にレーシングマシーンが走り、跳び、ぶつかり合うレースシーンはダイナミックかつ変幻自在。想像だにしない映像の洪水は最高にエキサイティングだ。ストーリーの軸となるのは主人公スピード・レーサーの成長物語であり、彼の家族・スピード一家の家族愛の物語。エミール・ハーシュはスピードをアツく演じ、その周囲をジョン・グッドマン、スーザン・サランドン、クリスティーナ・リッチら実力派が温かく包んだ。

マッハGOGOを見た事がないので何とも言えませんが、とりあえず面白くはなかったですまずストーリーうんぬんよりも気になるのが派手すぎる色づかい最初は新鮮だったけど観ていくうちに気分悪くなりました(笑)ストーリーとしては深みが感じられず。メインは車なのだからそこをもっと力を入れて欲しかったです。クラッシュシーンとか全然迫力がなくて、オモチャがぶつかってる感じでした…。ゲームやアニメを意識して作ったように思えますが、実写なのだからもっと頑張って欲しかったな…。それと、あんだけクラッシュして死者はどれくらい出てるのでしょうか!?最初に言った通りマッハGOGOを知りませんが、死者が出れば大会中止が普通じゃ?(笑)まぁ車に全然興味がない人が観たら苦痛かもしれませんね眠い時なら確実に寝ちゃう作品でした

この作品の評価・・・・55点
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まぼろしの邪馬台国

2008年12月19日 23時25分33秒 | 映画評論マ行
製作年 : 2008年
製作国 : 日本
2008年11月1日公開
監督 : 堤幸彦
出演 : 吉永小百合,竹中直人,窪塚洋介,風間トオル,平田満,柳原可奈子
official site

昭和32年、島原鉄道で働く宮崎康平は、水害による鉄道復旧の際に土器の破片を見つけたのを機に、邪馬台国の探求を始める。目の不自由な夫に、妻の和子は魏志倭人伝、日本書紀、古事記などを繰り返し読み聞かせ、立体地図を作って九州各地を二人で旅するのだった。康平の口述を和子が書き留める共同作業で、康平だけでなく、夫婦の夢となった「まぼろしの邪馬台国」を著してゆく…。
昭和40年代の日本に邪馬台国ブームをもたらした目の不自由な文学者・宮崎康平と、彼を支え続けた妻・和子の絆を描く感動ドラマ。盲目の夫を支え続けた宮崎和子を演じるのは、日本を代表する映画女優・吉永小百合。偶然発見した土器から、邪馬台国を探し出すことへの執念を燃やす宮崎康平には、個性派俳優・竹中直人。窪塚洋介、江守徹、大杉漣、余貴美子など実力派俳優に加え、柳原可奈子、綾小路きみまろなど個性豊かなキャストが彩る。『明日の記憶』や『トリック劇場版』など、話題作を次々と発表する堤幸彦監督が、九州の美しい大自然を背景に描く、太古のロマンを追い求めた夫婦の愛の物語を堪能したい。

ギリギリ丸の内の上映最終日に間に合いましたチケットショップで破格の100円で売られていてビックリしましたちなみに自分は500円で購入500円なのに何か損した気分(笑)観る予定は無かったけど、先日の学園祭で堤幸彦監督が宣伝してたので観に行きたくなっちゃいました映画館に行くと若者と言える人は自分だけ。感想は…100円でこの出来なら文句なしでしょう!!「20世紀少年」も悪くはないけど、こちらもまた違った良さを感じました。吉永小百合も竹中直人も演技上手いそれに加えて脇を固める役者陣も上手な人ばかりでした!自分勝手な盲目の夫・康平と、それを支える妻・和子。最初は康平の態度に「わがままな人だなぁ」と思ってましたが、彼の直感や行動力には驚かされましたそんな夫を文句も言わずに支え続ける和子にまた驚き2人が最後に辿りついた、まぼろしの邪馬台国…。でも康平のすぐ傍にはいつも卑弥呼がいたんじゃないかなセリーヌ・ディオンの日本語主題かも良かったです♪♪老夫婦の話で若い人向けじゃないので、もうちょい刺激が欲しいなって思ったのも確かです。でも作品の完成度は高いと思いますよ

たぶんまだ金券ショップ行けば100円で売ってると思います!まだ池袋などでは上映しているので、100円で暇つぶしできるなら見る価値ありますよ~

この作品の評価・・・・78点
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カンフー・パンダ

2008年12月16日 02時14分50秒 | 映画評論カ行
製作年 : 2007年
製作国 : アメリカ
2008年7月26日公開
監督 : マーク・オズボーン,ジョン・スティーブンソン
声の出演 : ジャック・ブラック,ジャッキー・チェン,ルーシー・リュー
official site

中国の山深い村に住むパンダのポーは、村の“龍の戦士”の言い伝えを信じていた。父親はラーメン屋を経営していたが、ポーの憧れはカンフー。村のヒーロー、マスター・ファイブのようなカンフーの達人になるのを夢見ていたが現実は厳しかった。ある日、極悪カンフー・ウォリアー、タイ・ランが龍の巻物を狙い、村にやってくるという噂が流れる。巻物を守る“龍の戦士”が村から選ばれると聞き、ポーは武術大会に出場することに…。
『シュレック』シリーズ、『マダガスカル』のドリームワークス作品に、新しいヒーロー、パンダのポーが誕生。カンフーおたくのポーは、カンフーの夢をかなえるため、シーフー老師に入門する。ポーやマスター・ファイブが見せるカンフーの型は正に本物。CG技術も素晴らしく、特に色彩はこれまでのアニメには見られなかった美しさ。さらに、人も動物も、自分を信じれば夢を掴めるんだというポジティブなメッセージも含まれ、「心技体」揃った最強のエンターテイメントに仕上がっている。声優には、ジャック・ブラック、アンジェリーナ・ジョリーなど豪華キャストが。日本語版は、山口達也がポーを演じるなど、どちらも文句なく楽しめる仕上がり。

カンフーを題材にした作品はどうも好きになれん今作はアニメなので嫌いじゃないし普通に楽しいけど、展開が見え見えで「ふ~ん」って感じで観ていました。たくさんの修行や困難を乗り越えて、最後は悪者と戦って勝つっていうベタ過ぎる話ですまぁ、つり橋で戦うシーンだったり、敵が刑務所から逃げるシーンだったり、部分部分は楽しめるのかなと思います。パンダの親が何故アヒルなのかが疑問です(笑)アニメ映画としては合格点なので見る価値はあると思います

この作品の評価・・・・66点
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サイドカーに犬

2008年12月14日 03時03分51秒 | 映画評論サ行
製作年 : 2007年
製作国 : 日本
2007年6月23日公開
監督 : 根岸吉太郎
出演 : 竹内結子,古田新太,松本花奈,ミムラ,鈴木砂羽,トミーズ雅

不動産会社に勤める薫は、ある朝ふいに1週間の有給休暇をとった。馴染みの釣堀で釣り糸をたらしながら、ふと、父が会社を辞め、母が家を出て行った数日後のことを思い出した。ヨーコさんという女性が家に来るようになった。たばこをスパスパ吸い、自転車を乗り回し、夕食には、「エサ」と言って麦チョコを食べさせる、破天荒な人だった。しかし、子供と対等に向き合って話をしてくれるヨーコさんを薫は好きになっていく…。
長嶋有のデビュー作を『雪に願うこと』の名匠、根岸吉太郎が映画化。主演は、2年ぶりの映画出演となる竹内結子だ。『いま、会いにゆきます』など、はかなげな役が多かった竹内結子が、ぶっきらぼうだが、おおらかで愛情深いヨーコを颯爽と演じている。今までにない、カッコいい竹内結子を楽しめる。ヨーコを慕う子供時代の薫を演じたのは、『ハリヨの夏』の松本花奈。小学4年生の女の子と言えば、大人の世界に憧れながらも、まだ遠くから覗いている年頃。ヨーコと出会うことで、自分らしさを解き放つ楽しさを知り、成長していく様を自然体で演じている。父親に頭突きをし、「ワンワン!」と吠えるシーンが、本作のテーマを象徴している。

嫌いじゃない作品。だけど物足りなさがあってサッパリし過ぎた作品に思えました。ヨーコの自由気ままな生き方も良かったけど、薫のおどおどした感じが印象的でした♪ヨーコに出会ったことで薫の生き方とか考え方が変わるのかと思ったら、大人になってもそこまで変わってなくでもヨーコと過ごした夏はきっと薫にとって良い経験になったはず。昔を思い出せるような、ほのぼのした作品でした!意外に豪華な俳優がたくさん出てますよ

この作品の評価・・・・73点
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ミラーズ

2008年12月11日 02時18分39秒 | 映画評論マ行
製作年 : 2008年
製作国 : アメリカ
2008年12月26日公開
監督 : アレクサンドル・アジャ
出演 : キーファー・サザーランド,ポーラ・パットン,エイミー・スマート
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同僚を誤って射殺してしまい停職処分になった元警官のベンは、荒廃したデパートの夜警の仕事に就くが、そこの“鏡”に触れたことから、絶望的な恐怖を経験する。鏡に浮かぶ謎のメッセージ、不可解な連続死、そして家族を脅かす死の恐怖…。“鏡”にまつわる過去の怪事件を探るうち、一人の少女の存在が浮かび上がる…。
『ハイテンション』『ヒルズ・ハブ・アイズ』で世界中から物議を呼んだ、ホラー・スプラッター界の新星アレクサンドル・アジャ監督が、韓国ホラー『Mirror 鏡の中』をリメイク。主演は人気ドラマ「24-TWENTY FOUR-」のキーファー・サザーランド。

「24」と見てる感覚でしたがっ…見ていくうちに、なかなかの恐怖があって楽しめました♪ホラーとして、グロさとして、久しぶりの当たりかもしれません。悪魔が鏡から人を殺していくという面白い設定でした。さすが「ハイテンション」の監督だけあって、映像にも力が入ってます!ショッキングな描写が続く中、とくに主人公の妹の殺され方は、かなりゾっとしましたいきなり自分の口があんなことになったら…きゃーきゃー!!てか、なぜ悪魔は鏡に入ってるかは分かりませんが…(笑)家族を守るために悪魔の真相に迫っていく主人公。でも、平穏に暮らしてたシスターをまた連れ戻して悪魔にしちゃうってのは衝撃的というか、彼女が可哀相に思えました。ラストの終わり方は個人的には嫌いじゃなく“なるほどね~”って感じでしたが、結局なぜ逆の世界になってしまったか説明がなかったので、そこが残念ですね

この作品の評価・・・・69点
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フールズ・ゴールド カリブ海に沈んだ恋の宝石

2008年12月08日 03時59分07秒 | 映画評論ハ行
製作年 : 2008年
製作国 : アメリカ
2008年5月31日公開
監督 : アンディー・テナント
出演 : マシュー・マコノヒー,ケイト・ハドソン,ドナルド・サザーランド
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宝探しに情熱を燃やすトレジャーハンターのフィン。しかし宝探しの借金でギャングに狙われ、妻のテスにも愛想を尽かされてしまう。一方のテスは大富豪ナイジェルのヨットで働きながら人生の立て直そうとするが、なぜかそこにフィンが乗り込んでくる。宝へとつながる決定的な証拠を発見し、ナイジェルをスポンサーにつけようというのだ。そしてフィンとテスは、乗り気になったナイジェルとその娘ジェマと共に宝探しに向かうが……。
海に沈んだ中世の財宝を巡って、宝の奪い合い、そして恋のかけひきが繰り広げられるアドベンチャームービー。『10日間で男を上手にフル方法』で共演したマシュー・マコノヒーとケイト・ハドソンが主演とあって、ラブストーリー色が強い内容となっている。マコノヒー演じるフィンとハドソン演じるテスの関係を中心に描き、財宝のように大切な“宝”の存在を映し出していく作品であり、アドベンチャー要素はむしろロマンスを引き立てる存在だ。とはいえ宝探しの描写の手を抜いているわけではなく、むしろ現実的な宝探しをしっかり描写している。大人がしっかりと楽しめるアドベンチャー作品と言えるだろう。

悪くはないが新鮮味がない作品でした。お宝を敵と奪い合うのだけど、そこまで緊張感がないのでコメディっぽくなってるのが残念ですアクション映画だと思って真剣に観たらガッカリすると思うのでご注意をまぁ海の美しさには感動しましたが…

この作品の評価・・・・65点
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ハッピーフライト

2008年12月07日 01時25分47秒 | 映画評論ハ行
製作年 : 2008年
製作国 : 日本
2008年11月15日公開
監督 : 矢口史靖
出演 : 田辺誠一,時任三郎,綾瀬はるか,吹石一恵,田畑智子,寺島しのぶ
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機長昇格への最終訓練である、乗客を乗せた実機での操縦に臨む副操縦士。その試験教官として同乗する威圧感バリバリの機長。初の国際線フライトに戦々恐々の新人CA。CA泣かせの鬼チーフパーサー。乗客のクレーム対応に追われる日々に限界を感じるグランドスタッフ。離陸時刻が迫り必死にメンテナンス中の若手整備士。窓際族のベテランオペレーション・ディレクター。ディスパッチャー、管制官、バードパトロール…。1回のフライトに携わるまさに多種多様なスタッフ達。そんな彼ら使命はただ一つ!飛行機を安全に離着陸させること。その日のフライトも、定刻に離陸、そのままホノルルまで安全運航!!のはず…だったが…。
『ウォーターボーイズ』で男のシンクロ、『スウィングガールズ』で女子高生のビッグバンドジャズとユニークな題材をテーマにした2つの作品で、日本中に笑いと涙と爽やかな感動を届けてくれた矢口史靖監督の新作は「ヒコーキ」がテーマ。一機の飛行機が飛び立ち着陸する為に、いかに多くのスタッフが携わっているか、その様々な部署に取材をし物語を作り上げた。

矢口史靖監督の最新作!感想はまぁ予想通りの展開というか、飛行機でクレーマーがいて、エンジントラブルで危なくなって、最後は無事に助かるっていう、飛行機映画ではよく使われる流れですよね。個人的には飛行機の中の話より空港での話の方が面白かった気がします。なかなか空港内を描いた作品って少ないと思うので新鮮でしたネジ1つが人の命にかかわるのだと改めて飛行機整備士の人を尊敬しました。整備士は良いとして、CAは…あんなCAがいたら正直困りますが、映画の中ではあれぐらいやってもらえると面白かったです♪とくにヅラが好きです(笑)登場人物が個性的で楽しめましたね部分部分は良いのだけど、やっぱり全体で見ちゃうと良い出来とは言えないのが残念余計なものを詰め込み過ぎてるように感じましたANAの宣伝が嫌と言うほど伝わってきましたが…

この作品の評価・・・・72点
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素敵な人生のはじめ方

2008年12月05日 03時29分50秒 | 映画評論サ行
製作年 : 2006年
製作国 : アメリカ
日本未公開
監督 : ブラッド・シルバーリング
出演 : モーガン・フリーマン,パス・ペガ
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モーガン・フリーマンは4年ぶりに映画に出ようかとしている有名な俳優役。ディレクターのいとこに連れられて、映画の舞台であるカーソンにあるしょぼくれたスーパーに行く。そこでモーガン・フリーマンは10 items or lessのレジにいるスカーレット (パス・ペガ)に興味を持ち、夜まで行動を共にする。レジの仕事を毛嫌いしている彼女は、転職を考えており、この日の午後に面接を控えていた。その準備をモーガンが独自の方法で手伝いながら、二人の不思議な交流が始まる・・・。
クリント・イーストウッド監督『ミリオンダラー・ベイビー』('04)でアカデミー賞を獲得した名優、モーガン・フリーマンが主演&プロデュースを務めた今作。映画の中では名前のわからない“栄光の過去を持つ俳優”は、それこそフリーマン自身にも重ね合わせられるような設定。一方、彼と出会うスーパーのレジ担当の女性は、アダム・サンドラーとの共演で人気を集めたハートフル・コメディ『スパングリッシュ 太陽の国から来たママのこと』('04)のパス・ベガ。

脇役と言えばモーガン・フリーマン!だと勝手ながら思います。そんな彼の主演作。モーガン・フリーマンの主演作って観るの初めてかもしれません感想を言いますと、正直言って微妙なところです有名俳優がスーパーに行って女性と出会うってところまでは悪くないけど、そこから話が進みそうで進まないタイトル通り、素敵な人生が始まったような感じですが、なんだかサッパリし過ぎてました

この作品の評価・・・・63点
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