股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語

2013年07月07日 11時24分43秒 | 映画評論タ行
製作年:2012年
製作国:日本
2013年1月26日公開
監督:行定勲
出演:阿部寛,小泉今日子,野波麻帆,風吹ジュン,真木よう子,忽那汐里,大竹しのぶ
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春二は艶という女性と駆け落ちまでして大島へとたどり着くが、気ままな妻の不貞に翻弄されてきた。そんなある日、艶の病気が発覚し、さらには昏睡状態に陥ってしまい、これまで無心に彼女を愛し続けてきた彼は激しく動揺する。ついに春二は最愛の妻と深い仲だった男性たちに、艶が瀕死の状態にあることを知らせようと思い立つが…。
『今度は愛妻家』でも夫婦愛をテーマにした行定勲が監督を務め、直木賞作家井上荒野の小説を映画化した恋愛群像劇。死の床にある妻を中心に、彼女の夫によってもたらされた思わぬ知らせに振り回される男女のドラマを描き出す。愛に全てをささげた主人公を演じるのは、『テルマエ・ロマエ』も好評だった阿部寛。小泉今日子に野波麻帆、風吹ジュンに真木よう子、忽那汐里に大竹しのぶら大物女優から若手まで豪華共演の物語に熱中する。

豪華俳優陣が出演した作品。“つや”という1人の女性と、その女性に関係する6人の女性。映画の中には主に5つの物語が描かれています。その5つの話が最後には1つに繋がれば面白いのですが、これが全く繋がらない。それぞれのエピソードがあるだけで「だから、何?」と思ってしまうほど答えの無い終わり方。艶に翻弄される男女の恋愛模様を描いているのに5つ話すべてが引き込まれない内容。結局は何が言いたかったのか分からないまま終了…。人間は自分勝手な生き物とか?女は魔性の生き物とか?もっとエロかったりするのかと思いきや、地味な作品です。阿部寛が主演なのだから、主演らしく描いてほしかった。バラバラの短編映画を観た感じです。艶を最後まで出さなかった演出は好きです。あとは、小泉今日子と荻野目慶子のバトルが面白い。
クレイジーケンバンドの曲のように「まぁ、いいや」とは片付けられません!(笑)

この作品の評価・・・・55点

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