股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

死にぞこないの青

2009年05月01日 02時19分22秒 | 映画評論サ行
製作年 : 2007年
製作国 : 日本
2008年8月30日公開
監督 : 安達正軌
原作 : 乙一
出演 : 須賀健太,谷村美月,城田優,入山法子,瓜生美咲,博多華丸,坂井真紀

気の弱い小学6年生・マサオは、生き物係を決めるできごとがもとで、新任教師・羽田に嫌われてしまう。それ以来、羽田は何かにつけマサオを理不尽に攻撃し、やがてクラスメイトたちもマサオいじめに興じ始める。ゴミ扱いされ、命の危機にまで追い詰められた時、マサオの前に現れたのは、全身真っ青の不気味な少女・アオだった。傷だらけで、片目片耳はつぶれ、白い拘束服を着たアオは、やがて教室中を恐怖に陥れていく。いつしかアオの残虐性に、マサオ自身も取り込まれていき…。
小説界のヒットメーカーであり、ホラー界の俊英、乙一の同名傑作書き下ろし長編小説を映画化。監督は『リング』『呪怨』などジャパニーズホラーの代表作すべてに携わり、乙一作品初の映画化『ZOO~seven rooms』で監督デビューを果たした安達正軌。主演のマサオ役は、「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズや『花田少年史 幽霊と秘密のトンネル』の須賀健太。また、凄惨な特殊メイクを施しながらも、美しさと確かな演技力で少女・アオを見事に演じきった谷村美月は、『リアル鬼ごっこ』『神様のパズル』と公開作品が目白押しの若手No.1.そして『ヒート アイランド』など話題作で独自の存在感を発揮している城田優は、迫真の演技で虐待教師を演じきり、新境地を開いた。

乙一作品の映画は全て観てきましたが当たりとハズレの差が激しいもんです「きみにしか聞こえない」や「暗いところで待ち合わせ」はとても良かったけど最近の「KIDS」とかはイマイチでした…。で本作も、どうもパッとしない。原作を読んでいたので展開は知ってるけど、それでも原作を削りすぎって感じます。谷村美月のアオはどうもしっくりこないし登場人物の感情も伝わってきませんでした…。教師が1人の生徒をイジメてるだけとしか思えません!!理由も無くマサオをターゲットにした感じでキッカケが全然分からない。んでラストも、教師が過去の父親との話をし始めたけど話の繋がりが分からんし説明不足以上の説明不足で、原作が好きな自分にとっては期待はずれでした。
もうすぐレンタル開始されるGOTHに期待♪

この作品の評価・・・・66点
コメント (1)
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