股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

モンスターズ・ユニバーシティ

2013年07月08日 14時00分19秒 | 映画評論マ行
製作年:2013年
製作国:アメリカ
2013年7月6日公開
監督:ダン・スカンロン
声の出演:田中裕二,石塚英彦,青山穣
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人間の子どもたちを怖がらせ、その悲鳴をエネルギー源として用いるモンスターの世界。そこに暮らすモンスター青年マイクは、明朗活発でポジティブな思考の持ち主だったが、仲間よりも体が小さくてルックスもかわいいことに劣等感を抱いていた。これでは子どもたちを絶叫させる“恐がらせ屋”にはなれないと、世界中のモンスターが憧れを抱く名門大学「モンスターズ・ユニバーシティ」に入学。期待に胸を膨らませる彼だが、そこにはサリーを筆頭に大きくて姿が恐ろしい“恐がらせ屋”のエリート候補生があふれていた。
ディズニー/ピクサーの代表作である、『モンスターズ・インク』のシリーズ第2弾にして前日譚。人間の子どもたちを怖がらせるのが仕事のモンスター・コンビ、マイクとサリーが学生時代に繰り広げた冒険を活写する。メガホンを取るのは、『101匹わんちゃんII パッチのはじめての冒険』や『カーズ』などに携わってきたダン・スカンロン。幼い頃のキュートなマイクのビジュアルや、舞台となるモンスターたちが通う大学のユーモラスな雰囲気も見どころだ。

「モンスターズ・インク」から、もう11年が経つのか…。本作はマイクとサリーが怖がらせ屋になる、ずっと前のお話。
ここ数年は「カーズ2(67点)」「メリダとおそろしの森(58点)」と個人的に低評価の作品が続いていたピクサーでしたが、本作は期待を裏切らない素敵な作品でした♪マイクの幼少期がめっちゃ可愛い!!それだけで癒されてしまいますが、他にも個性的で可愛いキャラクターがたくさん出てきます。子供の頃の夢を大人になっても目指すマイクの姿がとても印象的でした。モンスターだって人間だって、“強い×弱い”“合う×合わない”“出来る×出来ない”があるのは仕方ないこと。でもそういう理由で夢を諦めるのではなく、自分の個性をしっかり知って自分なりの道を歩いていくことが一番大事なことなのだと本作を観てて思いました。努力したって夢は叶わないことがあるけど、でも努力しないと夢は叶わない。理想と現実は違うけれど、夢を持つことの大切さや仲間を持つことの大切さをマイクやサリーたちから教わりました。

全体の流れとしてはピクサーらしいというか、言っちゃえば平凡なストーリーかもしれません。マイクに比べると、サリーの描き方が大雑把に感じてしまい、サリーには共感しづらかった。結局、マイクとサリーは大学中退?になってしまいましたが…でも2人が新しい居場所を見つけたのだから良かった良かった!ピクサーとしては「トイ・ストーリー3」以来の観る価値あり作品です。

この作品の評価・・・・75点
コメント
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