股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

グーグーだって猫である

2009年05月19日 04時08分08秒 | 映画評論カ行
製作年 : 2008年
製作国 : 日本
2008年9月6日公開
監督・脚本 : 犬童一心
原作 : 大島弓子
出演 : 小泉今日子,上野樹里,加瀬亮,大島美幸,村上知子
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愛猫サバを亡くした女性漫画家の麻子は、悲しみで漫画を描けなくなってしまう。ナオミらアシスタントも心配で仕方がない。そんなある日、麻子は小さな子猫と出会う。グーグーと名付けたその子猫と暮らしはじめて、麻子の日常は一変、元気な表情が戻ってきた。暫くしてグーグーの避妊手術のために動物病院に向かうが、その途中、グーグーが逃げ出してしまう。必死で探す麻子を助けてくれたのは、近所に住む青年・沢村だった。
漫画家・大島弓子の自伝的エッセイ漫画を、『ジョゼと虎と魚たち』や『眉山』など、繊細な人間描写に定評のある犬童一心監督が映画化。「みんなが対等に、この地球で頑張って生きているんだ」という原作のテーマが、猫のグーグーをはじめいろんな動物たち、そして様々な思いを抱えた人間たちを登場させることによって、より分かりやすいメッセージとして伝わってくる。『空中庭園』以来3年ぶりの映画主演作となる小泉今日子が、才能に満ち溢れながらもどこか内気で、繊細に心が揺れ動く天才漫画家を好演。もちろん、その仕草が観る者の心を掴むグーグーの愛らしさは、猫好きならずとも心を癒されるハズ。

ゆっくりと時間が流れる、ほのぼのした作品です。いやっ、ほのぼのし過ぎていたかな前半は吉祥寺の街を舞台に麻子先生とせいじさんとの恋模様だったり、グーグーとの生活が描かれていて良かったんだけど、後半になっていきなり色んな事が混ざってきて、まとまりが無いように思いました。ナオミの彼の浮気とか、先生の病気とか…。ナオミの呼びかけで女子高校生たちがあそこまでやるとは思えないし一番謎なのがラストで死んだサバが人間の姿で出てきたこと…よく分かりません(笑)タイトル通り、細々したサイドストーリーはいらないから、グーグーを全面的に出して欲しかったです!

あー吉祥寺住みてぇ!!

この作品の評価・・・・67点
コメント
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