股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

カラスの親指

2013年07月30日 16時52分44秒 | 映画評論カ行
製作年:2012年
製作国:日本
2012年11月23日公開
監督:伊藤匡史
出演:阿部寛,村上ショージ,石原さとみ,能年玲奈,小柳友,ベンガル,鶴見辰吾
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ベテラン詐欺師のタケと、どこかマヌケな相棒のテツ。ある日、ひょんなことからまひろという少女と知り合ったのをきっかけに、二人は彼女と姉のやひろ、その恋人の貫太郎と共同生活を送るハメになってしまう。全員が不幸な生い立ちを背負っていたこともあり、彼らは次第に奇妙な絆を育んでいく。そんな中、タケが過去に自分が引き起こした事件が深く関わった大勝負に挑むことになる。テツやまひろたちも一致団結し、一大詐欺作戦が動き出すが…。
「月と蟹」で直木賞に輝いた作家、道尾秀介の小説を実写化。ワケありの詐欺師コンビが、ひょんなことから共同生活を送ることなった姉妹と青年と共に一世一代の勝負に挑む姿を活写する。『テルマエ・ロマエ』の阿部寛とベテラン芸人の村上ショージが詐欺師コンビにふんし、絶妙な掛け合いを披露。共演には『北の零年』の石原さとみ、『グッモーエビアン!』の能年玲奈、『トウキョウソナタ』の小柳友など、バラエティー豊かな顔ぶれが集結。全編にちりばめられた伏線が一気に回収される、ラスト20分に圧倒。

詐欺師コンビと姉妹と青年が、一世一代の大きな賭けに出るお話。こういうドンデン返し的な作り方をしている映画、とても好きなんです。どこかに物語のヒントが隠されている!?とか考えながら観るのが楽しいのです。5人の奇妙な共同生活も面白い♪ただ…160分はさすがに長すぎる!!160分を観終わってから振り返ると、そこまでのドンデン返しも無く、ラスト20分が衝撃とか宣伝文句で言ってたわりには、驚きも弱かった。騙す騙されるっていう話なのにドキドキ感が無くて、都合が良すぎる展開が気になりました。そして村上ショージの素人演技も気になった…。

冒頭の競馬場のシーンを観た時は「おっ!?面白そう!」と思いましたが、そこから話が単調な感じがしました。テンポの悪さも垣間見えた。キャストの豪華さや、期待してた作品だっただけに、ちょっと残念でした…

この作品の評価・・・・66点
コメント
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